二浪は就職で不利になる?就活における注意点と内定に近づくための5つの方法

このページのまとめ

  • 二浪していても、就職への影響はそれほど大きくない
  • 二浪の最大のデメリットは、​​本人が浪人を過剰に意識して自信を喪失しやすいこと
  • 就活では二浪がメリットになる場合もあるため、自信を持ってアピールすることが大切

二浪は就職で不利になる?就活における注意点と内定に近づくための5つの方法のイメージ

二浪生のなかには、浪人という経歴が就職に影響しないか不安を感じている人も多いのではないでしょうか。実際、就活で二浪がデメリットをもたらすケースもあります。ただし、二浪だからといって就職を諦めたり妥協したりする必要はありません。

この記事では、二浪が就職活動にもたらす影響と不利を覆し、内定を獲得するための5つの方法を解説します。志望する業界・企業への就職を成功させたい二浪生は、ぜひ参考にしてください。

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目 次

二浪は就職で不利?就活における浪人の影響を解説

基本的に、二浪が就職へ与える影響はそれほど大きくありません。もちろん、浪人経験が就職活動にまったく影響しないわけではありませんが、あくまでも企業は、勉強ができる学生ではなく、入社後の業務で活躍できる人材を探しています。

基本的に就活では過去の実績や現時点のスキルよりも、学生の人柄や将来性が重視されるため、二浪という理由だけで不利になるケースは少ないといえるでしょう。

また、毎年多くの就活生から応募がくる企業にしてみれば、浪人している学生をたくさん見てきており、二浪生もそこまで珍しいわけではありません。学生の性格や成長性を把握するために、浪人について質問するケースもありますが、初めからネガティブな印象を持っている採用担当者は少ない傾向です。

自社にマッチする人材であれば年齢や浪人の有無にかかわらず積極的に採用する企業も少なくないため、学歴を気にしすぎず、自信を持って選考に参加しましょう。

なお、浪人経験のある学生でも、就活では基本的に新卒として扱われます。新卒の定義は「正社員としての就業経験がない3月末に卒業見込みの学生」。この条件にあてはまれば、浪人生でも新卒カードを使って、就活を進められます。

浪人が就職にもたらす影響について、さらに詳しく知りたい人は「浪人は就職に不利?浪人経験を活かして就職活動を成功させる方法を解説!」もあわせてご確認ください。

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就職活動で二浪が有利に働く可能性も!4つのメリットを紹介

就職活動において、二浪が不利に働く場面はたしかにあります。ただし、二浪という肩書きが就活で有利に働く可能性があるのも事実です。

自信を持って就活を進めるためにも、二浪がもたらす4つのメリットを確認しておきましょう。

1.落ち着いた態度が高評価につながる

二浪生の場合、面接で2歳年下の同級生よりも落ち着いた印象を与えられる可能性があります。

若年層における2歳の差は非常に大きく、2年分の経験値の違いは大人としての余裕を出すのに十分な期間です。面接でも社会人の自覚をアピールできれば、入社後も落ち着いて業務を遂行できる人材として高評価を得やすいでしょう。

そのためには、面接での態度や発言に注意する必要があります。採用担当者へ内面的に成熟している印象を与えられるよう、面接の正しいマナーや社会人としてふさわしい対応を身につけておきましょう。面接のマナーについて詳しく知りたい人は「就活の面接マナーとは?入退室時やWeb面接のマナーについても解説」もあわせてご確認ください。

2.困難を乗り越えるために努力した過程をアピールできる

二浪の経験をアピールポイントとして利用することで、企業からの高評価につながる可能性もあります。

新卒の就活において、学生の将来性や問題解決力は、企業からの評価につながりやすい項目です。そのため、二浪という逆境の経験を乗り越え、人間的に成長した姿や伸び代を企業にアピールできれば、自社が求める優秀な人材として高評価を得られるケースもあります。

アピールポイントを差別化するためにも、浪人をほかの就活生にはない武器として捉え、自分ならではの魅力や経験を打ち出しましょう。

3.二浪でも高学歴であれば評価されやすい

たとえ二浪という経歴があっても、結果的に難関大学に入学しているのであれば、高学歴として評価してもらえる傾向があります。

就活において、学歴は結果を左右する評価項目の一つです。なかには学歴で足切りを行う企業も。一般的に難関といわれる大学に通っている学生に対し、「字頭がいい」「入学まで努力を続けた」「高い水準の教育を受けている」という印象があるためです。浪人という肩書きはあれど、高学歴には変わりないため、就活でも評価につながるアピールポイントの一つになるでしょう。

4.採用担当者の印象に残りやすい

二浪の学生は、採用担当者の印象に残りやすいのが特徴です。

選考を通過するには、まず採用担当者に注目してもらい、印象に残ることが非常に重要です。企業の採用担当者は、何人もの就活生を選考しなければならないため、印象の薄い学生は忘れられてしまう可能性もあります。

その点、二浪生は現役生や一浪生と比較して少数派なので、採用担当者の記憶に残りやすいといえます。二浪の経歴が直接的に加点対象になるわけではありませんが、採用担当者が覚えやすい特徴を持っている点は、メリットの一つといえるでしょう。

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二浪が就職で不利とされる理由|浪人のデメリット

二浪が就職で不利とされる理由について解説します。効果的な対策を練るためにも、考えられる5つのデメリットを把握しておきましょう。

二浪を意識して自信を失いやすい

就活における二浪の最大のデメリットは、本人が浪人を過剰に意識してしまい、自信を喪失しやすい点です。

浪人経験を本人のなかで失敗として捉えている学生の場合、現役生に劣等感を抱いてしまう傾向にあります。その結果、就活で企業に対して堂々と振る舞えず、マイナスの印象を与える可能性もあるでしょう。

また、自己肯定感の欠如から、自分の長所やアピールポイントが見つかりづらい点も就活では不利な要素といえます。

面接で浪人した理由を質問される可能性がある

二浪生の場合、面接で浪人した理由を尋ねられる場合があります。その際、面接官に説得力のある理由を伝えられないと、能力不足や努力不足といったマイナスイメージを与えてしまう可能性があるでしょう。

そのため、二浪生は浪人した理由を採用担当者に分かりやすく伝えられるように、面接対策を徹底する必要があります。現役で大学に入った就活生と比較して、対策しなければいけない項目が増える点は、二浪のデメリットといわざるをえないでしょう。

ただし、面接で二浪の理由や努力してきた背景を分かりやすく伝えられれば、粘り強さや目標を達成する能力があると判断され、プラスの評価につながるケースもあります。

年相応の受け答えを期待される

二浪生は現役で大学に入学した就活生よりも2歳年上となるため、その分、年相応の受け答えを求められる傾向があります。

面接での受け答えやマナーがしっかりできていなかったり、言動が幼稚だったりすると、現役生よりもマイナスの印象が強くなりやすいです。

特に、若手社員が担当するケースもある選考初期の面接では、自分と同年代、場合によっては年下の面接官にアピールしなければならないケースもあります。そのような場面で年相応の発言やアピールができないと、一気に選考で不利になる可能性もあるでしょう。

このように現役生と比較して、面接のハードルが上がりやすい点は、二浪がもたらす軽視できないデメリットの一つです。

同期と年齢が合わず疎外感を感じやすい

同級生よりも年齢が年上の二浪生は、就活で疎外感を感じやすい傾向にあります。

現役生であれば、同級生の友人へ気軽に就活の悩みを打ち明けられますが、少数派である二浪生の場合、同じ悩みを共有できる人を見つけるのが難しいことも。その結果、誰にも相談できず、就活の辛さが増してしまう可能性もあるでしょう。

また、就職後も年下の同期とともに業務をこなさなければならない場面が多く、人によってはストレスを感じてしまうケースもあります。

なお、学生にとっては気になるポイントかもしれませんが、社会人からすると2歳の差はそこまで大きいものではありません。最初は違和感を感じても、交流を重ねるうちに同期として自然に対応できるようになるため、積極的にコミュニケーションを取る姿勢を心がけましょう。

就職後の年収に影響する可能性もある

二浪という経歴が就職後の年収に影響する可能性もあります。二浪生は現役生よりも2年多く学業に時間を費やしているため、生涯年収は下がる傾向にあります。

ただし、就職後のキャリア次第で生涯年収は変わるため、二浪だからといって必ず収入面で損をするわけではありません。同期よりも早く出世したり、独立して個人で事業を始めたりなど、2年分の年収をカバーする方法もあるため、就活の時点では気にしすぎないことが大切です。

社会人としてのスタートが遅れた分を取り戻すためにも、入社後のビジョンを明確にし、どのようなキャリアを進むか計画を立てておきましょう。

なお、就職先を決めるにあたって業種や年齢ごとに平均年収を知っておきたい人は「20代の平均年収はいくら?年齢や業界ごとの詳細を紹介」も参考にしてください。

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二浪の就職活動で意識するべき3つの注意点

二浪生が就職活動を進めるにあたって、意識するべき3つの注意点を紹介します。二浪生の場合、現役生とは異なるポイントを重視しなければならないケースもあるため、しっかり確認しておきましょう。

二浪しているからといって就職先を妥協しない

二浪を理由に就職先を妥協してしまうのは、おすすめしません。

妥協して、志望している業界・企業以外に就職を決めてしまうと、入社後にミスマッチを引き起こす可能性があります。その結果、なかなか環境に馴染めなかったり、自分の能力を業務に活かせずいつまでも出世できなかったりなど、就職後の後悔につながってしまうケースもあるでしょう。

さらに、内定を獲得した企業を早期退職してしまうことになれば、新卒カードを失った状態で再び就活をしなければなりません。こだわりすぎるのもよくありませんが、ある程度、自分のなかで譲れないポイントを満たす企業に就職できるよう、焦らずじっくりエントリー先を吟味しましょう。

なお、企業選びで失敗したくない人は「失敗しない企業の選び方10選!あなたに合う企業選びのポイントを解説」もあわせて参考にしてください。

企業の募集要項をしっかり確認する

二浪生が就職先の企業を選ぶ際は、募集要項を入念に確認しましょう。就職先のなかには、募集要項に年齢制限が設けられているケースもあります。

なお、民間企業に応募する場合、原則として年齢制限はありません。公務員を目指す場合は、職種や就職先によって受験資格に年齢制限が定められているため、注意が必要です。

二浪生は現役生と比較して2年分受験可能な年数が短くなるため、チャンスを逃さぬよう、募集要項をしっかり確認したうえで、効率的に対策を進めましょう。

就職浪人や留年はできれば避ける

すでに二浪している学生の場合、就職浪人や留年はできれば避けてください。

二浪している状態で就職浪人や留年をしてしまうと、現役生と3歳以上の差が生まれてしまうため、企業の評価も明確に変わってきます。採用担当者のなかには、浪人したうえで留年した学生に対して「明らかに準備や努力が不足している」「計画性がない」といったマイナスの印象を持つ人もいるでしょう。

また、卒業後3年以内の学生は基本的に新卒扱いになりますが、実際は企業による部分が大きいため、既卒扱いになってしまう可能性もあります。

いずれにせよ現役生と年齢が離れれば離れるほど、二浪よりも不利な状況で就活に挑まなくてはならないため、やむを得ない事情がない限り、就職浪人や留年という選択肢は避けた方が無難です。

もちろん、どうしても入社したい企業があり、就職活動に精一杯取り組んだ結果、就職浪人という道を選択するのであれば問題ありません。ただし、「どうせ二浪しているならもう1年遅くなっても変わらない」というスタンスで就活に臨むと、大きな後悔を生む可能性があることだけは覚えておきましょう。

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就職における二浪の不利を覆す方法5選

就職における二浪の不利を覆すための方法を5つ紹介します。志望する企業の内定を勝ち取るためにも、紹介する方法を参考にしてみてください。

1.二浪を気にせず堂々と構える

二浪生が​就職活動を成功させるためには、浪人経験を気にしすぎず、堂々とした態度で選考に臨むことが大切です。

就活において、二浪はそれほど不利な要素ではありません。多少のデメリットはあれど、基本的には現役で合格した学生と同じ新卒者として評価してもらえる傾向にあるため、ネガティブに捉えすぎないことが大切です。

むしろ、二浪という肩書きを気にしすぎて、就活に消極的になってしまったり、選考に自信を持って臨めなくなったりすることのほうが問題です。自分の強みや魅力をアピールし、志望する企業から内定をもらうためにも、明るく前向きな姿勢で選考に臨みましょう。

​2.二浪経験を自分の強みとしてアピールする

二浪の就活を有利に進めたいなら、浪人経験を強みとしてアピールするのがおすすめです。具体的には、浪人経験を通して培った「粘り強さ」や「精神力」など、自分の強みとなるポイントを伝えることで、効果的なアピールができるでしょう。

また、以下のようなエピソードを織り交ぜながら自分の強みをアピールすることで、さらに説得力が増します。

・浪人を決意したときの理由
・どのようなビジョンを持って志望校を選んだのか
・浪人時代に苦労した経験
・困難を乗り越えるために工夫した点
・浪人経験を経て、得たものや学んだこと

就活生のなかには、自己PRのアピールポイントやエピソードに悩む人も多いですが、二浪生の場合は、浪人経験という現役生には真似できない素材があります。現役生よりも自己PRに使える素材やエピソードが一つ多いと、ポジティブに捉え、自分の武器として有効活用しましょう。

3.就活を経験した同い年の友人からアドバイスをもらう

就活を経験した同い年の友人からアドバイスをもらうのも、二浪ならではの就活対策といえます。

現役生が就活の体験談を知りたい場合、OB・OGなどの先輩に聞くのが一般的です。ただし、相手が先輩となると「失礼があってはいけない」という思いから、遠慮してしまうこともあるでしょう。

その点、二浪生であれば高校時代の同級生などから、気軽に就活の注意点や効果的な対策法を聞き出せます。2年前に就活を成功させている経験者のリアルなアドバイスを参考にできるため、就活を有利に進めるためのヒントを効率的に得られるでしょう。

4.就活準備・対策を入念におこなう

二浪に限った話ではありませんが、就活を効率よく進めるためには、準備・対策を入念に行う必要があります。ほかの就活生に遅れを取らないためにも、できるだけ早めに以下のような就活準備・選考対策を進めましょう。

・自分の強みやビジョンを把握するために自己分析を入念に行う
・就職先を慎重に選ぶために業界、企業研究を徹底する
・志望動機や自己PRを推敲し、エントリーシートを完成させる
・企業への理解をより深めるためにインターンシップに参加する
・本番で落ち着いた受け答えができるように面接対策に力を入れる

準備や対策を徹底的に行うことで、ライバルとなる現役生に気後れせず、選考に臨める自信が身につきます。

特に、二浪の就活では面接対策を重視する必要があります。二浪の理由やどのように乗り越えたかなどはほぼ確実に質問されるため、説得力のある回答を用意しておきましょう。また、面接本番では緊張感から上手く回答できない可能性もあるため、模擬面接を通して受け答えやマナーの練習もしておくと安心です。

面接対策の具体的な進め方や、よく聞かれる質問を詳しく知りたい人は「就活の面接対策で必要なことは?よく聞かれる質問と対策法も解説」もあわせてご確認ください。

5.就活エージェントに相談する

就職活動に行き詰まった二浪生は、就活エージェントに相談してみるとよいでしょう。

就活エージェントとは、就活のプロであるキャリアアドバイザーが就活を総合的にサポートしてくれるサービスです。具体的なサポート内容は、サービスによって異なりますが、以下のようなものが一般的です。

・個別相談
・求人紹介
・企業の情報共有
・選考対策のサポート
・企業へのアポイントメントや日程調整 など

もちろん、二浪生でも就活エージェントは利用可能です。同級生には話しづらい二浪ならではの悩みも、就活のプロに相談することで解決の糸口が見つかるでしょう。なお、新卒向けのサービスは無料で利用できるものが多いため、気軽に相談してみるのがおすすめです。

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二浪から就職活動を成功させたいあなたへ

二浪は就職活動を諦めなければならないほど、不利な要素ではありません。本当の意味で二浪が不利に働くとすれば、それは本人が必要以上に気にしてしまい、就活に対して消極的になっているケースです。

とはいえ、「どうしても二浪という肩書きが気になってしまう」「自信を持って選考に臨むためにはどうしたらよいの?」といった悩みや不安を抱えている就活生もいるでしょう。

二浪を気にせず、堂々とした態度で就活を進めるための対策や考え方を身につけたい学生は「量より質」の新卒就活エージェント「キャリアチケット」にご相談ください。

キャリアチケットでは、企業の採用活動に精通したキャリアアドバイザーがあなたの就活をマンツーマンでサポートします。個別相談で二浪の悩みを気軽に打ち明けられるのはもちろん、性格や長所に合わせた求人紹介や選考対策など、あなたが自信を持って就活を進めるための解決策をご提案します。

理想とする企業の内定を獲得し、就活を成功で終わらせたい二浪生は、ぜひキャリアチケットをご活用ください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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