エントリーシートに使う写真の撮り方は?撮影方法や貼り方のマナーを解説

このページのまとめ

  • エントリーシートの証明写真は、写真館で取るのがおすすめ
  • エントリーシートの証明写真は、20枚から30枚以上の用意が必要
  • Webエントリーシートの提出に備えて、写真データも準備しておく

エントリーシートに使う写真の撮り方は?撮影方法や貼り方のマナーを解説のイメージ

「エントリーシートの証明写真ってどこで撮るの?」「写真の準備はどうやればいい?」などの悩む就活生も多いでしょう。証明写真を撮る機会は少なく、いきなり必要になるとどうすればいいのか困りますよね。

この記事では、エントリーシートで使う証明写真や、自己PRで使う写真の準備方法について解説しています。Webエントリーシートで使う写真の準備方法も紹介しているので、合わせて参考にしてください。

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目 次

エントリーシートの証明写真はどこで撮る?3つの撮り方を解説

エントリーシートの証明写真を撮る場合、「写真館やスタジオ」「スピード写真」「スマホなどの自撮り」の3つの方法があります。それぞれメリットデメリットがあるので、特徴を把握しておきましょう。

写真館・写真スタジオ

エントリーシートの証明写真を撮る場合、基本的には写真館や写真スタジオを使うのがおすすめです。ほかの方法と比べて、次のようなメリットがあります。

・写真の質が高い
・サイズの指定ができる
・焼き増しに対応できる
・プロのアドバイスを受けて撮影できる

また、プリントアウトした写真だけではなく、写真データを受け取れる点もポイント。近年はWebで履歴書やエントリーシートを提出するケースも多く、証明写真もデータが必要です。

ただし、ほかの方法と比べて、費用がかかる点はデメリットです。また、予約が必要であり、急に証明写真が必要になった場合は対応できない可能性がある点にも気を付けてください。

写真館やスタジオを使って証明写真を撮る方法については、「就活で好印象を与えるなら写真館がおすすめ!証明写真の撮影方法の選び方」の記事で解説しています。デメリットを加味しても、高クオリティの証明写真が撮れるのは写真館やスタジオなので、第一候補におすすめです。

スピード写真

スピード写真とは、コンビニやスーパーなどに設置されている、証明写真を撮影するための機械です。写真館ほどではありませんが、就職活動で使うのであれば十分なクオリティがあります。

スピード写真のメリットは、予約が必要なく、24時間いつでも撮影ができる点です。また、写真館と比べて費用を抑えられる点もメリットでしょう。

ただし、次のようなデメリットもあります。

・撮りなおし回数が決まっている
・もらえる枚数が決まっている
・写真は必要な大きさに自分でカットしなければならない

また、撮影時のアドバイスがもらえず、自分で明るさや角度などを考える必要があるので注意してください。

スピード写真の撮り方や値段については、「証明写真の値段ってどのくらい?スピード写真と写真館でいくら違うのか」の記事で解説しています。急いでいるときや、手軽に撮りたいときに、おすすめの撮影方法です。

デジカメ・スマホの自撮り

デジカメやスマホを使い、自撮りをする方法もあります。外出して写真を撮るのが難しい場合や、写真を撮るのに慣れている場合は自撮りでも問題ありません。

自撮りのメリットは、費用をかけずに、いつでも写真が撮れる点です。写真データも保存でき、自宅にプリンターがあれば、印刷費用もかかりません。

しかし、写真館やスピード写真と比べて、写真のクオリティが下がる点はデメリットです。「暗く写っている」「表情が見えにくい」のように、うまく撮れていない写真だと印象が悪くなってしまう点には気を付けましょう。

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エントリーシートの証明写真を準備するときのポイント

証明写真を撮る場合、サイズや枚数など意識しておきたいポイントがあります。ここでは、準備段階で覚えておきたい、3つのポイントを紹介するので参考にしてください。

証明写真のサイズは縦40ミリ×横30ミリが基本

証明写真を撮る場合のサイズは、「縦40ミリ×横30ミリ」が基本です。企業の指定がない限り、履歴書やエントリーシートでは、このサイズが求められます。

写真館やスピード写真で撮る場合、サイズ指定が必要です。迷わないように、「縦40ミリ×横30ミリ」で撮ることを覚えておきましょう。

写真データが必要な場合は、「縦600px×横450px」がおすすめ。「縦40ミリ×横30ミリ」と同じ、「4×3」の比率で写真を用意できます。

証明写真のサイズについては、「履歴書に貼る写真のサイズとは?撮る際の注意点や間違えた際の対処法も解説」の記事も参考にしてください。書類ごとにサイズが指定されている場合もあるので、事前に確認しておいてくださいね。

20~30枚は用意しておく

写真を用意する際は、20枚から30枚以上は用意しておきましょう。公益社団法人全国求人情報協会の「2022年卒学生の就職活動の実態に関する調査」によると、大学生のプレエントリー平均数は20.4社でした。就活生によっては20社以上のエントリーを行っており、その分、履歴書やエントリーシート用の証明写真が必要となります。

就職活動では、履歴書やエントリーシートを書き直し、証明写真が追加で必要になる場合もあります。また、追加でエントリーし、履歴書などを提出することもあるでしょう。

そのため、証明写真は少なくとも20枚から30枚は用意しておくのがおすすめです。自分のエントリー数に応じて、写真の数も調整しておいてください。

参照元
公益社団法人全国求人情報協会
2022年卒学生の就職活動の実態に関する調査

服装はスーツを選ぶ

撮影時の服装はスーツを選びましょう。明確な決まりではありませんが、スーツで撮影するのがマナーとされています。

スーツで撮影しておけば、印象が悪くなることはありません。ほかの就活生も基本的にはスーツで撮影しているので、変に目立たないためにも私服はやめておきましょう。

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エントリーシートの証明写真を撮影する際のポイント

エントリーシートや履歴書用の証明写真を撮る場合、姿勢や表情などが重要になります。ここでは、撮影時のポイントを紹介するので、好印象を与えるためにも参考にしてください。

姿勢を正して撮る

証明写真は猫背にならず、姿勢を正して撮影しましょう。背筋が伸びている方が、堂々としており、好印象を与えます。

背筋の伸ばし方は、横から見た際に、耳と肩の位置がそろうようなイメージです。胸を張って、あごは引くようにしてください。

表情が写るように正面から撮る

表情がしっかりと写るように、正面から撮影しましょう。普段の写真でよくある、斜めの角度で撮り方を工夫するのはNGです。

目線も正面を向くように気を付けましょう。上目遣いや見下ろす形にならないように、カメラを調整してください。

歯を見せない程度の笑顔で撮る

表情は笑顔ですが、歯は見せないようにしましょう。口を閉じ、口角を上げるようにします。

イメージとしては、微笑む感じです。無表情だと暗い印象を与えてしまうので、自然な笑顔を心がけてください。

清潔感のある髪型にする

髪型も清潔感を与えられるようにセットしておきましょう。寝ぐせがあったり、ぼさぼさした髪の毛はNGです。また、表情がよく見えるように、顔に髪の毛がかからないようにしましょう。

証明写真を撮る際のコツについては、「証明写真をきれいに撮るコツは?ポイントや裏ワザをご紹介」の記事で解説しています。好印象を与えるために必要なので、かならずチェックしておいてください。

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エントリーシートに証明写真を貼るときの3つの注意点

証明写真の印象をよくするには、貼り方のマナーを守るのも大切です。ここでは、エントリーシートに証明写真を貼る際に注意したい、3つのポイントを解説します。

撮影から3ヶ月以内の写真を使用する

エントリーシートや履歴書に貼る証明写真は、撮影から3ヶ月以内のものを使用しましょう。証明写真を貼るのは本人確認のためであり、大きく姿が変わらないようにするためです。

撮影後から数ヶ月であっても、印象は変わるものです。「撮影から数ヶ月程度ではそんなに変わらない…」と思っても、できるだけ過去3ヶ月の間に撮ったものを貼ってください。

裏面に学校名と氏名を記入する

証明写真の裏側には、大学名と名前を書いておきましょう。もし、エントリーシートから写真が剥がれてしまっても、誰の写真かがわかるからです。

企業からすると、エントリーシートが大量にあるなかで、写真が剥がれてしまえば誰のものか探すのは大変です。マナーの一環なので、貼り付ける前に名前を書いておきましょう。

丁寧にのり付けする

証明写真を貼るときは液体のりやスティックのりを使い、丁寧に貼り付けましょう。両面テープは剥がれる場合も多いので、避けるのをおすすめします。

角までしっかりのり付けを行い、提出後に剥がれないようにしてください。

証明写真を貼り付ける際のマナーは、「履歴書のはみ出しはダメ?枠から証明写真や志望動機が少し出たときの対処法」の記事でも紹介しています。一つのマナーや心遣いが印象を変えるので、細かい部分も手を抜かないようにしてください。

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Webエントリーシートに証明写真が必要な場合の対処法

Webエントリーシートを提出する場合、写真データを使って証明写真を準備しなければなりません。ここでは、Webエントリーシートで証明写真を使う場合に備えて、写真データを準備する方法を解説します。

写真館でデータをもらう

写真館で証明写真を撮影した場合には、写真データがもらえます。事前にデータでももらえるかどうか、確認しておくと安心です。

写真館によっては、写真データは別途料金が必要な場合も。追加で費用はかかりますが、写真データさえあれば自分で焼き増しができるので、もらっておくのをおすすめします。

スピード写真をスキャナで取り込む

スピード写真を使用した場合、スキャナを使って写真をデータ化しましょう。プリンターにもスキャナ機能があるので、使用してください。

自宅にプリンターがない場合には、コンビニのコピー機でも対応可能です。

デジカメやスマホで撮影したデータを使う

デジカメやスマホで撮影した場合は、写真データをそのまま使えます。データをパソコンに取り込み、使用しましょう。

スマホの場合、アプリを使って証明写真を作れるものもあります。パソコンが自宅にない場合は、活用してみてください。

証明写真をデータ化する方法については、「証明写真のデータ化はどうやる?4つの方法や実施時の注意点を解説」の記事で詳しく解説しています。Webでエントリーシートや履歴書の提出を求める企業も増えてきているので、対応できるように準備しておきましょう。

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エントリーシートの自己PRやガクチカの写真を選ぶコツ

エントリーシートでは証明写真だけではなく、自己PRやガクチカで写真を求められる場合もあります。写真のチョイスで与える印象が変わるので、どのような写真を選べばいいかポイントを知っておきましょう。

自分一人か少人数で写っている写真を選ぶ

自己PRやガクチカに使う写真は、一人か少人数のものがおすすめです。写っている人数が多いと、どれがあなたなのかわからなくなります。

また大人数の場合、あなたが小さく写ってしまうのも問題点です。アピールに使うための写真なのに、小さく写っていて何をしているのかわからない場合もあるので気を付けてください。

自分らしさが伝わる写真を選ぶ

あなたの人柄や人間性が伝わる写真を選びましょう。就職活動の印象とは違う、普段の様子が伝わる差心をおすすめします。

自己PRやガクチカで写真が求められるのは、素のあなたが知りたいからです。人柄や人間性から、会社に合いそうかどうかが見られています。

エントリーシートの内容と関連した写真を選ぶ

エントリーシートに書いた内容と、関連した写真を選びましょう。たとえば、ガクチカで文化祭について書いたのであれば、文化祭の写真を選ぶようにしてください。

エントリーシートの内容に関連した写真であれば、あなたが伝えたエピソードをよりイメージしやすくなります。「文化祭でリーダーシップを発揮した」と伝えて、文化祭で活動している写真を貼れば、どのように努力していたのかが伝わるでしょう。

エントリーシートでアピールするコツは、「ESの通過率を上げるにはどうする?アピールのコツを解説!」の記事で詳しく解説しています。当然ですが、写真だけではなく内容も大事なので、どのような内容をアピールすればいいか知っておきましょう。

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エントリーシートに貼る写真の準備方法など就活について学びたいあなたへ

エントリーシートでアピールするためには、証明写真や自己PRでの写真などの印象も大切です。特に、証明写真はあなたを印象付けるものになるので、撮り方を学び、好印象を与えられる写真を準備しましょう。

しかし、「証明写真ってどこで撮ればいいの?」「好印象を与える写真ってどんな写真?」などと悩む就活生もいるでしょう。証明写真のマナーなど、就職活動での写真について知りたい場合は、ぜひキャリアチケットに相談してください。

キャリアチケットは、就活生の悩み解決をサポートする就活エージェントです。証明写真の準備方法はもちろん、好印象を与えるために必要な就職活動のマナーもアドバイスしています。

就職活動は取り組むべき内容や、覚えるべきマナーが多すぎて大変ですよね。一人で解決しようとせず、困ったことはなんでもキャリアチケットに相談してください。

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