就活でゼミに関する嘘を吐くのは避けるべき!入ってないときの回答例

このページのまとめ

  • 就活でゼミに関する嘘をついてもバレる可能性は高い
  • 就活でゼミに入ってなくても不利にならないので嘘は避けるべき
  • 就活で重視されるのはゼミに入っていたかではなく何を身に着けてきたか

就活でゼミに関する嘘を吐くのは避けるべき!入ってないときの回答例のイメージ

就活のゼミエピソードで嘘をつくとバレる可能性が高いです。ゼミに入っていない方の中には、就活で不利になるのではと不安に思っている人もいるでしょう。

しかし、ゼミに入っていないことが不利になるとは限りません。むしろ、嘘をつくほうがマイナス評価に繋がるので、自分が成長した過程を伝えましょう。

この記事では、就活で嘘をつくリスクやゼミ不参加の適切な答え方、入ってないことが不利にならない理由を紹介します。

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目 次

就活で「ゼミに入っている」と嘘をつく・話を盛るリスク

就活でゼミに入っていないにもかかわらず「入っている」と述べたり、活動や研究結果を誇張して述べたりと、嘘の内容を話すのは避けるべき。

嘘をついても、採用担当者は長年の経験から学生が嘘をついていることを見抜きます。

ゼミに関する内容で嘘をついてることがバレてしまえば、選考結果に大きく影響します。もし、バレずに内定を得たとしても、入社後に嘘が明らかになれば何らかの処分を受けることに。

選考で好印象を与えたいから、と安易に嘘を吐くことは、選考結果に大きな影響を及ぼしかねません。

面接での嘘はバレる可能性が高い

面接でついた嘘や盛った話は、バレる可能性が高いです。面接官は、就活生の話し方、目の動きなどの細かい挙動を、とても注意深く観察しています。

そのため、言動の違和感で嘘がバレてしまう可能性は多分に考えられるでしょう。

また、態度では表れなくても、深堀りして質問されたとき、具体的な内容が出てこなかったり、話が薄かったりすると、話の信憑性を疑われてしまいます。ほかにも、別のエピソードとの矛盾などから嘘が露呈する場合も考えられるでしょう。

以上のことから、嘘はどこかのタイミングで確実にバレると考え、必ず控えましょう。

嘘がバレると大幅なイメージダウンになる

もし面接官に嘘がバレてしまったら、大幅なイメージダウンに繋がります。企業側は、嘘をついたり話を大幅に盛ったりする人を、自社の社員として迎え入れません。

嘘の内容によっては、選考突破が難しくなる恐れもあるでしょう。先述のように、嘘はバレる可能性が高いです。仮に内定後にバレた場合、内定取り消しになる可能性もあるので、必ず自分の本当の経験を正直に話しましょう。

就活で嘘をつくリスクについては、「就活で嘘をつくのはNG?人事にバレる理由とリスク」も参考にしてください。

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ゼミ不参加でも就活で不利にならない理由

ゼミに入っていないことは、必ずしも就活で不利になるとは限りません。ゼミに限らず、サークルやアルバイト、部活に関しても同様です。

企業が「活動そのもの」を重視しない詳しい理由を確認しましょう。

企業は「成し遂げた過程」を知りたい

面接中に、ゼミやサークルなどの学生時代の経験を聞く企業は多いです。どんなことに打ち込み、どういった経験を経て現在の価値観を得たかという過程を知るためといえるでしょう。

ゼミでの研究内容やエピソードを聞かれたとしても、活動そのものを重要視しているわけではありません。企業はゼミ活動を通し、学生がどんな役割を担い、経験から何を学んだのかを知るために質問しています。

成し遂げた結果の過程や、自分の学びを伝えられるエピソードがあれば、ゼミに入っていなくてもマイナスにはならないでしょう。

企業の求める人物像をアピールできれば問題ない

企業は就活生に学生時代のエピソードを聞くことで、ニーズに合致した人物像であるか確かめています。

企業の風土や経営方針に順応していける人物だとアピールできれば、ゼミの経験がなくても問題ありません。

就活でアピールすべきポイントについては、「就活はありのままの自分をアピールしてOK?面接官の視点をチェック」も参考にしてください。

【例外】専門職を志望する理系の場合不利になることもある

専門職を希望している理系学生であれば、入社時にある程度スキルや経験が必要になることもあります。

研究内容や専門知識の有無について聞かれることもあるため、好印象を与えるならゼミに入っているほうが有利な場合もあるでしょう。

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就活でゼミに入っていない理由の答え方

面接でゼミに入っているか聞かれた場合は、嘘をつかず正直に答えましょう。ゼミに入っていない理由を聞かれた際のポイントをまとめたので、質問に答える際の参考にしてください。

面接でスムーズに回答するためには、自己分析をしっかり行う必要があります。自分を理解するための自己分析については、「今すぐ実行できる!自分を深く知るための自己分析法」も参考にしてください。

明確な答えを用意する

ゼミに入っていない理由を聞かれた際、「なんとなく」や「面倒くさかった」など、主体性のない答えをしてしまうと、社会人の資質を疑われてしまいます。

マイナス評価を防ぐためにも、ゼミに入らなかった理由は明確に述べましょう。

「入りたいゼミに落ちてしまった」といったネガティブなものではなく、「ゼミ以上に自分を高めてくれる活動に取り組んだ」など、ポジティブで意欲的な内容を心がけると好印象を与えられます。

別の時間に費やしたことを説明する

ゼミではなく、別の活動に学生生活を費やしたことを詳しく説明しましょう。自分の意思で選択し、やるべきことを全うしていた事実が伝わるよう、具体的に述べるのがポイントです。

「長期インターンシップ」や「部活動」などのゼミと同様に深い学びを伝えられるものであればなおいいでしょう。

自分が成長した過程をアピールする

ゼミ以外の活動に時間を費やしたことを伝えたら、その経験で自分がどう成長したかアピールすることが大切です。

企業に入社後の活躍を想起させるよう、就いた役職や成果などを具体的に述べましょう。企業ニーズにマッチした人物像を意識することが高評価のポイントです。

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就活で嘘をつかずに印象に残るエピソードの伝え方3選

「自分にはこれといって印象深いエピソードがない」という方も、伝え方次第では採用担当者に響くエピソードになり得ます。

大切なことは、話を誇張するのではなく、磨き上げること。内容は地味でも構いません。惹きつけるストーリーを意識したエピソードで、好印象を狙いましょう。

エピソードを上手に伝える方法は、「どう伝えればいい?就活で聞かれる、自分のエピソード」も参考にしてください。

1.冒頭(結論)で惹きつける

冒頭の結論で、「話の詳細が知りたい」と、面接官の興味を惹くような内容を述べましょう。

たとえば、「私は失敗することが怖くありません」「私の個性は、個性がないところです」など。相手の「なぜ?」「どうして?」を引き出せるような、印象深い冒頭になるよう工夫しましょう。

2.エピソードでオリジナリティを出す

エピソードの語り方で、オリジナリティを発揮しましょう。どれだけ些細な話だとしても、自分の経験は自分にしか語ることができません。

感じたことや語り口などを工夫し、ともすれば平凡になってしまうエピソードを、「自分にしか語れない大切なエピソード」に昇華させましょう。

3.今後の目標に重きを置く

現時点でアピールできるエピソードや経験を持っていない方は、これからの目標に重きを置いて話しましょう。志望企業の展望をふまえ、入社後に自分が成し遂げたいことを、現実的な範囲で伝えます。

企業の理念や風土への視点が、他学生に比べて独特・個性的であれば印象に残る可能性もあがるでしょう。ただし、あまりに個性的すぎる内容はマイナスに働く恐れもあるので、加減に注意してください。

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就活で大切なのは何をしたかでなく過程

面接で大切なのは経験そのものではなく、学びや価値観を得るまでの過程です。

自分が何を選択し、どのような役割を担い成長していったのか、という主体性をアピールすることで、ゼミに入っていなくても十分高評価を狙えるでしょう。自分の経験に自信を持って面接に臨むことが大切です。

深い自己分析を行うために大切な自分史については、「就活を乗り切る!自己分析と自分史の作り方」も参考にしてください。

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就活で「ゼミに入っている」と嘘をつくか悩んでいるあなたへ

就活で嘘を付かずに、上手に対策したい場合は、新卒支援のキャリアチケットを利用してみてください。

キャリアチケットでは、ES(エントリーシート)や面接、業界研究や自己分析など、選考対策のサポートを行います。一人では難しい模擬面接やグループディスカッションがテーマの就活セミナーを開催することも。

また、ご自身の適性に合う企業の求人のご提案も可能です。選考を通過し、内定がほしい就活生は、ぜひ一度ご相談ください!

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就活でゼミについての話題に関するよくある質問

就活でよく聞かれる、ゼミに関するよくある質問を紹介します。

Q. 就活でゼミに入っていると嘘をついたらバレる?

A. バレます。面接官は多くの学生の選考を行ってきているため、経験から相手が嘘をついてるかどうか見抜きます。ゼミだけでなく、就活で嘘をつくことは避けましょう。ゼミに入っていない場合やゼミ単位を落としてしまった場合は、別の話題で自分のアピールポイントを見つけることをおすすめします。

ゼミ以外で学生時代に頑張ったことについては、「特別な経験は不要?「学生時代に力を入れたこと」の伝え方」も参考にしてください。

Q. 就活でゼミに入ってない理由を聞かれたらどうする?

A. 明確な答えを用意し、続いて他に頑張ったことや成長した過程を伝えましょう。ゼミ以外で頑張りたいことがあった状況を伝えられると、ゼミに入っていない明確な理由や行動が証明できるのでおすすめです。

就活における困難な状況を伝える方法は、「「困難を乗り越えた経験」の書き方とは?回答のポイントを例文つきで解説」も参考にしてください。

Q. ゼミの単位を落としてしまったが、採用基準に影響する?

A. ゼミの単位を落としてしまっても、卒業に影響がなければ問題ありません。自己アピールでは「単位は落としてしまったがこの経験から◯◯を得た」など失敗談として活用するか、他の話題を出すようにしましょう。

自己PRの書き方については、「新卒の自己PRの書き方は?評価されるポイントと業界・職種別の例文をあわせて解説」も参考にしてください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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