このページのまとめ
- 就活でビジョンが聞かれるのは、自社との相性や志望度を見るため
- 就活でのビジョンを考えるためには、自己分析や企業分析が欠かせない
- 就活では、プライベートな内容や現実的でないビジョンは避けよう
「就活のビジョンはどう答えればいい?」「どんな内容が評価される?」などと気になる就活生も多いでしょう。評価されるビジョンを考えるためには、企業研究などの準備を行い、企業の方針にあう内容を伝えるのがポイントです。
この記事では、就活でビジョンや目標について聞かれた場合の答え方や、考え方について解説しています。最後まで読めば、将来のビジョンを明確にし、評価されるアピールを実現できるはずです。
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- 就活で聞かれるビジョンとは「自分がどのようになりたいか」の計画
- 就活で将来のビジョンが聞かれる理由
- 企業との相性を確かめるため
- 志望度の高さを確かめるため
- 学生が希望する働き方を確かめるため
- 成長への意欲を確かめるため
- 自己分析ができているか判断するため
- 就活で答えたい将来のビジョンの内容
- 仕事に関連している
- 志望企業で実現できる
- 就活で聞かれた際に避けたほうがよいビジョンの内容
- 企業側にメリットがないビジョン
- 抽象的でわかりにくいビジョン
- プライベートについてのビジョン
- ほかの企業でも実現できるビジョン
- 就活でビジョンを伝える場合の構成
- 1.成し遂げたいビジョンを伝える
- 2.ビジョンを掲げた理由を伝える
- 3.理由を裏付けるエピソードを伝える
- 4.ビジョンの実現により企業に貢献できることを伝える
- 就活のビジョンを考える際に必要な4つの準備
- 1.自己分析を実施する
- 2.業界研究を行う
- 3.企業研究を行う
- 4.就活の軸を考える
- 就活で伝える将来のビジョンがない場合の作り方
- 1.具体的な将来の目標を決める
- 2.目標達成に向けた過程を考える
- 3.自分の価値観からキャリアプランを考える
- 就活で伝えるビジョンを考える際のポイント
- いつまでに実現するかを決める
- 企業の方針にあうビジョンを選ぶ
- 簡単に達成できるビジョンは避ける
- 将来のビジョンについてのキャリアアドバイザーのアドバイス
- 就活で将来のビジョンを答える際の例文
- 商品開発を行いたい場合の例文
- 海外事業で活躍したい場合の例文
- 就活に必要なビジョンを考えたいあなたへ
就活で聞かれるビジョンとは「自分がどのようになりたいか」の計画
就活で聞かれるビジョンは、「自分が将来どのようになりたいか」について考えた計画のことです。志望企業に入社できた場合、どのように成長し、どのようなことを成し遂げたいかの考えが聞かれています。
就活でのビジョンは、入社意欲や自身の考え方を示すために欠かせません。聞かれたときのために、5年後10年後はどのようになっておきたいか考えておきましょう。
5年後など将来について答えるコツは「5年後の自分を魅力的に答える方法を伝授!分からない際の対策や例文も解説」の記事も参考にしてください。
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就活で将来のビジョンが聞かれる理由
就活でビジョンが聞かれるのは、志望度の高さや成長意欲を確認するためです。アピールできるように、企業の質問意図を把握しておきましょう。
企業との相性を確かめるため
企業は、就活生のビジョンを聞いて自社との相性を確認しています。ビジョンの内容が自社で実現できないと、採用しても活躍が難しいからです。
企業は就活生のビジョンを確認し、自社でどのようなキャリアを歩んでもらえるかを考えます。具体的なキャリアを伝えるほど、入社後のイメージを持ってもらいやすいでしょう。
企業との相性を確かめるには、企業研究で仕事内容や社風について知っておくのが大切です。企業研究の方法は、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」で解説しています。
志望度の高さを確かめるため
就活のビジョンからは、志望度の高さも見られています。志望度の高い就活生は企業についてしっかりと調べており、より具体的なビジョンを考えられるからです。
ビジョンで志望度の高さをアピールするためには、企業の仕事やキャリアプランを調べたうえで伝えましょう。企業の状況に合う内容を伝えられると、採用担当者からの評価が上がります。
学生が希望する働き方を確かめるため
学生が希望する働き方を知るためにも、ビジョンが確認されています。ミスマッチを防止し、長期的に働けるためにもビジョンが欠かせません。
総合的に幅広い仕事をこなすゼネラリストを目指す就活生もいれば、専門分野に特化したスペシャリストを目指したい就活生もいます。ビジョンがわかれば、入社後の人員配置に役立つため、面接での回答を通して確認されているのです。
成長への意欲を確かめるため
就活生が成長意欲を持っているかどうかも、ビジョンから見られているポイントになります。人それぞれ成長意欲は異なり、入社後の指導方針にも影響があるからです。
たとえば、ゆっくりと時間をかけて、着実に成長したい人もいます。一方で、入社後すぐにでも大きな仕事を任せられ、成長したい人もいるでしょう。企業の方針を決めるためにも、ビジョンが確かめられているのです。
自己分析ができているか判断するため
自己分析ができているかどうかも、ビジョンの回答から確認されています。自己分析ができていない人材を採用してしまうと、ミスマッチの可能性が高まり、早期離職につながるリスクがあるからです。
ビジョンがわかりやすい就活生は、自己分析ができており、自分のやりたいことや将来の目標が明確です。ビジョンを実現できそうな企業を選んでいる可能性も高く、自社の方針にあうため評価されやすいでしょう。
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就活で答えたい将来のビジョンの内容
就活でビジョンについて聞かれた場合、「仕事に関連しているか」「志望企業で実現できるか」の2点が大切です。それぞれが大切な理由について解説するので参考にしてください。
仕事に関連している
就活で伝えるビジョンは、仕事でのビジョンにしましょう。プライベートで何を実現したいかを聞かれているわけではありません。
たとえば、「海外支店で働きたい」「リーダーとして活躍したい」など、仕事においてやりたいことや目標を伝えます。「30歳で結婚する」「50代で早期リタイアする」など、私生活に関するビジョンではないので気をつけましょう。
志望企業で実現できる
ビジョンの内容が志望企業で実現できるかどうかも大切です。企業研究を行い、企業方針や今後の事業展開などについても調べておきましょう。
たとえば、海外支店を持つ企業で回答するのが「入社3年以内に海外支店に配属され、10年以内には海外支店での支店長を目指す」であれば、企業の特徴を理解したよいビジョンです。
一方で、海外支店もなく海外進出も考えていない企業で「海外で働きたい」と伝えてもビジョンの達成は難しいでしょう。ビジョンの前提として、志望する企業で達成できそうなものを回答してください。
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就活で聞かれた際に避けたほうがよいビジョンの内容
ビジョンを伝える場合、プライベートな内容や企業にメリットがない回答は評価されません。ここでは、避けるべきビジョンの回答について解説するので参考にしてください。
企業側にメリットがないビジョン
採用した企業にメリットがないビジョンは伝えないようにしましょう。企業は、利益を上げるために就活生を採用しているからです。
たとえば、「成長できると思ったから」といった理由ではよい印象を与えられません。「自分のことしか考えていない」「成長できたら離職するかもしれない」などと思われてしまいます。
ビジョンを伝える際は、将来どのようなメリットが企業に与えられるかを考えましょう。成果や利益を出せる人材が必要とされています。
抽象的でわかりにくいビジョン
ビジョンを伝える際は、具体的に伝えるよう意識してください。曖昧な内容の場合、企業研究ができていない、将来の姿がイメージできていないと思われてしまいます。
たとえば、「お客さまの信頼を集める社員になりたい」とアピールしても、曖昧でどのようなことができるかはわかりません。「△△のスキルを磨き、お客さまの信頼を集めたい」「お客さまの話やニーズをしっかりと聴いて、頼られる社員になりたい」のように、具体的なアピールが大切です。
曖昧に伝えると、面接で深掘りされることもあります。自信をもって答えられるように、将来どのようになりたいかを具体的に考えておきましょう。
プライベートについてのビジョン
前述しましたが、プライベートな内容について答えるのも避けてください。質問の意図がわかっていないと思われるでしょう。
たとえば、「△△県の支社に配置されて生活したい」「子どもができたら残業時間をゼロにしたい」のような回答は、プライベートについてのビジョンです。就活では、自分のライフプランではなく、キャリアプランについて答えるようにしてください。
ほかの企業でも実現できるビジョン
ほかの企業でも実現できてしまうビジョンは伝えないようにしましょう。志望企業以外でもよいと思われてしまい、入社への熱意を感じてもらえません。
たとえば、「英語を使って仕事がしたい」というビジョンは、英語を使って仕事をする企業であればどこでもできる内容です。志望企業のどの仕事で、どのような場面で英語を使うのかまで伝えないと、評価されるビジョンにはならないでしょう。
ビジョンを考える際は、業界研究や企業研究を行い、他社との違いを理解したうえで考えるのが大切です。業界研究の実施方法については、「業界研究、おすすめの方法は?これから就活を始める人へ」の記事で解説しているので、こちらも参考にしてください。
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就活でビジョンを伝える場合の構成
ここでは、就活でビジョンを伝える際の構成を紹介します。内容をわかりやすく伝えるために、回答の流れを学んでおきましょう。
1.成し遂げたいビジョンを伝える
最初に成し遂げたいビジョンや目標について伝えましょう。結論から伝えることで、どのような内容について話すのか明確にできます。
たとえば、「私のビジョンは入社後5年以内に海外支店に勤務し、10年以内には支店長として活躍することです」のように伝えます。
2.ビジョンを掲げた理由を伝える
次に、なぜそのビジョンを掲げたのか理由を伝えるようにしましょう。具体的な理由や考えを伝えることで、ビジョンに対する説得力が増すためです。
3.理由を裏付けるエピソードを伝える
ビジョンを掲げるきっかけや理由になったエピソードがあれば、合わせて回答しましょう。エピソードがあることで、より具体的にビジョンを持った理由を伝えられます。
たとえば、「海外ボランティアを行った際に、生活が不便な国々があることを知った。海外支店に配属され、商品販売を行うことで、人々の生活を支えていきたい」のようなアピールも一つです。
就活で伝えるエピソードの探し方については、「自己PRのエピソードの書き方や探し方は?企業に評価されるポイントも解説」の記事で紹介しています。オリジナリティのあるエピソードでアピールできるように、ぜひ参考にしてください。
4.ビジョンの実現により企業に貢献できることを伝える
ビジョンを実現することで、企業に対してどのように貢献できるのかも伝えましょう。企業は自社の利益になる人材がほしいと考えているので、自分だけにメリットのあるビジョンでは評価されません。
たとえば、「海外支店で販路を広げることで、企業の売上向上につなげる」であれば、企業側にもメリットのある内容です。自分の目標だけではなく、企業に対して貢献できるビジョンを考えるようにしましょう。
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就活のビジョンを考える際に必要な4つの準備
将来のビジョンを考えるためには、自己分析や企業研究のような準備が必要です。ここでは、ビジョンを考える際に実施できる、4つの準備を解説します。
1.自己分析を実施する
ビジョンを考えるために、まずは自己分析を行いましょう。過去を振り返り、自分の価値観や考え方を整理しておくのが大切です。
いきなり将来について考えようとしても、考えが上手くまとまりません。自分がどのような考え方を大切にしているかを知り、将来どのような方向性で働きたいのかを考えてみてください。自己分析の方法については、「自己分析とは?おすすめのやり方と8つの注意点を解説」の記事で詳しく解説しています。
2.業界研究を行う
業界研究を行い、志望業界についても調べておきましょう。業界についての理解が不足していると、曖昧なビジョンになってしまうからです。
業界研究を行う際は、志望する業界だけではなく、関連する業界も調べましょう。ほかの業界との関係性を知ると、より具体的なビジョンが考えられます。
業界研究を行う際は、業界研究セミナーへの参加もおすすめです。業界研究セミナーについては、「業界研究セミナーとは?気になる内容と参加するメリットを解説!」で解説しています。
3.企業研究を行う
企業研究を行い、事業内容やキャリアプランについて知ることも欠かせません。企業研究が不十分な場合、企業方針からずれたり実現できないビジョンを伝えたりしてしまうからです。
企業研究を行う際は、OB・OG訪問も活用しましょう。実際に働く社員の方の話を聞けば、より具体的なビジョンがイメージできます。企業説明会では質問しにくい内容も聞きやすいでしょう。
OB・OG訪問の方法については、「OB訪問ってどうやるの?アポ取りから進め方まで徹底解説!」で解説しています。事前に質問内容を決めておくと、スムーズに話が聞けるのでおすすめです。
4.就活の軸を考える
就活の軸を考えて、ビジョンの方向性を決めましょう。就活の軸とは、働くうえで自分が大切にしたい基準です。
たとえば、「若いうちから活躍できる環境で働きたい」と考える人は、この思考がビジョンの参考になります。ビジョンを実現させるためには、若いうちから活躍できそうな企業を選ぶと良いでしょう。
就活の軸さえ決まれば、自分のビジョンも明確になります。就活の軸については、「就活の軸とは?探し方のコツや具体的な方法を例文付きで解説」の記事を参考にしてください。
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就活で伝える将来のビジョンがない場合の作り方
ここでは、就活で伝えるビジョンが思いつかない場合の考え方を解説します。
1.具体的な将来の目標を決める
まずは志望企業で何をしたいのか、具体的な目標を決めましょう。志望企業でできることを前提に考えてみてください。
たとえば、「チームリーダーになる」「△△の資格を取得する」「若手人材の育成に関わる」など、具体的な行動から考えるのがおすすめです。目標を持つようになったきっかけやエピソードがあれば、アピールに向けてメモしておきましょう。
2.目標達成に向けた過程を考える
次に、目標を達成するために、どのような過程が必要か考えます。最終的なビジョンにたどり着くまで、どのような仕事が必要か具体的に考えてみましょう。また、必要なスキルや目指す立場を考えるのもおすすめです。
面接では「5年後の自分」や「10年後の自分」について聞かれることもあります。将来の目標だと漠然としてしまうので、5年後や10年後を見据えて考えるのがおすすめです。10年後の自分について答えるコツについては、「就活で「10年後の自分」を聞かれたときの作文のコツや例文を紹介!」の記事を参考にしてください。
3.自分の価値観からキャリアプランを考える
自分の価値観を軸に、キャリアプランを考える方法もあります。どのような価値観を持っているか、書き出してみましょう。
たとえば、「新しいことに挑戦したい」「一つの専門分野を極めたい」「困難な課題を達成したい」「人や社会の役に立つことをしたい」といったように、価値観はさまざまです。キャリアプランがある程度決まれば、どのようなことを成し遂げたいかというビジョンも決まるでしょう。
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就活で伝えるビジョンを考える際のポイント
ビジョンを伝える場合は、達成までの期限を伝えたり、企業方針にあうビジョンにしたりと工夫が必要です。ここでは、ビジョンでアピールするために大切なポイントを3つ紹介します。
いつまでに実現するかを決める
ビジョンを伝える際は、いつまでに実現するかを決めて伝えましょう。漠然とした目標では現実味がなく、深く考えていないと思われてしまいます。
たとえば、「将来はプロジェクトのリーダーになりたいです」よりも、「5年以内にプロジェクトのリーダーになります」のほうが現実味が増すでしょう。具体性があり、積極性や意欲も感じられるビジョンになります。
企業の方針にあうビジョンを選ぶ
企業方針を理解し、自分のビジョンが実現できそうかも考えておきましょう。企業方針と違うビジョンをアピールしてしまうと、自社に入社しても活躍できないと思われてしまいます。
たとえば、営業職の採用に力を入れる企業に対し、営業職で成果を出したいと伝えれば方向性はマッチするでしょう。自分の考えと企業の考えがあうかどうかも大切なので、企業の方針も調べておきましょう。
簡単に達成できるビジョンは避ける
入社してすぐに達成できそうなビジョンは、アピールにつながらないのでおすすめしません。「向上心がない」「成長意欲がない」と思われる恐れもあります。
また、簡単に達成できるビジョンの場合、達成後のモチベーションも心配です。目標を達成したら、やる気をなくし、仕事に力が入らないかもしれません。ビジョンや目標を考える際には、精一杯頑張れば達成できる目標や、達成できるかギリギリな目標がおすすめ。達成が難しい、現実的ではないビジョンも避けるようにしましょう。
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将来のビジョンについてのキャリアアドバイザーのアドバイス
Q.正直将来のビジョンが全然ありません。面接で聞かれたときのためにどう準備すればいいですか?
将来のビジョンがないときにやらない方がいいのは「企業に合わせて将来ビジョンを考えること」。面接での回答は上手くいくかもしれないが、本心ではないため入社後のミスマッチに繋がりやすいからです。
あくまで「自分のキャリアを考える→それに合う企業を受ける」の順番で就活を進めましょう。
世の中にどんなキャリアの選択肢があるのか分からない状態では考えづらいので、まずは企業や働き方を問わず色々な社会人のキャリアを知る機会を持つのがおすすめです。企業のWebサイトで確認する、OBOG訪問などで質問する、周りの大人に聞いてみるなど色々な方法があるので、試してみましょう。
また、面接でプライベートのビジョンだけを語るのはNGですが、自分のビジョンを考える際には是非プライベートなことも考えてみてください。例えば、「△歳までに結婚して子供が欲しい」なら、必然的にそれまでに経験しておくべきことや身につけておいた方が良いスキルなどが見えてくるので、会社でのビジョンも明確になるでしょう。
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就活で将来のビジョンを答える際の例文
ここでは、就活でビジョンについて回答する際の例文を紹介します。
商品開発を行いたい場合の例文
私は新しい商品の開発を行い、自社の主力となる商品を生みだしたいと考えています。貴社にはベストセラーである△△がありますが、次世代のベストセラーも必要だと考えるからです。
まずは営業として現場の知識を学び、市場について理解を深めたいと思います。市場や流行について知っておかなければ、人気のある商品開発はできないと考えるからです。
営業にて知識を学び、その後は企画部で新しい商品の企画、開発を行いたいと考えています。大学で学んだ市場経済学の知識を活用し、貴社の売上に貢献いたします。
海外事業で活躍したい場合の例文
私は海外事業部にて、貴社の製品を海外で広めていきたいと考えています。貴社商品は日本国内で高いシェアを誇りますが、海外展開はこれからだと伺ったためです。
私は幼少期に海外に住んでおり、日本の製品に触れる機会もありました。日本の製品は評判よく、周囲の人々も使っていたのを覚えています。
貴社に入社した際は、営業として貴社商品のよさを他国にアピールし、海外でのシェア拡大に貢献できればと考えています。そのために、英語の勉強も続け、現在800点のTOEICを2年後までには900点にします。
面接でビジョンを伝える際は、マナーも意識してアピールしましょう。面接では回答の内容はもちろん、話し方や立ち振る舞いも評価対象になります。面接マナーについては、「就活の面接マナーとは?入退室時やWeb面接のマナーについても解説」の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
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就活に必要なビジョンを考えたいあなたへ
就活でビジョンを聞かれた場合には、具体的なプランを伝え、入社への熱意を示すのが大切です。具体的な内容であるほど、将来について深く考えられていると採用担当者からの評価が上がるでしょう。企業研究や自己分析を行い、キャリアプランについて考えてみてください。
しかし、実際の面接でどのようにビジョンを伝えるかは難しく、悩むこともあるでしょう。ほかの就活生よりもアピールできるように準備したい方は、ぜひキャリアチケットを利用してみてください。
就活エージェントのキャリアチケットでは、経験豊富なアドバイザーが、あなたのもつビジョンや価値観にあわせてアドバイスを行います。
また、ビジョンを一緒に考えるだけではなく、エントリーシートの書き方や模擬面接も実施。志望企業の内定を獲得するために、ぜひご相談ください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。