このページのまとめ
- 履歴書に書けるTOEICのスコア基準は企業によって異なる
- TOEICのスコアは履歴書の資格欄に記入する
- TOEICのスコアに有効期限はないが、なるべく2年以内が望ましい
- 履歴書にTOEICのスコアを書くときは、嘘の記載を避けよう
TOEICを受けたことがある就活生は、「せっかくだから履歴書に書きたい」と考えているのではないでしょうか。
しかし、企業によって異なるものの、ある程度のスコア基準を満たしていなければアピールになりません。また、履歴書にTOEICスコアを正しく表記できていることも大切です。
履歴書を書き始める前に、正しい書き方やアピールとして有効な点数を把握しておきましょう。
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履歴書にTOEICの点数を書けるのは何点から?
TOEICをアピールする場合、何点からが履歴書に書けるラインなのでしょうか。
実際のところ明確な基準は存在しませんが、一般的には以下の点数がベターとされています。
英語を使わない場合は600点以上
英語を使わない企業や職種を志望している場合、600点以上がアピールになるといわれています。基本的にTOEICの平均点はおよそ590点前後なので、英語を活用しない場合は「平均点以上取れていれば十分」という認識のようです。
英語を使う場合は750点~800点以上
英語を使う機会が多い企業や職種の場合、750点~800点以上が望ましいとされているようです。TOEICの公式サイトでは、「英語で書かれたビジネス文書を理解できるライン」とされています。
企業によって判断基準は異なる
目安点数をお伝えしましたが、上記のスコアはあくまで一般的な目安であり、判断基準は企業によって異なります。
TOEICについて言及がなくても、採用面接で英語力をチェックされる場合があるため、注意が必要です。
企業の募集要項で必須スコアを明記している場合もある
一部ですが、募集要項にTOEICの必須スコアを明記している企業もあります。もちろんTOEICだけで判断するわけではありませんが、選考や入社までにはそれ以上のスコアを取得しておいたほうが良いでしょう。
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履歴書へのTOEICスコアの書き方
TOEICスコアの履歴書への書き方をご紹介するので、参考にしてください。
資格欄に「受験した年月・試験名・点数」を記載
TOEICのスコアは、履歴書の「免許・資格」欄に記入しましょう。書く項目は受験日、試験名、スコアです。試験名は正式名称で記載し、最後に「取得」と書くのも忘れないよう注意しましょう。
記入例
2020年 1月 TOEIC公開テスト 700点取得
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TOEICのスコアには有効期限がある?
TOEICのスコアには特に有効期限は定められていないため、数年経過したスコアも履歴書に書けます。ただ、できるだけ新しいスコアを記入するのが無難でしょう。
なるべく2年以内の点数を書く
何度かTOEICを受けたことがある場合は、なるべく2年以内のスコアを書きましょう。古いスコアでも問題はありませんが、新しいスコアを示したほうが「現在も英語に力を入れている」「知識をアップデートしている」というアピールになります。
また、TOEIC公開テストの公式認定証を再発行できるのが受験日から2年以内というのも理由の一つです。企業から認定証の提示を求められてもすぐに対応できます。
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TOEICを履歴書に書く際の注意点
TOEICのスコアを履歴書に書く際は、以下の点に注意しましょう。
嘘のスコアを書かない
企業が求める基準や一般的な目安に満たない場合でも、嘘のスコアを書くのは禁物です。先述したようにTOEICのスコアを明記する企業は一部で、選考では人柄や熱意など、ほかの部分も見られます。そもそもTOEICに限らず、応募書類に嘘を書くことは経歴詐称になるのでやめましょう。
企業によっては「TOEIC IP」のスコアが認められない可能性も
「TOEIC IP」は公開テストと違い、学校内で団体受験したものを指します。企業によってはTOEIC IPのスコアが認められない場合もあるため、注意が必要です。
ただし、TOEIC IPは公開テストとは受験形式が異なるだけで、難易度やスコアの基準に違いはありません。そのため、英語力をアピールしたいなら書かないよりは書いておいたほうが良いでしょう。
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