就活用履歴書はどこで買う?種類や選び方を解説

このページのまとめ

  • 就活用の履歴書は文房具店・100均・コンビニなどどこで購入しても大丈夫
  • 迷ったら大学指定のものを使うのがおすすめ
  • 履歴書を買うときは、企業の指示に従って形式やサイズを選ぶ

就活用履歴書はどこで買う?種類や選び方を解説のイメージ

「就活で使う履歴書はどこで買うのが良い?」と疑問を抱いている学生もいるでしょう。就活で使う履歴書は、文房具店や大学の生協などで販売されています。企業の指示を守れていれば、100円ショップやコンビニで購入したものでも問題ありません。

この記事では、就活の履歴書をどこで買うべきか解説します。履歴書の種類や選び方、一緒に購入しておくと便利なアイテムも解説しているので、就活生はぜひご覧ください。

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目 次

就活の履歴書はどこで買う?主な購入場所6選

就活で使う履歴書は、文房具店をはじめ、100円ショップやコンビニなどで販売されています。大学生協や購買部などでも販売されているため、比較的簡単に入手できます。

ここでは、履歴書を取り扱っている主な6つの場所を見ていきましょう。

1.文房具店・書店

就活で使う履歴書は、文房具店や書店で販売されています。文房具店や書店は、コンビニや100均に比べて確実に履歴書が置いてあるだけでなく、就活用からアルバイト用までさまざまな種類がそろっている点がメリットです。
履歴書と一緒に使用する封筒やクリアファイルも併せて購入できます。

また、履歴書は規格によって中身やフォーマットが異なります。文房具店や書店であれば、多くの種類から就活に合った履歴書を入手できるでしょう。

2.100円均一ショップ

店舗によって取り扱っている履歴書の種類や数に違いはありますが、100円ショップでも履歴書を入手できます。就活中は、複数社の選考を受けるケースも多く、履歴書を何枚も使用する場合もあるでしょう。履歴書にかかるコストをできる限り抑えたい方は、100円ショップでの購入がおすすめです。

履歴書を100円ショップで購入すると「選考に響くのでは」と不安に思う方もいるかもしれませんが、購入場所が選考を左右することはありません。採用担当者にとって大切なのは、あくまで履歴書に書かれている内容です。履歴書自体の入手方法を気にする企業はまれでしょう。

ただし、履歴書の形式によっては、自己PRや資格などをアピールできる範囲が狭まる可能性があります。自身の魅力をアピールするためにも、履歴書の種類は目的に合ったものを選びましょう。

100円ショップの履歴書でも問題ないか詳しく知りたい方は、「就活の履歴書は100均でもOK!選び方やきれいに書くポイントも解説!」の記事もご覧ください。

3.コンビニ

すぐに履歴書が必要になったり、緊急で用意したりしたい場合は、コンビニで履歴書を購入するのがおすすめです。100円ショップと同様に、コンビニで履歴書を購入したからといって選考にマイナスな影響が及ぶケースはまれなので、安心してください。

4.大学生協・学内購買部

大学生協や学内の購買部では、大学指定の履歴書が入手できます。大学指定の履歴書には発行元である大学名が記載されているため、就活の選考で採用担当者に出身大学をすぐ認識してもらえるのがメリットです。

多くの大学指定の履歴書では、市販品のような「職歴」や「配偶者」などの欄がない代わりに「大学時代に頑張ったこと」「ゼミの研究内容」など、自分をアピールできる項目が多く設けられています。自己PRの欄が充実しているため、就活に適した形式といえるでしょう。

大学のWebサイトからダウンロードすることも可能

大学のWebサイトからダウンロードできるようになっているケースもあります。印刷して手書きで作成するならPDF、パソコンで作成するならExcel形式が便利です。

5.ホームセンター

ホームセンターでも履歴書を購入できます。ホームセンターには文具・用紙コーナーが設置されており、履歴書も置いてあるケースが大半です。近隣に文房具店や書店がない場合は、ホームセンターで購入するのも選択肢の一つです。

6.Webサイト

履歴書はWebサイトでも購入可能です。近隣の店舗に欲しい形式の履歴書がない場合でも、Webサイトであれば確実に入手できます。履歴書を使用するまでに時間がある方は、Webサイトで購入しておくと店舗を回って探す手間が省けます。

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就活で使用する履歴書の5つの形式

一概に履歴書といっても、就活用や転職用など用途ごとにさまざまな形式が販売されています。就活で使用するにもかかわらず、パートやアルバイト用の履歴書を使用すると、企業に思うようなアピールができなかったり不信感を抱かれたりする可能性があるため、注意が必要です。

就活では、自身の状況や目的に合う履歴書を選ぶことが重要。ここでは、就活で使用する履歴書の形式を5つ紹介します。

1.JIS規格

JIS規格の履歴書は、日本の工業標準である「日本産業規格(Japanese Industrial Standards)」に準拠して作られた一般的な形式です。国内で標準的な履歴書として広く認識されています。
学歴や職歴の記入欄が比較的大きいのは、JIS規格の特徴です。

JIS規格の履歴書については、「JIS規格の履歴書とは?書き方のポイントや入手方法を解説!」の記事で詳しく解説しています。

2.一般用

一般用の履歴書は、JIS規格の履歴書と比較すると自己PR欄や志望動機欄、趣味・特技欄などが広く設けられているのが特徴です。アルバイトの応募や転職活動にも利用されることがあります。

学歴や職歴欄が狭く作られており、職歴のない就活生は空白部分が少なく済むのが一般用履歴書のメリットです。自己PRや志望動機欄が大きいため、思う存分に企業へ熱意を伝えたい就活生に向いている形式といえます。

3.就活用

就活の履歴書は、自己PRと志望動機の欄が大きく取られています。新卒の就活では、企業への熱意を伝えることが大切とされており、履歴書でもいかに自分の強みや熱意をアピールできるかがポイントです。そのため、就活の履歴書は新卒の就活生に適しています。

先述した「大学指定の履歴書」は新卒の就活用に該当します。どの履歴書にすべきか迷ったら大学で購入するのが無難です。

4.パート・アルバイト用

就活では、パート・アルバイト用の履歴書を使うのはおすすめできません。パート・アルバイト用の履歴書は就活用より記入欄が少なめで、アルバイトの面接に必要な希望勤務日時や日数に関する欄がメインになっているためです。

自己PRや志望動機の欄が就活用より狭く、多くの内容は記載できません。自己PRや志望動機が少ないと、企業に対して熱意が伝わりにくくなってしまいます。

5.転職用

転職用の履歴書は、職務履歴書がセットになっている場合が多く、退職理由を書く欄があるのが特徴です。基本的には新卒には向かないフォーマットといえるため、使用するのは避けましょう。

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就活で使用する履歴書のサイズ

就活で履歴書を提出する際、サイズ選びも大切なポイントです。主にB5サイズとA4サイズの2種類があり、企業によってはサイズを指定されるケースもあるため、事前に確認しておきましょう。

ここでは、就活で使用する履歴書のサイズを紹介します。

B5サイズ

B5サイズ(B4二つ折り、182mm×257mm)の履歴書は、用紙自体がA4よりも一回り小さく、全体的に記入欄がコンパクトにまとまっています。主に転職者やパート・アルバイト向けのため、就職活動ではあまり使用されません。

しかし、企業から履歴書のサイズについて特に指定がない場合、B5サイズで作成しても基本的には問題ないといえます。就活に適した形式で、かつB5サイズのほうが書きやすいと感じる場合は、B5サイズを選択しても良いでしょう。

A4サイズ

A4判の履歴書は二つ折りの状態でA4サイズ(210mm×297mm)です。近年では、A4サイズが就活で使用する履歴書の主流になりつつあります。

A4サイズのほうがB5サイズよりも用紙が大きく、自己PR欄や志望動機欄など、各記入枠が広めに設計されているのが特徴です。サイズの大きさにより、文章をより多く書き込むことができ、自身の強みや企業への熱意を具体的に伝えられます。
企業に熱意をアピールするためにも、企業からの指定がなければA4サイズを使用するのがおすすめです。

履歴書のサイズについて詳しく知りたい方は、「就活の履歴書サイズはどれが一般的?選ぶ基準やマナーを解説」の記事もご覧ください。

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就活で使う履歴書の選び方

就活で使う履歴書は、就活用を選ぶだけでなく、企業指定の有無を確認したり、必要に応じてセット販売の履歴書を選んだりする必要があります。企業指定を守らず履歴書を提出してしまうと、企業側から「伝達事項を守れない」「話を聞いていない」とマイナスな影響を受ける可能性があるため、注意が必要です。

ここからは、就活で使う履歴書の選び方のポイントを紹介します。

企業からの指定がないか確認する

企業によっては、専用の履歴書フォーマットがあったり、パソコンでの履歴書作成を指定したりする場合があります。JIS規格や大学指定などを指定する企業もあるため、購入する前に、応募先企業の履歴書に関する要項をよく確認しておきましょう

形式や項目欄が自分に合うかを確認する

履歴書の種類はJIS規格や就活用、転職用とさまざまあるため、形式や項目欄が自分に合っているかを確認してください。企業指定がなかったとしても、自己PRや志望動機欄が小さくては、企業に熱意をアピールしにくくなります。

就活で使う履歴書を購入する際は、学歴や資格の欄に加え、自己PRや志望動機、趣味といった人柄をアピールしやすい項目欄が大きい形式を選ぶのがおすすめです。自分がアピールしたいポイントを明確にしたうえで履歴書を比較検討し、書きやすい履歴書を選びましょう。

セット販売の履歴書を購入する

就活で使う履歴書を選ぶ際は、封筒や添え状、手引書などがセットになっている商品を購入すると便利です。書き間違いや多数の企業に応募する可能性を考慮し、履歴書が複数枚入っているセットを選ぶと安心できます。
セット販売ではない履歴書を購入する際は、別途封筒や添え状を購入する必要がある点にも留意しておきましょう。

履歴書の書き方について知りたい方は、「新卒就活用の履歴書の正しい書き方は?必要な準備や提出時のポイントも解説」の記事を参考にしてみてください。

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就活の履歴書と一緒に購入しておくと便利なアイテム

就活で企業に履歴書を提出する際は、封筒やクリアファイルなども必要になります。履歴書のみを購入して封筒を忘れてしまう方も多いため、事前に用意しておくと便利なものを把握しておきましょう。

ここからは、就活の履歴書と一緒に購入しておくと便利なアイテムを3つ紹介します。

黒ボールペン

履歴書を作成する際、黒のボールペンは必須アイテムです。鉛筆やシャープペンシルは、配送中に文字が擦れたり消えたりする可能性があり、企業側への配慮に欠けます。フリクションペンのような消せるボールペンも、熱でインクが消えるリスクがあるため使用は厳禁です。

ボールペンを選ぶ際は、油性インクかつインクがにじみにくい速乾性のものがベター。細過ぎず太過ぎない丁寧な文字を書くためには、0.5〜0.7mmの太さがおすすめです。

封筒

完成した履歴書を企業に郵送する際には、封筒が必要です。通常、履歴書を折らずに入れられるA4サイズ(角形2号)の白い封筒が推奨されます。
B5サイズの履歴書を使用する際は、角型3号の封筒を購入しましょう。茶封筒はカジュアルな印象を与える可能性があるため、避けるのが無難です。

履歴書に関するマナーについては、「履歴書のマナーを徹底解説!社会人に向けての一歩を踏み出そう」も参考にしてください。

クリアファイル

郵送でも手渡しでも、履歴書を提出する際は無色透明のクリアファイルを使用しましょう。クリアファイルに履歴書を入れることで、郵送中に雨で濡れたり、折れたりするのを防げます。書類をクリアファイルにまとめてから封筒に入れておくと、受け取った企業側も書類をきれいに取り出すことが可能です。

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就活の履歴書をパソコンで作成する際のポイント

履歴書は手書きが一般的ですが、インターネットでテンプレートをダウンロードして使用する方法もあります。履歴書の指定がない企業では、パソコンで作成するのもおすすめです。

ここからは、就活の履歴書をパソコンで作成する際のポイントを紹介します。

ExcelとWordで提出する

パソコンを履歴書で作成する際は、ExcelやWordで作成するのがおすすめです。ExcelやWordで作成することで、レイアウト崩れやファイルが開けないなどのトラブルを防げます

ExcelやWordで作成した履歴書は、改ざん防止のためにPDFファイルに変換して提出しましょう。

文字の色とフォントは統一する

文字の色は黒、フォントはパソコンに搭載されている明朝体やゴシック体などの標準フォントの使用が無難です。何らかの設定で、はじめは明朝体で途中からゴシック体に変わってしまうケースもあるため、提出前にフォントが統一されているか確認しましょう。

文章のコピーや使い回しはしない

パソコンで作成する場合、サイトの例文や別の企業に送った内容を、そのままコピーして使用するのは避けてください。文章の使い回しやコピペが企業にバレてしまったり、文章の中に違う企業名が入っていたりすると、悪印象を与えるだけでなく、書類選考で落ちる可能性が高まります。

通過率を上げるためにも、文章のコピーはせず自分の言葉で書きましょう。「自己PRの書き方が分からない」「志望動機の内容に不安が残る」と悩んでいる方は、就職エージェント「キャリアチケット」に相談するのもおすすめです。

証明写真はデータでなく現物を貼る

パソコンで作成した履歴書を郵送する場合、履歴書に貼る証明写真はパソコンのデータを貼り付けるのではなく、実際に撮った写真の現物を貼りましょう。

写真のデータを添付して提出するよう指定されている場合は問題ありませんが、指定がない際にデータを貼ると企業に「志望度が低い」と見なされる恐れがあります。履歴書を通して自身の入社意欲が企業に伝わるよう、写真は現物を貼りましょう。

印刷用紙は厚手のものが好ましい

履歴書の印刷にあたって、薄手の用紙を使うのは避けてください。薄手の用紙や一般的なコピー用紙に印刷すると薄くて扱いづらく、企業から「配慮に欠ける」と思われかねません。

履歴書は「履歴書用印刷用紙」に印刷し特別感を出して、相手への心遣いを示しましょう。

就活全体の流れや大まかなスケジュールを見直したい方には、「就活のやり方を徹底解説!基本的な進め方やスケジュールをご紹介」の記事をおすすめします。また、エントリーについて詳しく知りたい方には「就活におけるエントリーとは?開始時期や応募数などを解説」の記事がおすすめです。気になる記事があればぜひご覧ください。

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就活の履歴書作成に悩んでいるあなたへ

就活で使用する履歴書は、就活用や大学指定のものがおすすめです。特に、大学指定の履歴書は大学名が記載されているうえ、就活に適したフォーマットになっています。
一方でパートやアルバイト用などを選んでしまうと、自己PRや志望動機欄が小さく、思うように熱意をアピールできない可能性があるため、おすすめできません。

就活で使用する履歴書の書き方に悩んでいる場合は、就職エージェントの利用がおすすめです。キャリアチケットでは、履歴書の書き方や志望動機作成のサポートなどを行っています。就活でお悩みの方は、ぜひキャリアチケットをご利用ください。

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