このページのまとめ
- 学生時代頑張ったことの書き方では結論から伝えるのが大事
- 学生時代頑張ったことの書き方は人柄や考え方をアピールするために重要
- 学生時代頑張ったことは自己PRと同じエピソードにならないよう気を付ける
「学生時代頑張ったこと」は、面接やエントリーシートでよく聞かれる内容です。「書き方に決まりはある?」「どのように書けばいい?」と苦戦する就活生も多いでしょう。
この記事では、「学生時代頑張ったこと」で好印象を与えられる書き方を解説しています。書く前にやっておきたい準備や、書く際の注意点なども紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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- 「学生時代頑張ったこと」の印象をよくする書き方
- 1.頑張った内容
- 2.なぜ頑張ったのか
- 3.どのような課題に取り組んだか
- 4.行動を通して何を得たか
- 5.得た経験やスキルを仕事にどのように活かせるか
- 「学生時代頑張ったこと」の書き方が重要な理由
- 自分の人柄や考え方をアピールするため
- 仕事への取り組み方をアピールするため
- わかりやすく伝える能力があるとアピールするため
- 「学生時代頑張ったこと」を書く前にやっておきたい準備
- 自己分析
- 企業研究
- OB・OG訪問
- 「学生時代頑張ったこと」での書き方の注意点
- 結果だけではなく過程もアピールする
- 自己PRと同じ内容にならないようにする
- アピールするエピソードは1つに絞る
- 「学生時代頑張ったこと」の書き方を使用した例文
- 「学生時代頑張ったこと」の書き方に悩んでいるあなたへ
「学生時代頑張ったこと」の印象をよくする書き方
「学生時代頑張ったこと」の印象をよくするためには、「結論から伝える」「頑張った過程を説明する」など工夫するのがポイントです。
ここでは、好印象を与える5つのポイントを紹介するので、参考にしてください。
1.頑張った内容
「学生時代頑張ったこと」を伝える際は、最初に何を頑張ったのかを伝えましょう。結論から伝えるのは、これから伝える内容を分かりやすくするためです。
たとえば、「私が頑張ったことはアルバイトです」「学生時代は部活動に力を入れました」のように答えます。アルバイトやサークルなどテーマについて関係なく、結論から伝えるように意識してください。
2.なぜ頑張ったのか
「なぜ頑張ろうと思ったのか」、その理由について説明しておきましょう。考え方を伝えることで、自分の人柄をアピールできるからです。
企業は「学生時代頑張ったこと」を通して、就活生の人柄が自社に合いそうかを確認しています。具体的なエピソードの前に、取り組んだ理由について説明してください。
3.どのような課題に取り組んだか
「学生時代頑張ったこと」では、「どのような課題があったか」「課題をどのように解決したか」の2点が重要です。課題や問題を解決したエピソードについて説明しましょう。
たとえば、「アルバイト先では売上が伸びず、苦労していた」「部活動でなかなか勝てず、部員のモチベーションが下がっていた」のように課題を伝えます。
その課題に対して、自分が何をしたのかも大切です。「売上を伸ばすために、商品説明のポップを自作した」「モチベーションをあげるために、ミーティングの回数を増やした」などのように説明しましょう。
4.行動を通して何を得たか
行動を起こした結果、得たものについても伝えます。スキルや強みなど、入社後に活かせそうなものを手に入れたとアピールしてください。
たとえば、「売上をあげるために試行錯誤し、課題解決能力を得た」「部員と一緒に努力した結果、協調性が成長した」のように説明できます。
ただ頑張ったとアピールするのではなく、成長した部分についても伝えましょう。
5.得た経験やスキルを仕事にどのように活かせるか
最後に、「学生時代頑張ったこと」で得たものが、仕事でどのように活かせるのかを説明します。得たスキルや強みは、仕事と関連するものを選んでおくのもポイントでしょう。
たとえば、「課題解決能力を活かして、新商品の研究開発をサポートする」「協調性を活かして、チームで成果を上げるために尽力する」のようにアピールできます。
「学生時代頑張ったこと」の書き方については、「ガクチカの書き方って?面接官の印象に残る方法を就活アドバイザーが伝授」の記事でも解説しているので、参考にしてください。
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「学生時代頑張ったこと」の書き方が重要な理由
「学生時代頑張ったこと」の書き方は、自分の人柄や仕事への取り組み方をアピールするために大切です。なぜ書き方を意識する必要があるのかについて、詳しく解説するので参考にしてください。
自分の人柄や考え方をアピールするため
「学生時代頑張ったこと」からは、自分の人柄や考え方をアピールできます。伝わりやすい書き方ができれば、自分について最大限伝えられるでしょう。
企業にとって、就活生の人柄や考え方が自社に合うかは重要です。自社に合うほど長く働いてもらいやすく、社員との協力も見込めます。
ミスマッチが発生してしまうと、早期離職やトラブルの原因に。活躍できそうな人材だとイメージしてもらうためにも、「学生時代頑張ったこと」でアピールするのが重要です。
仕事への取り組み方をアピールするため
「学生時代頑張ったこと」からは、仕事への取り組み方も見られています。物事への取り組み方から、仕事に対してどのように向き合うかがわかるからです。
仕事への取り組み方からは、入社後に活躍できそうかが判断されています。どのように取り組んできたのかは、忘れず位に入れるようにしましょう。
わかりやすく伝える能力があるとアピールするため
「学生時代頑張ったこと」からは、物事をわかりやすく伝える能力もアピールできます。わかりやすい書き方ができていれば、説明する能力やコミュニケーション能力があると評価されるでしょう。
仕事においても、物事を説明したり、プレゼンをしたりなど、相手に説明する場面はよくあります。わかりやすく説明できれば生産性は上がり、わかりにくければ仕事に支障が出てしまうでしょう。
「学生時代頑張ったこと」は、自分の説明能力をアピールできるいい機会です。書き方のコツを覚えて、わかりやすく伝えられるようにしておきましょう。
就活で評価されるポイントについても、知っておくのがおすすめです。「新卒面接の自己PRで評価される4つのポイント」を参考に、どのような点が見られているか知っておきましょう。
企業目線で何を評価しているか考え、「学生時代頑張ったこと」に反映できれば、高評価につながります。
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「学生時代頑張ったこと」を書く前にやっておきたい準備
「学生時代頑張ったこと」を考える前に、「自己分析」「企業研究」「OB・OG訪問」の3つを行うのがおすすめです。
それぞれの準備の概要や、なぜ必要かについてわかりやすく解説します。
自己分析
「学生時代頑張ったこと」を書くためには、自己分析で自分について整理しておくのが大切です。学生時代を振り返り、どのような出来事に力を入れたかを整理しておきましょう。
自己分析を行えば、自分の強みやスキルも整理できます。「学生時代頑張ったこと」でアピールするスキルも思いつき、何を伝えるかが明確になるでしょう。
自己分析の方法については、「自己分析とは?おすすめのやり方と8つの注意点を解説」の記事でも解説しています。自己PRや志望動機作成にも必要な作業なので、実施しておきましょう。
企業研究
企業研究を行い、企業がどのような人物を求めているか調べるのも大切です。「学生時代頑張ったこと」でアピールするスキルや強みは、企業が求めているものに合わせましょう。
たとえば、「行動力」「積極性」などを求めている企業に応募する場合、自分がアピールするスキルも行動力や積極性にします。別のスキルをアピールしても、「自社には合わなそう」と思われるでしょう。
企業の求める人材は、Webサイトや採用ページに記載されているケースが一般的です。どのように企業研究を行うかは、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事でも紹介しているので、実践してみてください。
OB・OG訪問
OB・OG訪問を行い、企業について詳しく聞いてみるのもおすすめです。実際に働いている方に聞いてみれば、どのようなアピールが効果的か教えてもらえるでしょう。
また、OBやOGの方は実際に選考を突破しています。どのような質問がされたか、どのような回答が評価されたかなども教えてもらえるでしょう。
OB・OG訪問について詳しく知りたい就活生は、「就活で行うOB訪問とは?そのメリットと訪問時の注意点」の記事を参考にしてください。
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「学生時代頑張ったこと」での書き方の注意点
ここでは、「学生時代頑張ったこと」を書く際の注意点を3つ紹介します。
結果だけではなく過程もアピールする
「学生時代頑張ったこと」では、過程のアピールを忘れないようにしてください。結果や実績だけを伝えても、企業には評価されないからです。
たとえば、「サッカー部に所属し、県大会で優勝しました」とアピールしたとします。しかし、どのように努力したのかがわからなければ、就活生自身を評価できません。
「仕事とサッカーは関係ない」「サッカー部に所属していただけで本人が頑張ったのかはわからない」などと思われてしまいます。
同じテーマであっても、「県大会で優勝するために、毎日2時間練習した」「レギュラー奪取に向けて、課題であったスタミナ強化を粘り強く続けた」の方が、自身の頑張りが伝わるでしょう。
結果だけをアピールせず、過程を重視して伝えるようにしてください。
自己PRと同じ内容にならないようにする
自己PRと同じアピールにならないように気を付けましょう。使いまわしているのがバレると、評価は下がってしまいます。
「部活動でサッカーを頑張った」という内容であっても、アピールするスキルやエピソードは変えるのがポイント。あらかじめ複数のエピソードを用意し、使い分けられるようにしておきましょう。
アピールするエピソードは1つに絞る
エピソードは1つに絞り、内容を具体的に伝えるようにしましょう。エピソードが複数になると、内容がわかりにくくなり、混乱してしまいます。
たとえば、「学生時代は部活動とサークルとアルバイトを頑張りました」と言われても、結局どれを一番頑張ったのかがわかりません。また、すべてのエピソードについて伝えようとすると、それぞれの内容は薄くなるでしょう。
「学生時代頑張ったこと」のエピソードは1つに絞り、詳しく書くようにしてください。
もし、伝えるエピソードに迷う場合は、「ガクチカがないときはどうする?見つけ方や伝え方の例文を紹介!」も参考に、エピソードを探してみましょう。
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「学生時代頑張ったこと」の書き方を使用した例文
ここでは、「学生時代頑張ったこと」の例文を紹介します。
私が学生時代に頑張ったことは、アパレルのアルバイトです。
大学2年生からアパレル店で働き始めましたが、最初の1ヶ月間はお客さまとうまく話せず、商品の案内ができませんでした。同僚がスムーズに案内しているなか悔しくなった私は、1ヶ月後には同僚以上に接客できるようになりたいと思い、練習を重ねました。
具体的には、お客さまに積極的に話しかけ、とにかくコミュニケーションを取るようにしました。実際に話をしないと、接客はレベルアップしないと考えたからです。また、商品の勉強はもちろん、同僚のトークをメモし、自分に取り入れられそうなものは使うようにしました。
すると、1週間後にはお客さまと自然に話せるようになり、1ヶ月後には販売成績が当初の5倍になりました。勉強を重ねて、実践を積んだ成果だと考えています。
この経験から、私はお客さまと自然に話せるコミュニケーションを身につけました。貴社でもお客さまとコミュニケーションを取りながら、ニーズに合った接客ができるように取り組んでいきます。
「学生時代頑張ったこと」でアルバイトをアピールしようとしている方は、「ガクチカでアルバイト経験をアピールする方法は?仕事別に例文も解説」の記事も参考にしてください。
ただし、例文をそのまま使うのではなく、自分なりのエピソードでアピールするようにしましょう。
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「学生時代頑張ったこと」の書き方に悩んでいるあなたへ
「学生時代頑張ったこと」の書き方は、高評価を得るためにも重要です。わかりやすい書き方ができれば、自分のスキルをアピールできるのはもちろん、わかりやすく説明する能力も評価されます。
しかし、どのように書けばいいのかわからず、悩んでしまう就活生もいるでしょう。「学生時代頑張ったこと」の書き方が知りたい場合は、キャリアチケットがおすすめです。
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