自己PRは書き出しが重要!インパクトを与えるコツと就活で使える例文15選

このページのまとめ

  • 自己PRの書き出しは、採用担当者の興味を引き選考通過につなげるための重要な要素
  • 自己PRの書き出しは結論ファーストで述べ、曖昧な表現は避ける
  • キャッチコピーや数字を使い、インパクトのある文章に仕上げるのが大切

「自己PRの書き出しが思い浮かばない…」と悩む人もいるでしょう。採用担当者は膨大な書類に目を通すため、冒頭でいかに興味を引けるかが選考通過のカギです。結論から述べ、具体的な数字やキャッチコピーを盛り込んで好印象を与えましょう。

この記事では、自己PRの書き出しの重要性やインパクトを与えるための5つのコツ、強み・職種別の例文を詳しく解説します。納得のいく一文を完成させるため、ぜひご覧ください。

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目 次

自己PRの書き出しが重要な理由

就活において、エントリーシート(ES)や履歴書はあなたがどのような人物かを伝える最初の機会です。

特に自己PRの書き出しは、採用担当者が「続きを読み進めるか」「本人に会いたいか」を判断する際の重要な指標となります。ここでは、なぜ冒頭にこだわるべきなのか、その理由を整理しました。

第一印象を左右するから

自己PRの書き出しは、書類選考における第一印象を決定づけます。採用担当者は限られた時間のなかで膨大な数の応募書類に目を通すため、冒頭で心を掴めるかどうかが合否を分ける大きなポイントです。

厚生労働省の「令和5年若年者雇用実態調査の概況」によると、企業が新卒選考で重視する要素として「チャレンジ精神」や「コミュニケーション能力」などが上位に挙げられています。

令和5年若年者雇用実態調査の概況の引用画像

参照:厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況(p.7)表4 採用区分、若年正社員の採用選考の有無及び採用選考にあたり重視した点別事業所割合

企業が求める要素を書き出しの1文に結論として盛り込むと、採用担当者の関心を引きやすくなるでしょう。

参照元
厚生労働省
令和5年若年者雇用実態調査の概況

書き出しでほかの就活生と差別化できるから

ほかの就活生との差別化を図れることも、自己PRの書き出しが重要な理由の一つです。多くの就活生が似たような表現や構成で自己PRを作成するため、独自性のある書き出しはアドバンテージとなります。

たとえば、「学生時代に力を入れたことはアルバイトです」といった一般的な自己PRは、読み手の印象に残りにくいものです。

一方、オリジナリティのある一文から始めると、ほかの応募者のなかに埋もれるのを防げます。印象的なフレーズは面接の場でも話題に上がりやすく、自分らしいペースで会話を進めるきっかけにもなるでしょう。

最初の1文が続きを読ませるフックになるから

魅力的な書き出しは、読み手を文章の奥へと引き込む「フック(針)」の役割を果たします。自己PRを最後まで読んでもらい、選考突破につなげるためには、冒頭で「この先が気になる」と思ってもらわなければいけません。

具体的な数字や意外性のあるエピソードなどで興味を引くことができれば、自己PRの核心部分までしっかりと目を通してもらえる確率が高まるでしょう。

論理的思考力や要約力が伝わるから

ビジネスの場では、結論から簡潔に述べる結論ファーストの姿勢が重要です。自己PRの冒頭で自身の強みを的確に言語化できる能力は、膨大な情報から本当に伝えたいことを選ぶ「要約力」と、それを分かりやすく伝える「論理的思考力」の証明となります。

簡潔ながらも説得力のある書き出しは、入社後の業務における活躍をイメージさせるため、高評価につながるでしょう。

自己PRとは?書き方や強み・職種別の例文と合わせて回答のポイントを解説」の記事では自己PRの書き方を解説しています。ぜひ参考に、自己PRを作成してみてください。

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自己PRの書き出しでインパクトを与える5つのコツ

採用担当者の目を引く魅力的な書き出しを作成するには、いくつかのテクニックが存在します。以下の5つのポイントを意識して、自身の魅力が伝わる自己PRを完成させてください。

1.結論から伝える

自己PRの書き出しは、「私の強みは、困難な状況でも諦めない粘り強さです」といった結論からスタートさせましょう。最初に自分の強みは何かを明示すると、読み手はそのあとに続くエピソードを「強みの証明」としてスムーズに理解できるようになります。

結論から伝えたら、以下のように根拠となる具体的なエピソードや、強みを活かして入社後にどう貢献するかという展望を伝えるのが基本です。

結論から伝えるのイメージ

上記の流れを意識すれば、主張がぶれることなく、最後まで一貫性のある自己PRに仕上がるでしょう。

2.キャッチコピーをつける

自己PRの書き出しに自分の特徴をひと言で表すキャッチコピーを添えると、読み手の印象に残りやすくなります。たとえば、「私は『チームの潤滑油』として組織を支えます」といった比喩表現は、人柄をイメージさせるのに効果的です。

ただし、単なる言葉遊びに終わらせないよう、実体験に基づいた表現を選びましょう。

キャッチコピーをつけるには、自己理解を深めることが欠かせません。「自己分析とは?就活での目的や簡単なやり方9選を解説」の記事を参考に自己分析を行い、強みやエピソードを整理しましょう。

3.言い換え表現を使う

自己PRの書き出しでインパクトを与えるには、言い換え表現を使うのも効果的です。多くの就活生が使う「責任感」や「協調性」などの表現をより具体的な言葉に置き換えると、オリジナリティや説得力のある自己PRを作成できます。

強みの言い換え例

一般的な強みを印象的な表現に言い換える例を以下にまとめました。

一般的な表現 言い換え例
責任感 最後まで諦めない完遂力
協調性 チームの架け橋となる調整力
積極性 新しい挑戦への探求心
リーダーシップ 周りを巻き込む推進力
コミュニケーション能力 相手の心に響く伝達力
計画性 逆算思考による実行力

これらの言い換え表現を使うと、同じ強みでもほかの就活生とは異なる印象を与えられるでしょう。

4.数字を盛り込む

数字を盛り込むことも、自己PRの書き出しにインパクトを与えるための一つの方法です。たとえば、「30%の売上向上」や「100人規模のイベント運営」など、具体的な数字を書き出しに組み込みましょう。

具体的な数値を示すと、成果や実績が客観的に伝わり、自己PRの説得力が高まります。

5.変化やギャップを提示する

自己PRの書き出しで、過去と現在の違いや意外性のある組み合わせを示すと、読み手の興味を引きつけられるでしょう。新卒採用ではポテンシャルが重視される傾向があるため、自身の成長幅を強調するのは有効な手段です。

たとえば、「運動が苦手だった私が、マラソン大会で完走を果たしました」という書き出しは、成長意欲が伝わり、採用担当者の印象に残りやすいと考えられます。

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【強み別】自己PRの書き出し例文

自己PRの書き出しは、まず自分がアピールしたい「強み」を一文で簡潔に述べ、採用担当者の興味を引くことを意識しましょう。ここでは、自己PRの書き出しについて、強み別に紹介します。

チャレンジ精神

チャレンジ精神は、困難な目標や未経験の分野にも積極的に挑み、成長の機会を自ら作り出す姿勢を示す言葉です。失敗を恐れずに新しいことに飛び込み、そこから学びを得て成果につなげる意欲を採用担当者に伝えましょう。

チャレンジ精神を強みとしてアピールする場合の自己PRの書き出しの例文は、以下のとおりです。

・私の強みは、未経験からレギュラーを勝ち取った部活動で培った、積極的に新しいことに挑戦するチャレンジ精神です
・私は、常に現状維持で満足せず、未経験の分野にも飛び込んでいく挑戦意欲をもっています

目標達成力

目標達成力は、設定された目標をクリアするために、必要な努力を惜しまず最後までやり遂げる能力のこと。目標に対するコミットメントの高さと、成果を出すことにこだわる姿勢を具体的に示しましょう。

目標達成力を強みとしてアピールする場合の自己PRの書き出しの例文は、以下のとおりです。

・私の強みは、一度決めた目標に対して粘り強く取り組み、必ず成果を出す目標達成力です
・私は、設定された目標を期日までに達成するため、常に最善の策を考え実行する力をもっています
・困難な目標にも立ち向かい、諦めずに結果を出すことに自信があります

判断力

判断力は、情報が不足していたり、状況が複雑だったりする場合でも、迅速かつ的確に最善の行動を選択できる能力です。判断に至るまでの論理的な思考力や、決断の速さをアピールしましょう。

判断力を強みとしてアピールする場合の自己PRの書き出しの例文は、以下のとおりです。

・私の強みは、50名の部活動をまとめるなかで磨かれた状況を俯瞰し、即座に最適解を導き出す決断力です
・私は、限られた情報のなかでも、過去の経験を活かして適切な選択を行う判断力に優れています
・予期せぬ問題が発生した際にも、冷静沈着に優先順位をつけ、迅速な判断力で解決に導いてきました

計画性

計画性は、目標達成のために必要な手順を逆算し、具体的なスケジュールと行動計画を立てて着実に実行できる能力です。場当たり的な対応ではなく、準備と見通しをもって物事を進められる堅実さを伝えます。

計画性を強みとしてアピールする場合の自己PRの書き出しの例文は、以下のとおりです。

・私は、目標から逆算して行動計画を立て、着実に実行できる計画性をもっています
・私の強みは、綿密な準備と徹底したスケジュール管理を行い、複雑なタスクでも遅延なく完遂する計画性の高さです

対応力

対応力は、想定外の出来事や急な要望に対して、その場に応じた適切な措置を講じられる能力です。変化に素早く気づき、柔軟かつ建設的な解決策を提供できることを示しましょう。

対応力を強みとしてアピールする場合の自己PRの書き出しの例文は、以下のとおりです。

・私の強みは、予期せぬトラブルや急な要望に対し、落ち着いて最適な解決策を見つけ出す対応力です
・マニュアルにない状況でも慌てず、その場に合わせた臨機応変な対応で業務を円滑に進めることができます
・アルバイトではお客さまの多様なニーズに対し、細部まで気を配った柔軟な対応力で信頼を獲得しました

柔軟性

柔軟性は、予期せぬ状況の変化に対し、固執せず臨機応変に対応できる能力です。既存の方法にこだわらず、状況に合わせて考え方や行動をすぐに変えられる力をアピールしましょう。

柔軟性を強みとしてアピールする場合の自己PRの書き出しの例文は、以下のとおりです。

・私の強みは、変化を恐れず、状況に応じて思考や行動を切り替えられる柔軟性です
・私は、マニュアルどおりに進めるだけでなく、状況の変化に合わせて最適な対応を見つけ出す柔軟性をもっています
・予期せぬトラブルが発生した場合でも、冷静に対応策を講じられる柔軟な対応力には自信があります

継続力

継続力は、一度始めたことを途中で投げ出さず、地道な努力を積み重ねていくことができる能力です。短期的な成果だけでなく、長期的な視点での成長や成果に繋がる粘り強さをアピールしましょう。

継続力を強みとしてアピールする場合の自己PRの書き出しの例文は、以下のとおりです。

・私の強みは、困難な状況でも目的を見失わず、地道な努力を重ねられる継続力です
・私は、日々の業務や学習において、小さなことでもコツコツと積み重ねていく継続性の高さに自信があります
・目標達成に向けて、長期にわたり一貫した努力を続けられる継続力で成果を出してきました

忍耐力

忍耐力は、困難やストレスの掛かる状況に直面しても、感情的にならず冷静に耐え、最後まで責務を果たせる能力です。精神的なタフさや、逆境を乗り越える粘り強さを伝えましょう。

忍耐力を強みとしてアピールする場合の自己PRの書き出しの例文は、以下のとおりです。

・私の強みは、プレッシャーの掛かる状況でも冷静さを保ち、最後まで業務をやり遂げる忍耐力です
・私は、簡単には成果が出ない状況でも、目標を見据えて粘り強く努力を続けられる高い忍耐力をもっています
・苦しい状況でも諦めずに業務に取り組み、結果を出す忍耐力には自信があります

協調性

協調性は、異なる意見をもつメンバーと協力し、チームの目標達成のために貢献できる能力です。共通の目的に向けて建設的なコミュニケーションをとり、チームを機能させる力をアピールしましょう。

協調性を強みとしてアピールする場合の自己PRの書き出しの例文は、以下のとおりです。

・私の強みは、多様なメンバーの意見を尊重し、チーム全体をまとめ上げる協調性です
・私は、目標達成のためには個人の力を結集させることが重要だと考えており、チームの調和を大切にする協調性があります
・私は周囲と良好な関係を築き、目標達成に向けて協力できる協調性に自信があります

傾聴力

傾聴力は、相手の話をただ聞くだけでなく、その真意や背景にある思いを深く理解しようとする能力です。この力は、信頼関係の構築や顧客のニーズの把握、チーム内の課題解決に役立ちます。

傾聴力を強みとしてアピールする場合の自己PRの書き出しの例文は、以下のとおりです。

・私の強みは、相手の話に真摯に耳を傾け、隠れたニーズを引き出す傾聴力です
・私は部活動でチームメンバーとの信頼関係を築くために、深い傾聴力を発揮しました
・人の意見や悩みに対し、表面的な言葉だけでなく、その背景まで汲み取る傾聴力には自信があります

社交性

社交性は、初対面の相手や異なる立場の人とも円滑なコミュニケーションをとり、良好な人間関係を構築できる能力です。この力は、社内外の協力体制を築くうえで重要な要素となります。

社交性を強みとしてアピールする場合の自己PRの書き出しの例文は、以下のとおりです。

・私の強みは、誰とでも積極的にコミュニケーションを取り、すぐに打ち解けられる社交性です
・私の強みは、初対面の相手ともすぐに信頼関係を築ける社交性です
・私は、持ち前の明るさと社交性で、チームに活気をもたらすことができます

アピールポイントが分からない人は、「自己PRに使える強み一覧!見つけ方や効果的にアピールするコツを解説」の記事を参考に強みを探してみてください。

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【職種別】自己PRの書き出し例文

志望職種によって、求められる強みやスキルは異なります。職種ごとの役割を理解したうえで、業務に直結する強みを冒頭で宣言することが、自己PRの評価を高めるための近道です。ここでは、職種別に自己PRの書き出しのポイントと例文を紹介します。

営業・販売職:結果への執着心をアピールする

営業職や販売職では、目標達成に対する意欲や数字に対するこだわりが重視されるのが一般的です。書き出しでは「目標を達成するためにどのような行動をとったか」を簡潔に示し、結果にこだわる姿勢を強調しましょう。

以下は、営業職や販売職を目指す人の自己PRの書き出し例です。

・私の強みは、目標達成に向けて泥臭く努力を継続できる執着心です
・3年間のアルバイトで売上目標を毎月更新し続けた、数字に対するこだわりが私の武器です
・困難な状況でも決して諦めず、顧客の課題に寄り添い続ける粘り強さには自信があります

事務・管理部門:正確性と先回り力を強調する

事務・管理部門の役割は、組織の基盤を支え、円滑な業務運営をサポートすることです。自己PRの書き出しでは、以下のようにミスを未然に防ぐ正確性や、周囲の状況を察して動く先回り力をアピールすることをおすすめします。

・私は、周囲の状況を常に把握し、一歩先を読んで行動するサポート能力に長けています
・私の強みは、膨大なデータ入力をミスなく完遂させる緻密さと正確性です
・私は組織の効率化のため、既存のフローを改善して時間を短縮させた実務遂行力をもっています

企画・マーケティング職:論理性と柔軟性を見せる

企画職やマーケティング職では、データを分析する論理的思考力と、市場の変化に対応する柔軟な発想力が必要です。独りよがりなアイデアではなく、客観的な根拠に基づいた提案ができる人物であることを、自己PRの書き出しで証明しましょう。

たとえば、以下のような書き出しがおすすめです。

・私の強みは、客観的なデータに基づいて現状を分析し、課題の根本を見抜く論理的思考力です
・固定観念にとらわれず、ターゲットの動向に合わせて柔軟に施策を立案する企画力に自信があります
・SNS運営において、トレンドを迅速に捉えてフォロワー数を2倍に増やした分析力が私の強みです

ITエンジニア:技術への知的好奇心と解決力を伝える

ITエンジニアの自己PRは、最新技術に対する知的好奇心と不具合や課題を打破する解決力を軸に構成します。単にスキルを述べるのではなく、能動的に学ぶ姿勢をアピールすることが重要です。以下のように、技術と向き合う誠実な姿勢を書き出しに凝縮しましょう。

・私は、独学で新しい言語を習得し続ける探求心があります
・エラーの原因を突き止めるまで追求する課題解決力が強みです
・私の強みは、エラーに対しても解決策を自ら調べ、最後までやり抜く完遂力です

強み・業界別自己PRサンプル集|魅力が伝わる書き方のポイントを解説」の記事では、自己PRの例文を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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【選考別】自己PRの書き出しのコツ

提出する書類の形式や役割によって、書き出しのボリュームや表現方法は変わります。履歴書とエントリーシート(ES)を使い分け、戦略的に自己アピールを行いましょう。

履歴書:結論と最大の成果に絞る

履歴書は記入スペースが限られているため、ひと目で強みが伝わる簡潔さが求められます。書き出しは「私の強みは△△です」という結論と、それを裏付ける「最大の成果」だけに情報を絞り込みましょう。余計な修飾語を削ぎ落とすと、読み手は迷うことなく要点を把握できます。

たとえば、以下のような書き出しがおすすめです。

・私の強みは、100人規模のイベントを成功させたリーダーシップです
・3年間継続した野球部で培った忍耐力が私の最大の武器です
・私の強みは、アルバイトで顧客満足度1位につながった傾聴力です

履歴書における自己PRの書き方は、「履歴書の自己PRが今すぐ書ける!強みの見つけ方や書き方、例文を紹介!」の記事を参考にしてください。

ES:エピソードにつなげるための含みをもたせる

ESは履歴書に比べて文字数に余裕があるため、読み手の興味を惹きつけ、あとに続くエピソードを読みたくさせる仕掛けが必要です。結論を述べるだけでなく「なぜその強みが磨かれたのか」や「どのような困難を乗り越えたのか」を予感させる表現を盛り込みましょう。

以下のように続きが気になる「フック」を盛り込み、自己PR全体の期待値を高めてください。

・私は、廃部寸前だったサークルを再建した経験から、周囲を巻き込む推進力を身につけました
・1年間の留学生活で直面した言語の壁を、独自の学習法で克服した適応能力が私の強みです
・期待以上の成果を出すために、常に「もう一工夫」を欠かさない探究心が私の原動力です

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自己PRの書き出しで避けるべきNG例

自己PRの書き出しで不適切な表現を選んでしまうと、逆効果になりかねません。ここでは、評価を下げる恐れのあるNGな書き出し例を紹介します。応募書類を提出する前に、NG例に心当たりがないか確認してみてください。

曖昧な表現を使う

自己PRの書き出しにおいて、以下のような曖昧な表現は避けましょう。

・私は、大学生活でいろいろなことに挑戦しました
・困難な状況でも人並み以上に努力できます

具体性に欠ける言葉では、読み手に強みを正確に伝えられません。「いろいろ」「人並み以上」などの主観的で漠然とした言葉を避け、客観的に評価できる言葉選びを意識しましょう。

複数の強みを盛り込む

一つの自己PRに複数の強みを盛り込むのはNGです。以下のような文章では、結局何が一番の武器なのか伝わりません。

・私の強みは行動力と分析力と協調性です
・私は立場の異なる人と協力できる協調性と、最後まで諦めない責任感をもっています

自己PRの書き出しは、最も自信のある強みの一つに絞り込むことが鉄則です。焦点を絞ると、あとに続くエピソードの説得力が一段と強まります。

嘘や誇張を盛り込む

インパクトを与えたいからといって、事実とは異なる嘘や大げさな誇張を書き出しに含めるのは避けましょう。書き出しで背伸びをした内容を記載しても、そのあとのエピソードとの整合性が取れなくなり、面接での深掘りに対応できません。

新卒選考では、華々しい実績そのものよりも、物事に取り組む姿勢や思考プロセスが重視される傾向があります。等身大の自分を魅力的に伝えるための言葉選びを心掛け、誠実さが伝わる書き出しを意識しましょう。

定型文をそのまま使う

就活サイトや参考書にある例文を、そのまま丸写しにするのは控えてください。定型文どおりの自己PRの書き出しは、「個性がない」という印象を与えてしまい、ほかの候補者に埋もれかねません。

採用担当者は、学生自身の言葉で語られるオリジナルの自己PRを求めているため、例文はあくまで参考にとどめましょう。自身の具体的なエピソードや独自のキャッチコピーを添えると、読み手の興味を引く唯一無二の書き出しが完成します。

就活に役立つ自己PR例文27選!書き方や高評価につながるコツも解説」の記事では、高評価につながる自己PRを作るためのコツを紹介しているので、あわせてご覧ください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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