自己PRで「集中力」を伝えるには?差別化できる言い換えや例文を紹介

このページのまとめ

  • 自己PRでの具体的なエピソードを考える際は、集中力を発揮した経験を整理してみよう
  • 「集中力」が短所に聞こえないよう、ほかの強みと掛け合わせて伝えるのがおすすめ
  • 集中力が発揮できる職種を把握し、志望企業に合った強みとして伝える

自己PRで「集中力」を伝えるには?差別化できる言い換えや例文を紹介のイメージ

自己PRで「集中力」をアピールしたい就活生は多く、ほかの学生との差別化を図るには、伝え方のポイントを押さえることが重要です。

この記事では、自己PRで集中力が評価される理由や企業が期待している「集中力」の内容、自己PRでの伝え方のコツなどを解説します。また、集中力を題材にした例文をカテゴリー別にまとめました。参考にしながら、あなたのオリジナル自己PRの作成にお役立てください。

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目 次

就活の自己PRで「集中力」が評価される理由

就活で集中力が評価される理由として、「仕事が早い」「複数の業務をこなせる」などが当てはまるようです。ここでは、企業が求めている「集中力」とはどのようなものか具体的に解説します。

質の高い仕事を計画的にこなせるから

集中力がある人は、「仕事のクオリティが高く、計画的」という印象を面接官に与えます。一つひとつの作業を丁寧に進め、中途半端に投げ出さない誠実さは、ミスの少なさや業務の完成度として現れるからです。

企業にとっては「責任ある仕事も安心して任せられる存在」となるため、市場価値の高い強みといえます。

複数の業務を同時進行できるから

集中力がある人は切り替えが早い傾向にあるので、「複数の業務を任されても混同せずに行える」という印象を持たれやすいでしょう。大きなプロジェクトに関わる業務やマルチタスクの多い企業では、安心して仕事を任せられる存在として期待されます。

感情のコントロールができるから

集中力がある人は感情をコントロールできる傾向にあるため、企業から評価されるでしょう。なぜなら、感情に振り回されることなく、常に冷静に業務に取り組めるからです。

厚生労働省の「令和5年若年者雇用実態調査の概況」によると、企業が新卒者採用で重視していることとして、「職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神」が最も多い結果となりました。

新卒採用で重視していること 割合
職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神 79.3%
コミュニケーション能力 74.8%
マナー・社会常識 58.6%

参照:厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況 表4 採用区分、若年正社員の採用選考の有無及び採用選考にあたり重視した点別事業所割合

この「職業意識」には、自分のコンディションを整え、プロとして安定したパフォーマンスを出し続ける力も含まれます。つまり、期限が迫る仕事や突発的なトラブルに対しても、集中力を活かして冷静に対応できる能力を持っている人は、多くの企業に求められる「高い職業意識」を持つ人材といえるのです

感情をコントロールし、安定して作業を進められる人材は、どんな職場でも安心して仕事を任せられる存在として、企業から重宝されるでしょう。

自己PRで評価される強みは集中力以外にもさまざまあります。「大学生必見!自己PRの書き方や好印象につながるポイントと例文を紹介」の記事では、自己PRでアピールできる強みを紹介しているので、あわせてご覧ください。

参照元
厚生労働省
令和5年若年者雇用実態調査の概況

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自己PRで集中力を効果的に伝えるためのポイント

自己PRで集中力を効果的に伝えるためのポイントのイメージ

「集中力」は多くの就活生が使う自己PRの題材であるため、ほかの学生との差別化が必要です。ここでは、集中力を自己PRでアピールする際のポイントを4つご紹介します。

自己分析を入念に行う

「集中力」を自己PRでアピールするなら、十分に自己分析を行うことが重要です。自己分析によって「どのような集中力があるのか」「どのようなタイミングで集中力を発揮できるのか」などを明確にしておきましょう。

下記で、集中力を発揮できるタイミングの例を挙げます。自分に当てはまるものを確認し、オリジナリティのある自己PR作成につなげてみてください。

・好きなことや興味のあることに取り組んでいるとき
・期限が短いタスクに取り組んでいるとき
・一つのものを作り上げるとき

自己分析のやり方が分からない人は「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方9選や目的・活用例を解説」の記事を参考にしてください。

エピソードには具体的な数字を使う

「集中力」のアピールには、エピソードを具体的な「数字」で表すと効果的です。

たとえば、「長い時間勉強した」よりも「毎日、5時間勉強した」のほうが、より具体的で容易にイメージできます。イメージしやすいエピソードは、採用担当者の印象にも残りやすいでしょう。

また、「長時間」では、2時間や10時間など人によって想像する時間はそれぞれです。具体的な数字を加えることで、相手の持つ言葉のイメージに左右されずに伝わります。

業界研究や企業研究を十分に行う

「集中力」を強みにした自己PRには、企業分析や業界研究が欠かせません。企業の求める人物像やニーズを理解したうえで、それに見合った自分の強みをアピールすることが内定につながるからです。

企業分析や業界研究は以下の方法で調べられるので、ぜひ試してみてください。

・企業の公式Webサイト
・会社説明会
・業界地図
・四季報
・OB/OG訪問
・インターンシップ

企業研究をしながらも業界研究の視点を持ちつつ、「集中力がどのような業務に活かせるか」というポイントを探しましょう。そうすることで、あなたの持つ「集中力」を企業へ効果的にアピールできます。

企業研究を行う詳しい手順は「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事で詳しく解説しています。

ほかの長所と掛け合わせて伝える

自己PRで集中力のみをアピールすると、伝え方によってはマイナスのイメージに取られてしまう場合があります。強みを短所と捉えられないようにするためには、ほかの強みを掛け合わせるのがおすすめです。

ここでは、集中力と掛け合わせるのに相性の良い「強み」を紹介します。

集中力+行動力

集中力と相性が良い強みの一つ目は「行動力」です。行動あってこそ成果につながるため、行動力のある人材は企業も貴重だと考えます。

また、集中力の持つ内向的なイメージを、外向的な印象の「行動力」で調和させられるメリットもあります。ミスが少なく、向上心が旺盛である印象も与えられるでしょう。

集中力+問題解決能力

集中力の強みは、「問題解決能力」とも相性が良いといえます。問題解決能力を集中力と掛け合わせることで「視野が狭いのではないか」といった懸念の払拭が可能です。周りを観察し、さまざまな角度から物事を捉えられる強みのアピールにもなります。

また、企業側もさまざまな問題に対処できる人材を確保したいと考えているでしょう。

集中力+適応力

集中力と相性が良い強みとして、「適応力」も挙げられます。「融通が効かないのではないか」といった集中力への懸念を払拭できるでしょう。

また、企業運営は常に変化に晒されているため、適応力のある人材は貴重と判断されます。与えられた業務や顧客の変化に適切に対応しつつも、集中力を発揮できる旨を伝えれば効果的にアピールが可能です。

集中力+マネジメント力

「マネジメント力」も、集中力と相性が良い強みの一つです。マネジメント力とは、「時間やタスク、人員などを管理する」「周りを見て行動できる」ことを指します。

企業に入社すると業務に納期があるのが一般的なので、集中力を持ってタスクを管理できる人材は貴重であると捉えられるでしょう。

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自己PRで伝える「集中力」の言い換えリスト

「集中力があります」だけでは、面接官に「それは学生なら当たり前では?」と思われてしまうリスクがあります。目指す職種や自分の集中力に合わせて、「仕事の成果に直結する言葉」に変換しましょう。

忍耐力、逆境に強い 困難な状況でも「投げ出さずに完遂してくれる」という安心感。ストレス耐性が高く、長期的なプロジェクトの推進力として期待できる
緻密さ、正確性 ミスが少ないため、組織全体の生産性を下げない。細かいミスが大きな損失につながる業務において信頼されやすい
洞察力、現状分析力 本質的な課題を見つけ出す力がある。データや顧客の声から解決策を見つけ、戦略的な提案ができる
瞬発力 締め切り直前や緊急事態でも、短時間で最大のアウトプットを出せる。変化の激しい現場で、スピード感を持って成果を残せる
問題解決能力 集中して考え抜き、自力で解決策を導き出せる。指示待ちにならず、現場の効率化や改善を主体的に進められる
努力家 現状に満足せず、成長し続けられる。集中して学習し、短期間で戦力化するポテンシャルが高いと評価される

自分がどのような集中力があるか分からない方は、「自分の長所が分からないときに役立つ一覧72選!見つけ方や例文も解説」の記事を読んで、該当するものがあるかチェックしてみてください。

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自己PRで「集中力」を伝えるエピソードの考え方

自己PRで集中力を伝える際に、エピソードが思いつかない方もいるでしょう。ここでは、集中力を伝えるエピソードの考え方を紹介します。

自己分析で「集中した経験と結果」を棚卸しする

まずは、あなたがこれまでの生活で「時間を忘れて取り組んだこと」や「継続してやり遂げたこと」を書き出しましょう。その際、大きな実績を探す必要はありません。

たとえば、「1年間、レジ打ちのバイトで一度もミスをしなかった」「資格試験のために3ヶ月間、毎日2時間机に向かった」といった、日常的に継続していた経験が、自己PRでは評価されます。「毎日●時間」「●ヶ月間」「ミスを●割減らした」など、具体的な数字を示すことで、集中力がより伝わるでしょう。

集中を維持するために工夫したことを整理する

企業は、結果そのものよりも「どうやってその集中力をコントロールしているか」というプロセスを評価しています。したがって、「気がついたら集中していた」という受動的な姿勢ではなく、「集中するために自分なりに工夫したこと」を言語化しましょう。

具体的な工夫の例を以下で紹介します。

・作業前にデスクを整理した
・スマホを物理的に遠ざけた
・ポモドーロ・テクニックを取り入れた
・タスクを15分単位で細分化した

自分が集中力を保つ工夫をしていることを伝えると、「入社後も自分を律して働ける人だ」という信頼感につながるでしょう。

集中力が仕事でどう役立つか結びつける

自己PRの締めくくりでは、あなたの集中力が企業の利益にどうつながるかを考えます。たとえば、事務職であれば「緻密な集中力を活かして、正確かつスピーディーに業務を遂行し、チームの基盤を支えたい」といったように、応募する職種に合わせて集中力の発揮どころを考えましょう。

自分にどのような強みがあるか分からない方は、「強みと弱みの分析方法10選!言い換え一覧や伝え方のコツを例文付きで解説」の記事も参考にして考えてみてください。

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集中力をアピールする自己PRの構成4ステップ

自己PRで集中力を強みとしてアピールするには「具体的に説明すること」や「エピソードを加えること」が大切です。ここでは、自己PRで「集中力」をアピールするための具体的な方法を4つのステップに分けて解説します。

1.どのような集中力があるかを伝える

自己PRでは、集中力があることを最初に述べましょう。しかし、単に「集中力がある」だけでは抽象的になってしまうので、その集中力によって何ができるのかをアピールする必要があります。

たとえば、次のような書き出しがおすすめです。

・「私には集中力があり、一つの作業に長い期間没頭できます。」
・「私には集中力があり、限られた時間でも最大のパフォーマンスを発揮できます。」
・「私には集中力があり、ミスなく仕事をやり遂げることができます。」

2.集中力が伝わるエピソードを伝える

集中力で何ができるのか結論を述べたら、その根拠となるエピソードを加えます。集中力の裏付けとなる具体的な行動と、それによってどのような成果を得たのか具体的に説明しましょう。

「集中力」と「エピソード」は、次のように関連付けられます。

集中力 エピソード
一つの作業に長い期間没頭できる 毎日4時間苦手な英語の勉強を行い、希望の大学に合格した
短い時間でも成果を出せる 受験時期に文化祭発表のリーダーを務め、集中して練習と準備を行った結果、金賞を受賞した
ミスをせずやり遂げる 学習塾でのアルバイトで、生徒や保護者に間違った情報を伝えないよう集中して対応した

エピソードが思い浮かばない就活生は「自己PRが書けない!エピソードを見つけるコツとは?」の記事をお役立てください。

3.集中力ともう一つの「強み」を掛け合わせる

集中力にはもう一つの「強み」を掛け合わせることが有効です。なぜなら、自己PRにおいて「集中力」だけのアピールでは不十分だからです。

集中力とは別の強みを掛け合わせることによって、あなたの「集中力」がよりオリジナリティのある資質として採用担当者の心に残るでしょう。

4.「集中力」を活かした入社後の展望を伝える

最後に、集中力をどのように仕事に活かすかを述べます。自分の長所である「集中力」が今後どのように役に立つかを示せば、あなたが働く姿を想像してもらいやすくなるでしょう。

そのためにも、事前に十分な業界研究や企業研究が欠かせません。あなたの強みが伝わるだけでなく、事前に志望企業について調べていることが伝わるからです。

企業に好印象を与える長所の伝え方については「自己PRとは?書き方や強み・職種別の例文と合わせて回答のポイントを解説」の記事でも紹介しています。

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集中力をアピールする自己PRの例文6選

「集中力」をアピールできる自己PRの例文を紹介します。経験に当てはめて、自分なりの自己PRを作成してみてください。

アルバイト経験をもとにした例文1

私は持前の集中力を活かして、与えられた時間内で成果を出せます。私がこの強みを発揮したのは、大学3年生のときに行っていたコールセンターのアルバイトです。
その会社では時間単位でノルマが設定されており、その厳しさゆえに一日で辞めてしまう人も多い環境でした。しかし、私は目標が設定されているほうがやる気が出る性格なので、とにかく集中して電話をかけました。なかにはクレームの多い顧客もいましたが、屈せずに相手の話を聞くことで、最終的には契約を獲得できました。
集中して取り組んだ結果、同時期に就業をスタートしたメンバーのなかで最高の契約数を得ました。このアルバイト経験において、単に集中するだけではなく、顧客のニーズを配慮しながら効率的に業務を行うことの大切さも学びました。
貴社に入社したあともこの強みを活かし、効率的に利益を上げることを目標に精進してまいります。

アルバイト経験をもとにした例文2

私の強みは、集中力とコミュニケーション能力が高いことです。
大学時代に書店でアルバイトをしており、私の担当は文庫本コーナーの管理でした。そこで、文庫本のおすすめを一次情報としてお客さまに提供したいと考え、話題の新作本は必ず読むようにしました。
私が行ったのは、読み終わった文庫本の感想やおすすめのポイントをノートにまとめることです。おすすめのポイントをポップでアピールしたり、直接お客さまに勧めたりしました。
特に印象に残っているのは、本好きのお客さまからの信頼を得て「本を買うなら、この本屋が良い」と言っていただけたことです。このような成果を出せたのも、持ち前の集中力とコミュニケーション能力が発揮された結果だと考えております。
ご採用頂けました際には、すべての仕事を集中してこなし、お客さまとのコミュニケーションを通じて貴社に貢献していく所存です。

学業の経験をもとにした例文

私の長所は、集中力と向上心があるところです。
中学生のときにオーストラリアの女の子と文通をしたのをきっかけに、英語の勉強を続けてきました。毎朝、英字新聞で記事を4つ読むのが高校生のころからの習慣です。
最近では、英文でのシャドーイングや1分スピーチなどもトレーニングに加え、短い時間ですが集中して学習を続けています。そのことにより、目標であったTOEIC900点取得を達成できました。
自己流で伸ばしてきた英語力ですが、今後はグローバルに活躍する人材になるために実践的な力を伸ばしたいと考えています。
このように、限られた時間でも集中して取り組み、スキルや能力を向上させられるのが私の強みです。
採用頂けました際には、私の強みである集中力や向上心を活かしてさまざまな知識を身につけ、貴社に貢献できるよう努力いたします。

部活・サークル経験をもとにした例文

私の長所は、集中力と継続力があることです。
私は、大学でダンスサークルに所属していました。ダンスの振り付けを覚えるためには、集中力が必要です。入部したてのころはなかなか一つひとつの動きをものにすることができず、先輩や周囲に迷惑をかけてしまっていました。
そこで私が行ったのは、部活以外の帰宅後や休日も練習に打ち込むことです。時間を見つけて練習を重ねていると、振り付けをものにできるようになり、ダンスも上達しました。3年生で部長として部員を引っ張る立場となれたのは、私の集中力と継続力を評価していただいたからです。
今年のダンス大会で優勝できたのも、集中して練習し続けたからこそだと自負しています。
貴社に入社できた際は、持ち前の集中力と継続力を活かし、着実に業務をこなして貢献させていただきたいと考えています。

趣味をもとにした例文

私の長所は、集中力と旺盛な好奇心だと考えています。
イラストを趣味にしており、見たり描いたりするのが好きです。
なかでも、タブレットでデジタルイラストを描くのを好んでおり、現在はオリジナル作品に取り組んでいます。イラストに取り組んでいるときは時間が経つのを忘れるほど集中し、描き終えたあとの達成感はなんともいえません。
また、お気に入りの作家がデジタルアート展を開催する際には、遠方でも足を運びます。作品に込められた思いや、創作の工夫や苦労などの話を聞いてみたい好奇心からです。実際に作品を見たり作者と話したりすることで得られる学びは、ほかに変えようがありません。
イラストの趣味を通じて培った「集中力」と、長所である「旺盛な好奇心」を貴社の業務でも発揮し、業務を成し遂げたいと考えています。

資格勉強をもとにした例文

私の強みは、決めた目標に向かって突き進む集中力です。大学2年生のときに、「将来は英語を使った仕事に就きたい」と思うようになり、TOEICでスコア700を取得するという目標を設定しました。
試験までの半年間、一日2時間の試験勉強に取り組み、映画やCD付きテキストでリスニング力を上げる努力をしました。
「あと○問解いたら、好きなテレビを1時間だけ観る」など、小単位での目標を掲げることや適度な息抜きをすることで、効率的に集中できることも学びました。
その結果、スコア750という目標を上回る点数を獲得できました。限られた期間でベストを尽くす集中力を貴社の業務でも発揮し、日本と海外をつなぐ人材に成長したいと考えています。

自己PRの例文については、「就活に役立つ自己PR例文25選!書き方や高評価につながるコツも解説」の記事を参考にしてみてください。

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自己PRで集中力が評価される業種別の例文4選

自己PRでは、志望先の業種に合わせて、入社後に集中力をどのように活かすか伝えることが大切です。ここで紹介する業種別の自己PRの例文を参考に、どのような業務で集中力が評価されやすいかを理解しておきましょう。

正確性が問われるIT業の例文

私の強みは、緻密な作業をミスなくやり遂げる集中力です。
大学ではプログラミングの演習に注力し、数百行に及ぶコードの記述やデバッグ作業に取り組んできました。一度のミスがシステム全体の不具合につながるため、私は一文字の入力ミスも逃さないよう、一画面ごとに集中してセルフチェックを行う習慣を身につけました。
エラーに直面した際も、原因を特定するまで粘り強く画面に向き合い、最終的にはクラスで最もエラーの少ないプログラムを完成させることができました。この経験から、集中して細部にこだわれば、成果物の質が大きく変わることを学びました。
貴社に入社した際も、この高い集中力を活かして正確なシステム構築を行い、信頼されるエンジニアとして貢献していきたいと考えています。

連続的な作業を繰り返す製造業の例文

私の長所は、長時間の単純作業でも質を落とさずに続けられる持続的な集中力です。
学生時代、精密機械の部品を組み立てる工場で半年間アルバイトをしていました。ライン作業は単調になりがちですが、わずかなズレが製品の欠陥につながるため、私は「常に一つ目が最高の品質になるように」と自分に言い聞かせ、一つひとつの工程に集中して向き合いました。
その結果、半年間で一度も検品での不良品を出さず、現場責任者の方からも「安定感があって安心して任せられる」という評価をいただきました。
貴社においても、持ち前の集中力を発揮して、徹底した品質管理と効率的な作業の両立に努め、高品質なものづくりを支えていきたいと考えています。

複数のタスクを担当するサービス業の例文

私の強みは、状況に合わせて瞬時に切り替えられる集中力です。
私はカフェでのアルバイトにおいて、接客やドリンク作成、在庫管理などのマルチタスクをこなしてきました。特に混雑するランチタイムには、次々と入る注文を正確にさばきつつ、周囲の状況にも気を配る必要があります。
私は「今、目の前の1分間で何をすべきか」に全神経を集中させることで、作業の優先順位を素早く判断し、ミスを防ぎながらスムーズに店を回す工夫をしました。その結果、忙しい時間帯でも提供時間を短縮でき、店全体の回転率向上に貢献することができました。
貴社に入社したあとも、この適応力のある集中力を活かし、変化の激しい現場でも的確かつ迅速にお客さまへ価値を提供できるよう精進してまいります。

目標値が設定されている金融業の例文

私の強みは、高い目標に対しても決して妥協しない、ストイックな集中力です。
大学時代、クレジットカードの入会案内のインターンシップに参加しました。そこでは1日あたり5件の成約という高い目標がありましたが、私は目標を達成するために、一人ひとりのお客さまとの対話に全力を注ぎました。
途中で断られても気を引き締め直し、次のチャンスに集中して取り組むことで、声の掛け方や提案のタイミングを磨きました。その結果、最終的には目標を大きく上回る成約数を安定して出せるようになりました。
この経験で培った「目標に向かって一点集中する力」を活かし、貴社においても数字に対する責任感を持ち、常にベストを尽くして成果に貢献したいと考えています。

強み・業界別自己PRサンプル集|魅力が伝わる書き方のポイントを解説」の記事では、業界別の例文を紹介しているので、志望先に合わせた自己PRを考える際にお役立てください。

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自己PRで集中力を伝えるときの注意点と対処法

自己PRでアピールしやすい集中力ですが、伝え方には注意が必要です。ここでは、4つの注意点と対処法を紹介します。

「集中力がある」ことを長所としてきちんと伝えるためにも、注意点を確認しましょう。

周りが見えていないと思われないようにする

「集中力」は、裏を返せば「周囲の状況に気を配れなくなる」「視野が狭くなり業務全体に支障が出るのでは」といったデメリットに思われる可能性があります。

したがって、集中力をアピールするエピソードのあとに、「作業に集中し過ぎてほかのことがおろそかにならないよう、周りへの配慮や確認を都度行うようにしています」などと伝えると好印象です。

融通が利かないと思われないようにする

一つのことに集中する人は「頑固な性格なのではないか」と思われてしまうこともあります。自分のペースで作業に集中するあまり「周りからの指摘やアドバイスを受け入れられないのではないか」という懸念を抱かれないようにすることが大切です。

状況に応じて考えを変えられる柔軟性や協調性などをアピールすると良いでしょう。

職場によっては集中力が評価されないこともある

集中力があることをアピールしても、職場によっては評価の対象になりにくい場合があります。もちろん、全く集中力を必要としない仕事は存在しません。しかし、一つの資質をより重視している職場では「集中力を持ち合わせているのは当然」という前提があります。

たとえば、スタートアップ企業やベンチャー企業は、チャレンジ精神やアイデア力などを重視する傾向が強く、集中力をアピールしてもインパクトに欠けてしまう場合があります。

ベンチャー企業への就職を考えている方は「ベンチャー企業に就職したい!働くメリットとデメリットとは」の記事も参考にしてみてください。

集中力が切れたときの対処法を考えておく

自己PRで「集中力」を伝える際は、集中力が切れたときの対処法をセットで伝えるよう心掛けましょう。

仕事は24時間365日集中し続けられるものではありません。無理に根性で乗り切ろうとする人は、集中力が切れて大きなミスをするリスクがあります。

「集中力が切れたらこう対処する」というルーティンを持っていることで、集中力を維持できる人材だと安心してもらえるでしょう。

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集中力をアピールする自己PR作成に悩んでいるあなたへ

「自己PRで集中力を伝えたいけど考え方が分からない…」と悩んでいる方は、まずは自分の今までの経験を思い返してみるのがおすすめです。これまでに集中力を発揮して成功したり、目標達成できたりしたエピソードを整理することで、自分の強みが明確になるでしょう。

「集中力をアピールするための自己PR作成がうまくいかない」「プロからの専門的なアドバイスが欲しい」と悩んでいるなら、キャリアチケット就職エージェントへの相談がおすすめです。

キャリアチケット就職エージェントでは、専任のアドバイザーによる自己PR添削や面接対策など、一人ひとりの悩みに合わせた丁寧なサポートを提供しています。就活生一人ひとりの悩みに寄り添ってヒアリングを行うため、「就活を一人で進めるのが不安…」といった方も安心できるのがメリットです。

サービスはすべて無料なので、困ったことがあったら一人で悩まず、ぜひお気軽に一度ご相談ください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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