自己PRで「継続力」を上手にアピールするにはどうしたらよいのでしょうか。 自己PRに継続力を選ぶ理由は、「どうしても継続力をアピールしたい!」「ほかにアピールできるところがない…」など、人それぞれ異なります。 このコラムでは、「継続力」という強みについて、面接官の視点と効果的なアピール方法をご紹介。 ありきたりにならない、説得力のある自己PRを考えましょう。
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「継続力」を自己PRするのはあり?
部活やスポーツ、勉強、習い事、趣味活動など、1つの物事に対して継続して取り組んだという経験を、自分の強みとしてアピールしたいと考える人は比較的多いようです。
継続力をうまくアピールすると、企業から「仕事を継続できる人」として評価される傾向があります。
「仕事をすぐに辞めないかどうか」というのは、企業が重視する採用ポイントのひとつ。
そのため、早期退社が目立つ企業では、継続力が有効なアピール材料になるでしょう。
しかしながら、ただ継続力があることを伝えるだけでは、自己PRとしてアピール力に欠ける可能性も。
長期的に一生懸命取り組んだという姿勢は良いのですが、それだけでは応募者の能力や人間性をイメージするには物足りない印象になるかもしれません。
採用担当者が最も知りたいのは、継続したという事実ではなく、継続したことで何を学び、どんなことを得たのかということ。
自己PRで継続力をアピールするなら、「継続したことで習得した能力や考え方」について触れ、それが応募先企業でどう活かせるのかを採用担当者にイメージしてもらうことが大切です。
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効果的に「継続力」をアピールするには?
自己PRで「継続力」を効果的にアピールする方法をご紹介します。
(1)結論から伝える
「私の強みは〇〇です」というように、最初にアピールポイント(強み)を伝えます。
ここでは、強みを継続力とするのではなく、継続したことで得た能力や考え方などを伝えましょう。
重要なことをはじめに伝えると、分かりやすいだけでなく印象に残りやすくなります。
(2)具体的なエピソードを話す
何をどれくらいの期間行ったのか、課題をどう乗り越えたのか、成長したことや学んだことは何かなど、アピールポイントの根拠を説明しましょう。
「悔しかった」「楽しかった」「疑問に思った」など、そのときの感情を交え、どうしてそう思ったのか、どうやって成果を出したのを詳しく伝えると、結論に対する信憑性が高まります。
(3)応募先企業で強みをどう活かせるのかをまとめる
継続したことで身についた能力や学んだことが、応募先企業のどんな仕事に役立つのか、どんなことに活かしたいのか、などを明確にしましょう。
企業の目線に立ち、「どんな人材を求めているのか」を意識すると、効果的な自己PRになります。
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「継続力」を自己PRにする際の注意点
「継続力」をアピールポイントにするときの注意点がいくつかあります。
以下のようになっているときは自己PRを見直すようにしましょう。
・取り組んでいた期間が長いだけ
長く取り組んでいただけで、特に頑張っていないものは継続力をアピールしても評価されません。
継続したことで学んだこと、得たことをアピールポイントにしましょう。
・具体的なエピソードがない
根拠のない強みは、どうしても説得力に欠けてしまいます。
継続力をアピールするなら、取り組んだプロセスを説明できるようにしましょう。
華やかなものでなくても、分かりやすいエピソードにすることが大切です。
・成果に対する自慢話になっている
アピールの方向性を間違うと、ただの自慢話になってしまうケースも。
「〇〇で優秀賞を貰った」「〇〇と〇〇の資格を取得した」というのは一見アピールポイントとして問題ないように見えますが、やみくもにアピールしても全く仕事に繋がらない内容では評価に繋がりません。
企業の求めている人物像を理解した上で、自分のどんな能力が仕事にどう貢献できるのかをしっかりと伝えるようにしましょう。
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