このページのまとめ
- 将来やりたいことを見つけることで、自分に合った就職先を見つけやすくなる
- 将来やりたいことを見つける方法は自己分析を深め、興味のあることに挑戦すること
- 将来やりたいことを見つけるには難しく考えず、直観を大切にするのがおすすめ

就活を始めるにあたって、「将来やりたいことがない」と悩む人もいるでしょう。将来やりたいことは自己分析を深めて自分の興味のあることを明確にし、挑戦することで見つかる可能性があります。
この記事では、就活で将来やりたいことを見つける重要性や見つけ方を解説。また、将来やりたいことが見つからない原因や探すときの注意点も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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- 就活で「やりたいことがない」が危険な理由を解説
- 将来やりたいことがないと感じる原因
- 「やりたいこと」を難しく考えすぎている
- 多様な経験や知識に触れる機会が少ない
- 日常生活が忙しく考える時間がない
- 失敗を恐れて行動できない
- 他者の意見を優先しがちである
- 現状に満足してしまっている
- 将来やりたいことを見つける6つの方法
- 1.自己分析で自分の強み・弱みを理解する
- 2.業界・企業研究で業界や職種を幅広く知る
- 3.「やりたくないこと」を明確にする
- 4.リスクを恐れずに興味のあることに挑戦する
- 5.目標とする人物を見つける
- 6.第三者に相談する
- 将来やりたいことを探すときの注意点
- 直感を大切にする
- 高すぎる理想をもつのは避ける
- やりたいことを仕事する必要はない
- 将来のやりたいことを見つけたい方へ
就活で「やりたいことがない」が危険な理由を解説
就活を進めるなかで、「将来やりたいことが見つからない」と悩む新卒生は少なくありません。やりたいことが見つからないまま就活を進めると、志望動機の説得力が欠けて、採用担当者に「入社意欲が低い」「入社後の活躍イメージがもてない」と判断されやすくなります。
その結果、選考が通りにくくなり、就活が長期化したり、モチベーションが低下したりする可能性があるでしょう。
一方、将来の目標やビジョンが明確であれば、企業選びの基準がはっきりし、志望動機や自己PRにも一貫性が生まれて、採用担当者に熱意を伝えやすくなります。
焦らずに自己と向き合い、「将来やりたいこと」を見つけるプロセスが就活を成功させるための重要なポイントといえるでしょう。
やりたいことがないと悩んでいる方は、「『自分が何をしたいのかわからない』を解消するための方法を紹介!」の記事もチェックしてみてください。
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将来やりたいことがないと感じる原因
これから就活に臨む大学生のなかには、なぜ自分がやりたいことが見つからないのかその理由がわからない方もいるかもしれません。やりたいことが見つからない状態を放置したまま就活を進めてしまうと、入社後のミスマッチにつながる可能性があります。
ミスマッチを避けるためには、まずは「なぜやりたいことを見つけられないのか」という根本的な原因を究明することが大切です。ここでは、将来やりたいことがないと感じる原因を紹介するので、自分に当てはまるものがないか確認してみてください。
「やりたいこと」を難しく考えすぎている
将来やりたいことがないと感じる主な原因は、「やりたいこと」を難しく考えすぎているためです。就活において「やりたいこと」というと、壮大な目標や、人生をかけるような仕事でなければならないと、無意識のうちにハードルを上げすぎているケースがよく見られます。
仕事選びで完璧な答えを出そうとするあまり、なかなか答えにたどり着けず、悩みが深まる原因になるでしょう。「やりたいこと」は最初から明確でなくてはいけない、と考える必要はありません。
多様な経験や知識に触れる機会が少ない
多様な経験や知識に触れる機会が少ないことも、将来の目標設定を難しくする要因の一つです。これまでの学生生活やアルバイトなどで経験の範囲が限定的である場合、自身の潜在的な興味や関心、適性に気づくきっかけが少なくなるでしょう。
触れる世界や情報が特定の分野に偏っていると、世の中にある多様な仕事や働き方の存在を知らず、選択肢を広げにくくなります。具体的なキャリアパスに関する知識が不足しているため、将来のイメージを具体的に描き出すことが難しくなり、結果として「やりたいこと」がぼんやりとしたままになってしまうのです。
日常生活が忙しく考える時間がない
日常生活が忙しく考える時間がないと、将来のやりたいことを見つけるのが難しくなる原因になります。就職活動や学業、アルバイト、プライベートの予定などに追われ、日々をこなすことで精一杯になってしまい、「将来について深く考える時間」を十分に確保できていない就活生も少なくありません。
特に就活が本格化すると、企業研究やES作成、面接対策などに時間をとられ、立ち止まって自分自身と向き合う機会が失われがちです。焦りのなかで表面的な情報ばかりに目がいき、自分の内面にある本当の願望や価値観を整理できていないことが、結果的に「やりたいこと」の発見を妨げてしまうでしょう。
失敗を恐れて行動できない
将来やりたいことがないのは、失敗を恐れて行動できていないことが原因になっている可能性があります。「やりたいこと」を見つけるためには、新しいことへの挑戦や試行錯誤が不可欠です。
しかし、失敗することへの過度な恐れから、「やりたいこと」を見つけるために不可欠な具体的な行動に移せないため、試行錯誤を通じた多様な経験と内省の機会を得られず、結果として自分が本当に熱中できることや向いていることを発見するのが難しくなります。
たとえば、興味のある業界のインターンに参加することをためらったり、OB・OG訪問を控えてしまったりすることがあるでしょう。「もし失敗したらどうしよう」「自分には無理かもしれない」といったネガティブな考えが先行し、一歩踏み出すことを躊躇してしまいます。
他者の意見を優先しがちである
他者の意見を優先しがちであることは、将来やりたいことが見つからない原因になります。周囲の期待や世間の評価に流されると、「自分が本当にやりたいこと」よりも「世間的に良いとされること」を優先してしまいがちになり、目標を見つけるのが難しくなるでしょう。
その結果、他者の評価軸で物事を判断する習慣がつき、「自分が何に喜び、何に価値を感じるのか」という感覚が鈍ってしまいます。これが原因となり、「やりたいこと」を見つけられず、行動が定まらないまま迷走してしまう状況に陥りやすくなるでしょう。
現状に満足してしまっている
現状に満足してしまっている場合、将来やりたいことがないと感じることがあるでしょう。今の学生生活やアルバイト、サークル活動などに満足し、「特に不満がない」「現状維持で十分」と感じていれば、「将来を変える必要性」や「より良い未来を求める意欲」が生まれにくくなります。
その結果、新しいことへ挑戦する意欲や、自分の可能性を追求しようというエネルギーが不足し、積極的に将来の目標を探す行動につながりません。危機感が少ないために、目標設定を後回しにしてしまい、結果的に就職活動などで改めて将来と向き合う必要に迫られた際に、戸惑いや焦りを感じることがあるでしょう。
また、満足している現状を維持したいという心理と、将来を決めることへの具体的な準備不足が相まって、「就活を先延ばしにしたい」「就活したくない」という強い抵抗感につながる可能性もあります。
就活をしたくないと感じる方は、「就活したくない時はどうする?就職以外の選択肢とモヤモヤの解決策を解説」の記事もおすすめです。
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将来やりたいことを見つける6つの方法
「将来の目標ややりたいことが見つからない」と焦る必要はありません。将来やりたいことは、適切なプロセスを踏むことで見つけられます。
ここでは、将来やりたいことを見つける方法を6つ紹介するので、企業選びで後悔せず、自信をもって選考に臨めるようチェックしてください。
1.自己分析で自分の強み・弱みを理解する
将来やりたいことを見つけるには、自己分析で自分の強み・弱みを理解することが大切です。自分の強みや弱み、価値観を知ることは適性の高い仕事を見つけるための土台になります。
過去の経験やモチベーションの源泉を振り返ることで、自分が何に熱中し、どんな状況で能力を発揮できるのかが明確になるでしょう。
自己分析では単に過去の成功体験を振り返るだけでなく、苦労した経験や挫折した出来事を振り返るのもおすすめです。困難に直面した際にどのように乗り越えたかというプロセスにこそ、隠れた価値観や譲れない軸が表れています。
自己分析では、以下のことを意識して振り返ってみましょう。
・人から褒められたことはあるか
・得意だと感じる作業や苦もなくできることは何か
・苦手だと感じる作業はどのようなものか
・努力が必要なことや避けてきたことはあるか
また、なぜ理由も合わせて確認しておくのがおすすめです。たとえば、楽しかったことやつらかった出来事を振り返り、「なぜそう感じたのか」という理由も洗い出しておくと、より深い自己理解ができ、結果的にやりたいことの発見へとつながります。
2.業界・企業研究で業界や職種を幅広く知る
将来やりたいことを見つけるためには、世の中にはどのような仕事があるのかを幅広く知る必要があります。自分の興味や関心の範囲だけで探していては、視野が狭くなり、自分にぴったりの仕事を見逃してしまう可能性があるでしょう。
業界・企業研究は、Web上の情報だけでなく、企業のインターンシップに参加するなど、実際にその業界や仕事に触れる機会をもつことがおすすめです。経済産業省の「学生・企業の接続において長期インターンシップが与える効果についての検討会」で新入社員がインターンシップに参加してよかったと感じる理由をみてみましょう。

引用元:経済産業省「学生・企業の接続において長期インターンシップが与える効果についての検討会 インターンシップの期間と参加してよかった理由の関係(p.17)」
上記の結果から、インターンに参加することで、「自分の適性がわかった」「自分の強み・弱みをしることができた」「将来のキャリアプランが明確になった」というメリットがあることがわかります。自分との適性や働くうえでの価値観を明確にでき、その結果、本当にやりたいことが見えてくる可能性があるでしょう。
さらに重要なのは、このデータから、1週間未満などの短期で参加した層よりも、1ヶ月以上など長期で参加した層のほうが、これらのメリットをより明確に、高い割合で感じているという点です。
したがって、自分の適性を深く見極めるためには、短期的な経験に留まらず、長期インターンシップに取り組むことがより効果的であるといえるでしょう。
参照元
経済産業省
インターンシップ推進
周囲の人がしている仕事を聞くのも手
業界や職種を幅広く知るために、身近な人に「どんな仕事をしているのか」を聞いてみるのもおすすめの方法です。
たとえば、親戚や先輩、アルバイト先の社員など、身近な社会人に話を聞くことで、普段意識していなかったさまざまな仕事があることに気づけるかもしれません。家族や親戚、周囲の人の仕事をインタビューして、どんな仕事があるのかを聞いて参考にしてみてください。
インタビューするときは、以下のような質問をしてみるのがおすすめです。
・会社名/職種/役割
・どんなことをしているのか?
・何を提供しているのか?
・なぜその仕事を選んだのか?
・その仕事のやりがいと厳しさは?
働いている人のリアルを聞くことで、自分の興味が明確になります。その仕事の表面的な情報だけではない、より深い理解を得られるでしょう。
3.「やりたくないこと」を明確にする
「将来やりたいこと」を見つけるためには、「やりたくないこと」から逆引きで考える方法も有効です。自分が避けたい状況や、ストレスを感じる原因を明確にすることで、結果的に自分にとって心地良い環境や適した仕事の方向性が見えてくるでしょう。
たとえば、「単調な作業はしたくない」「人と関わらない仕事は嫌だ」「残業が多い環境は避けたい」など、具体的なNG項目をリストアップしてみてください。「やりたくないことリスト」は、企業や職種を絞り込む際の重要な判断基準になります。
自分が避けたい条件が明確になれば、それに当てはまらない仕事のなかから、自然と興味をもてる分野を探しやすくなるでしょう。
4.リスクを恐れずに興味のあることに挑戦する
将来やりたいことを見つけるためには、ちょっとでも興味があることには、恐れずに挑戦するのがおすすめです。頭の中で考えるだけでは気づけない、仕事への適性や本当に求めているものが、実際に経験することで見えてくる可能性があります。
学生の間にできる挑戦として、興味のある分野のボランティア活動やインターンシップに参加してみましょう。たとえそれが将来の仕事に直結しなくても、その活動で得た経験や、出会った人たちとのつながりが、結果的にキャリア選択のヒントになることがあります。
失敗を恐れずに行動した経験は、就職活動における自己PRのエピソードとしても活用できます。就職活動中の失敗談あるあるは、「就活悩みあるある12選|よくある悩み・失敗談から学ぶ対処法もご紹介!」の記事をチェックしてみてください。
5.目標とする人物を見つける
「将来やりたいこと」を具体化するために、「この人のようになりたい」と思える目標(ロールモデル)を見つけるのも良いでしょう。目指すべき具体的な像をもつことで、理想の姿に至るために「今何をすべきか」が明確になり、行動につながります。
目標とする人物は、会社の先輩や経営者といった身近な存在だけでなく、偉人伝の書籍やSNSなどで見つけた人でも構いません。大切なのは、その人物がどのようなキャリアを歩み、どのような価値観をもっているのかを多角的に深く分析してみることです。
分析の結果、自分とその人物との差を理解し、その差を埋めるために必要なスキルや経験をゴールから逆算して考えることが、迷いのないキャリア形成の実現を助けてくれるでしょう。
6.第三者に相談する
自分の「やりたいこと」がなかなか見つからないときには、第三者に相談してみましょう。自分一人で考えていると、視野が狭くなったり、無意識のうちに自分の可能性を制限してしまったりすることがあります。
第三者の相談相手は、大学のキャリアセンター職員や就職エージェント、OB・OGなどです。第三者に相談するときは自己分析の結果や興味のある分野を明確に伝えることで、的確なアドバイスを得やすくなるでしょう。
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将来やりたいことを探すときの注意点
将来の目標を見つけるときは、焦らずに自分と向き合うことが重要です。ここでは、将来やりたいことを見つける際におすすめの注意点を解説します。これらの注意点を意識することで、よりスムーズにあなたの夢や目標を見つけられるでしょう。
直感を大切にする
将来やりたいことを探すときには、頭で考えすぎるのではなく「なんとなく好き」「面白そう」といった直感を大切にしてください。論理的に「これが良いはず」と考えたことよりも、なんとなく「楽しそう」「気になる」と感じたことのほうがエネルギーが湧きやすく、長く続けられる可能性が高いからです。
たとえば、アルバイトや趣味など、これまでの経験を振り返って、夢中になったり、時間があっという間に過ぎたと感じたりしたことを振り返ってみましょう。深く考えずに「面白そう」と感じたことに挑戦してみるのがおすすめです。
感情が動いた経験に、自分の興味・関心が隠れているため、向いている仕事のヒントが見つかる可能性があります。
高すぎる理想をもつのは避ける
将来やりたいことを探すとき、現実離れした高すぎる理想や完璧な仕事像を求めるのは避けましょう。「やりたいこと=すぐに成功できること」と捉えてしまうと、理想と現実のギャップに直面したときにモチベーションが下がってしまうかもしれません。
仕事には、楽しいことだけでなく、地道な作業や困難な局面が必ず存在します。仕事のすべてを「やりたいこと」で満たそうとするのではなく、「この部分だけはやりがいを感じる」「このスキルを伸ばしたい」といった、部分的な関心や目標からスタートすることが重要です。
最初は小さくても、達成可能な目標を設定し、実際に仕事を経験しながら「やりたいこと」を徐々にブラッシュアップしていく姿勢をもちましょう。
やりたいことを仕事する必要はない
「仕事=やりたいこと」でなければならないという固定観念にとらわれる必要はありません。仕事は生活の基盤を築く手段であり、趣味やプライベートな活動で「やりたいこと」を満たすという考え方もあるためです。
やりたいことを仕事する必要はないことを理解することは、仕事選びの幅を広げ、精神的な負担も軽減されるというメリットがあります。たとえば、安定した収入や働きやすさを重視して会社を選び、週末に熱中できる趣味で自己実現を果たすというバランスの取り方も選択肢の一つです。
仕事とプライベートの「やりたいこと」を分けて考えることで、仕事では生活のために必要なスキルや安定性を求め、プライベートでは純粋な興味や情熱を追求できるでしょう。仕事内容と個人の価値観のつながりにこだわりすぎず、「どう生きたいか」という広い視野でキャリアプランを考えてみてください。
キャリアプランの考え方は、「キャリアプランの例文18選!面接での答え方や思いつかないときの考え方」の記事で解説しています。
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将来のやりたいことを見つけたい方へ
将来のやりたいことが見つからないと、就活がうまく進むのか不安になりますよね。やりたいことが見つからず、就活に不安を抱えているなら就職エージェントに相談することをおすすめします。
就職エージェントのキャリアチケットでは、キャリアアドバイザーがつき、就活を一貫してサポートします。丁寧にヒアリングを実施し、一人ひとりに適したアドバイスをするので、自分では気づけなかったやりたいことが見えてくるでしょう。
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本記事の執筆者
松岡 澄江(まつおか・すみえ)
キャリアコンサルタント。株式会社キャリアポート代表取締役。のべ2000人以上の就活生の相談や就活実践講座、キャリアデザイン講座などを実施しながら就活を支援してきた。就活生から働くひとまで、キャリアカウンセリングや授業・研修を通して自分らしい人生のためのキャリアを考える機会を提供している。著書『自分らしい人生のための働き方・生き方』(セルバ出版)。