就活がだるいワケ!原因と就職活動の乗り切り方をご紹介

このページのまとめ

  • 就活がだるいのは、就職活動自体のプレッシャーやマナーの多さなどが原因
  • 就活を乗り切るには、人生のゴールを定めて目的意識を持つことが大切
  • だるさを感じたときは、体を動かしたり周囲に相談したりしてみる
  • だるいときは、1日休むなどリフレッシュの時間を作るのが効果的
  • 就活がだるいときでもマナーを守り、面接対策はしっかりやろう

就活がだるい…もうやりたくない…。そんなお悩みを抱えている就活生はいませんか?就活は一定の大変さがあるため、だるい・つらいと感じることは多々あるでしょう。大変なときは、できるだけだるさを軽減して乗り切ることが大切です。
このコラムでは、就活がだるいと感じる要因や解消方法、就職活動の乗り越え方をご紹介しています。新卒は就職チャンスの大きいタイミングなので、工夫してこの期間を乗り越えましょう。

就活には悩みがつきものです。就活の悩みの種類別の解消法について知りたい方は「就活がうまくいかないときはどうすればいい?就活中の悩みを乗り越える秘訣まとめ!」も参考にしてください。

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就活がだるいと感じる8つの原因

就活がだるい・つらい・大変だと感じる主な原因には、以下の8つが挙げられます。まずは、就活がだるくなる原因を探っていきましょう。

1.就活自体の精神的プレッシャー

就活中は、精神的プレッシャーを感じやすいといえます。就職活動は大学3年生から4年生にかけて一斉にスタートしますが、最初は初めての経験に戸惑うことも多いでしょう。序盤から、「やりたいことがない」「応募先企業が決められない」という問題に直面して困ってしまう人もいるようです。また、人によっては早々に内定を獲得し就活を終えてしまうことも。そんな同級生と比較して、「早く就職先を決めなければ」という焦りやプレッシャーを感じることもあるでしょう。

2.就活マナーが多い

就職活動中は、プライベートや学生生活とは違い、ビジネスマナーを守らなくてはなりません。服装はリクルートスーツ、面接中は言葉づかいや仕草にも気をつける必要があり、自由度が低いと感じる人もいるでしょう。しかし、社会人になればビジネスマナーは当たり前のように使います。いずれ必要になることと捉えて、割り切って練習しておきましょう。

3.説明会に行くのが面倒

参加する説明会がたくさんあると、行くのを面倒に感じてしまうことがあります。就活中は企業についての情報を得るために、多くの会社説明会へ参加するのが一般的な流れ。参加することによって、詳しい業務内容や社員の貴重なアドバイスが聞ける可能性もあるため、有意義な時間になるでしょう。しかし、「知っている情報を伝えられただけだった」という場合も少なくないよう。そんなときに、だるいと感じるのは無理もありません。

4.応募書類の作成やWebテストに疲れた

就活中は、履歴書やエントリーシートといった応募書類を書かなければ始まりません。エントリーシートを提出する際にWebテストを受ける流れも多く、何度も繰り返されるとだるい・疲れたと感じてしまうでしょう。しかし、手を抜けば先の選考に進めない恐れも。就職活動のタイミングは仕方ないと割り切って、最後まで頑張りましょう。

5.スケジュール調整が大変

就活において、説明会や面接の日程調整は避けては通れないものです。何社もエントリーしている人は、それぞれの企業とメールのやり取りを行いながら日程調整をしなければなりません。「この日はA社の面接があるからB社は次の週じゃないとダメ。じゃあC社は…」と、あれこれ考えているうちにスケジュールを把握できなくなり、就活自体がだるくなってしまうこともあるようです。

6.金銭的な負担がつらい

就活中は、リクルートスーツの購入や会社までの交通費など、金銭的な負担も大きいです。
エントリーしている企業が多ければ多いほど出費はかさむもの。地元から離れて就活する場合、往復の交通費に加えて宿泊費も負担しなければなりません。経済的に余裕がない場合は、就活のためにアルバイトをしたり親に負担してもらったりする必要があります。就活に集中したいときに経済面も考えるとなると、だるいと感じるのは仕方ありません。

7.アピールポイント探しに疲れた

採用担当者に自分を評価してもらうには、アピールポイントやその根拠となるエピソード探しも重要です。しかし、学生時代に特別なエピソードがなかった場合、「面接官に響くエピソードが見つからない」と不安になる人もいるでしょう。もちろん、アピールする際のエピソードは特別なものである必要はありませんが、正解がない分難しさを感じる就活生は多いのではないでしょうか。

8.なかなか内定が出ない

応募書類を出しても書類選考を突破できない、最終選考でいつも落とされてしまうなど、なかなか内定が出ないことがあるのも就活のつらいところ。一般的には20~30社応募して、数社内定を得られれば良いとされています。しかし、不採用通知が続くと「自分は社会から必要とされていない」と悩む人も。つらいと感じる場合は、一人で抱えず就職支援サービスなどを活用してみると良いでしょう。

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「就活がだるい」を乗り切る方法

ここでは、「就活がだるい」を最後まで乗り切る方法をご紹介します。

人生のゴールを定めて目的意識を持つ

人生のゴールを定めて目的意識を持ちましょう。自分はどうなりたいのか、何を目指したいのかを明確にしておけば、漠然と就活を進める状況を防げます。人生のゴールとは、将来のビジョンのことです。「自分の企画したサービスを実現させる」など、今すぐ叶うことでなくてもかまいません。就職は人生のゴールではなく通過点。就職がゴールだと考えていた人は、人生を通して将来どうなっていたいかを考えておくことで、目的意識がはっきりします。

今やるべきことは何か自分に問いかける

目的意識を持ったら、次は今やるべきことは何か自分に問いかけましょう。たとえば、将来のビジョンが「自分の企画したサービスを実現させる」である場合、就職後はどの業界にどんなニーズがあるかを知る必要があります。そうなると、営業職やサービス業からスタートする選択肢が出てくるでしょう。このように、「将来◯◯するためには…」と繰り返し問うことで、やるべきことが見えてきます。

今は頑張るタイミングと割り切る

やるべきことが分かったら、就職活動を乗り切るのみです。先述したように、就職活動は一定の大変さがあります。だるい・つらい・大変だと思うことに直面する機会も多いですが、「今は頑張るタイミング」と割り切り、力を出し切りましょう。どうしても頑張れない…とあきらめかけたときは、次の項目の対処法を試してみてください。

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「就活がだるい」についてのキャリアアドバイザーからのアドバイス

多くの就活生が、「就活がだるくなった」「やる気が出ない」という時期を一度は経験するため、そう思ってしまっている自分自身を必要以上に責める必要はありません。疲れがたまっている時期もあるので、ときにはゆっくりと休むことも大切です。休みながらもぜひ考えていただきたいのが、「自分は就活を通じて何を叶えたいのか」です。

ついつい「内定を取る」「人よりも良い企業に行く」などが目的になってしまいがちな就活ですが、本来の目的は、「志望する企業への入社を決め、理想の将来像を叶えること」です。もう一度この機会に、あなたが将来なりたい姿を考えてみましょう。具体的に将来やりたいことを考えるのは難しいですが、どんな生活を送りたいのか、毎日どんな気持ちで仕事に行きたいのか、どんな人と関わりたいのかなど、簡単なところからイメージしてみるだけでも将来の解像度はぐんと上がるはずです。

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だるさを解消する3つの対処法

就活中どうしてもだるい・つらい・大変だと感じたときは、次の対処法を試してみましょう。

1.思い切って1日休む

だるいときは、思い切って1日休息を取るのも効果的です。だるさを感じたときは、心も体も疲れているはず。説明会や面接の予定がないときを見計らって、就活から距離を置いてみましょう。

2.好きなことをしてリフレッシュする

すきま時間を利用して、趣味や好きなことをする機会をつくりリフレッシュしましょう。だるい気持ちを溜め込むとストレスにもつながります。就職活動に集中するのは非常に重要ですが、たまには楽しいことやスポーツなどを通して、気持ちをスッキリさせる時間があっても良いでしょう。

3.家族や友人に就活のだるさを聞いてもらう

だるい・つらい気持ちを一人で抱えきれないときは、家族や友人などに聞いてもらいましょう。抱えていたものを吐き出すだけでも、気持ちが楽になることがあります。また、そばに頼れる人がいない場合は、今の気持ちをノートに書き出してみるのも手。客観的な視点で今の状況を把握できるので、気持ちも落ち着くでしょう。

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就活がだるくてもやってほしい5つの項目

最後に、就活がだるくてもやってほしいことを5つ挙げました。就職チャンスを逃さないためにも、これだけはやっておきましょう。

1.最低限の就活マナーを守る

最低限の就活マナーを守りましょう。就活マナーにはいろいろありますが、主に以下のマナーを意識してください。

・日程調整などの連絡は、応募先企業の営業時間内にできるだけ早く行う
・遅刻や無断欠席をしない
・身だしなみや姿勢、表情に気を配る
・正しい敬語を使う
・あいさつやお礼は丁寧に行う

就活がだるいからといって、適当になったりマナーを守らなかったりするのは悪印象。「入社後も社内規定を守らなそう」と思われないためにも、ルールを守ることが大切です。

2.書類は使い回さず企業ごとに用意する

就活中は、履歴書やエントリーシートをたくさん書くことになりますが、使い回さず応募先企業ごとに用意してください。書類作成がだるいと、ついつい他社で使った書類をそのまま利用しがちですが、異なる企業では志望動機や自己PRに矛盾が生じてしまう可能性があるため、危険です。企業の社風や求める人物像をチェックしたうえで、1枚1枚作成しましょう。

3.自己分析で自分の強みや価値観を洗い出す

どんなに就活が忙しくても、自己分析は欠かさず行ってください。自己分析は就活の軸を定めたり、アピールポイントを探したりするときに必要です。自己分析を行わないと、面接で志望動機や自己PRを深堀りされたときに、具体的なエピソードが思い浮かばない恐れがあります。Web上の自己分析シートなどを活用して、効率よく行えばそれほど難しくはないので、しっかり行いましょう。

4.業界・企業研究をする

自己分析を行ったあとは、業界・企業研究を行いましょう。効果的な求人探しを行うには、業界・企業研究を徹底したうえで自分の能力や適性に合った企業を探すことが重要です。有名企業や大手企業など知っている企業のみ受けるのは、倍率や求められる能力が高いためハードルが高くなります。社風や事業内容、教育体制などをチェックして、多彩な企業から探すことが大切です。

5.面接の練習や準備を徹底する

面接の練習はもちろん、よくある質問に対する回答を用意するなどの準備を疎かにしてはいけません。練習や準備不足はそのまま面接官にも伝わります。アピール内容が薄かったり、企業についてよく調べていない印象を受けると、採用担当者は「入社意欲が低い」と判断してしまうでしょう。内定を獲得するためには、入社意欲や熱意を伝えることも大切なので、事前にしっかり準備してください。

 

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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