例で知ろう!弱みと強みの回答方法

「あなたの強み(弱み)は何ですか?」 これは面接でたびたび登場する質問で、就職や転職をする人は回答を準備しておく必要があります。 自分の長所と短所はわかっているという方も、回答には一定のコツがあり、思いつくままに強み(弱み)を並べれば良いというわけではありません。 当ページで、強み・弱みを探す方法と、回答する際のテクニックを学びましょう!

目次
 

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強み・弱みを知る方法

企業側は応募者が仕事に活かせる能力を持っているかを知るために、強み・弱みを尋ねてきます。強みと弱みには性格が表れるので、応募者の人柄を知って社風と合っているかの判断したいという意図もあるでしょう。
それと同時に、この質問には「きちんと自己分析ができているか(=自分を客観視できているか)」を確かめる意味があります。
自身の強みを把握している人は適切な場面で仕事に活かせ、弱みを知っていれば改善策を練ることができます。企業は応募者が自分の特徴を理解し、力を発揮できる人材かどうかを見ているのです。

強みと弱みがわからない方は、学生時代や前職での経験を振り返りましょう。特に目標を持って活動した経験があれば、その時の状況を思い出します。

目標達成のためにどんな対処法を考えたか、どのように行動したか、チーム内での役割は何だったか、トラブルが起こった時の対処の仕方は…

以上のような状況を振り返ると、自分の思考や行動の傾向が見えてきませんか?その中から強み(弱み)となりそうな部分を探していきましょう。
エピソードがいくつかある人は共通する行動の癖を振り返ることで、長所や短所が見つかるでしょう。

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強みをアピールする時のポイント

面接で答える強みは1つに絞りましょう。
「リーダーシップがあって責任感があって、ストレス耐性があります」と強みを並べるような回答しても、結局何をアピールしたいのかがわからず、話が散漫になってしまいます。

アピールする強みに迷ったら、企業が求める人物像を考えてみましょう。自分では強みだと思っても、企業にとってはプラスの要素でないというケースもあり得ます。
例えば、リーダーとなる人材を求めている企業に、「人の補佐が得意です」といっても不採用になってしまいます。
面接前には募集要項やWebサイトなどで企業側が求める人物像を把握し、ニーズに沿ったアピールを考えましょう。

また、強みを伝える際は裏づけとなるエピソードを合わせて説明するのが鉄則です。以下に例文を挙げるので、参考にしてみてください。


「私の強みは計画性があることです。卒論の提出1年前から、先行研究を調査する期間、自分の論をまとめる期間、教授からの評価をもとに修正する期間を決め、締め切りの2週間前に論文を仕上げることができました。入社後はこの計画性を活かし、納期や業務の進捗具合に気を配り着実に仕事を進めていきたいと思います」

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弱みを伝える時の注意点

面接では強みと同時に弱みが問われることがあります。弱みを言ったら採用されないのでは?という不安から「弱みはありません」と答える人がいますが、これは間違い。
弱みや短所がない人はいませんし、弱みがないという回答は「傲慢」「自分を客観視する力が欠けている」と捉えられる可能性が大きいです。

面接では弱みを答えると同時に、弱みを改善しようと心がけている点に言及するのがポイントです。そうすることで、向上心があると伝えられ、前向きな印象を残せるでしょう。
弱みは基本的には何でも構いませんが、「時間が守れない」などビジネスをする上で致命的な欠点、「背が低い」「太っている」といった仕事と関係のない内容は避けましょう。

自分の弱みがいまいちわからないという方は、家族や親しい友人に聞いてみるとヒントが見つかるかもしれません。
弱みの答え方については、以下の例文の流れを参考にしてください。


「私の弱みはこだわりが強く、一つの作業に時間がかかってしまうことです。そのため、あらじめスケジュールを立てて工程ごとにかけて良い時間を決めておくことで、効率よく作業ができるよう工夫しています」

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