このページのまとめ
- エントリーシートを郵送する際は、「封筒」「クリアファイル」「ペン」などが必要
- エントリーシートを郵送する際は、宛名や住所を正しく書くことが大切
- エントリーシートは普通郵便や簡易書留で郵送するのがおすすめ
「エントリーシートの郵送方法を知りたい」と気になる就活生も多いでしょう。エントリーシートは、普通郵便や簡易書留で郵送するのがおすすめです。郵送時にもマナーがチェックされるため、事前に確認して送るのが大切です。
この記事では、エントリーシートを郵送する際のマナーや手順をご紹介します。郵送に使う封筒の書き方も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら
- エントリーシートを郵送する際に必要な物
- 提出書類
- A4サイズの封筒
- 油性のボールペン
- クリアファイル
- 送付状
- 表面:エントリーシート郵送時の封筒の書き方
- 右端に企業の住所を書く
- 中央に宛名を書く
- 左下に「応募書類在中」と赤字で書く
- アルファベットを含む社名の場合は横書きで書く
- 裏面:エントリーシート郵送時の封筒の書き方
- 封筒の左下に自分の名前や住所を書く
- 名前や住所の上に郵送日を書く
- のりで封を留めて中央に「〆」と書く
- エントリーシートを郵送する手順
- 1.クリアファイルに必要な書類を入れる
- 2.送料に応じて切手を貼る
- 3.普通郵便や簡易書留で郵送する
- エントリーシートを郵送する前の確認事項
- 締め切りを確認する
- 誤字脱字がないか確認する
- 宛先が間違っていないか確認する
- 封ができているか確認する
- エントリーシートのコピーをとる
- エントリーシートの郵送方法など就活マナーを学びたいあなたへ
エントリーシートを郵送する際に必要な物
エントリーシートを郵送する際には、次のものが必要です。
・提出書類
・A4サイズの封筒
・油性のボールペン
・クリアファイル
・送付状
以下に詳しくまとめたので、郵送前にぜひご確認ください。
提出書類
まずは、エントリーシートなどの提出書類を用意しましょう。必要な書類が足りないと再提出になってしまいます。場合によっては、選考を受け付けてもらえないかもしれません。
企業が書類の内容や様式を指示しているので、確認して提出しましょう。
A4サイズの封筒
エントリーシートを郵送する場合、A4サイズの封筒がおすすめです。A4サイズであれば書類を折らずに郵送できます。
また、封筒の色は白色を選びましょう。茶色い封筒は事務所類の郵送に使われるケースが多く、混ざりやすくなります。
封筒の選び方については、「就活で使う封筒の色やサイズは?封筒の選び方から提出時の注意について解説」の記事で解説しています。
油性のボールペン
封筒に記入する際は、油性のボールペンを使用しましょう。字が消えたり、雨でにじんだりするのを防げるからです。
ボールペンは書類を書くものより、少し太いサイズがおすすめです。宛名が読みやすいボールペンを選びましょう。
クリアファイル
書類が折れ曲がらないように、クリアファイルに挟んでから送りましょう。大きさはA4サイズを選んでください。
また、クリアファイルは無色のものを使用しましょう。色付きのものやデザインが書いてあるものはビジネスシーンに不向きです。
送付状
エントリーシートを郵送する際は、送付状も一緒に送ります。送付状とは、封筒内の書類について説明するものです。
送付状の書き方については、「送り状・送付状の書き方を解説!履歴書を正しく送って新卒就活を成功へ」の記事で解説しています。正しい書き方を学び、印象を良くできるようにしましょう。
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら
表面:エントリーシート郵送時の封筒の書き方
ここでは、封筒の表面の書き方を解説します。
右端に企業の住所を書く
まずは、封筒の右端に企業の住所を書きます。住所は省略せず、正式なものを書いてください。
よく間違えやすいのが、「丁目」「番地」「号」の3つです。ハイフンで略さずに正しく書きましょう。たとえば、「1-30-21」ではなく、「1丁目30番地21号」が正しい書き方です。
住所の書き方については、「丁目、番地、号の正しい書き方は?正しい住所の確認方法も解説」の記事も参考にしてください。
中央に宛名を書く
封筒の中央には宛名を書きます。「社名」「部署名」「担当者名」の順番です。
株式会社△△
人事部 採用担当
△△ △△様
また、敬称をつけるのを忘れないでください。企業名には「御中」、担当者名には「様」をつけます。
敬称は重複して使ってはいけないため、1つにしてください。宛名の最後に敬称をつけましょう。たとえば、「株式会社△△ 御中」「採用担当様」のように使い分けます。
御中などの敬称については、「宛や御中の意味は?正しい使い方を知っておこう」の記事で詳しく解説しています。
左下に「応募書類在中」と赤字で書く
封筒の左下には「応募書類在中」と赤字で書き、文字の周りは四角で囲みます。
「応募書類在中」と書くのは、エントリーシートが入っていることを分かりやすくするためです。企業には大量の郵便物が届くので、ほかの書類と混ざってしまうこともあるのです。しっかりと採用担当者まで届くように、応募書類であることを明記しましょう。
アルファベットを含む社名の場合は横書きで書く
企業名や住所にアルファベットが含まれている場合は、横書きで書くのがおすすめです。縦書きでアルファベットを書くと、読みにくくなります。
縦書きか横書きかについては、明確な決まりはありません。基本的には縦書きで、社名や住所にアルファベットが入る場合は横書き、と使い分けると良いでしょう。
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら
裏面:エントリーシート郵送時の封筒の書き方
ここでは、封筒の裏面の書き方を解説します。
封筒の左下に自分の名前や住所を書く
封筒の左下に、自分の名前や住所、所属などを書きましょう。必要な内容は、次のとおりです。
・名前
・住所
・大学名
・学部
・学科
誰が提出したか分かるように、名前は必ず書いてください。エントリーシートに書いてあるからといって、書かないで郵送するのは良くありません。
名前や住所の上に郵送日を書く
名前の上に郵送日も書いておきましょう。エントリーシートを書いた日ではなく、郵送した日付にしてください。
この際、エントリーシートの日付と封筒の日付が異なっても問題ありません。
のりで封を留めて中央に「〆」と書く
封をする際はのりを使いましょう。途中ではがれないように気をつけてください。セロハンテープは、郵送時にはがれる可能性があるのでおすすめしません。
封をしたら、中央に「〆」と書きます。「〆」と書くのは、誰も開けていないことを証明するためです。「×(バツ)」ではないので、書き間違えないようにしてください。
郵送時のマナーについては、「茶封筒は就活向き?宛名の書き方や郵送時のマナーを知ろう」で解説しています。郵送前に確認しておいてください。
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら
エントリーシートを郵送する手順
封筒に必要な情報を書いたら、郵送の手順も確認しておきましょう。
1.クリアファイルに必要な書類を入れる
まずは、クリアファイルに提出する書類を入れましょう。入れる順番は、上から「送付状」「エントリーシート」「その他の書類」です。
もし、履歴書を送る場合はエントリーシートと同じ位置に入れてください。エントリーシートと履歴書のどちらを上にするかは、特に決まりはありません。
2.送料に応じて切手を貼る
郵送をする際は切手が必要です。封筒の重さによって値段が変わるので、重さを確認しましょう。
不安な場合は、郵便局の窓口に持っていくのがおすすめです。その場で値段をはかり、必要な金額を教えてくれます。料金を支払えば、切手を貼って郵送まで行ってくれるので安心です。
3.普通郵便や簡易書留で郵送する
郵送方法は普通郵便で問題ありません。到着まで数日かかるので、時間を持って郵送してください。
簡易書留で送れば、エントリーシートが届いたかどうかが分かります。提出ミスを防ぐために使用する就活生もいるでしょう。
ただし、簡易書留は受け取る際に署名が必要です。担当者の手間をかけてしまうので、基本的には普通郵便での郵送をおすすめします。
郵送時のマナーについては、「郵便で応募書類を送るときの封筒サイズ・料金は?送付マナーを確認しよう!」の記事でも解説しています。不安な方はこちらもあわせてご参照ください。
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら
エントリーシートを郵送する前の確認事項
エントリーシートを郵送する前に、間違いがないか必ず確認しましょう。ミスがあると印象が悪くなってしまうかもしれません。
ここでは、郵送時の確認事項をまとめました。
締め切りを確認する
エントリーシートの締め切り日がいつなのか、事前に確認しておきましょう。締め切りを過ぎてしまうと受け付けてもらえません。
締め切りは、「必着」と「消印有効」の違いに気をつけてください。
必着:その日付までに、企業に到着していなければならない
消印有効:郵便局が受け付けた日付が間に合えば良い
たとえば、「6月1日必着」であれば、6月1日までに企業に書類が届かなければなりません。一方で、「6月1日消印有効」であれば、6月1日までに郵便局が受け取り受領のスタンプを押せていれば大丈夫です。
必着や消印有効については、「『必着』の意味とは?何日前に送れば良い?応募書類を不備なく郵送するための注意点」の記事も参考にしてください。
誤字脱字がないか確認する
エントリーシートも封筒も、誤字脱字がないかチェックしましょう。少しのミスであっても印象を悪くしてしまうかもしれません。
ミスがあると、「仕事でもミスをしそう」「確認不足」などと思われる可能性があります。面接前に評価を下げるのはもったいないです。
宛先が間違っていないか確認する
封筒に書いた宛先が間違っていないかも確かめてください。宛先が間違っていると、企業まで届かないかもしれません。
また、提出するエントリーシートと封筒が合っているかも確認しておきましょう。別の企業のエントリーシートを提出しないように気をつけてください。
封ができているか確認する
しっかりと封ができているか、提出前に再度確認しましょう。封ができていないと、書類の紛失につながってしまいます。
基本的には、のりを使って封をします。ただし、乾くとはがれやすいので、はがれにくいものを使用するのがおすすめです。
エントリーシートのコピーをとる
提出するエントリーシートは、コピーをとっておきましょう。面接の前にもう一度内容を確認するためです。
面接では、エントリーシートの内容に沿って質問されるケースがあります。エントリーシートのコピーがあれば、面接前に内容を確認できるので落ち着いて臨めるでしょう。また、就活では複数の企業にエントリーシートを提出するため、どの企業に何を書いたか混乱することもあります。
コピーを手元に用意してから提出してください。
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら
エントリーシートの郵送方法など就活マナーを学びたいあなたへ
エントリーシートの郵送は、マナーと期限を守って提出することが大切です。一つのミスでも印象を悪くしてしまう可能性があるので、注意してください。
就活ではエントリーシートの提出方法以外にも、メールや面接など多くのマナーがあります。好印象を与えるためには、マナーを覚えて実践することが欠かせません。
就活マナーに自信がない場合は、ぜひキャリアチケットに相談してください。就活エージェントのキャリアチケットでは、就活生が悩みやすいマナーについてサポートしています。
また、自己分析や業界研究などの就活準備もお任せください。書類選考や面接対策など、実践的なアドバイスも実施しています。
就活は取り組むべきことが多く、一人では大変なことも多いはずです。キャリアチケットに相談しながら、第一志望の内定獲得を目指しましょう。
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら
本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。