このページのまとめ
- 面接の流れを事前に把握しておくことで、時間や気持ちに余裕を持つことができる
- 面接の流れは、ほどんどの企業が「受付→待機→入室→面接→退室」と変わらない
- 面接官の印象を良くするために、入退室のマナーの練習をして慣れておくことが大切
- 面接の流れの入室時にはドアを3回ノックしてから入室、声をかけられてから着席をする
「就活における面接のマナーが分からず不安」という新卒者は多いでしょう。面接の対策として、面接官との受け答えの練習は大切ですが、面接時の入退室のマナーや流れに慣れておくことも重要です。
このコラムでは、面接当日のマナーや流れ、面接で頻出する質問の内容、身だしなみのポイントについてまとめましたので参考にしてください。
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら
面接前のマナーを確認しよう
面接時の受け答えが完璧にできたとしても、面接前に身だしなみが乱れていたりマナーが悪かったりした場合、悪印象を与えてしまう可能性があります。面接官に好印象を与えるために、しっかりと面接のマナーを身に付けましょう。
面接前のマナー
はじめに、面接前のマナーから紹介します。面接会場に入る前に確認をしてから面接に臨みましょう。
受付には5~10分前を目安に到着する
面接会場には、約束の5~10分前に到着できるように調節して行きましょう。あまりにも早過ぎてしまうと、準備中の可能性があり、迷惑になってしまいます。
また、遅刻することは厳禁ですが、遅れる場合は必ず電話を入れ、到着時刻を連絡してください。
面接会場に入る前に身だしなみの最終チェックをする
面接の会場に到着する前に身だしなみのチェックをしていきます。髪が風で乱れていないか、スーツや靴、かばんが汚れていないかを確認しましょう。
携帯できるヘアブラシや小さめのワックス、ホコリ取りを持参すると便利です。さらに、ヘアゴムやヘアピン、ストッキングなど使用している場合には予備を準備しておくと安心でしょう。
▼関連記事
面接に落ちるのはなぜ?選考に通らない5つの理由とやるべき5つの対策
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら
面接の流れとマナー
多くの企業で、面接時の流れは大きく変わりません。事前に面接の流れを把握しておくことで、時間や気持ちに余裕を持つことができます。さらに、面接のマナーを練習し、慣れておくことが重要です。下記からは、面接の流れとマナーについて解説していきます。
1.受付
会場に到着したら受付で、大学名と氏名、約束した時間、面接で訪問した旨を伝えましょう。受付では、時間どおりに到着したか、服装は乱れていないかなどをチェックされています。すでに、面接が始まっているという心づもりでいましょう。受付の前に、スマートフォンや時計などの音が鳴る物の電源を切っておくことも重要です。
2.待機
企業によっては、面接が始まるまで控室または、応接スペースで待機する場合があります。待機している間は、面接で話す内容の確認をしたり、訪問先の資料を見たりして静かに待ちましょう。たとえ、手持ち無沙汰でも、スマートフォンには触らないように注意してください。
3.入室
入室を促されてからドアの前に行き、ノックを「3回」します。中から「どうぞお入りください」といった、入室の許可を待ってから、「失礼します」と言って入室しましょう。
入室後は、ドアの方へ向き直ってからドアを閉めます。後ろ手にドアを閉めるのはマナー違反なので注意しましょう。ドアを閉めたら面接官の方を向き「失礼します」と一礼してから椅子の方へ向かい、椅子の左側に立ちます。面接官から「大学名とお名前をお願いします」と言われたら「〇〇大学の□□ □□です。よろしくお願いいたします」と挨拶をしましょう。そのあと、「おかけください」と勧められてから、着席します。
4.面接
面接中は姿勢や視線、表情に注意します。椅子に座るときは、背もたれに寄りかかったり、猫背になったりしないように気を付けて、正しい姿勢で座りましょう。質問に答える際は、相手の目を見て、聞こえやすい声の大きさと、明るい表情で話すようにします。
5.退室
面接が終了後は、立ち上がってから「本日はありがとうございました」とお礼を述べて一礼をしましょう。退室時には、ドアの前で面接官に向き直り、「失礼いたします」と言ってから退室します。入室時と同様、ドアは後ろ手で閉めることはせずに、ドアの方を向いて静かに閉めましょう。誰に見られているか分からないため、会場の外に出るまで気を抜かないことが重要です。
▼関連記事
面接に必要なマナーって?新卒の場合はどうなる?
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら
事前に面接の対策をする
面接時の受け答えは、面接のマナーと同様、練習回数をこなして慣れておきましょう。
面接でよくある質問とは
就活の面接でよく聞かれる質問は、どこの企業も共通している傾向があります。よく聞かれる質問に関しては、面接の前にあらかじめ解答を考え、練習することで面接の当日に落ち着いて答えられるようになります。
下記からは、頻出する質問をまとめたので参考にしてください。自己紹介
自己紹介は面接の序盤で聞かれることが多い質問です。面接官から時間の指定がない場合、30秒~1分程度を目安に「名前、学校名、学部名、学年、学生時代に取り組んだこと」といった自分の情報を簡単に伝えます。
自己PR
自分の強みを、具体的なエピソードを盛り込んでアピールします。また、自分の強みを入社したら仕事でどのように活かしていきたいのかを述べましょう。
志望動機
志望動機では主に、入社意欲の高さを見られています。同業他社でも共通するような志望動機では、入社意欲の高さを伝えられません。企業研究をしっかりと行い、志望している企業ならではの理由を述べられるようにしましょう。
逆質問
面接によっては、面接官から「なにか質問はありますか?」と逆質問を求められる場合があります。逆質問の内容によって入社意欲を図っていると考えられるため、「特にありません」と答えてしまわないようにしましょう。また、企業のWebサイトや説明会など調べれば分かることは、企業研究ができていないと思われてしまう可能性があるので避けたほうが良いといえます。
▼関連記事
就活の面接でよく聞かれる質問とは?対策と例文を紹介
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら
面接の前に確認するべき身だしなみのポイント
短時間の面接では、第一印象が大切です。面接官からの印象を良くするためには、身だしなみや持ち物に気を配る必要があります。前日までに確認し、当日の朝に慌てることがないようにしましょう。
スーツ・ワイシャツ・ネクタイ
派手な色は避け、就活に相応しい色を選びましょう。面接前に、クリーニングに出しておくことがおすすめです。スーツやワイシャツ、ネクタイに、シワやほつれ、汚れがないかチェックしましょう。また、パンツの折り目が取れていたらアイロンをかけておきます。髪型
カラーをしていない自然な髪色で、清潔感のある髪型が好印象です。普段から、髪を明るく染めている人は、就活が始まってから黒色に戻そうとすると不自然な印象になってしまう場合があるので、早めに対策をしておくと良いでしょう。
かばん・靴
かばんや靴も、印象を左右する重要なポイントです。汚れや傷がないかチェックし、きれいに手入れをしておきましょう。傷んでいる場合には、新品に取り替えておくことも大切です。
また、面接会場に入る前にも靴やかばんに汚れが付いてないか確認します。
かばんに関しては、面接時に床に置くことがあるので、しっかり自立できるものを選ぶと良いでしょう。
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら