このページのまとめ
- 理系学生向けのインターンシップには一般応募と推薦がある
- 理系学生向けのインターンシップでは研究職やエンジニアなどが経験できる
- 理系学生がインターンに参加する際は学業と両立できるようにする
「理系学生向けのインターンシップって何?」「参加した方がいい?」などと悩んでいる学生もいるでしょう。理系学生は研究や学業で忙しく、インターンシップに参加するかどうかは迷いがちです。興味はあっても、なかなか動けていない学生も多いはず。
この記事では、理系向けのインターンシップの特徴や開催されている業界、経験できる職種などを解説。インターンシップへの参加を迷っている学生は、参考にしてください。
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- 理系のインターンシップの特徴
- 理系限定のインターンがある
- 一般応募と推薦がある
- 理系がインターンシップに参加するメリット
- 企業についての理解が深まる
- 履歴書やエントリーシートに活かせる
- 企業選びの視野が広がる
- 人脈ができる
- 理系のインターンシップで経験できる職種
- 研究職
- エンジニア
- システムエンジニア
- MR
- 理系向けのインターンシップが開催されている業界
- メーカー
- 情報通信
- 金融
- 理系学生がインターンシップに参加する際の注意点
- 研究や学業と両立できるようにする
- 業界研究を先にしておく
- 長期インターンの場合は給与を確認する
- 参加前に目的や目標を決める
- 理系学生向けのインターンシップに参加を考えているあなたへ
理系のインターンシップの特徴
インターンシップのなかには、理系学生を対象としたインターンシップがあります。業務内容やプログラムの内容によって呼ばれる場合があるので覚えておきましょう。
ここでは、理系向けのインターンシップにはどのような特徴があるのかを解説します。
理系限定のインターンがある
理系向けのインターンシップのなかには、理系学生限定に絞って開催される場合もあります。多くのインターンシップが文系理系関係ないなかで、一つの特徴といえるでしょう。
理系学生は研究や実験。実習などがあり、なかなかインターンシップの時間を作れません。そのため、理系学生でも参加しやすいように、開催時期をずらしたり、応募を理系学生のみに絞ったりするインターンシップがあります。
通常のインターンシップよりも、理系学生が応募しやすい条件になっているので、確認してみるといいでしょう。
一般応募と推薦がある
理系学生向けのインターンシップでは、一般応募と推薦を設けているケースもあります。推薦の場合は、大学や教授の推薦で参加可能です。
推薦のあるインターンシップの場合、本来は必要な選考が免除される場合も。応募するだけで参加できるので、忙しい理系学生にとってメリットになるでしょう。
インターンシップのメリットについては「インターンシップ参加のメリットと企業の選び方」も参考にしてください。理系学生向けとの違いを考える前に、確認しておきましょう。
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理系がインターンシップに参加するメリット
理系学生がインターンシップに参加するメリットには、「企業理解が深まる」「書類選考に活かせる」などのメリットがあります。参加するメリットを4つ紹介するので、参考にしてください。
企業についての理解が深まる
インターンシップに参加すれば、企業の社風や業務内容についての理解が深まります。Webサイトや会社説明会だけではわからない内容を知れるので、企業選びの参考になるでしょう。
インターンシップのなかには、実際の業務を体験できるものも。また、社内がどのような雰囲気なのかも体感できます。
自分に合うかどうかは、Webサイトや採用ページだけでの情報ではなかなかわかりません。インターンシップに参加し、より詳しく企業について知れれば、自分に合う企業を見つけやすくなるでしょう。
企業理解を深めるためには、企業研究も並行して行うのが大切です。企業研究については「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」も参考にしてください。
履歴書やエントリーシートに活かせる
インターンシップに参加すれば、履歴書やエントリーシートに書ける内容が増えます。インターンシップに参加していない学生と比べて充実した内容になり、評価されやすくなるでしょう。
また、企業側もインターンシップに参加するほど意欲が高い学生だと評価できます。アピールにつながるので、興味のある企業のインターンシップには参加しておくのがおすすめです。
企業選びの視野が広がる
インターンシップに参加すると、企業選びの視野を広げられます。知らない分野や業種にチャレンジするのもいいでしょう。
インターンシップで経験する企業や職種には制限がないので、理系の学生も文系に多いコンサルや営業などに挑戦できます。業界や職種にこだわらずチャレンジすれば、視野を広げられるでしょう。
就活では自分に合う職位を見つけるのはもちろん、合わない職種を見つけて選択肢を絞るのも大切です。インターンシップはさまざまな職種や業界に挑戦できるチャンスなので、複数企業で参加してみるといいでしょう。
人脈ができる
インターンシップに参加すれば、企業の担当者やほかの参加者と関われます。新しい人脈が増え、就活にプラスに働くケースもあるでしょう。
たとえば、企業の担当者と関わりができ、本選考に読んでもらえる場合もあります。また、参加者と仲良くなり、就活の情報交換をできる場合もあるでしょう。
就活では、普段の生活では知り合えない人々と知り合えます。インターンシップに参加し、新しい人脈を増やすのもおすすめです。
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理系のインターンシップで経験できる職種
理系のインターンシップでは、「研究職」「エンジニア」「システムエンジニア」「MR」などの職種が経験できます。それぞれどのような職種なのか解説するので参考にしてください。
研究職
新しい技術の開発や、これまでの技術の発展を目指して研究を行うのが研究職です。インターンシップの場合、研究施設の見学や、仕事の見学が多いので覚えておきましょう。
理系の学生が就活をする際、大学での研究内容に関連した内容を選ぶケースがよくあります。研究内容が活かせそうかどうかで、インターンシップ先を選ぶのもおすすめです。
研究職については「研究職になるには?働くメリットや向いている人物像をご紹介」も参考にしてください。研究職に興味のある学生は参考にしてください。
エンジニア
エンジニアとは、工学に関する知識を持ち、開発や設計、運用などを行う技術者です。エンジニアはさまざまな業界に所属しており、業界に応じて業務内容は変わります。どの業界がいいのか、どのような技術で活躍したいのかを考え、インターンシップ先を選ぶようにしましょう。
エンジニアのインターンシップでは、実務を通してスキルを学ぶケースがよくあります。未経験でも参加できる場合があるので、募集要項を確認するといいでしょう。
エンジニア向けのインターンシップについては「エンジニア向けインターンとは?新卒でも参加可能?特徴やメリットを解説」も参考にしてください。
システムエンジニア
システムエンジニアは、ソフトウェアの開発や設計を行う仕事です。クライアントの要求を聞き、希望を実現するためのシステム作成が主な仕事になります。
システムエンジニアはプログラミングのイメージが強い仕事ですが、プログラミングをしているだけではありません。クライアントへのヒアリングや提案、チームメンバーの管理なども仕事に含まれます。
システムエンジニアについては「システムエンジニアになるには?新卒から目指す方法や役立つ資格を解説!」も参考にしてください。
MR
MRとは、自社で扱う医薬品を医師や薬剤師などの医療従事者にプロモーションする仕事です。医薬品や医療機器についての知識が必要になるため、理系学生からも人気を集めています。
MRのインターンシップでは、実際の仕事を体験できる場合も。営業にはなるので、専門知識だけではなくコミュニケーションも必要な点は覚えておきましょう。
MRについては「MRで働くメリットは?仕事内容や1日の流れもあわせて解説」も参考にしてください。
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理系向けのインターンシップが開催されている業界
理系向けのインターンシップは、「メーカー」「情報通信」「金融」などの業界で開催される傾向にあります。どのような特徴があるのか解説するので参考にしてください。
メーカー
メーカーでは自社商品を開発している企業が多く、研究開発を行う理系学生が求められています。「化学」「電子部品」などの機械系はもちろん、食品系のメーカーでも研究開発が行われているので覚えておきましょう。
メーカーの範囲は幅広いので、自分の研究内容に関連する企業を選ぶのがおすすめ。研究所におもむき、研究職の方から話を聞ける企業もあるので、どのようなプログラムが行われているか確認するといいでしょう。
情報通信
情報通信業界では、エンジニアやシステムエンジニアのインターンシップが行われる傾向にあります。ハードウェアもソフトウェアも、研究開発を行う人材が欠かせないためです。
情報通信業界では、エンジニア業務を体験できるインターンシップも開催されています。志望している企業や業務が自分に合うかどうか判断するため、参加するのもおすすめです。
金融
金融業界の場合、コンサルタントやデータサイエンティストの業務を任せる人材を求めて、インターンシップが開催されています。システムのセキュリティ対策を高めるため、技術者が必要だからです。
また、金融業界の場合、理系学生が持っている論理的志向が歓迎される場合も。加えて、数字を扱うことが日常の金融で、理系学生が数字に強い点も理系向けのインターンシップが行われる理由です。
インターンシップに参加する場合でも、エントリーシートや履歴書などの選考を行う企業があるので覚えておきましょう。金融業界については「金融業界の志望動機の書き方は?例文や面接で伝えるコツも解説」も参考にしてください。
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理系学生がインターンシップに参加する際の注意点
理系学生がインターンシップに参加する場合、学業との両立がポイントになります。効率的に行動し、学業もインターンシップも成功できるように準備しましょう。
ここでは、理系学生がインターンシップに参加する際の注意点を解説します。
研究や学業と両立できるようにする
研究や学業とインターンシップを両立できるように、スケジュール管理に気を付けましょう。理系学生は学業で忙しいケースが多く、インターンシップに参加する時間がないと悩むことも。
インターンシップは1日や数日のものもあれば、数ヶ月のように長期にわたって取り組むものもあります。自分のスケジュールを確認し、両立できるインターンシップに参加してください。
業界研究を先にしておく
インターンシップ先を決める前に、業界研究を行っておきましょう。業界研究を行っておくと、選択肢が広がるのでおすすめです。
近年では、業界や職種に関係なく、理系を採用する企業が増えています。「自分の研究内容は△△だから、関係する企業しかインターンシップに参加できない」などと考えていると、選択肢を狭めてしまうでしょう。
業界研究を行えば、思いもよらぬ業界や企業で自分のスキルが求められていると発見できるかもしれません。業界研究については「【21卒 就活お悩み相談室 #5】業界研究ってどう進めればいいの?」も参考にしてください。
長期インターンの場合は給与を確認する
長期インターンシップのなかには、「有給インターン」があります。有給インターンシップに参加する場合、業務内容に見合った給与が発生するか確認しておきましょう。
有給インターンの場合、実際に社内システムを構築したり、開発を行ったりと、実務に携わる業務を任される場合も。学生でも担当する仕事の責任が大きいため、責任に見合った報酬が支払われます。
一般的な金額は、「時給1,000円〜2,000円+成果報酬」が目安。インターンといえども仕事なので、業務に見合う給与をもらえるか確認して参加しましょう。
参加前に目的や目標を決める
インターンシップに参加する前に、目的や目標を決めておくと有意義な内容になります。なぜインターンシップに参加するのかを整理し、明確にしておきましょう。
目的や目標がないと、ただ参加するだけになってしまうことも。参加した経験を志望動機や自己PRに活かせるように、何を学びたいのか考えておきましょう。
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理系学生向けのインターンシップに参加を考えているあなたへ
理系学生向けのインターンシップは、理系学生のみに対象を絞っている場合もあるのでおすすめです。推薦を利用すれば、選考を免除してもらえることもあるでしょう。
しかし、理系学生のインターンシップで大変なのは、スケジュール管理です。忙しくてなかなか就活に時間を割けない方は、専任アドバイザーのサポートが受けられる就活エージェントを活用してみましょう。
理系学生におすすめの就活エージェントが、キャリアチケット。キャリアチケットでは多くの就活生をサポートしてきたプロが、マンツーマンでアドバイスを行います。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。