このページのまとめ
- 面接で言葉に詰まっても、それだけで不合格になるとは限らない
- 言葉に詰まった瞬間は、質問の復唱や考える時間をもらう対応がおすすめ
- 丸暗記をやめたり、結論から話すといった事前対策でスムーズに話せるようにしよう
面接で言葉が詰まってしまい、上手く話せなかった…と悩んでいる就活生もいるでしょう。「グダグダで落ちたかも」と不安になる就活生は多いですが、言葉に詰まっても不合格になるとは限りません。
本記事では、面接で言葉に詰まる原因と詰まった瞬間の具体的な対処法やNG行動を解説します。また、面接でスムーズに話すための事前対策も紹介するので、不安を解消して本番に臨みましょう。
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- 面接で言葉に詰まっても不合格になるとは限らない
- 面接で言葉に詰まった瞬間の対処法
- 考える時間をもらう
- 質問を復唱する
- 素直にわからないと伝える
- わかる範囲で答える
- 面接で言葉に詰まったときのNG行動
- そのまま黙り込んでしまう
- 「えっと」「あの」を繰り返す
- 勢いで取り繕って話してしまう
- 面接で言葉に詰まる原因
- 緊張のため
- 面接対策が不十分なため
- 回答を丸暗記しているため
- 面接での沈黙を防いでスムーズに話す事前準備
- 丸暗記をやめてキーワードで覚える
- 結論から話す癖をつける
- 早口にならないよう意識する
- 完璧主義を捨てる
- 面接前に深呼吸をする
- 自分に自信を持つ工夫をする
- 面接でよくある質問を把握する
- 面接で言葉に詰まるときは模擬面接を受けるのがおすすめ
- 面接が苦手な方へ
面接で言葉に詰まっても不合格になるとは限らない
面接で言葉に詰まったからといって、それだけで不合格になるわけではありません。ただし、あまりにも長い間沈黙が続いてしまうとマイナスの印象を与えることもあります。
就職みらい研究所の「2027年卒学生 就職内定率調査」によると、内定を得られていない学生からは「面接が苦手で、考えがまとまらないまま喋ってしまい、 話がうまくまとまらない」 という声も聞かれているようです。
この調査結果からも、面接での受け答えや、言葉に詰まることに悩みを抱える就活生が一定数いることがうかがえます。
しかし、面接官が見ているのは、流暢に話せるかどうかよりも、詰まった場面でどのように対応するか、誠実に考えを伝えようとしているかという点です。
同じように、緊張から評価が下がるのではと不安に感じる人は、「緊張しやすい人は面接で落ちる?原因と対策を解説」の記事もあわせてご覧ください。
次の見出しから、面接で言葉に詰まった瞬間の具体的な対処法と、今後の対策を順に解説します。
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面接で言葉に詰まった瞬間の対処法
面接で言葉に詰まってしまった場合、以下の方法を実践することで印象を回復できるでしょう。

適切な対処法を身につけておけば、むしろ冷静さや対応力をアピールする機会にもなります。ここでは、面接で言葉に詰まった瞬間の対処法について解説するので、参考にしてみてください。
考える時間をもらう
質問への回答がすぐに思い浮かばないときは、一言添えて考える時間をもらいましょう。「少し考える時間をいただいてもよろしいでしょうか」と伝えるのがおすすめです。無言で固まってしまうよりも、落ち着いて対応している印象を与えられます。
面接官も、完璧な回答をすぐに用意できる人ばかりではないと知っています。数秒の間を置いてから話し始めるだけでも、頭の中で結論を整理しやすくなるでしょう。詰まったまま話し続けるよりも、分かりやすい回答を伝えられます。
質問を復唱する
質問の意図をつかみきれず言葉に詰まったときは、復唱するのも効果的な方法です。「△△についてですね」と質問内容を声に出してみましょう。復唱によって、自分の頭の中で考えを整理する数秒の時間を作れるのです。
また、質問の意図を取り違えていないかを面接官と確認することもできます。それでも回答に迷う場合は、素直に伝える選択肢を検討してみてください。
素直にわからないと伝える
考える時間をもらっても回答がまとまらないときは、無理に取り繕う必要はありません。「申し訳ございません、今はうまく言葉が出てきません」と素直に伝えるのも一手です。
知ったかぶりで的外れな回答をするよりも、誠実に対応するほうが良い印象につながります。多くの就活生が同じように言葉に詰まるため、評価を大きく下げる要因にはなりにくいでしょう。
わかる範囲で答える
質問の一部には答えられても全体としてはまとまらない、というときは、わかる範囲だけで回答するのも対処法の一つです。とくに複数の答え方が考えられる質問や、正解が一つに定まらない質問では、面接官も完璧な回答を求めていないケースが多くあります。
「○○については△△と考えていますが、他の面についてはまだ整理できておりません」のように、分かる部分と分からない部分を分けて伝えると、誠実な印象を保ちながら回答できます。
話し方全体に自信を持てるようになりたい人は、「面接での話し方は?好印象を与えるコツや自信につながる練習方法を解説」の記事もご参照ください。
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面接で言葉に詰まったときのNG行動
詰まった瞬間についとってしまいがちな行動として、黙り込んでしまう、勢いで取り繕ってしまうことなどが挙げられます。面接で言葉に詰まった際に、ここで紹介するNG行動をすると、評価を下げてしまう可能性があるのです。
ここでは、避けたほうがよい3つのNG行動を解説するので、一緒に確認してみましょう。
そのまま黙り込んでしまう
言葉に詰まったからといって、そのまま無言で黙り込んでしまうのは避けてください。沈黙が長く続くと、面接官はコミュニケーションに不安を感じたり、回答自体を諦めたと受け取ったりする場合があります。
何も言わずに黙り込むよりも、前述のとおり、考える時間をもらう一言を添えるだけで、印象は大きく変わります。
「えっと」「あの」を繰り返す
言葉に詰まると、「えっと」「あの」といったつなぎ言葉を無意識に繰り返してしまうことも。これらの言葉が続くと、準備不足や自信のなさが伝わりやすくなるため、注意が必要です。
つなぎ言葉が出そうになったときは、口を閉じて鼻から小さく一瞬だけ息を吸い、あえて「1〜2秒の沈黙(間)」を作りましょう。無言になるのを恐れず一呼吸置くことで、パニックで真っ白になった頭の中を落ち着かせ、次に話す内容を整理する余裕が生まれます。
同時に、面接官には「焦っている」のではなく「慎重に言葉を選んで考えている」という知的な印象を与えられるため、一石二鳥の対策です。
勢いで取り繕って話してしまう
沈黙を避けようとするあまり、考えがまとまらないまま勢いで話すことは避けましょう。話の途中で内容に矛盾が生じたり、結論が見えなくなったりして、かえって論理的に話せない人というマイナスの印象を与えてしまいます。
焦って言葉を紡ぐ前に、まずは頭の中で結論だけをピンポイントで決めてから話し始めましょう。最初の着地点さえ決まれば、話し出しの勢いに任せて自滅するのを防ぎ、落ち着いて筋道のとおった回答を話せるようになります。
話し方だけでなく面接全体のマナーを見直したい人は、「新卒の面接マナーを紹介!身だしなみ・話し方やWeb面接のマナーを解説」をご覧ください。
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面接で言葉に詰まる原因
面接で言葉に詰まる原因は、人それぞれです。いくつかの原因が重なっている場合もあるでしょう。適切な改善策を見つけるためにも、まずは自分がなぜ言葉に詰まってしまうのか、よくある3つの原因から探ってみましょう。
緊張のため
もともと知らない人と話すのが苦手な人やあがり症で話せない人にとって、選考の合否がかかった面接は極度に緊張する場面です。緊張がピークに達して脳がパニック状態になると、言葉がうまく出てこなくなったり、面接官の質問を冷静に聞き取れなくなったりして、的外れな回答をしてしまう原因になります。
面接対策が不十分なため
「等身大の自分を見てもらおう」「その場で考えて話せば大丈夫」と、事前準備を怠るのも言葉に詰まる大きな原因です。いくら面接で緊張しないタイプであっても、企業の情報を調べず、想定質問への回答も用意していない「ぶっつけ本番」の状態で、自分の考えを論理的に述べるのは困難といえます。
面接準備をしないリスクについては、「面接準備はしない方がいい?就活生が知るべきリスクと具体的な方法を紹介」をご参照ください。
回答を丸暗記しているため
事前準備を周到にするのは大切ですが、一字一句回答を丸暗記するのは危険です。なぜなら、1つでも台詞を忘れてしまうと、その後の言葉が出なくなるからです。さらに、丸暗記の文章は棒読みになりやすく、熱意が伝わりにくい問題もあります。
そういった事態を防ぐには、重要なキーワードだけを暗記し、具体的な文章は面接中に考えながら回答するのがおすすめです。その場で回答をつくるのが難しい人は、事前に話しながら文章を考える練習をしましょう。
もし、これまでに「回答が真っ白になってうまく話せなかった」「面接に落ちてショックを引きずっている」という方は、まずは傷ついた心をケアし、次のチャンスに向けて気持ちを切り替えることが大切です。
面接で不採用になってしまったときのメンタル回復法や、次の一歩を踏み出すための具体的な対策については、「面接に落ちた…メンタル切り替え方とは?立ち直る方法や今後の対策を紹介」をご一読ください。
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面接で言葉に詰まらなくなるための事前対策
ここでは、面接で言葉に詰まらなくなるための事前対策を紹介します。丸暗記をやめて話し方の型を変えるだけでも、本番での詰まりにくさは大きく変わるはずです。
すべてを1度に実践するのは難しいため、まずは自分に合った方法から始めて、徐々に習慣化してみてください。
丸暗記をやめてキーワードで覚える
先述したとおり、丸暗記した文章をそのまま話そうとすると、抑揚のない棒読みになりやすく、熱意も伝わりにくくなります。
対策としては、文章をまるごと覚えるのではなく、「結論」と「理由」にあたるキーワードだけを覚えておき、具体的な言い回しはその場で話しながら組み立てる練習をしましょう。
例えば、自己PRで「粘り強さ」を伝える場合は、「私の強みは粘り強さ(結論)」「部活動で挫折しても諦めずに1年練習を続けた(理由)」の2点だけを頭に入れておきましょう。
キーワードさえ押さえておけば、多少言い回しが変わっても内容が破綻しにくく、詰まりにくくなります。
結論から話す癖をつける
結論から話す癖をつけることで、言葉が詰まることを防げるでしょう。「結論→理由→具体例→結論」という、PREP法の順番で話す癖をつけておくと、話の途中で自分が今何を話しているのか分からなくなる状態を避けられます。
先に結論を伝えておけば、途中で多少言葉に詰まっても、面接官はそれまでの内容から意図を汲み取りやすくなるのです。エピソードから話し始めて着地点を見失う、という詰まり方をしやすい人ほど、結論から話す型を意識してみましょう。
早口にならないよう意識する
緊張すると早口になりやすく、口の動きに頭の中の整理が追いつかなくなって、かえって言葉に詰まりやすくなります。普段の1.5倍ほどゆっくり話すつもりで臨むと、次に話す内容を考える余裕が生まれるのです。
面接練習の段階から意識してゆっくり話す習慣をつけておくと、本番の緊張状態でも自然なペースを保ちやすくなるでしょう。
完璧主義を捨てる
「一言も失敗してはいけない」という完璧主義な考え方をする人ほど、プレッシャーが過大になり、本番で緊張してしまいます。完璧主義の自覚がある人は、「面接では流暢に話す必要はない」「多少言葉に詰まるくらいは問題ない」ことを覚えておいてください。
面接官が知りたいのは、あなたの人柄や熱意です。回答全体からあなたの人となりや入社意欲が伝わっていれば、少し言葉に詰まったり、敬語の使い方を間違えたりしても大丈夫。自分では失敗したと思う瞬間があっても、面接官がそこで評価を下げているとは限りません。
面接前に深呼吸をする
面接前に緊張していると感じたら、ゆっくりと時間をかけて深呼吸をしましょう。そのときは、深く息を吸い、吐き出すことだけに集中するのがポイント。呼吸に意識を向けることで、緊張を和らげる効果があります。
自分に自信を持つ工夫をする
自分に自信がなくて面接で緊張するなら、自分に自信を持つ工夫をしてはどうでしょう。自信を持つための最も手軽なやり方は、身だしなみを整えること。短時間で応募者を評価する面接では、見た目の印象がとても大切です。スーツのシワや汚れ、ネクタイの緩み、スカート丈に気をつけましょう。
前髪は目にかかると暗く見えるので、目にかからない長さに切るか、眉毛が見えるようにセットしてみてください。眉毛が見えると表情が分かり、意志力が伝わりやすいといわれます。
また、背筋を伸ばして座ったり、明るい声で挨拶したりすることも大切。これだけで、相手に良い第一印象を与えられます。
身だしなみを整えて自信がついたら、次は就活全体の進め方やスケジュールを把握して、さらに不安を解消しておきましょう。全体の流れをあらかじめイメージできていれば、より心に余裕を持って本番に臨めるはずです。
就活の全体像や、内定までに必要なステップについては、「就活のやり方と流れを解説!準備から内定までのポイントと相談先も紹介」をご参照ください。
面接でよくある質問を把握する
面接でスムーズに話すには、よくある質問を把握しておくことがおすすめです。面接では以下のような質問が頻出するので、事前に回答をイメージしておきましょう。
・自己紹介をしてください
・自己PRをしてください
・志望動機を教えてください
・長所(短所)は何ですか
・学生時代にがんばったことを教えてください
・最近の気になるニュースはありますか
・入社後どのような仕事をしてみたいですか
・10年後どうなっていたいですか
・挫折経験とそれを乗り越えた方法を教えてください
・尊敬する人は誰ですか
・当社の強み(弱み)は何だと思いますか
このほか、エントリーシートや履歴書に記載した内容を詳しく聞かれるパターンも多くなります。応募書類は事前に見直し、深堀りされたときに答えられるようにしましょう。
面接対策の具体的なステップや、定番質問に対する実践的な回答例については、「就活の面接対策はどうやる?新卒におすすめの方法や頻出質問と回答例を紹介」をご参照ください。
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面接で言葉に詰まるときは模擬面接を受けるのがおすすめ
言葉に詰まらずに話せるようになるには、一人で練習するよりも模擬面接を受けるのがおすすめです。模擬面接は家族や友人、先輩など、誰に頼んでもOK。あらかじめチェックして欲しい項目をまとめたチェックシートを渡すと、的確なフィードバックが受けられます。
チェック項目の例として、以下のような観点を意識するとよいでしょう。
<話し方や態度>
挨拶はできているか
聞き取りやすい声ではきはきと話しているか
敬語を適切に使っているか
アイコンタクトがとれているか
姿勢は乱れていないか
<回答について>
質問の趣旨に対して的確に回答しているか
回答は結論から述べているか
回答は簡潔で分かりやすいか
志望動機はその企業でなければならない理由になっているか
応募書類と回答に矛盾はないか
模擬面接を頼める人がいないときは、大学のキャリアセンター(就職課)や就職エージェントを利用しましょう。新卒向けの就職エージェントでは、カウンセリングや求人提案、選考対策、企業との連絡代行まで、就活に必要なすべてのサービスが受けられます。
面接が怖い時の対処法については、「面接が怖いと感じる原因とは?恐怖心を軽減する対策やマインドセットを解説」の記事もご参照ください。
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面接が苦手な方へ
面接で言葉に詰まってしまうのは、面接の準備方法が合っていなかったり、完璧に話そうとする緊張が影響していたりと、理由はさまざまです。本番で多少グダグダになってしまっても、誠実な姿勢で対応できればそれだけで不合格になるとは限らないため、まずは過度に焦らなくて大丈夫です。
丸暗記を避けて結論から話す練習を重ねることで、言葉に詰まる不安は少しずつ解消していけるはずです。
しかし、何度練習しても本番になると言葉に詰まってしまう、話し方に自信が持てないという方もいるでしょう。一人で対策を続けていると、自分の話し方の癖や改善点になかなか気づけないこともあります。
そんなときは、就活のプロであるキャリアアドバイザーに相談してみるのも一つの方法です。キャリアチケット就職エージェントでは、キャリアアドバイザーが自己分析から企業紹介、面接対策まで一貫してサポートしています。
模擬面接を通じて話し方の癖や詰まりやすいポイントを客観的にフィードバックしてもらえるため、一人での対策よりも改善のスピードが上がりやすいでしょう。利用はすべて無料なので、まずはお気軽にご相談ください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。