ポイントを押さえてグループ面接を突破する方法

このページのまとめ

  • グループ面接では、他の就活生の受け答えを「聞く力」も見られている
  • 他の就活生と比較されていることを忘れずに、基本マナーは押さえておこう
  • 長々と話すのはNG。回答は1分を目安に簡潔にできるよう練習すること
  • 他の就活生と回答がかぶっても大丈夫!自分らしい回答で切り抜けよう

多くの企業の一次面接で導入されているグループ面接。
他の就活生と一緒に面接を行うことから、苦手意識を持つ方も多い選考方法なのではないでしょうか?
当コラムでは、効果的なグループ面接対策はあるのか、面接官が注目するポイントはあるのかを解説。
傾向と対策を掴んで、グループ面接を突破しましょう!

 

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グループ面接とは?

グループ面接は、「集団面接」とも呼ばれる選考方法のひとつです。
一度に複数の就活生が面接を受ける形式のことを指し、面接官は1人のときもあれば、複数のときもあるようです。
個人面接との大きな違いは、就活生1人当たりの回答時間が短いことと、他の就活生の受け答えを聞き、自分も他の就活生の前で受け答えをするところ。
他の就活生と自分を比べてしまったり、ほかの就活生が優秀な受け答えをするのを目の当たりにすることで、「グループ面接は苦手…」と捉えてしまう方が多いようです。

しかし、得に人気企業の場合は、グループ面接で応募者をある程度の数まで減らしているケースもあるため、苦手意識を持たずにしっかりと対策することが大切となるでしょう。

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個人面接とはここが違う!集団面接で注意すべきマナーとは
 

 

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グループ面接のポイント

では、具体的なグループ面接のポイントを見ていきましょう。

聞く力も見られている

グループ面接の最大の特徴は、前述したとおりほかの就活生と一緒に面接を受けるところ。
そのため、自分の回答内容だけでなく、他の就活生が回答している時の態度や聞く力も、面接官が注目するポイントとなります。
自分の順番が来るまでソワソワしていたり、回答が終わると気を抜いてしまわないよう注意が必要です。
面接官に、「自分のことしか興味のない人」「落ち着きのない人」「コミュニケーション能力の低い人」といったマイナスイメージを与えてしまう可能性があるため、他の就活生が回答している時は、話している人の方を軽く向いたり視線を向けたりして、軽く頷くなど「聞く姿勢」を魅せることを意識しましょう。

他の就活生と比較されていることを忘れずに!

グループ面接で面接官が見ているポイントは、マナーやコミュニケーション能力、志望度など、基本的には個人面接と変わらない内容です。
しかし、複数の就活生と一緒に面接を受けるということは、他の就活生と必ず比較されている、ということ。
個人面接の時には気にならなかったことも、グループ面接で目立ってしまう…というケースもあるようです。
特に、身だしなみや敬語などの言葉遣い、表情などの分かりやすい部分で、他の就活生と比較されやすい傾向があるため、しっかりと意識することが大切です。
面接のはじめに明るくはっきりと挨拶をする、椅子に座る姿勢を意識する、面接官と適度にアイコンタクトをとるなど、基本的なマナーを確認して実践することが重要でしょう。

簡潔な回答を意識する

グループ面接は複数の就活生が受け答えを行うため、一人の就活生に当てられる時間に制限があるのが特徴です。
回答時間が短いということは、自分のアピールを簡潔にまとめ、面接官に伝えることが重要になるでしょう。
熱意を伝えようとするあまり、長々と話をしてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、グループ面接で長々と話をすることは避けたほうが安心です。
一人の時間が長くなってしまうと、面接全体の終了時間も長引いてしまうため、次の面接スケジュールなどに影響が出る可能性があります。
また、話が長い人は、「自分のことしか考えていない人」「空気の読めない人」「話をまとめられない人」といった印象を与えてしまうでしょう。
他の就活生の持ち時間や、話を聞く面接官のことも考慮して、1分~1分半を目安に、簡潔な回答を準備しておくことをおすすめします。

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グループ面接のマナーとポイント
 

 

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グループ面接でよくある質問

グループ面接でよくある質問と、その回答ポイントを確認しましょう。

自己紹介をしてください。

自己紹介は、グループ面接のほとんどで行われる質問です。1分ほどで簡潔にまとめるのがポイントです。
内容は、大学、学部学科などの所属と氏名、専攻内容は必ず盛り込みます。志望した理由や自分の強みなどを簡潔に話し、最後に「本日はよろしくお願い致します」といった挨拶を加えると好印象を狙えるでしょう。
注意する点としては、「自己紹介と自己PRを混同しない」ことでしょう。
自己紹介は、これまでの経歴を大まかにまとめて伝えることで、自己PRは自分の長所や強みについて、具体的なエピソードを交えて伝えること。
緊張して両者が混同してしまう方もいるため、落ち着いてしっかりと受け答えすることが大切です。

なぜ当社を志望したのですか?

志望動機を教えてください、といわれるパターンもあります。
いずれも、グループ面接はありきたりな回答だとほかの就活生の回答に埋もれてしまう可能性があるため、オリジナリティを出す必要があります。
マニュアル通りの回答ではなく、「なぜ自分にとって魅力的なのか」といった視点から、自分らしい志望動機を用意しておきましょう。

学生時代に力を入れたことは?

これは、グループ面接や個人面接に関わらず、就活の面接では高確率で聞かれるでしょう。
就活生の人柄や特性、能力などが表れやすい質問のため、特にグループ面接では多用されている傾向にあるようです。
「なにに力を入れたのか」だけでなく、具体的なエピソードとともに「その経験からなにを得たのか」といった結論まで盛り込むと、より面接官に伝わりやすい内容となるでしょう。
エピソードなどを盛り込むと長時間になりやすいですが、1分程度にまとめることを忘れずに。

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他の就活生と回答が被ったとき

複数の就活生が一斉に面接を受けるグループ面接では、就活生同士の回答が「かぶる」こともしばしば。
特に、自己PRや志望動機などはかぶりやすい傾向にあるようです。
自分の回答順が後半のときに、前半の就活生の内容とかぶっている!
こんな経験をして焦った…という方もおおいのではないでしょうか?

結論から言うと、回答はかぶってしまっても問題ありません。
その企業に対して、自分が魅力的だと感じるポイントに共感する人がほかにいるのは当たり前です。
大切なのは、同じ考えを持ちながらも、自分らしい回答を行えるかどうか。
自分の価値観や考えを加えることで、同じポイントに共感しつつも「自分らしい回答」を伝えることができるでしょう。

他の就活生の回答が優秀だと感じても、自分の考えを曲げずに自信を持って回答することが大切です。

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集団面接の質問はどんなもの?自分を印象づける回答とは
 

 

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プロの面接対策を受けてみませんか?

グループ面接と個人面接では、対策する内容がかなり違うことが掴めたでしょうか?
自己PRや志望動機を簡潔にまとめたり、基本マナーの確認など、グループ面接の対策は多岐に渡ります。
特に、マナーや身だしなみは自分では気づきにくい所もあるため、第三者に確認してもらうのがおすすめです。

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