就活に向いてないと思う原因は?仕事への向き合い方や対策を解説

このページのまとめ

  • 就活に向いてないと感じるのはやりたいことが明確ではないから
  • 就活に向いてないと感じる時は、自己分析で気持ちを整理するのが大事
  • 就活に向いてないと感じる場合、就職エージェントへの相談もおすすめ

就活に向いてないと思う原因は?仕事への向き合い方や対策を解説のイメージ

「就活に向いてないと感じるときはどうすればいい?」と悩む就活生もいるでしょう。就活に向いてないと感じるのは、やりたいことが明確ではないから。まずは自分の気持ちと向き合うことが大切です。

この記事では、就活に向いてないと感じる原因や対処法について解説します。就活との向き合い方を理解し、内定に向けて動き出すための準備をしましょう。

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目 次

就活に向いてないと思う原因

就活に向いていないと思ってしまう主な原因は、働くのが嫌だったり、やりたいことがなかったりするためです。以下でそれぞれの原因について詳しく解説します。

働くのが嫌だから

就活が向いていないと感じてしまうよくある理由の一つは、働くのが嫌だからです。社会人になるのが嫌だと感じている場合、就活に意味を見出せなくなってしまうこともあるでしょう。

働くのが嫌だと感じているのに求人に応募しても、選考へのモチベ-ションはあがりません。働きたくない気持ちを抱えたまま就活を始めた結果、応募先の企業や就職のためにやるべきことと向き合いきれずに「就活に向いていない」と感じるのです。

周囲と同じことをするのが苦手だから

周囲の就活生と同じことをする状況に違和感を覚え、「就活に向いていない」と感じる人もいるでしょう。就活は多くの人がリクルートスーツを着て、同じような髪色やメイクをし、同じように選考を受けるという状況になるためです。

周囲と同じような行動をするなかで、「この行動に意味があるのか?」「個性がない状態が嫌だ」と感じる人もいるでしょう。自分らしく振る舞えない状況に対して、「就活に向いていない」と悩んでしまうこともあります。

面接が苦手だから

面接が苦手な場合も、就活に向いていないと感じる原因の一つです。就活では基本的に面接を受けるのが必須ですが、うまく結果が出ないと「自分には就活が向いていない」と感じてしまう場合もあります。

就活では面接官の前で話す場合が多く、緊張してうまく伝えられないこともあるでしょう。面接で失敗してしまうと評価が下がり、なかなか内定につながりません。

面接で落ち続けていると、「自分には無理だ」と感じてしまうようになります。面接で結果が出ない自分が、就活を続けていても意味がないと思ってしまうのです。

やりたいことがないから

やりたいことがない場合も、就活に向いていないと感じる原因になります。就職したい企業も就きたい業種もなく、何をしていいかがわからないからです。

就活ではやりたいことがない状態だと、何をしていいかわからず動き出すこともできません。その状態のまま会社を見つけて選考を受けても、入社したいと思えない可能性があります。

就活は自分に合った会社や仕事を見つけるために行うものなので、やりたいことがないままだと自分の道を選ぶのが難しくなってしまうでしょう。

就活では、さまざまな悩みを抱え、「向いていないのでは?」「本当に自分は就職できるのだろうか?」と思ってしまうこともあるかもしれません。「就活悩みあるある12選|よくある悩み・失敗談から学ぶ対処法もご紹介!」の記事では、就活によくある悩みやその対処法について紹介しているので、参考にしてください。

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就活に向いてないと感じたときにおすすめの行動

就活に向いていないと感じたら、自己分析や情報収集などでやりたいことを見つけるのが大事です。ここでは、就活に向いていないと感じたときにおすすめの行動について解説します。

自己分析でやりたいことを見つける

就活に向いていないと感じたら、自己分析を行ってやりたいことを見つけましょう。やりたいことがないままだと業界も企業も探せず、就活のスタートを切ることが難しくなります。

自己分析を行えば、自分の価値観や夢を把握でき、どのような仕事を目指したいかが見えてくるはずです。明確ではなくても、「人と直接話す仕事がしたい」「チームで協力する仕事がしたい」のように、方向性を見つけられるでしょう。

やりたいことを明確にすることで、就活との向き合い方が見えてきます。自己分析をどのように行うかについては、「自己分析とは?おすすめのやり方8選や実施時の注意点を紹介」の記事で解説しているので参考にしてください。

理想のキャリアについて考える

「入社後どのように活躍したいか」「将来どのようなポジションになりたいか」など、理想のキャリアについても考えてみましょう。理想とするキャリアが見つかれば、就活のモチベーションアップにつながるはずです。

理想のキャリアには、仕事の内容だけではなく、業種や業界、休みや給料なども関係してきます。条件面も含めて、どのような企業を目指すか考えてみましょう。

理想を実現できる企業に就職するために、就活を実施できるようになります。

世の中の業界や業種について知る

就活に向けて、世の中にある業種や業界についても調べてみましょう。業種や業界についての知識が不足しているのが原因で、やりたいことが見つかっていない場合があります。

世の中にはさまざまな仕事があり、なかには日常生活では見ることがない仕事もあるでしょう。知らない仕事は興味を持つことができず、就活での選択肢に入ってきません。

より選択肢を広げるためにも、業界研究を実施してみてください。業界研究の実施方法については、「業界研究のやり方は?効率的に進めるコツや行う目的を解説」の記事で解説しています。

企業説明会で会社について知る

企業説明会に参加し、企業について詳しく学んでみましょう。企業への理解を深めることで、入社したいと思える企業が見つかるはずです。

たとえば、名前だけ知っている企業の説明会に参加すれば、具体的にどのような仕事をしているのか知ることができるでしょう。また、まったく知らない企業の中にも、自分が希望する働き方ができる会社があるかもしれません。

企業について詳しく知ることで、自分に合うか合わないかを明確にできます。自分に合う企業が見つかれば、就活へのモチベーションも上がっていくでしょう。

インターンに参加して仕事を知る

インターンシップに参加し、仕事について詳しく知ることも大切です。仕事に対するイメージだけで、「就活に向いていない」と思っている可能性もあります。

たとえば、「仕事は全部大変そう」とイメージだけで考え、就活を避けてしまう人もいるでしょう。インターンシップに参加することにより、イメージではなく、実体験で考えられるようになります。

「この仕事は合いそう」「この仕事は難しそう」と気づくだけでも、就活の方針が決まってくるはずです。インターンシップにも参加して、企業や仕事に対する理解を深めてみましょう。

就職エージェントに相談する

就活に向いていないと感じる時は、就職エージェントに相談するのもおすすめです。なぜ向いていないと感じるのかを話すことにより、悩みの解消につながるでしょう。

就活が初めてで、漠然とした不安を抱えている可能性もあります。就職エージェントに相談したら気持ちが落ち着き、就活に向けて動き出せるようになることもあるでしょう。

就職エージェントは基本的に、無料で相談できます。不安や悩みの相談はもちろん、自己分析や選考対策など具体的な就活対策も相談できるので、ぜひ利用してみてください。

「就活が上手くいかないから、向いていないのかもしれない」と悩んでいる就活生は、「就活に失敗したその後はどうなる?選択肢や成功に向けた具体的な対策を解説」の記事もおすすめです。

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就活に向いてないと感じた場合の選択肢

どうしても就活に向いていない、一般の企業に就職したくない人は、就職以外の選択肢に目を向けてみましょう。

フリーランスで働く

就活が向いてないと感じる場合、フリーランスで働く選択肢があります。フリーランスとは、特定の企業や団体に所属せずに仕事をする働き方です。

たとえば、フリーランスだと以下のような仕事にも挑戦しやすくなります。

・ライター
・デザイナー
・イラストレーター
・プログラマー
・システムエンジニア

注意点は、スキルや実力がなければ継続的に仕事を受けることが難しい点です。仕事にできるほどのスキルがある場合には、就活せずにフリーランスとして働くのも一つの選択肢でしょう。

起業する

起業してビジネスを始めれば、就活をしなくても仕事ができます。やりたいことが明確に決まっている場合、会社に属さず自分で事業を始めてみるのもおすすめの選択肢といえるでしょう。

ただし、社会人経験がない状態で起業するのはハードルが高く、経営者には責任や覚悟も必要です。起業も就活同様に向き不向きがあるので、自分に向いているかどうかをよく考えながら判断してください。

起業を意識している就活生には、「起業したい大学生が押さえるべきポイントは?」の記事がおすすめです。

アルバイトをしながら夢を実現する

仕事以外にやりたいことがある場合、一時的にアルバイトとして働くのも一つの手です。アルバイトは時間の融通がききやすいため、夢を追いかける時間を確保できるでしょう。

ポイントは、いつまで夢を追いかけ続けるのか期間を明確にしておくことです。期限を決めておかないとアルバイトの期間が長くなり、正社員として働くチャンスを逃してしまう可能性があります。

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向いている仕事は人によって違う

就活に向いていないといっても、よく探せば自分に合った企業や仕事はあるはずです。就活が苦手だとしても、最終的に向いている仕事に就ければ就活は成功したといえるでしょう。

ここでは、学生に人気の大企業や求人が多い営業職を例にとって、向いている人・向いていない人の特徴をご紹介し、企業規模や職種ごとの適性を考えていきます。

大企業に向いてる人・向いてない人

大企業に向いてる人・向いてない人の特徴は以下のとおりです。

向いている人

安定志向が強い人や、社会的な信頼感のある肩書きが欲しい人は大企業がおすすめ。高い給与水準や充実した福利厚生を望む人も大企業向きです。

また、1つの分野の専門性を高めたい人も大企業が合っている可能性があります。中小企業では1人の社員が幅広い業務をこなす一方、大企業は担当業務が細分化され、一つのことに専念しやすい傾向にあるからです。

向いていない人

大企業は年功序列の風土を残す企業が多く、若いうちから昇進したい、たくさん稼ぎたい人には向いていない可能性があります。入社後すぐに裁量をもって仕事をしたい人も、大企業より中小やベンチャー向きでしょう。

営業職に向いてる人・向いてない人

営業職に向いてる人・向いてない人の特徴は以下のとおりです。

向いている人

人とのコミュニケーションが好きな人、たくさんの人と出会いたい人は営業の仕事に向いています。
外回りの営業は自由度が高いため、スケジュール管理能力が高い人も力を発揮できるでしょう。

向いていない人

営業は顧客とのやり取りが業務の大半を占めるため、コミュニケーションが苦手な人や、人と話すのが苦手な人には向いていない可能性があります。

断られることも多い仕事なので、うまくいかないときに気持ちを切り替えられない人、ストレス耐性が低い人にも向いていないでしょう。

営業職がどのような仕事をしているかについては、「営業職とはどんな仕事?魅力と業務内容を徹底解説」の記事を参考にしてください。

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就活に向いていないと思う方へのキャリアアドバイザーのアドバイス

自分に向いている仕事を探すポイントは、「就活軸」と「内定軸」を分けて、「就活軸→内定軸」の順で考えること。
就活軸とは自分に合った企業を見つけるための軸、内定軸とは自分の希望を叶える軸(条件)のことで、「就活軸→内定軸」で考えないと「休み」「勤務地」などの「条件」が先行してしまい、自分の強みや将来叶えたい姿を考慮しない、ないがしろにした就活になってしまいます。
その結果、「勤務地は叶うけど自分に向いている?」となる可能性が。

自分に合った企業を見つけるための軸である「就活軸」の基本的な考え方は、「将来像(将来どんな人になりたいか/どんなキャリアを歩みたいか)」「強み(どんな力を活かして働きたいか)」「環境(一番居心地が良いor強みを発揮できるのはどんな雰囲気/どんな人と働くときか)」の3点。

「就活軸」の考え方のヒントは下記のとおりです。

・将来像:何歳でどんな生活していたい?そのために何歳でいくらお金が必要?(女性は特に)育産休の可能性もあるけどどんな母親でありたい?
・強み:自分で思う「人と自分が違うと思うポイント」は?周りの人からなんて言われる?
・環境:チームと個人どっちが得意/好き?ノルマって聞いたらモチベ/プレッシャーどっちに感じる?どんな人と働きたい?

就活においては、基本的に「就活軸」に沿ってエントリーし、志望度の整理をしていきます。「就活軸」に沿った内定を複数もらった際に、「内定軸」で比較して承諾先を決めていきましょう。

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就活に向いてないと悩んでいるあなたへ

就活に向いていないと感じ、就活をやりたくないと思う方もいるでしょう。就活が向いていないと感じる場合には、まず自己分析や業界研究など準備をしっかりと進めることが大切です。

また、就活が向いていないと感じるときは、悩みや不安を相談することも大事。就職エージェントに相談して、就活とどのように向き合えばよいかを考えてみましょう。

おすすめの就職エージェントはキャリアチケット。マンツーマンでサポートを行うので、就活への悩みや不安を相談しやすい環境があります。

悩みや不安のサポートはもちろん、自己分析や業界研究など、就活を具体的に進めるサポートもお任せください。キャリアチケットと一緒に就活を行い、理想の企業への内定獲得を目指しましょう。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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