就活で死にたいと感じたら?つらさが和らぐ対処法を解説

このページのまとめ

  • 就活がうまくいかず「死にたい」と思い詰める人は少なくない
  • つらいときは一旦就活を離れ、好きなことで気分転換するのがおすすめ
  • 就活で死にたいと思うほどつらいなら、就職エージェントに相談しよう

就活が思うように進まず「死にたい」と悩んでいる学生もいるでしょう。しかし、考え方を少し変えたり適切なサポートを受けたりすれば、心身の負担を減らしながら納得のいく道を見つけることは可能です。

この記事では、就活で死にたいと感じる理由別の対処法をご紹介します。また、「死にたい」と感じたときに知ってほしいことやおすすめの相談先もまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

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目 次
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就活で死にたいと思うのはあなたが頑張っている証拠

就職活動中に「死にたい」と感じるほど追い詰められているのは、自分の将来に対して真剣に向き合い、懸命に行動している何よりの証拠といえます。深く考えず適当に就活をしている人が、そこまで思い悩むことはありません。エントリーシートの作成や企業研究、面接対策に膨大な時間と労力を費やしてきたからこそ、結果が伴わないときに強い絶望感を抱いてしまうこともあるでしょう。

キャリアチケットでは、27卒の就活生351人に対し「就職活動を進めるなかで『就活うつ』を感じたことはあるか」という調査を行いました。その結果、「強く感じたことがある」が28.5%、「やや感じたことがある」が35.9%という結果が出ています。

キャリアチケットの調査の引用画像

合計すると、6割以上の就活生が就活うつを経験している実態がうかがえます。特に、「強く感じたことがある」と回答した就活生のなかには、「死にたい」と感じるほどつらい思いをした方もいたと推測できるでしょう。

就活が思うように進まず不安を抱えてしまうのは、決しておかしなことではありません。「内定がもらえない」「本当にこの企業に入社して良いか分からない」といった悩みを抱えるのは、多くの就活生が一度は通る過程です。

焦りや不安に飲み込まれそうなときは、一旦「今の状況がすべてではない」と自分に言い聞かせてみてください。焦らず、自分自身のペースで次の一歩を踏み出していきましょう。

就活の不安を抱えているときには、「就活でくじけそうになったら?内定のために気持ちを切り替える4つの思考法」の記事もおすすめです。

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就活で死にたいと感じてしまう5つの理由

就活において「死にたい」と思うような絶望感を抱く背景には、いくつかの共通しやすい要因が存在します。自分がどのパターンに当てはまるのかを客観的に把握することが、現状を抜け出す第一歩となるでしょう。

ここでは、就活で死にたいと感じてしまう代表的な5つの理由を詳しく解説していきます。

1.内定をもっていないから

手元に一つも内定がない状況は、学生の心に強い焦りと不安をもたらします。選考に落ち続けることで「社会から必要とされていないのではないか」という錯覚に陥りやすくなるためです。

また、選考で良い結果が出ない期間が続くと、自身のこれまでの歩みを否定されたように感じる人もいるでしょう。親しい友人や家族からの「就活はどう?」といった何気ない質問すらプレッシャーに変わり、孤立感を深めていく要因になり得ます。

2.不採用になったとき気持ちの整理ができていないから

お祈りメールを受け取った際のショックを引きずっていると、立ち直るのが難しくなります。面接のために費やした時間や熱意が大きいほど、否定されたときのダメージは計り知れません。

また、不合格の理由が具体的に開示されるわけではないため、「何がダメだったのか」と延々と悩み続けてしまう方もなかにはいるでしょう。感情の処理や不合格の原因追究が追いつかないまま次の選考へ臨んでも、自信のなさが態度に表れてしまい、再び不採用になるという悪循環に陥る恐れがあります。

3.「失敗=人生終了」という思い込みがあるから

新卒カードを逃したら充実した人生を送れなくなる・人生終了だという思い込みは、自らを「死にたい」と追い詰める原因になってしまいます。日本の雇用では新卒一括採用が重視されてきた歴史があるため、そう信じてしまうのも無理はないでしょう。

実際にはキャリアの選択肢は多様に存在しているものの、視野が狭くなっている状態ではその事実になかなか気づけません。たった一度のつまずきを大きく捉え、「取り返しのつかないミスをしてしまった」という重圧に押しつぶされてしまうのです。

もし卒業までに内定をもらえなかったとしても、卒業後に既卒として就活を行い、優良企業に入社するケースは決して珍しくありません。「死にたい」という気持ちになってまで、一つのレールから外れることを恐れる必要はないのです。就活の結果がその後の人生のすべてを決めるわけではなく、たとえ今回うまくいかなくても、人生をやり直す機会は十分に残されています。

就活の失敗を恐れて身動きが取れないという方は、「就活失敗=人生終了ではない!内定獲得するための対処法や残る選択肢を紹介」の記事をご参照ください。

4.自分に自信がなく周囲と比較してしまうから

友人が次々と内定を獲得していく中で自分だけが取り残されると、劣等感に苛まれるようになります。SNSを開けば他人の成功体験ばかりが目につき、自身の現状と比較してさらに落ち込んでしまう悪循環が生じがちです。

本来、適性や志望業界によって内定のタイミングは異なるものですが、焦りから冷静な判断ができなくなってしまいます。周囲のペースにばかり気を取られてしまうと、モチベーションを保つのが難しくなるでしょう。

5.やりたい仕事や将来の夢がないから

自分が社会に出て何をしたいのか明確なビジョンを描けず、精神的な負担から「死にたい」と感じてしまう就活生もいます。やりたい仕事や将来の夢がないまま漠然と就活を続けるのは、暗闇の中をあてもなく歩くような苦痛を伴うこともあるでしょう。周囲に合わせてエントリーシートを書き、面接で作り笑いを浮かべる日々に虚しさを感じる学生は少なくありません。

自分が何をしたいのか分からないため企業選びの軸も定まらず、結果的に志望動機が薄くなって選考に落ちやすくなります。目標がないまま就活を強行することが、精神をすり減らす要因となっているのです。

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就活で死にたいと思ったときに知ってほしいこと7選

就活がうまくいかないと、落ち込んでしまうのは当然のことです。しかし、就活に失敗しても思い詰める必要はありません。考え方を変えたり方法を見直したりすれば、状況が改善する可能性があるためです。

ここでは、就活で「死にたい」と感じるときに知ってほしい7つのことをご紹介します。

1.就活がうまくいかないのは決して自分だけではない

先述のとおり、就活で苦戦し深く悩んでしまうのは、決してあなた一人だけではありません。SNSや学校では上手くいっている人の声ばかりが目立ちますが、その陰には同じように不採用の通知に涙し、進路に不安を抱えている学生が数え切れないほど存在します。表面上は何事もないようにスーツを着ていても、心のなかでは葛藤を抱えながら面接に臨んでいるものです。

自分だけが落ちこぼれているわけではないという事実を知るだけで、孤独感は和らぐはずです。華やかな成功談の裏には、同じくらいの数の失敗が隠されていることを心に留めておいてください。

2.不採用は人格否定ではない

就活における不採用は、人格や存在の否定ではありません。企業は採用活動で、就活生の人柄や能力と自社との相性を判断しています。そのため、不採用になったのはあなたに欠陥があるからではなく、単にその企業とのマッチングの問題といえるでしょう。

たとえば、どんなに魅力的な自己PRや志望動機でも、応募先企業が求める人物像とマッチしなければ不採用になるケースはあります。不採用通知に必要以上に落ち込まず、「この企業とは合わなかっただけ」と次の面接に向けて気持ちを切り替えましょう。

気持ちの切り替え方については、「面接に落ちてメンタルがつらい…立ち直る3ステップと対策」の記事を参考にしてみてください。

3.内定獲得までの早さは就活の成功とは無関係

「早くに内定をもらった=就活成功」とは限りません。周囲が早期に就職先を決めていると焦りを感じるかもしれませんが、早く決まることと自分に合った企業に出会えることは別の問題です。じっくりと時間をかけてさまざまな業界を調べ、秋や冬になってから本当に納得できる一社に巡り合う学生もいます。

就活のゴールは「早く終わらせること」ではなく、「自分が納得して働ける場所を見つけること」です。他人のペースに惑わされず、自分の納得感を優先して進めていく姿勢を大切にしましょう。

4.本当に自分に合った仕事を見つけるのは誰でも難しい

「そもそも就活期間内で自分に合った仕事を見つけるのは難しい」ということも知っておくと良いでしょう。先述のとおり、すぐに内定を獲得して就職した場合でも、ミスマッチが起きれば入社して数年以内に辞めてしまうケースもあります。

厚生労働省の「新規学卒就職者の離職状況(令和4年3月卒業者)を公表します」を参考に、新卒から入社して3年以内に離職している人の割合を学歴別に見てみましょう。

新規学卒就職者の離職状況(令和4年3月卒業者)を公表しますの引用画像

引用元:厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和4年3月卒業者)を公表します(p.4)」

2022年3月卒の内定者のうち3年以内に離職した人の割合は、中卒が54.4%、高校卒が37.9%、短大卒が44.5%、大学卒が33.8%でした。退職する理由は人によって異なるものの、どの学歴を見ても3人に1人以上が入職後3年以内に離職していることが分かります。

実際に働いてみないと分からない業務の適性や職場の人間関係などを、入社前にすべて把握することはできません。キャリアは一度の就職で決まるものではなく、働きながら修正していくものだと柔軟に考えることで、企業選びのプレッシャーを軽減できます。

参照元
厚生労働省
新規学卒就職者の離職状況(令和4年3月卒業者)を公表します

5.やりたい仕事が自分の得意なこととは限らない

憧れている職業が、必ずしも自分の才能を発揮できる場所であるとは限りません。反対に、あまり興味のなかった業務に取り組んでみたら、意外な才能が開花して周囲から高く評価されることもあります。

就活では「やりたいこと」だけに固執せず、他人から褒められることや苦なくこなせる「得意なこと」に目を向けてみるのも良いでしょう。視点を変えることで、思いがけない適職に出会える可能性が高まります。

6.出会えていないだけで自分に合う企業はある

就活で死にたいと思うときは、出会えていないだけで自分に合う企業はあるということを思い出してみてください。不採用が続くと、まるで日本中の企業から拒絶されたような気持ちになりがちですが、実際に選考を受けた企業は、世の中に存在する無数の会社のごく一部に過ぎません。

日本にある企業は、業種や職種、社風も千差万別です。これまでは、たまたま自分の個性や強みと、企業のニーズが噛み合わない求人にしか出会えなかっただけかもしれません。「自分を必要としてくれる場所なんてどこにもない」と決めつけず、まだ見ぬ企業との出会いを信じて行動してみましょう。

7.支えてくれる人が周りにいる

就活の悩みを一人で抱え込んでいると孤独を感じやすいですが、あなたの周囲には味方になってくれる人が存在しています。家族や友人、大学のキャリアセンターの職員など、手を差し伸べてくれる人はいるはずです。

就活の悩みは当事者以外には理解されにくいと思いがちかもしれませんが、話を聞いてもらうだけでも心は軽くなります。周囲のサポートを頼ることは、決して恥ずかしいことではありません。

どこに相談すれば良いか迷う方は、「就活相談で何を聞く?悩み別の質問と無料で頼れる相談先14選を紹介」の記事を参考にしてみてください。

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就活で死にたいと感じたときに陥りがちな状態

「就活が辛すぎる」「死にたい」などのストレスが限界に達すると、心身に異変が生じ始める可能性があります。以下のような状態は心が発しているSOSのサインであり、見逃さないようにすることが重要です。

ネガティブ思考になる

「死にたい」という気持ちが募ってしまうと、これまでは気にならなかった些細な出来事に対しても、悲観的に捉えるようになってしまいます。面接官の何気ない一言を深読みして落ち込んだり、友人の励ましを嫌味に感じてしまったりと、あらゆる事象を悪い方向へと結びつけて考える状態です。

この状態が続くとさらに自己肯定感が低下し、就活に意欲が湧かなくなるケースもあるため、早めに気分転換を図るなどして負の連鎖を断ち切る必要があります。

学業やアルバイトなどに集中できなくなる

就活の不安が頭から離れず、日常生活のタスクに支障をきたすようになります。大学の授業に出ても内容が頭に入ってこなかったり、アルバイト中にミスを連発してしまったりと、目の前のことに集中できない状態が続くのです。

これは脳が常にストレスを感じて疲弊している証拠であり、無理に活動を続けるとさらにミスを引き起こし、自己嫌悪に陥るという悪循環を生んでしまう危険性を含んでいます。

「就活ストレスの解消法とは?限界サインや11の原因とその対策を解説」の記事でも、就活のストレスについてまとめているのでご覧ください。

自分のことを責めてしまう

「準備が足りなかったからだ」「もっと早くから動いていれば」と、失敗の責任を過度に自分自身へ押し付けてしまう心理状態です。この状態になると、過去の行動を悔やみ続けて自己価値をどんどん下げてしまいます。特に真面目で責任感の強い人ほど、うまくいかない現状はすべて自分の努力不足だと結論づけがちです。

しかし、就職活動には運や縁の要素も大きく絡んでおり、すべてを自分の力でコントロールすることは不可能です。過度な自責の念は自己肯定感を著しく低下させ、行動する気力を奪ってしまいます。「自分なりによくやっている」と、ありのままの自分を許し、受け入れてあげる優しさを持つことが大切です。

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就活で死にたい気分を少しでも改善する7つの方法

「死にたい」というほど沈んだ気持ちを、一気に前向きにするのは簡単なことではありません。しかし、ほんの少し行動を変えたり、心に余白を作ったりすれば、どん底にいた感情が軽くなる瞬間があるでしょう。

ここでは、就活のストレスで追い詰められた心を休ませ、少しでも気分を改善するための5つの方法をご紹介します。今の自分にできそうなものから、一つずつ試してみてください。

1.十分な睡眠をとる

心がひどく疲れてしまったときは、まず眠る時間を優先しましょう。気力が底をついている状態で無理に考えごとを続けても、どうしても暗い方向へ思考が流れ、自分を責める気持ちが強まってしまいます。「死にたい」という気持ちに支配されている状態のときに必要なのは就活対策ではなく、心身を休ませるための静かな時間です。

スマートフォンの電源を切り、早めに布団に入って、今日1日を耐え抜いた自分を労わってあげましょう。たとえすぐに寝つけなかったとしても、暗い部屋で目を閉じ、ただ横になっているだけで心は少しずつ休息の状態へと向かっていきます。脳を休ませることで翌朝の気分がスッキリし、物事を冷静に捉え直す余裕が生まれやすくなるでしょう。

2.軽く散歩をする

部屋の中に閉じこもってパソコンやスマートフォンと向き合う時間が続いていると、世界が狭く感じられ、孤独感を抱いてしまうことがあります。近所を数分歩くだけでも良いので、外の空気に触れてみましょう。

道端に咲く花や季節の移り変わりなど、就活とは無関係な風景に目を向ける時間は、張り詰めた心の糸をほどくきっかけになります。まずは玄関を出る、あるいはベランダで深呼吸をするといった小さな一歩から、今の閉塞感を変えるリズムを作ってみましょう。

3.落ち込みそうなときは深呼吸をする

不安や焦りで胸が押しつぶされそうになったときは、意識的に深い呼吸を繰り返してみてください。緊張状態が続くと呼吸が浅くなり、脳へ十分な酸素が行き渡らなくなるため、さらに焦燥感が募る原因となります。

目を閉じて鼻からゆっくりと息を吸い込み、口から細く長く吐き出す動作を数分間続けると、徐々に副交感神経が優位になり心が落ち着きを取り戻します。面接直前の緊張を和らげる手段としても有効です。

4.趣味や好きなことをする

「死にたい」という気持ちで頭がいっぱいになっているときは、就活を一時的に忘れ、自分が心から楽しめる趣味や好きなことに没頭する時間を意識的に作りましょう。映画を観る、ゲームをする、絵を描く、音楽を聴くなど、自分自身が楽しいと思えるものに取り組んでみてください。

趣味の時間は、就活生ではない本来の自分に戻れる大切なひとときです。「就活中なのに遊んでいて良いのか」と罪悪感をもつ必要はありません。心の充電をしっかり行うことで、次に就活に向き合うときの集中力やポジティブな思考を養えるでしょう。

最もストレス解消法になることは何か見つけておこう

自分にとって一番効果的なストレス発散法を把握しておくことで、感情のコントロールがしやすくなります。スポーツで汗を流すことなのか、静かに読書をすることなのかといったように、自己理解を深める材料にもなるはずです。

自分に合ったリラックス方法を知っていれば、心が折れそうになったときに素早く対処できます。できれば複数の解消法をもっておき、その日の気分や状況に合わせて柔軟にストレスを逃がす仕組みを作りましょう。

5.死にたいと思った理由を書き出して客観視する

なぜそこまで思い詰めてしまったのか、頭の中にあるモヤモヤとした感情をすべて紙に書き出してみるのも一つの手です。文字にして視覚化することで、自分が何に対して恐怖を抱いているのかが明確になり、漠然とした不安の正体を突き止めることができます。

「この問題は時間が解決する」「これは見方を変えれば長所になる」など、冷静に分析できるようになれば、解決の糸口が見えてくるはずです。

6.自分の気持ちを話してみる

就活が死にたいほどつらいときは、一人で抱え込まずに周囲に相談しましょう。親に相談すると、社会人経験を活かしたアドバイスがもらえるかもしれません。また、就活の実践的なアドバイスが欲しいときは、内定をとった友達や就活を経験している先輩に話を聞くのも効果的です。

「周りに迷惑をかけたくない」「弱音を吐くのが恥ずかしい」と感じる必要はありません。つらいときに「助けて」と言うことも、立派な自己管理の一つです。一人で問題を抱え込まず、誰かに今の気持ちを共有するだけで、死にたいという衝動が和らぐこともあります。

7.ネガティブな思い込みを控える

就活で死にたいと感じたときは、ネガティブな思い込みをしていないか確認してみましょう。「みんな内定をもらっている」「この会社に入れないと人生終わり」などの思考に囚われているとしても、それが事実とは限りません。

思い込みを手放すには、以下の質問を投げかけて自分の考えを客観視してみてください。

・この考えは事実に基づいているか?
・根拠となる情報はあるか?
・別のポジティブな見方はできないか?

たとえば、「一社も内定がない自分は無価値だ」という思い込みも、客観的に見れば「今はまだ、自分に合う企業と出会うプロセスのなかにいる」と捉え直せます。完璧を求め過ぎず、「今はこれで良い」と自分を許してあげると、過度なプレッシャーから解放され、視野が少しずつ広がるでしょう。

就活を頑張ってきた自分の努力を自分で認めてあげよう

結果が出ていなくても、あなたがこれまでに費やしてきた時間や労力は決して無駄ではありません。企業研究に明け暮れた時間や、緊張に耐えながら臨んだ面接の経験は、確実にあなたを成長させています。他者の評価に依存せず、まずは自分で自分を褒めてあげる時間を作ってみてください。

死にたいと感じること以外にも就活でお悩みを抱えている方は、「就活の悩み20選|悩むのは当然!あるある別の解消法を解説」の記事をチェックしてみてください。また、「就活がつらい原因と対処法|メンタルボロボロなときの立ち直り方」の記事も参考になるでしょう。

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【原因別】就活に悩む学生が内定を得るための改善法

上記の方法で「死にたい」と思う気分が改善されてきたら、就活の悩みの原因に合わせた具体的な対策を講じましょう。原因が異なれば、取るべきアプローチも変わってきます。

ここでは、内定を得るためのアプローチを原因別にご紹介するので、ぜひご一読ください。

内定を一つも取れていない場合

内定が一つもない状態が続くと、社会から否定されたような気持ちになり、追い詰められてしまうかもしれません。しかし、内定の有無はあなたの人間としての価値を決めるものではありません。まずは深呼吸をして、現状を打破するための具体的なステップを一段ずつ踏んでいきましょう。

これまでの選考を振り返る

まずは、これまでの選考プロセスのどこでつまずくことが多かったのかを客観的に確認しましょう。不採用の通知が届くと「自分がダメだからだ」と人格を否定されたように感じがちですが、実際には企業とのマッチングや、伝え方の問題であるケースがほとんどです。

たとえば、一次面接で落ちることが多い場合は、身だしなみや挨拶といった第一印象、あるいは結論から話すといったコミュニケーションの基礎を見直す必要があります。一方で、最終面接まで進んで落ちる場合は、その企業の文化や価値観に対する理解が、ほかの候補者と比較してわずかに及ばなかっただけかもしれません。このように、どのフェーズに課題があるかを特定できれば対策を絞り込めるため、漠然とした不安が和らいでいくでしょう。

就活のやり方を見直す

就活がうまく進まないことで死にたいと感じるときは、現在の就職活動の進め方自体に問題がないか見直してみましょう。一度立ち止まって「なぜ選考が通らなかったのか」を冷静に整理してみると、今の苦しい状況から抜け出すためのヒントを得られます。大切なのは、不採用の原因を自分の性格や能力の低さに結びつけて自分を責めないことです。

たとえば、「ESは通るが面接で落ちる」のであれば、書類上の魅力は伝わっているものの、受け答えの準備不足や緊張し過ぎが原因として考えられます。逆に「書類が全く通らない」のであれば、志望業界の選び方や、自己PRの切り口が応募先企業のニーズと少しズレているかもしれません。

選考に落ちた理由が相性なのか準備不足なのかが分かれば、次に何をすべきかが明確になり、漠然とした不安も少しずつ和らいでいくはずです。やり方を少し変えるだけで、今までが嘘のようにスムーズに選考が進み、心の重荷が軽くなることもあるでしょう。

就活イベントに参加する

頭の中で悩み続けてしまうときは、思い切って就活イベントに参加してみるのも一つの手です。特に合同企業説明会では、一度に多くの企業と出会えるだけでなく、その場で担当者と直接話せる機会があります。

文字情報だけでは分からなかった企業の雰囲気を体感すると、「ここなら自分らしく働けるかも」という新しい発見があるかもしれません。また、同じように就活に取り組む学生の姿を見れば、「悩んでいるのは自分だけじゃない」と心強く感じられる場合もあるでしょう。

視野を広げて応募先を探す

特定の業界や大手企業だけに絞って応募先を探していると、不採用が続いたときに「もうどこにも行く場所がない…」と追い詰められやすくなります。そのようなときは、少しだけ視野を広げてみてください。

たとえば、これまでは見ていなかった業界や、知名度は低くても独自の技術を持つ中小企業、BtoBの優良企業など、日本には魅力的な会社が数多く存在します。条件を少し緩めたり、異なる角度から企業を探してみたりすれば、あなたを必要とする場所が意外なところで見つかるかもしれません。

周囲と比較してしまう場合

SNSや友人の会話を通じて、他人の内定報告や順調な様子が耳に入ると、取り残されたような孤独感に襲われるものです。他人の進捗と自分の現在地を比べる行為は、心のエネルギーを著しく消耗させます。人生は自分で決めるものだという軸をもち、自分自身のペースを守る工夫が必要です。

一度就活から離れてみる

死にたいと感じているときは、まず就活から一度離れてみましょう。気分が沈みきった状態で無理に活動を続けても空回りしやすく、面接でも本来のあなたの良さが伝わりにくくなってしまいます。1週間や1日だけでも良いので、就活について全く考えない時間を確保してみてください。

「就活で死にたい気分を少しでも改善する7つの方法」でもご紹介したように、近場を散歩する、ひたすら眠る、好きな音楽に浸るなど、心身を「就活モード」から解放してあげることが大切です。一度しっかりと休息をとれば凝り固まった思考がほぐれ、次に動き出すためのエネルギーを蓄えられるでしょう。

就活でのメンタルの保ち方については、「就活でメンタルがボロボロになるのは甘えではない!回復法や保ち方を解説」の記事も参考にしてみてください。

SNSを見ないようにする

周りの状況が気になって苦しいときは、意識的にSNSから距離を置くようにしましょう。SNSで目にする「内定報告」や「就活状況」は、その人の人生のほんの一部を切り取ったものに過ぎません。それを見て落ち込むのは、他人のハイライトと自分の舞台裏を比べているような状態です。

スマートフォンの電源をオフにする時間を決めたり、就活関連のアカウントを一時的にミュートしたりして、目に入る情報を制限してみてください。余計な情報を遮断すれば、「自分はこれからどうしたいのか」「何を目指しているのか」など、自分の心と対話できるようになるでしょう。自分のペースを守ることは決して逃げではなく、最後まで走り続けるための防衛策です。

面接の緊張感がつらい場合

面接で自分を過剰に大きく見せようとしたり、企業の顔色をうかがって思ってもいないことを話したりするのは、想像以上に心を削る作業です。「嘘をつかなければ受からない」と感じてしまう状況はつらいと感じるでしょう。

逆求人サイトを利用してみる

自分から企業にアプローチする従来の方法がつらいなら、企業側からスカウトが届く「逆求人サイト」を利用してみるのがおすすめです。プロフィールにあなたのこれまでの経験や考え方を登録しておくだけで、それを見た企業から「会ってみたい」という連絡が届きます。

あらかじめ自分の属性や人柄を知ったうえで興味をもってくれる企業であれば、最初からある程度の信頼関係が築けているため、過度に自分を偽る必要がありません。スカウトが届くこと自体が自信の回復にもつながり、精神的な余裕ももって選考に臨めるようになるでしょう。

面接は対等に相性を確認する場だと割り切る

面接を「評価される場」や「試験」だと捉え過ぎると、どうしても萎縮してしまいますが、本来は学生と企業が対等な立場で「お互いの相性を確認する場」です。企業があなたを選ぶのと同時に、あなたもその企業が自分に合っているかを見定める権利をもっています。

「選んでもらおう」と必死になるのではなく、「この会社の人たちと自分は合うだろうか」と観察する視点を持つと、少しだけ気持ちが楽になるでしょう。無理に作った言葉で内定を得ても、入社後に苦労するのは自分自身です。等身大の自分で話し、もし縁がなければ「単に相性が悪かっただけ」と割り切る考え方を意識してみてください。

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死にたいほどつらいときは就職以外の道もある

「このまま就職先が決まらなければ人生が終わってしまう」と思い詰め、死にたいほどつらい気持ちを抱えているかもしれません。しかし、新卒で会社に入ることだけが正解ではなく、人生には数多くのルートが用意されています。

苦しい現状を改善するために、就職以外の選択肢にも目を向けてみましょう。別の選択肢があることを理解しておくだけで、逃げ道が用意されているという安心感につながり、精神的な余裕が生まれます。

就職留年したり既卒として就活を続けたりする

どうしても新卒の枠組みにこだわりたいのであれば、あえて留年を選び、翌年に再チャレンジする「就職留年」という方法があります。また、一度卒業して「既卒」として就活を続けることも、現代では決して珍しいことではありません。

1年という時間が生まれることで、これまでの就活の反省点をじっくり分析したり、インターンシップに参加して経験を積んだりする余裕がもてます。立ち止まることは後退ではなく、自分にぴったりの場所を見つけるための「準備期間」だと捉えてみてください。焦って不本意な選択をするよりも、納得のいく形で再スタートを切れば、心が軽くなっていくでしょう。

大学院や専門学校に進学する

社会に出る前に、自分の興味がある分野をさらに深めるために進学するという選択肢も検討の価値があります。大学院で専門性を高める、あるいは実務的なスキルを身につけるために専門学校へ入学し、進路を転換する学生も少なくありません。

学びの場に身を置くと、就活で見失いかけていた「自分が本当にやりたかったこと」を再確認できる可能性があります。新たな知識や資格を得ることは将来的な武器になるだけでなく、一度就活から離れて精神的な落ち着きを取り戻すきっかけにもなるでしょう。今の状況をリセットし、自分の価値を別の角度から磨き上げる道も残されています。

留学する

日本国内での活動に行き詰まりを感じたときは、留学して全く異なる環境に身を置いてみるのも有効な選択肢です。語学留学やワーキングホリデーを通じて異文化の中で生活することは、語学力の向上はもちろん、自律心や適応力を養う大きなチャンスになります。

未知の土地で多様な背景をもつ人々と交流する経験は、物事を多角的に捉える柔軟な思考を育んでくれるでしょう。こうした経験を通じて得られた「困難な状況でも自ら行動し、道を切り拓く力」は、将来どの道に進むとしてもあなたを支える揺るぎない自信となります。広い世界を見て自分自身を見つめ直した時間は、その後の就職活動においても深みのある自己PRにつながるでしょう。

非正規やフリーランスとして働く

正社員としてフルタイムで働くことだけがすべてではありません。派遣社員やアルバイトなどの非正規雇用で働きながら、自分のやりたいことを模索したり、特定のスキルを磨いてフリーランスを目指したりする選択肢もあります。

まずは自分のできる範囲で仕事を始め、少しずつ社会との接点を作っていけば、失いかけていた自信を少しずつ取り戻すきっかけになるでしょう。最初から完璧なキャリアを目指して自分を追い込む必要はありません。まずは今の自分が無理なく歩めるペースを見つけ、自分らしい働き方の形をゆっくりと形作っていきましょう。

就職しない場合の選択肢については、「就活しない選択はアリ?メリット・デメリットや後悔しない決断の基準を解説」の記事をご確認ください。

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死にたいくらい就活がつらいときに頼れるサービス

就活で死にたいと感じるほど追い詰められているときは、一人で解決しようとする必要はありません。世の中には、あなたの悩みや状況に合わせてサポートしてくれる窓口やサービスが数多く存在します。

ここでは、就活が思うようにいかないと感じたときに、頼れる5つの相談先をご紹介します。それぞれの特徴を解説するので、自分に合った相談先を見つけてみてください。

電話相談

「つら過ぎてどうしたら良いか分からない」「誰かに今の苦しさを聞いてほしい」と感じたときは、専門の相談窓口を利用しましょう。たとえば、厚生労働省の「#いのちSOS」では、専門の相談員があなたの心に寄り添い、今の気持ちをじっくり聞いてくれます。

窓口では名前を告げず匿名で相談できることも多く、電話だけでなくメールやSNSなどを通じた相談も可能です。「こんなことで相談しても良いのかな?」とためらう必要はありません。心が限界を迎える前に、今の不安や孤独を言葉にして伝えてみてください。

参照元
まもろうよ こころ
電話相談窓口

就職サイト

「死にたい」という気持ちの裏に「効率的に企業を探したい」「自分のペースで進めたい」という気持ちがある方は、就職サイトを活用してみましょう。就職サイトを活用すると業種や職種、勤務地など多様な条件で検索・絞り込みができるため、自分と相性の合う会社を効率的に探しやすくなります。

就職サイトはインターネット上に求人が掲載されているため、スキマ時間で仕事を探せるのもメリットです。また、スカウト機能がある就職サイトなら、登録したプロフィールや希望を見た企業側からオファーが来るので、今まで知らなかった企業の発見にもつながるでしょう。

就職サイトには、就活に役立つ情報やノウハウが記載されていたり、個別のアドバイスがもらえたりするサービスもあるため、積極的に活用してみてください。

ハローワーク

ハローワークは、仕事を探している人を支援する公的機関です。求人紹介以外にも、就職相談やセミナー、職業訓練などの支援が無料で受けられます。地域に根付いた企業の求人を豊富に扱っている傾向があるので、「地元で働きたい」という人に向いているでしょう。

また、ハローワークには、「新卒応援ハローワーク」や「わかものハローワーク」など状況別に特化した施設があります。特に、新卒応援ハローワークは、大学院・大学・短大・高専・専修学校などの学生や、学校卒業後おおむね3年以内の既卒者の就職を専門に支援しており、新卒者向け求人を中心に取り扱っているのが特徴です。

専門の相談員から適切なアドバイスを得ると、選考をスムーズに進めやすくなるでしょう。

ハローワークの利用方法については、「ハローワークの使い方は?新卒向けの活用方法やおすすめのサービスを紹介」の記事をご覧ください。

参照元
厚生労働省
ハローワーク

就職エージェント

就活の進め方で迷ったり、一人で頑張ることに限界を感じたりした際は、就職エージェントに相談してみるのがおすすめです。就職エージェントでは、プロのキャリアアドバイザーがあなたの良き理解者となり、自己分析の手伝いから企業選び、内定獲得まで二人三脚でサポートしてくれます。

面談を通じてあなたの強みや価値観を深く掘り下げ、性格にマッチした企業を紹介してくれるため、自分一人で探すよりも効率的に相性の良い企業と出会える確率が高まるでしょう。面接の日程調整や企業との連絡も代行してくれるため、精神的・時間的な負担を大きく軽減できるのが魅力です。

また、不採用が続いている理由を一緒に分析し、具体的な改善策を提案してくれるため、「なぜダメなのか分からない」という漠然とした不安を解消できるのも心強いポイント。「自分に合った仕事が分からない」「誰かに寄り添って伴走してほしい」という方は、ぜひ一度相談してみてください。

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就活で死にたいと感じるほど悩んでいるあなたへ

就活で死にたいと感じている就活生のなかには、何度も不採用通知を受け取りながらも自分を奮い立たせ、心身ともにボロボロになるまで頑張ってきた方もいるでしょう。それほど追い詰められているのは、あなたが真剣に自分の人生に向き合ってきた証拠です。

就活の結果は、あなたの人間としての価値やこれからの人生のすべてを決めるものではありません。今は出口のない暗闇のなかにいるように感じても、人生を諦める必要はどこにもないのです。

一人で抱えきれないほどの重荷を感じているなら、キャリアチケット就職エージェントへご相談ください。キャリアチケット就職エージェントは、就活にお悩みを抱える学生の支援に特化したサービスです。

多くの就活生を見てきた経験豊富なキャリアアドバイザーが1対1でヒアリングを行い、あなたのお悩みや気持ちに寄り添います。希望と適性にマッチする企業を厳選してご紹介するだけでなく、自己分析や企業研究、書類作成、面接対策などで一貫してあなたの就活をサポートします。

「まだ何も決まっていない」「自分に何ができるか分からない」という状態でも構いません。一人で悩む時間を、キャリアアドバイザーと一緒に前へ進む時間に変えていきましょう。すべてのサービスが無料なので、まずはお気軽にキャリアチケット就職エージェントへお問い合わせください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

キャリアチケット就職について

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