理系学生向けのインターンシップとは?時期や特徴を解説!

このページのまとめ

  • 理系学生向けのインターンシップには一般応募と推薦がある
  • 理系学生向けのインターンシップは実習型やワーク型で実施される
  • 理系学生がインターンに参加する際は学業と両立できるようにする

「理系学生向けのインターンシップって何?」「参加した方が良い?」などと悩んでいる学生もいるでしょう。理系学生は研究や学業で忙しく、インターンシップに参加するかどうかは迷いがちです。興味はあっても、なかなか動けていない学生も少なくありません。

この記事では、理系向けのインターンシップの特徴やスケジュール、経験できる職種などを解説。参加を迷っている学生は、参考にしてください。

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目 次

理系のインターンシップの特徴

インターンシップのなかには、理系学生を対象としたインターンシップがあります。理系を対象としたインターンシップは、プログラムの内容によって「実習型」や「ワーク型」など、独自の名称で区分されることも。募集要項を見る際は、名称だけでなく中身もしっかり確認しましょう。

ここでは、理系向けのインターンシップにはどのような特徴があるのかを解説します。

理系限定のインターンがある

インターンシップのなかには、理系学生に絞って開催されるものもあります。

理系学生は研究や実験、実習などがあり、なかなかインターンシップの時間を作れません。そのため、理系学生も参加しやすいように、開催時期をずらしたり、募集を理系学生のみに絞ったりするインターンシップがあります。

通常のインターンシップよりも、理系学生が応募しやすい条件になっているので確認してみましょう。

一般応募と推薦がある

理系のインターンシップには、公募制の一般応募と、特定の大学や学部を対象とした推薦枠を設けている企業があります。推薦の場合は、大学の就職課や教授の推薦状があれば参加可能です。

推薦のメリットは、インターン参加のための面接などの選考プロセスが一部免除・簡略化される点にあります。学業や実験で多忙な学生も参加しやすいため、まずは自分の大学に届いている募集案内をチェックしてみましょう。

理系のインターンシップは何をする?主な内容

理系インターンのプログラムは、大きく分けて「ワーク型」と「実習型」があります。ワーク型では、企業が直面している技術的課題に対し、数人のチームで解決策を練り上げる企画提案が中心です。自分の専門知識を論理的に組み立て、アウトプットする力が試されます。

一方の実習型(現場受け入れ型)は、数日から数週間にわたって実際の研究所や工場に入り、社員と同じ環境で実験やデータ解析、設計などを体験する形式です。大学にはない数億円規模の最新設備を扱えることも多く、研究が「製品」として世に出るまでのプロセスを学べます。

いずれも現場のリアルを体感できるため、将来働く姿を具体的にイメージしやすくなるでしょう。

理系特有の形式だけでなく、インターン全体の基礎知識や期間ごとの違いを詳しく知りたい方は、「インターンシップとは?行う意味や期間別の特徴をご紹介」の記事も参考にしてみてください。

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理系のインターンシップはいつから?スケジュールを紹介

理系インターンシップの準備は、一般的に大学3年生や大学院1年生の4月から5月ごろに開始するのが目安です。多くの企業が夏と冬の長期休暇に合わせて開催するため、募集が始まるタイミングを逃さないようにしましょう。特に技術職や研究職の募集は、早い段階で定員に達することもあります。

夏インターン

夏インターンシップは、6月ごろからエントリーが始まり、8月から9月の夏休み期間中に実施されるケースが大半です。この時期のプログラムは、数日間から2週間程度の「現場受け入れ型」や「実習型」が多く見られます。実際の工場や研究所に足を運び、企業の技術力や職場の雰囲気を肌で感じられる絶好の機会です。

また、夏休みのまとまった時間を活用できるため、遠方の企業であっても宿泊を伴って参加しやすいメリットがあります。早い時期から業界研究を深められるため、そのあとの専門分野の選択や志望動機の具体化に役立てられるでしょう。

冬インターン

冬インターンシップは、10月ごろから募集が始まり、12月から2月にかけて開催されるのが一般的です。夏のインターンに比べて期間が短い「ワーク型」や「1day形式」が増える傾向にあります。研究活動が忙しくなる時期ですが、短期間で効率良く企業理解を深めたい学生に適しています。

この時期のインターンシップは、選考に直結するケースや、早期の会社説明会を兼ねていることが少なくありません。就職活動の本番が目前に迫っているため、特定の企業を絞り込んで最終的なマッチングを確認する場として活用するのがおすすめです。春休みに入る2月ごろには募集が締め切られることも多いため、早めの情報収集を心掛けましょう。

スケジュールを把握したあとは、それぞれのプログラムが自分の目的に合っているかを確認することが大切です。インターンの種類ごとの特徴や、選び方のポイントを詳しく知りたい方は、「インターンの種類はどれを選ぶ?目的・時期別に解説」の記事もあわせてご覧ください。

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理系がインターンシップに参加するメリット

理系学生がインターンシップに参加するメリットには、「企業理解が深まる」「書類選考に活かせる」などのメリットがあります。参加するメリットを4つ紹介するので、参考にしてください。

企業についての理解が深まる

インターンシップに参加すれば、企業の社風や業務内容についての理解が深まります。Webサイトや会社説明会だけでは分からない内容を知れるので、企業選びの参考になるでしょう。

インターンシップのなかには、実際の業務を体験できるものも。また、社内がどのような雰囲気なのかも体感できます。

自分に合うかどうかは、Webサイトや採用ページの情報だけではなかなか分かりません。インターンシップに参加し、より詳しく企業について知れれば、自分に合う企業を見つけやすくなるでしょう。

企業理解を深めるためには、企業研究も並行して行うのが大切です。企業研究については「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」も参考にしてください。

履歴書やエントリーシートに活かせる

インターンシップでの実体験は、履歴書やエントリーシートに活かせます。特に理系の選考では、専門知識を実際の現場でどのように活用し、どのような課題を乗り越えたのかという具体的なエピソードが重要です。

実務に触れた経験を言語化すると、未参加の学生に比べて内容に深みが増し、入社後の活躍をイメージさせやすくなるでしょう。また、自ら進んで現場を体験しようとする姿勢は、企業側から志望度の高さとして評価されます。将来の選考を有利に進めるためにも、興味のあるプログラムへ積極的に参加し、自分だけのアピールポイントを蓄積しておきましょう。

企業選びの視野が広がる

インターンシップに参加すると、企業選びの視野を広げられます。知らない分野や業種にチャレンジするのも良いでしょう。

インターンシップで経験する企業や職種には制限がないため、理系の学生も文系に多いコンサルや営業などに挑戦できます。業界や職種にこだわらずチャレンジすれば、視野を広げられるでしょう。

就活では自分に合う仕事を見つけるのはもちろん、合わない職種を見つけて選択肢を絞るのも大切です。インターンシップはさまざまな職種や業界に挑戦できるチャンスなので、複数企業で参加してみましょう。

人脈ができる

インターンシップに参加すれば、企業の担当者やほかの参加者と関われます。新しい人脈が増え、就活にプラスに働くケースもあるでしょう。

たとえば、企業の担当者と関わりができ、本選考に呼んでもらえる場合もあります。また、参加者と仲良くなり、就活の情報交換をできる場合もあるでしょう。

就活では、普段の生活では知り合えない人々と知り合えます。インターンシップに参加し、新しい人脈を増やすのもおすすめです。

また、インターンシップ以外にも、企業担当者や就活仲間と出会える場は数多く存在します。人脈を広げ、効率的に情報を集めるための手段として、就活イベントの活用も検討してみましょう。「就活イベントのメリット・デメリットとは?参加前に知っておくべきこと」の記事では、イベント参加のメリットや注意点を詳しく解説しています。

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理系のインターンシップで経験できる職種

理系のインターンシップでは、「研究職」「エンジニア」「システムエンジニア」などの職種を経験できます。それぞれどのような職種なのか解説するので、参考にしてください。

研究職

新しい技術の開発や、これまでの技術の発展を目指して研究を行うのが研究職です。インターンシップの場合、研究施設の見学や仕事の見学が多いので覚えておきましょう。

理系の学生が就活をする際、大学での研究内容に関連した内容を選ぶケースがよくあります。研究内容が活かせそうかどうかで、インターンシップ先を選ぶのもおすすめです。

研究職については「研究職になるには?働くメリットや向いている人物像をご紹介」も参考にしてください。

エンジニア

エンジニアとは、工学に関する知識を持ち、開発や設計、運用などを行う技術者です。エンジニアはさまざまな業界に所属しており、業界に応じて業務内容は変わります。どの業界に進みたいか、どのような技術で活躍したいのかを考え、インターンシップ先を選ぶようにしましょう。

エンジニアのインターンシップでは、実務を通してスキルを学ぶケースがよくあります。未経験でも参加できる場合があるので、募集要項を確認しましょう。

エンジニア向けのインターンシップについては「エンジニアのインターンは未経験でも参加できる?メリットと注意点を解説」も参考にしてください。

システムエンジニア

システムエンジニアは、ソフトウェアの開発や設計を行う仕事です。クライアントの要求を聞き、希望を実現するためのシステム作成が主な仕事になります。

システムエンジニアはプログラミングのイメージが強い仕事ですが、それだけではありません。クライアントへのヒアリングや提案、チームメンバーの管理なども仕事に含まれます。

システムエンジニアについては「システムエンジニアになるには?新卒から目指す方法や役立つ資格を解説!」も参考にしてください。

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理系学生がインターンシップに参加する際の5つの準備

理系学生がインターンシップに参加する場合、学業との両立がポイントになります。効率的に行動し、学業もインターンシップも成功できるように準備しましょう。

ここでは、理系学生がインターンシップに参加する際の準備について解説します。

理系学生がインターンシップに参加する際の5つの準備のイメージ

1.研究や学業と両立できるようにする

研究活動や講義とインターンシップを並行して進めるために、事前のスケジュール管理を徹底しましょう。理系学生は実験や論文作成などで多忙な時期が多く、予定を詰め込み過ぎるとどちらも中途半端になってしまう恐れがあります。

インターンシップの開催期間は、1日で完結するものから数ヶ月に及ぶ長期のものまで多様です。まずは自分の研究計画や試験日程を正確に把握し、無理なく取り組めるプログラムを選択しましょう。万が一、急な実験が入った際の対応についても、あらかじめ検討しておくと安心です。学業をおろそかにせず、限られた時間を有効に活用して実務経験を積みましょう。

2.業界研究を先にしておく

インターンシップ先を決める前に、業界研究を行っておくと、選択肢が広がるのでおすすめです。

近年では、業界や職種に関係なく理系を採用する企業が増えています。「自分の研究内容は△△だから、関係する企業しかインターンシップに参加できない」などと考えていると、選択肢を狭めてしまうでしょう。

業界研究を行えば、思いもよらぬ業界や企業で自分のスキルが求められていることが分かるかもしれません。業界研究については「【21卒 就活お悩み相談室 #5】業界研究ってどう進めればいいの?」も参考にしてください。

3.長期インターンの場合は給与を確認する

長期インターンシップのなかには、「有給インターン」があります。有給インターンシップに参加する場合、業務内容に見合った給与が発生するか確認しておきましょう。

有給インターンの場合、実際に社内システムを構築したり開発を行ったりと、実務を任される場合も。学生でも担当する仕事の責任が大きいため、責任に見合った報酬が支払われます。

一般的な金額は、「時給1,000〜2,000円程度+成果報酬」が目安。インターンといえども仕事なので、業務に見合う給与をもらえるか確認して参加しましょう。

4.参加前に目的や目標を決める

インターンシップへの参加を実りあるものにするためには、事前に自分なりの目的や目標を明確にしておくことが大切です。なぜその企業のプログラムを選んだのか、終了までにどのようなスキルを得たいのかを言語化しておきましょう。

具体的な目標を立てて参加すれば、実際の業務においても当事者意識をもって取り組めるでしょう。学んだ内容や工夫した過程は、その後の志望動機や自己PRを構成する際の根拠になります。将来の自分にとってプラスになる経験にするためにも、参加前に何を身につけたいか整理しておきましょう。

5.スカウト型サービスに登録する

研究活動や講義で多忙な理系学生にとって、スカウト型サービスの活用は効率的にインターンシップを探す有効な手段となります。自分の専門分野や研究内容、保有しているスキルをプロフィールに登録しておくだけで、興味をもった企業から直接オファーが届く仕組みです。

自ら膨大な募集情報を探す手間を省けるため、実験や論文作成に追われる日々でも、自分に合ったチャンスを逃さず確保できるでしょう。企業側も学生の専門性を理解したうえで声を掛けるため、マッチングの精度が高まりやすい点もメリットといえます。

自分では気づかなかった業界や企業からスカウトが届くことで、キャリアの選択肢を広げるきっかけにもなるでしょう。まずは実績や得意分野を整理して、早めにプロフィールを充実させておくのがおすすめです。

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理系学生向けのインターンシップは、理系学生のみに対象を絞っている場合もあるのでおすすめです。推薦を利用すれば、選考を免除してもらえることもあるでしょう。

しかし、理系学生のインターンシップで大変なのは、スケジュール管理です。忙しくてなかなか就活に時間を割けない方は、専任アドバイザーのサポートが受けられる就活エージェントを活用してみましょう。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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