就活に向いてないと思う原因は?仕事への向き合い方や対策を解説

このページのまとめ

  • やりたい仕事が明確になっていないと、「就活に向いていない」と感じやすい
  • 就活に向いてないと感じるときは、自己分析で気持ちを整理してみよう
  • 就活のことで悩んだら就職エージェントに相談するのもおすすめ

就活に向いてないと思う原因は?仕事への向き合い方や対策を解説のイメージ

「日本の就活に向いてない…」と悩んでいる就活生は多いでしょう。しかし、向いていない原因や自分の特性を理解し、適切な対処をすることで道は必ず開けます。
就活に向いてないと感じるのは、やりたいことが明確ではないからかもしれません。まずは自分の気持ちと向き合うことが大切です。

この記事では、就活に向いてないと感じる原因や対処法を解説。就活との向き合い方を理解し、内定に向けて動き出すための準備をしましょう。

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目 次

就活に向いてないと思う原因

就活に向いていないと思う主な原因は、働くのが嫌・やりたいことがないなどが考えられます。以下でそれぞれの原因について詳しく解説します。

働くのが嫌だから

「働くのが嫌だ」と思っていると、就活のモチベーションを上げるのが難しく「就活に向いてない」と感じやすくなってしまいます。社会人になるのが嫌だと感じている場合、就活に意味を見出せなくなってしまうこともあるでしょう。

働くのが嫌だと感じているのに求人に応募しても、選考へのモチベ-ションは上がりません。働きたくない気持ちを抱えたまま就活を始めた結果、応募先の企業や就職のためにやるべきことと向き合いきれずに「就活に向いていない」と感じるのです。

周囲と同じことをするのが苦手だから

周囲の就活生と同じことをする状況に違和感を覚え、「日本の就活に向いていない」と感じる人もいるでしょう。就活では多くの人がリクルートスーツを着て、同じような髪色・髪型やメイクをし、同じように選考を受けるという状況になるためです。

周囲と同じような行動をするなかで、「この行動に意味があるのか?」「個性がない状態が嫌だ」と感じる人もいるでしょう。自分らしく振る舞えない状況に対して、「就活に向いていない」と悩んでしまうこともあります。

面接が苦手だから

面接が苦手な場合も、就活に向いていないと感じる原因の一つです。就活では基本的に面接を受けるのが必須ですが、なかなか結果が出ないと「自分には就活が向いていない」と感じてしまうのも無理はありません。

就活では面接官の前で話す場合が多く、緊張してうまく伝えられないこともあるでしょう。面接で失敗してしまうと評価が下がり、なかなか内定につながりません。
志望度が高い企業ほど緊張してしまい、もどかしい思いをした人もいるのではないでしょうか。

面接で落ち続けていると、「自分には無理だ」と感じてしまうようになります。面接で結果が出ない自分が、就活を続けていても意味がないと思ってしまうのです。

選考に何度も落ちているから

選考に何度も落ちると、自分は就活に向いていないと感じやすくなります。しかし、不採用が続いてもそれは自分の価値がないということではありません。「企業の求める人物像」に当てはまっていても、「相性が合わなさそう」と判断されて不採用になるケースもあるためです。

多くの場合、企業の選び方や応募書類、面接対策を見直すことで、結果は改善します。逆に、何も対策をせずに悩み続けると「社会に必要とされていない」といったネガティブな考えに陥りやすく、精神的な負担が大きくなってしまうでしょう。

だからこそ、落ち込む前に原因を分析し、対策を講じることが大切なのです。たとえば、自己PRの内容を練り直したり、面接練習を重ねたりしましょう。

就職エージェントのキャリアチケットでは、書類添削や面接対策をするだけではなく、就活生のあらゆるお悩みにも寄り添います。「書類選考に落ち続けている」「面接で毎回緊張してしまい、言いたいことをうまく伝えられない」などの悩みを抱えている方は、お気軽にご相談ください。

やりたいことがないから

やりたいことがない場合も、就活に向いていないと感じやすいでしょう。就職したい企業も就きたい業種もなく、何をして良いかが分からないからです。

やりたいことがない状態だと、何をして良いか分からず動き出すこともできません。その状態のまま会社を見つけて選考を受けても、入社したいと思えない可能性があります。
就活は自分に合った会社や仕事を見つけるために行うものなので、やりたいことがないままだと自分の道を選ぶのが難しくなってしまうでしょう。

就活をしていると、「△△業界は自分に向いていないのでは?」「自分は内定をもらえるのだろうか」と思ってしまうこともあるかもしれません。「就活悩みあるある12選|よくある悩み・失敗談から学ぶ対処法もご紹介」の記事では、就活によくある悩みやその対処法について紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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就活に向いていないと感じている人がやりがちな失敗

「就活向いてないかも」と考え始めると、とたんにモチベーションが下がり、失敗しやすい行動を無意識に取ってしまうことがあります。就活で後悔しないためにも、よくある失敗パターンを知っておきましょう。

手当たり次第に応募する

「とりあえずたくさん応募すれば通るかもしれない」と考えている人もいるでしょう。しかし、数打てば当たる精神は逆効果です。採用担当者はあなたの志望度や誠意をしっかりと見ています。

準備不足のまま面接に挑むと、自分の印象を下げてしまうだけでなく、選考が進むたびに疲弊し「やっぱり就活向いてない」と感じる原因になるでしょう。ポイントは、数よりも質を重視することです。
企業研究をして、「興味がある」と思える企業に絞って選考を受けることで、準備がスムーズに進みます。

個性のアピールで悪目立ちしてしまう

「周りと差をつけるために個性を出したい」という気持ちは大事ですが、個性の出し方を間違えると悪目立ちしてしまいます。面接で奇抜な発言をしたり、常識から外れた行動をとったりすることは避けましょう。

面接で評価されるのは、社会人としての礼儀とあなたらしさのバランスです。個性は自分の考え方や行動の軸で表現することが大切です。無理に目立とうとせず、自分の経験や価値観で「らしさ」を伝えるほうが好印象につながります。

イメージだけで決めつける

「この業界は体育会系で厳しそう」「仕事がキツいに決まっている」と決めつけて、最初から志望業界や職種を狭めるのは避けてください。実際に働いた経験がない段階で決めつけるのはもったいありません。同じ業界でも、企業ごとに働き方や社風は大きく異なります。

視野を広げるためにも、OB・OG訪問や説明会を活用しながら情報収集を行いましょう。選択肢を広げてから「自分に合うか」を考えることが失敗を防ぐポイントです。

面接で正直過ぎる受け答えをする

正直でいることは大切ですが、就活の場では言う必要がないこともあります。過去に起きた失敗談や自分の短所を包み隠さず話してしまうと、採用担当者に不安を与える可能性があるでしょう。
たとえば、短所を聞かれた際に「朝起きるのが苦手で、いつも授業に遅刻してしまいます」のように答えると、「仕事では大丈夫だろうか」「常識がない人なのでは」とマイナスな印象を与えてしまいます。

面接に臨む際は、「伝えるべきこと」「伝えなくても良いこと」を整理しておくことが重要です。短所を伝える場合でも「短所をどう改善しているか」「短所が活きた場面があったか」など、ポジティブに伝える工夫をしましょう。

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就活に向いてないと感じたときにおすすめの行動

就活に向いていないと感じたら、自己分析や情報収集などでやりたいことを見つけるのが大事です。ここでは、就活に向いていないと感じたときにおすすめの行動を紹介します。

自己分析でやりたいことを見つける

就活に向いていないと感じたら、自己分析を行ってやりたいことを見つけましょう。やりたいことがないままだと業界も企業も探せず、就活のスタートを切ることが難しくなります。

自己分析を行えば、自分の価値観や夢を把握でき、どのような仕事を目指したいかが見えてくるはずです。明確ではなくても、「人と直接話す仕事がしたい」「チームで協力する仕事がしたい」のように、方向性を見つけられるでしょう。

やりたいことを明確にすることで、就活との向き合い方が見えてきます。自己分析をどのように行うかについては、「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方10選や活用例を解説」の記事で解説しているので参考にしてください。

理想のキャリアについて考える

「入社後どのように活躍したいか」「将来どのようなポジションになりたいか」など、理想のキャリアについても考えてみましょう。理想とするキャリアが見つかれば、就活のモチベーションアップにつながるはずです。

理想のキャリアには、仕事の内容だけではなく、業種や業界、休みや給料なども関係してきます。条件面も含めて、どのような企業を目指すか考えてみましょう。

世の中の業界や業種について知る

就活に向けて、世の中にある業種や業界についても調べてみましょう。業種や業界についての知識が不足していることが原因で、やりたい仕事が見つかっていない可能性があります。

世の中にはさまざまな仕事があり、なかには日常生活で目にすることがない仕事もあるでしょう。当然、知らない仕事には興味をもつことができず、就活での選択肢に入ってきません。
より選択肢を広げるためにも、業界研究を実施してみてください。業界研究の実施方法については、「業界研究のやり方は?効率的に進めるコツや行う目的を解説」の記事で解説しています。

企業説明会で会社について知る

企業説明会に参加し、企業について詳しく学んでみましょう。企業への理解を深めることで、入社したいと思える企業が見つかるはずです。

たとえば、名前だけ知っている企業の説明会に参加すれば、具体的にどのような仕事をしているのか知ることができるでしょう。また、全く知らない企業のなかにも、自分が希望する働き方ができる会社があるかもしれません。

企業について詳しく知ることで、自分に合う・合わないを明確にできます。自分に合う企業が見つかれば、就活へのモチベーションも上がっていくでしょう。

インターンに参加して仕事を知る

インターンシップに参加し、仕事について詳しく知ることも大切です。仕事に対するイメージが先行して、「就活に向いていない」と思っている可能性もあります。

たとえば、「正社員になると大変そうだから卒業後はフリーターになろう…」「△△の仕事をしたいけれど、激務で大変そう」のようにイメージだけで考え、就活を避けてしまう人もいるでしょう。インターンシップに参加することにより、イメージではなく実体験で考えられるようになります。

「この仕事は合いそう」「この仕事は難しそう」と気づくだけでも、就活の方針が決まってくるはずです。インターンシップにも参加して、企業や仕事に対する理解を深めてみましょう。

就職エージェントに相談する

就活に向いていないと感じるときは、就職エージェントに相談するのもおすすめです。なぜ向いていないと感じるのかを話すことにより、悩みの解消につながるでしょう。

また、新卒の方は就活が初めてなので、漠然とした不安を抱えている可能性もあります。就職エージェントに相談したら気持ちが落ち着き、就活に向けて動き出せるようになることもあるでしょう。

就職エージェントは基本的に、無料で相談できます。不安や悩みの相談はもちろん、自己分析や選考対策など具体的な就活対策も相談できるので、ぜひ利用してみてください。

「就活が上手くいかないから、向いていないのかもしれない」と悩んでいる就活生は、「就活に失敗したその後はどうなる?選択肢や成功に向けた具体的な対策を解説」の記事もおすすめです。

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就活に向いてないと感じた場合の選択肢

どうしても就活に向いていない・一般の企業に就職したくないという方は、就職以外の選択肢に目を向けてみましょう。ここでは就職以外の選択肢をいくつか紹介します。

フリーランスで働く

就活が向いてないと感じる場合、フリーランスで働く選択肢があります。フリーランスとは、特定の企業や団体に所属せずに仕事をする働き方です。

たとえば、フリーランスだと以下のような仕事にも挑戦しやすくなります。

・ライター
・デザイナー
・イラストレーター
・プログラマー
・システムエンジニア

注意点は、スキルや実力がなければ継続的に仕事を受けることが難しい点です。仕事にできるほどのスキルがある場合には、就活せずにフリーランスとして働くのも一つの選択肢でしょう。

起業する

起業してビジネスを始めれば、就活をしなくても仕事ができます。やりたいことが明確に決まっている場合、会社に属さず自分で事業を始めてみるのもおすすめの選択肢といえるでしょう。

ただし、社会人経験がない状態で起業するのはハードルが高く、経営者になるには責任や覚悟が必要です。起業も就活と同様に向き不向きがあるので、自分に向いているかをよく考えて判断してください。

起業をしたいと考えている就活生には、「起業したい大学生が押さえるべきポイントは?」の記事がおすすめです。

アルバイトをしながら夢を実現する

仕事以外にやりたいことがある場合、一時的にアルバイトとして働くのも一つの手です。アルバイトは時間の融通がききやすいため、夢を追いかける時間を確保できるでしょう。

ポイントは、いつまで夢を追いかけ続けるのか期間を明確にしておくことです。期限を決めておかないとアルバイトの期間が長くなり、正社員として働くチャンスを逃してしまう可能性があります。
年齢が若いほど正社員として採用されやすいので、チャンスを逃さないように行動しましょう。

ボランティア・ホームステイで新しい価値観に触れる

就活に向いていないと感じたら、ボランティア活動に参加したり、ホームステイで海外の生活に触れたりするなど、これまでの環境では得られなかった価値観に触れる機会を増やしてみましょう。
新しい人や文化に出会うことで視野が広がり、自分が大事にしたいことや興味のある分野が見えてくることがあります。

また、やりたいことが見つからず就活が進められない場合、一度就職留年をして翌年に再挑戦する選択肢をとる学生もいます。
ただし、就職留年には費用と覚悟が必要です。メリット・デメリットをよく理解し、親やキャリアセンターに相談したうえで判断するようにしましょう。

今は遠回りに見える経験も、結果的に自分のキャリア形成にプラスになることがあります。焦らず、自分と向き合う時間をつくることも大切な選択肢の一つです。

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向いている仕事は人によって違う

就活に向いていないといっても、よく探せば自分に合った企業や仕事はあるはずです。就活が苦手だとしても、最終的に向いている仕事に就ければ就活は成功したといえます

ここでは、学生に人気の大企業や求人が多い職種を例に挙げて、向いている人・向いていない人の特徴を紹介し、企業規模や職種ごとの適性を考えていきます。

大企業に向いてる人・向いてない人

大企業に向いてる人・向いてない人の特徴は以下のとおりです。

向いている人

安定志向が強い人や、社会的な信頼感のある肩書きがほしい人は大企業をおすすめします。また、高い給与水準や充実した福利厚生を望む人も大企業向きです。

1つの分野の専門性を高めたい人も、大企業が合っている可能性があります。中小企業では1人の社員が幅広い業務をこなす一方、大企業は担当業務が細分化され、一つのことに専念しやすい傾向にあるからです。

向いていない人

大企業は年功序列の風土を残す企業が多く、若いうちから昇進したい・たくさん稼ぎたいといった人には向いていない可能性があります。入社後すぐに裁量をもって仕事をしたい人も、大企業より中小やベンチャー向きでしょう。

中小企業に向いてる人・向いてない人

中小企業に向いてる人・向いてない人の特徴は以下のとおりです。

向いている人

中小企業は、アットホームな環境で働きたい人に向いています。転勤が少なく、地元で働き続けたい人とも相性が合うでしょう。
また、少人数で運営している企業が多いため、一人ひとりの役割が広くなりやすく、マルチタスク能力が身につきやすいのも特徴です。

自分の仕事が会社全体にどのように貢献しているかを実感しやすく、成長を感じながら働きたい人には中小企業が向いています。

向いていない人

中小企業は大手企業に比べて、福利厚生や制度面で物足りなさを感じる場合があります。給与水準や安定性、研修制度の充実度を重視する人には向いていない可能性が高いでしょう。

また、大企業のように分業化されている環境で専門性を高めたい人にとっては、幅広い業務を任される中小企業の働き方が合わない可能性があります。

ベンチャー企業に向いてる人・向いてない人

ベンチャー企業に向いてる人・向いてない人の特徴は以下のとおりです。

向いている人

ベンチャー企業は、成長意欲がありチャレンジ精神が高い人に向いています。経営層との距離が近く、決裁フローが短いため、自分のアイデアをスピーディに形にできる環境です。

また、新規事業の立ち上げなど変化の多い環境で、多様な経験を積みたい人や責任のあるポジションで裁量権を持って働きたい人に向いています。失敗を恐れず挑戦し続ける姿勢をもてる人は、ベンチャー企業で大きく成長できるでしょう。

向いていない人

ベンチャー企業は大手企業に比べて、福利厚生面が整っていない場合があります。給与水準の安定性や手厚い研修制度、確立された評価制度を重視する人には不向きな可能性があるでしょう。

また、役割分担が明確かつ安定した業務フローのなかで働きたい人にとっては、変化のスピードが速く環境が整っていないことを負担に感じる場合があります。

営業職に向いてる人・向いてない人

営業職に向いてる人・向いてない人の特徴は以下のとおりです。

向いている人

人とのコミュニケーションが好きな人、たくさんの人と出会いたい人は営業の仕事に向いています。外回りの営業は自由度が高いため、スケジュール管理能力が高い人も力を発揮できるでしょう。

向いていない人

営業は顧客とのやり取りが業務の大半を占めるため、コミュニケーションが苦手な人や、人と話すのが苦手な人には向いていない可能性があります。断られることも多い仕事なので、うまくいかないときに気持ちを切り替えられない人、ストレス耐性が低い人にも向いていないでしょう。

営業職がどのような仕事かは、「営業職とはどんな仕事?魅力と業務内容を徹底解説」の記事を参考にしてください。

事務職に向いてる人・向いてない人

事務職に向いてる人・向いてない人の特徴は以下のとおりです。

向いている人

事務職はプライベートとの両立を重視している人に向いています。勤務時間が比較的安定しており残業が少ないことが多いため、家庭や趣味の時間を大切にしながら働きたい人には合いやすい職種です。

また、コツコツと正確に作業を進めることが得意な人や、決められたルールやフローに沿って仕事を進めることに安心感をもてる人にも向いているでしょう。

向いていない人

事務職は基本的にルーティンワークのため、変化を求める人には向いていないでしょう。仕事に裁量権が少なく、自分で業務を進化させたり、新しいアイデアを形にして成果を出したりしたいと考える人は物足りなさを感じることがあります。

また、成果が給与に大きく反映される職種ではないため、収入アップを目指してキャリアを築きたい人にも不向きといえるでしょう。

専門職に向いてる人・向いてない人

専門職に向いてる人・向いてない人の特徴は以下のとおりです。

向いている人

専門職は、スペシャリストを目指したい人に向いています。法律、会計、医療、ITエンジニアなど特定の分野で専門的な知識・スキルを深めたい人に最適な選択肢です。

また、将来的にフリーランスとして独立したい人や起業を視野に入れている人にとっても、専門職で培ったスキルは大きな武器になります。自分の専門性を活かして価値を提供していきたいという気持ちがある人は、専門職で力を発揮しやすいでしょう。

向いていない人

専門職は、他職種への転職が難しい点に注意が必要です。特定の分野にキャリアが固定されやすいため、途中で興味が変わった場合に方向転換がしづらい可能性があります。

そのため、将来的に多様な職種へキャリアチェンジしたい人や、幅広い業務を経験しながら働きたい人には不向きな場合があるでしょう。専門職を選ぶ際は、「どの分野で専門性を高めるのか」「その分野で働き続けたいか」を事前に検討しておくことが大切です。

総合職に向いてる人・向いてない人

総合職に向いてる人・向いてない人の特徴は以下のとおりです。

向いている人

総合職はキャリアアップを目指したい人に向いています。部署異動や転勤を通じて幅広い経験を積み、将来的に管理職やマネジメント層を目指す人にとって成長の機会が豊富です。

また、自分の頑張りを正当に評価されたい人や高い給与を目指したい人にとっても、成果がキャリアや収入に反映されやすいためやりがいを感じやすい職種といえます。

向いていない人

総合職は転居を伴う転勤が発生する可能性があります。そのため、地元で暮らし続けたい人や、プライベートの充実を優先したい人には不向きかもしれません。
また、特定の職種で専門性を深めたい人にとって、ジョブローテーションで部署が変わる総合職の特性は負担に感じることもあるでしょう。

一般職に向いてる人・向いてない人

一般職に向いてる人・向いてない人の特徴は以下のとおりです。

向いている人

一般職は、プライベートとの両立を大切にしたい人に向いています。総合職に比べて転勤や残業が少ないことが多く、勤務時間が安定しているため、趣味や家庭の時間を確保しながら働きたい人にはマッチしやすい職種です。

また、ルーティンワークを着実に進めることが得意な人や、サポート業務を通じて人の役に立つことにやりがいを感じる人にも向いています。

向いていない人

一般職は裁量権をもって仕事を進めたい人には向いていない可能性があります。業務内容がサポート中心で決まった仕事が多いため、自分で企画を立てて動かしたい人には物足りなさを感じることがあるでしょう。

また、総合職に比べて給与水準が低めになることも多く、「お金を稼ぎたい」「成果で評価されたい」という人には向いていない場合があります。

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就活に向いていないと思う方へのキャリアアドバイザーのアドバイス

自分に向いている仕事を探すポイントは、「就活軸」と「内定軸」を分けて、「就活軸→内定軸」の順で考えること。

就活軸とは自分に合った企業を見つけるための軸、内定軸とは自分の希望を叶える軸(条件)のことで、「就活軸→内定軸」で考えないと「休み」「勤務地」などの「条件」が先行してしまい、自分の強みや将来叶えたい姿を考慮しない、ないがしろにした就活になってしまいます。その結果、「勤務地は叶うけど自分に向いている?」となる可能性があります。

自分に合った企業を見つけるための軸である「就活軸」の基本的な考え方は、「将来像(将来どんな人になりたいか/どんなキャリアを歩みたいか)」「強み(どんな力を活かして働きたいか)」「環境(一番居心地が良いor強みを発揮できるのはどんな雰囲気/どんな人と働くときか)」の3点です

「就活軸」の考え方のヒントは下記のとおりです。

・将来像:何歳でどんな生活していたい?そのために何歳でいくらお金が必要?(女性は特に)育産休の可能性もあるけどどんな母親でありたい?
・強み:自分で思う「人と自分が違うと思うポイント」は?周りの人からなんて言われる?
・環境:チームと個人どっちが得意/好き?ノルマって聞いたらモチベ/プレッシャーどっちに感じる?どんな人と働きたい?

就活においては、基本的に「就活軸」に沿ってエントリーし、志望度の整理をしていきます。「就活軸」に沿った内定を複数もらった際に、「内定軸」で比較して承諾先を決めていきましょう。

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就活に向いてないと悩んでいるあなたへ

就活に向いていないと感じ、就活をやりたくないと思う方もいるでしょう。就活が向いていないと感じる場合には、自己分析や業界研究など準備をしっかりと進めることが大切です。

また、就活が向いていないと感じるときは、悩みや不安を相談することも大事。就職エージェントに相談して、就活とどのように向き合えばよいかを考えてみましょう。

キャリアチケットは、新卒者におすすめの就職エージェントです。初回の面談から内定獲得までマンツーマンでサポートを行うので、就活への悩みや不安を相談しやすい環境が整っています。

悩みや不安のサポートはもちろん、自己分析や業界研究など、就活を具体的に進めるサポートもお任せください。キャリアチケットと一緒に就活を行い、理想の企業への内定獲得を目指しましょう。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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