「ガクチカがない…」は勘違い!見つからない時の対処法や7つの例文を紹介

このページのまとめ

  • ガクチカがないときは頑張ったことを書き出したり家族に聞いてみたりする
  • どうしてもガクチカが見つからないときはアルバイトや趣味の経験から作る
  • ガクチカがないときでも嘘の内容をアピールするのはNG

「ガクチカがない…」は勘違い!見つからない時の対処法や7つの例文を紹介のイメージ

「ガクチカがないときはどうする?」「どのような内容であれば内定につながるアピールができる?」など、悩んでいる就活生も多いのではないでしょうか。そのような学生の場合、特別な経験がないとガクチカは作れないと勘違いしている可能性があります。

この記事では「ガクチカがない」と悩んでしまった際の対処法や見つけ方を解説します。例文を交えてガクチカの作り方・伝え方も紹介しているので、考える際の参考にしてください。

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目 次

「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)がない」は勘違い

ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)は、エントリーシートや面接で頻出する質問項目です。就活生のなかには「学生時代に力を入れた経験やエピソードがない」と悩む人も大勢いるでしょう。そのような人は、ガクチカについて大きな勘違いをしている可能性があります。

ガクチカというと学業やサークル活動など「学校内のエピソードであるべき」と考える人も多いですが、アルバイトやインターンといった学外の活動を紹介しても構いません。趣味や挨拶など、日常の行動・習慣からでもガクチカは作れます。

また、「学生時代に頑張ったこと=長期間取り組んだこと」という考えも大きな勘違いの一つです。さらに挙げるなら、学生時代とは大学時代に限定されるわけでもありません。

想像している以上にガクチカの種は多いため、エピソード選びの視野を広げることが大切です。ガクチカの基本的な概要を知りたい人は「ガクチカとは?作成方法や例文を徹底解説」もあわせてご確認ください。

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ガクチカがないときの見つけ方5選

ガクチカが見つからないと困っている場合は、直近1年を振り返ったり、日記を読み返したりするのがおすすめです。

ガクチカがないときの具体的な見つけ方を5つ紹介するので、ぜひ参考にしてください。

直近1年で頑張ったことを書き出す

ガクチカがないときは大学時代、特に直近1年で頑張った経験を書き出してみましょう。あまり深く考えず、思いついたエピソードをとにかく書き出すのがおすすめです。

また、どうしても頑張った経験が思いつかない場合は、起床から就寝まで1日の流れから探すのもよいでしょう。1日の流れを思い起こし、日常的に行っている習慣をリスト化することで、生活のなかで意識して力を入れている取り組みが見えてきます。

なお、頑張ったことや習慣を書き出す際は、箇条書きを使うのがおすすめ。最後に箇条書きした内容を見比べて、ガクチカに採用するエピソードを選定してください。

日記やブログを読み返して探す

ガクチカが見つからない場合は、日記やブログを読み返してみるのもおすすめです。忘れていたエピソードも、日記などを見れば思い出せる可能性があります。SNSを頻繁に更新している人は、自分の投稿をチェックしてみるのもよいでしょう。

何気ない活動のなかに、ガクチカを作成するためのヒントが隠れているケースもあるため、自分が残した記録を手当たり次第探ってみてください。

アルバイトでの経験を振り返る

アルバイトの経験から嬉しかったことや、苦労したことなどの振り返りが大切です。特に、成長した経験やエピソードはガクチカにつながるでしょう。

例えば、アルバイトで「はじめは緊張して表情が硬かったが、先輩にアドバイスをもらって笑顔で接客できるようになった」「笑顔で接客するように心がけたら、常連客が増えた」など、ちょっとした経験がガクチカの素材になります。

ただし、アルバイトをガクチカにする就活生は多いので、差別化できるエピソードを選ぶように心がけましょう。ガクチカでアルバイト経験をアピールする方法については、「ガクチカでアルバイト経験をアピールする方法は?仕事別に例文も解説」を参考にしてください。

勉強面での取り組みを振り返る

ガクチカが見つからない場合は、ゼミや研究活動など、勉強面を振り返るのもおすすめです。問題に直面したり、課題を解決したりした場面を重点的に探してみると、ガクチカに使えそうなエピソードがすんなり見つかる可能性もあります。

自分では些細だと思うエピソードでも、伝え方次第で評価されます。まずは書き出してみて、ガクチカに活かせそうか考えてみてください。

家族や友人に聞いてみる

ガクチカがないと思ったら家族や友人に聞いてみるのもおすすめです。自分では普通に思っていた出来事が、実は評価される可能性もあるでしょう。

例えば、「5年間、毎朝5キロ走っている」とします。自分にとっては当たり前でも、「継続して物事に取り組める」とアピールできる内容です。自分のイメージと周りが受ける印象は異なる場合も多いので、家族や友人など第三者の意見も参考にしてみてください。

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ガクチカがないと落ち込む前に知りたい企業の評価ポイント4選

ガクチカがないと落ち込む前に、企業が評価しているポイントを知りましょう。ガクチカがないと悩む人に多いのが「この経験だと評価されない」と勘違いしているケースです。

ここでは、企業がガクチカで評価している4つのポイントを解説します。評価につながるポイントを参考に、魅力が伝わるガクチカのエピソードを探してみましょう。

どのような経験をしているか

企業はガクチカを通して、就活生がどのような経験をしているかを見ています。経験の内容が、自社の仕事で活かせるか判断するためです。

例えば、部活動に取り組み、チームワークを学んだ就活生がいたとします。チームワークが必要な仕事が多い企業であれば、その就活生は活躍が期待できるでしょう。

また、珍しい活動や優れた成果・実績など、インパクトの強いエピソードを伝えるのも効果的な方法です。ただし、どれだけインパクトの強いエピソードでも、学びや入社後の業務と結びつかなければ、企業からの高評価は望めません。

採用担当者はガクチカを通して、自社で就活生が活躍できるかをイメージしているため、企業が求める人物像にあわせて、アピールを考える必要があります。

企業が求める人物像を知るためには、企業研究を行いましょう。「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事もぜひ参考にしてください。

物事にどのように取り組んでいるか

企業はガクチカを通して、物事への取り組み方を見ています。特に、以下のような項目が重視されるので、その点をアピールできるエピソードを選定しましょう。

・どのような課題に直面したか
・課題に対してどのように考えたか
・経験を通してどのような学びを得たか

入社後の業務でも、課題に直面するケースはよくあります。その場合に、課題を乗り越える力があるか判断するためにも、ガクチカが重視されていることを意識しましょう。

モチベーションがあがるポイントはどこか

ガクチカでは、モチベーションがあがるポイントも見られています。なぜなら、仕事のなかで高いパフォーマンスを発揮するにはモチベーションが重要だからです。

入社前に社員のモチベーションがあがるポイントを把握できれば、自社の環境との親和性やどのようなサポートが必要なのかが事前にわかります。

ただし、モチベーションがあがるポイント次第では企業側がサポートできないケースもあるため、ミスマッチを事前に回避する意味でもガクチカの内容を確認したいのです。

わかりやすく伝えられているか

エピソードや経験をわかりやすく伝えられているかという点も、ガクチカを通して判断されているポイントです。

業界や職種にかかわらず、社会人には物事をわかりやすく、簡潔に伝える能力が求められます。ガクチカでうまくアピールできれば、情報伝達に必要なコミュニケーション能力が備わっていると判断されるでしょう。

当たり前ですが、採用担当者はあなたのエピソードを初めて聞きます。初対面の人でも伝わるように、話の内容や伝え方を工夫してください。

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ガクチカを考える際に気をつけたい5つの注意点

ここでは、ガクチカを考える際に気をつけたい5つの注意点を紹介します。採用担当者がどのような印象を持つかを意識して、効果的なアピールを行いましょう。

嘘をつかずに正直に書く

ガクチカに嘘や大袈裟なエピソードを掲載するのは控えてください。「ほかの就活生と差別化したい」「ガクチカが思いつかない」などを理由にごまかしても、結果につながらないケースがほとんどです。

嘘のガクチカを書いてしまうと面接で深掘りされた際、具体的に回答できません。多くの就活生を見てきた採用担当者には見破られてしまう可能性が高いため、実際に経験した等身大のエピソードを伝えましょう。

ガクチカが思いつかない場合は、自己分析が足りていない可能性も考えられます。「【就活生向け】自己分析のやり方を解説!内定に近づく活用方法とは」を参考に、自己分析を実施してください。

娯楽や遊びなどの内容は避ける

娯楽や遊びなどの内容をガクチカにするのは控えましょう。

遊びのエピソードをアピールしても、「入社後のイメージがわきにくい」「プライベートと仕事の区別がついていない」など、悪い印象を与える可能性があります。特に、ギャンブルやナンパなど、世間的によいイメージのない経験は記載しないでください。

なお、ガクチカの王道的なテーマは、以下のような活動です。

・学業
・部活動やサークル
・アルバイト

趣味の内容でもアピールできる場合はありますが、伝え方は工夫しましょう。

趣味をアピールする場合の伝え方は、「ガクチカに趣味はあり?アピールポイントの書き方や例文をご紹介」で解説しています。どのような趣味であれば問題ないかも含めて、確認しておきましょう。

できれば大学時代のエピソードを用意する

ガクチカのエピソードは、必ずしも大学時代のものにこだわる必要はありません。ただし、エピソードの候補が複数あり、そのなかに大学時代のものが含まれている場合は優先的に使用しましょう。

ガクチカのエピソードが古いと、「大学時代は何もしてこなかったの?」という印象を与えてしまう可能性があります。なかには、大学時代の活動に限定して質問する企業もあるため、最低1つは大学時代のエピソードを用意しておくのがおすすめです。

作成する時期にもよりますが、大学時代のエピソードであればこれから作ることもできます。アルバイトや趣味など、身近な取り組みからガクチカの素材を用意しましょう。

他人を落として自分の価値を上げる表現は避ける

ガクチカでは、他人の評価を落として自分の価値を上げる表現は避けるべきです。具体的には「同期の△△はできない仕事を任された」「チームメンバーの△△よりも高い成績を記録した」などといった表現が挙げられます。

たしかに能力や成果を伝えるうえで相対的な比較はわかりやすいですが、誰かを落として自分の優秀さをアピールするのは、気持ちのよい表現とはいえません。

「同期メンバーのなかで1番の売り上げを記録した」「大会参加者△△名のなかで1位だった」など、全体のなかでの位置付けをアピールするのは問題ありません。むしろ、成果や実績を具体的に伝えられる表現なので、積極的に取り入れていきましょう。

自己PRと区別する

ガクチカと自己PRの内容は区別が必要です。まったく同じ内容を書いてしまうと、「質問の意図を理解していない」と思われるので注意しましょう。

自己PRは「自分の強みや長所」をアピールする場面です。自己分析を行い、自分の特徴を見つけておきましょう。一方、ガクチカの場合は「頑張った物事」がメインです。質問の意図が違うので、混同しないようにしてください。

ただし、表現方法や切り取るポイントを変えれば、使用するエピソードは同じでも構いません。ガクチカと自己PRの内容に共通点があると一貫性が生まれ、高評価を得られる可能性もあるため、同じエピソードのアピールポイントや切り取り方を変えて紹介するのがおすすめです。

自己PRについては、「自己PRってなに?答え方のコツや注意点を例文付きで解説」の記事で詳しく解説しています。

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ガクチカが本当にない!エピソードを作る方法

どれだけ探してもガクチカが見つからない場合は、「アルバイトを始める」「インターンシップに参加する」など、新たなエピソードを作るための活動を始めましょう。

ガクチカのエピソードを作るのにおすすめな5つの活動を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

アルバイトを始める

ガクチカが見つからない場合、アルバイトを始めるのがおすすめです。アルバイトを通して成長できた経験や、苦労した経験がアピールにつながります。

アルバイトはどのような職種でも大丈夫ですが、応募する企業と親和性が高い業種だと、高評価を期待できます。また、自分が苦手な業種にあえてチャレンジしてみて、困難を乗り越えたエピソードとして紹介するのもよいでしょう。

課外活動に参加する

ガクチカを探すために、課外活動に参加する方法もあります。サークルやゼミではなく、幅広い年代が集まる活動がおすすめです。

課外活動には価値観や考え方の違う人が多くいます。そのなかで、1つの目標に向かって協力する経験は、ガクチカで高評価につながる経験になるでしょう。

インターンシップに参加する

インターンシップに参加し、仕事の経験を通して学びを得るのもおすすめです。特に、自分に足りないスキルを実感し、克服できたエピソードを伝えられると評価につながりやすくなります。

なお、インターンシップに参加する際は、長期のものがおすすめ。短期のインターンシップは業務を体験できないケースが多く、ガクチカでのアピールが難しくなります。インターンシップについては、「インターンシップとは何か?特徴や選び方などをご紹介!」も参考にしてください。多くの就活生が参加しているので、まずは調べてみましょう。

資格取得を目指す

資格取得を目指し、その経験をガクチカにする方法もあります。勉強の過程を伝えるだけでなく、結果的に資格を取得できれば、就活でのアピールにつながる実績となるでしょう。

資格を取得するためには、受験までに勉強の計画を立て、実践しなければなりません。その過程を具体的に伝えることで、継続的に努力できる姿勢や向上心の強さをアピールできます。

なお、就活生へのおすすめの資格は、「就職に有利な資格11選!取得するときの注意点も解説」で紹介しています。どの資格を取得するか悩んでいる場合は、参考にしてください。

趣味に目標を設定する

趣味に目標を設定して、達成するまでの過程をガクチカとして紹介するのもおすすめです。

例えば、スポーツが趣味であれば大会での優勝、旅行が趣味であれば日本一周など、具体的な目標を設定しましょう。そのうえで、活動の過程や困難を乗り越えた経験を伝えられれば、企業からの高評価が期待できるガクチカに仕上がります。

趣味をテーマにしたガクチカは、ほかの就活生と被りにくい点がメリットです。アルバイトやサークル活動など、ありきたりなテーマのガクチカより採用担当者の印象に残りやすいため、差別化を図りたい学生にもおすすめです。

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ガクチカをうまく伝えられない…効果的な伝え方のコツ

ここでは、ガクチカがうまく伝えられないときに、実施したい伝え方を解説します。面接はもちろん、エントリーシートに書く場合にも使える効果的な伝え方を4つのステップで紹介するので、ぜひ参考にしてください。

「力を入れたこと」から伝える

始めに結論となる「学生時代に力を入れたこと」から伝えましょう。例えば、「私は飲食店のアルバイトに力を入れました」「私はサッカー部の部活動を頑張りました」などのように伝えます。

前置きがあると内容が伝わりにくく「結局なにが伝えたいのかわからない」といったマイナスの印象を与えかねません。結論ファーストは、ガクチカや自己PRなど就活のなかだけでなく、社会人における情報伝達の基本なので、しっかり身につけておきましょう。

力を入れた理由を伝える

次に、力を入れた理由を伝えます。「なぜ、その出来事を頑張ったのか」といった動機やきっかけを具体的に伝えてください。

ガクチカのエピソードでは、結果だけではなく過程も重視されています。そのため、ただ単純に「全国大会で優勝しました」と伝えても、採用担当者が質問した意図を汲み取れていません。

「苦手を克服するために努力した」「チームメイトと勝利するために全力を尽くした」のように、自分の考え方や人柄が伝わるような理由をわかりやすく伝えましょう。

具体的なエピソードを伝える

力を入れた出来事から、具体的なエピソードを伝えてください。エピソードの伝え方によって、ガクチカの評価が変わります。

特に意識したいのは、「どのような課題があり、どう取り組んだか」という点です。課題解決に向けての姿勢は注目されている部分なので、できるだけ具体的に示すようにしましょう。

エピソードがうまく思いつかない場合は、「就活で自分のエピソードはどう伝える?伝え方のコツや注意点を解説」も参考にしてください。自己分析を行い、過去の出来事を整理しておくのも大切です。

経験を通して得た学びを伝える

最後に、経験を通して得た学びを伝えましょう。具体的には成長したスキルや能力、価値観の変化などがあてはまります。

また、ガクチカを通して得たスキルや、能力を業務のなかでどのように活かすかという点も伝えてください。入社後の活躍をイメージしやすくなるため、企業からの評価アップにつながります。志望企業の仕事内容を事前に調べておき、関連する能力をアピールしましょう。

ガクチカの書き方や面接官の印象に残る方法について詳しく知りたい人は、「ガクチカの書き方って?面接官の印象に残る方法を就活アドバイザーが伝授」もあわせてご確認ください。

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ガクチカが思いつかないときに参考にしたい7つの例文

ここでは、ガクチカの例文を紹介します。ガクチカが思いつかない場合は、参考にしてみるのもおすすめです。

ただし、例文をそのまま使用しても就活では評価されません。自己分析を行い、自分なりのガクチカを完成させましょう。

ガクチカの例文1.アルバイト(塾講師)

私が学生時代に力を入れたことは、塾講師のアルバイトです。生徒の合格だけではなく、「一人ひとりの気持ちに寄り添う」ことを目標に指導を行いました。

一人ひとりに寄り添おうと意識するようになったのは、生徒の一人が「勉強がつらいから志望校のランクを下げる」と言ったのがきっかけです。

その生徒は志望校のレベルに届いていたため、勉強ができないこと以外に悩みがあるのではないかと思いました。そこで、「なぜ勉強がつらいと思うのか」を詳しく聞いてみると、「どうしても数学の△△が理解できず、この分野の知識が必要な大学への進学が不安になった」と悩みを打ち明けてくれました。

また、「ただ公式に当てはめただけで理解はしていないから、テストで得点できてもうれしくないし不安が募る」とも教えてくれました。私はテストの点数ばかりを気にして、生徒が本当に内容を理解できているか、知識を得たり点数が上がったりすることに喜びを感じているのかを見てこなかったと気づいたのです。

それからは、生徒一人ひとりの状況を知るために、会話の頻度を増やしました。交流が増えたことで、生徒たちの悩みを把握でき、より的確な指導ができました。その結果、私が担当した生徒の志望大学の合格率は、前年と比べて10%アップしました。志望大学を変えるか悩んでいた生徒も苦手分野を克服し、無事第一志望の大学に合格できました。

この経験を活かし、入社後はチームメンバーとのコミュニケーションを大切にし、本質的な課題解決に臨みたいと思います。

ガクチカの例文2.課外活動

私が学生時代に力を入れていたことは、課外活動です。具体的には、学校のボランティアサークルでの活動に取り組んでいました。地域の清掃活動やフードバンクへのボランティア参加など、社会貢献活動に積極的に参加しました。

この取り組みを始めた動機は、幅広い人と関わりながら自己成長を図りたいという思いからです。

ある日の清掃活動では、学校周辺の公園を1日かけてキレイにしました。汗だくになりながらも、仲間たちと協力してゴミの回収や草むしりを行いました。その結果、公園は一段と美しくなり、地域の方々からも感謝の言葉をいただきました。この経験を通じて、地域の美化に関わることの重要性と、チームワークの大切さを学びました。

また、フードバンクでのボランティア活動では、食品の仕分けや配達を行いました。困っている人々への支援活動に携わるなかで、自分の持つ恵まれた環境に感謝しつつ、人々の困難を少しでも軽減できる存在になりたいという思いが強くなりました。

これらの課外活動を通じて、社会の一員としての自覚や責任感を培いました。人々と協力し、助け合いの精神を大切にする姿勢を持ち続け、入社後も貴社に貢献できる存在となりたいと思っています。

ガクチカの例文3.インターンシップ

私が学生時代に力を入れていたことは、インターンシップです。

大学の夏休みに、IT企業での長期インターンシップに参加しました。私がインターンシップに参加した動機は、授業だけでは得られない経験を通じて、実際の業務フローやビジネスマナーを学びたかったからです。

具体的には、プロジェクトチームの一員として、新しいシステムの開発に関わりました。最初は未経験の領域でしたが、チームメンバーや上司のサポートを受けながら、一つひとつのタスクに取り組んでいきました。その結果、システムの設計やプログラミングについての知識を習得し、プロジェクトの成功に貢献できました。

また、社内でのプレゼンテーションやミーティングにも積極的に参加できたことで、自己表現力やプレゼンテーションスキルが高まったと実感しています。この経験を通じて、チームでのコミュニケーションやプロジェクト管理能力も向上させることができました。

私のインターンシップ経験は、企業での実践的な経験を通じて、自身の成長と将来のキャリアに大きな影響を与えました。入社後も真摯に学び、新たな挑戦に積極的に取り組みたいと思っています。

ガクチカの例文4.資格取得

私が学生時代に力を入れていたことは、資格取得です。具体的には、TOEICに取り組んでいました。TOEICは私が将来海外で働くために必要なスキルだと考え、努力を重ねました。

毎日のようにリスニング・リーディングの問題集に取り組み、模擬試験も積極的に受けました。一度目の模擬試験では目標点数を達成できませんでしたが、その結果を受けて自分の弱点を分析し、徹底的に対策を練り直しました。

二度目の模擬試験では目標点数を達成でき、自信を持って本番に臨めました。この経験を通じて、目標達成のためには努力と計画性が必要であることを学びました。

粘り強さと向上心を持ち目標に向かって努力を続ける姿勢を私の強みとして、貴社の業務のなかで活かしていきたいと思っています。

ガクチカの例文5.趣味(筋トレ)

私が学生時代に力を入れていたことは、趣味の筋トレです。私は健康と自己成長の両面を追求するために、日頃から筋力を鍛えることに取り組んでいます。

初めは身体の健康維持のために、気軽な気持ちで筋トレを始めたのがきっかけです。デスクワーク中心の学生生活では運動不足になりやすく、体力の低下を感じていました。筋トレを始めた結果、日常生活のなかで姿勢をよくし、身体のバランスを整える効果を強く実感しました。

また、筋トレによって自己成長を図りたいという意欲もありました。自分の限界に挑戦することで持っている力を最大限引き出し、成果を感じられる筋トレは、私にとって非常に魅力的な活動でした。

筋トレは私にとって、自己管理や目標達成への意欲を高める機会となりました。筋トレを通じて、身につけた物事に取り組む姿勢や根気強さを貴社への貢献に活かしたいと考えています。

ガクチカの例文6.趣味(読書)

私が学生時代に力を入れていたことは、趣味の読書です。

物心ついた頃から読書が好きで、大学時代も時間を見つけては様々なジャンルの本を読んできました。小説やビジネス書、自己啓発書など、幅広い分野の本に触れることで、知識や視野を広げられたたと考えています。

特に印象に残っているのは、ある小説の主人公の苦悩や成長を通じて、自分自身の人間性や考え方について深く考えるきっかけとなったことです。その経験から、本を通じてほかの人の様々な人生や考え方に触れることの重要性を実感しました。

読書は私の知識の基盤を築くだけでなく、洞察力を養い、論理的な思考を育むという面でも大きな影響を与えました。これからも積極的に読書を続けながら、成長を続けていくとともに、培った知見を貴社の業務のなかで活かしていきたいと考えています。

ガクチカの例文7.挨拶

私が学生時代に力を入れていたことは、挨拶です。私は常に明るく笑顔で他人と接することを心がけ、挨拶を欠かさず行いました。挨拶は私にとって大切なコミュニケーションの一翼であり、相手への敬意や思いやりを示す手段でした。

なぜ私が挨拶に力を入れたのかというと、初めての出会いや新しい環境において、挨拶を通じて自己紹介やコミュニケーションを円滑にできると感じたからです。

大学のサークル活動やアルバイト先では、毎日異なる人と接する機会がありました。自己紹介や丁寧な挨拶によって、ほかのメンバーやお客様との距離感を縮め、信頼関係を築けたと思います。

挨拶を通じて人々とのコミュニケーションの基盤を築き、積極的な対応ができるようになったことは、私の人間関係やビジネススキルの成長に大きく寄与しました。入社後も挨拶を通じて、お客様や社員の方々に心地よさや安心感を与えることを心がけ、良好な関係性を築いていきたいと考えています。

ガクチカの例文については、「ガクチカの例文を紹介!書き方の考え方や人事の評価基準も解説」でも紹介しているので、あわせてご確認ください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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