ガクチカがない!5つの対処法と作成時の注意点を解説

このページのまとめ

  • ガクチカは「学生時代に力を入れたこと」を略した言葉
  • ガクチカがないときは、この一年間で頑張ったことを書き出そう
  • ガクチカが思いつかない場合、家族や友人に聞いてみるのも1つの手
  • ガクチカでは第三者を批判しないよう注意しよう
  • ガクチカは結論→具体的なエピソード→抱負という流れで伝える

エントリーシート(ES)や面接で聞かれる「ガクチカ」について、「全然思いつかない…」と悩む就活生もいるでしょう。 企業はガクチカから応募者の物事に取り組む姿勢を見ているので、「華やかな結果がないと低評価」というわけではありません。
このコラムでは、ガクチカがないときの対処法や効果的に伝えるコツを解説。ガクチカで印象アップを図れるよう、作成時の心得を押さえましょう。

ガクチカとは?


ガクチカは、「学生時代に力を入れたこと」を略した言葉です。就活の際、「学生時代に力を入れたことを教えてください」「学生時代に頑張ったことは何ですか」という質問は定番となっています。

ガクチカでは「過程」を見られている

ガクチカの質問で採用担当者が着目しているのは、「実績」ではなく「過程」です。
ガクチカではリーダー経験や大会での優勝といった華やかな内容が求められていると考え、「自分にはアピールできる出来事がない…」と思う就活生もいるでしょう。
しかし、就活の選考は「応募者の能力や人柄が企業とマッチしているか」を判断する場です。自分にとっては小さな出来事のように思えても、応募先企業の仕事内容や社風に合う内容であれば、好印象につながる可能性があります。

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ガクチカがないときの5つの対処法


ガクチカに華やかさがいらないとはいえ、「学生時代に打ち込んだことは何もない…」と考える就活生もいるでしょう。
ガクチカがないときの対処法を5つご紹介するので、参考にしてください。

1.この一年間で頑張ったことを書き出す

直近一年間を目安に、自分が「頑張った」と思える出来事を書き出しましょう。頑張ったことは箇条書きで記し、なるべく多く書き出すのがポイントです。
箇条書きした内容から、特に頑張ったと思う出来事をピックアップし、ガクチカを作れそうか考えてみてください。

2.日記やブログを読み返す

学生時代に印象的な出来事が起こったとしても、月日が経てば思い出す機会は減ってしまうもの。過去に頑張ったことがあっても、忘れてしまう場合があるでしょう。
日記やブログを書いている人は、ガクチカに活かせる内容を探すために、読み直してみてください。日記やブログに具体的な出来事が書かれていなくても、そのときの状況を思い出すことで、ガクチカ作成のヒントとなる可能性があります。

3.家族や友人に聞いてみる

自分では特に頑張っていたつもりはないものの、第三者から見ると「なかなかできない」と思うことを実践している場合があります。
たとえば、「5年間、毎朝5キロ走っている」という内容。自分にとっては当たり前でも、ガクチカとして伝えれば「継続的に物事に取り組める人」という印象を与えられます。

4.アルバイト経験を振り返る

学生時代にアルバイトをしていた人は、苦労したことやうれしかった場面がないか振り返ってみましょう。たとえば接客のアルバイトをしていたなら、「はじめは緊張して表情が硬かったが、先輩にアドバイスをもらい、接客スキルを上げられた」「笑顔で接客することを心がけたら、常連客が増えた」といった出来事がガクチカとして活用できます。

5.勉強面での取り組みを振り返る

「ガクチカで取り上げるほど勉強は頑張っていない…」という就活生も、ゼミの発表会や研究活動などを振り返ってみると、問題に直面したり課題を解決したりした場面があるはずです。自分では些細だと思う出来事でも、まずは書き出してガクチカに活かせそうか考えてみてください。

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ガクチカを考えるときの4つの注意点


ガクチカを考える際は、以下の4点に注意しましょう。

1.娯楽に関する内容は避ける

ゲームやギャンブル、漫画といった娯楽に関する内容をガクチカで取り上げるのは避けてください。娯楽関連の内容で継続力や忍耐力をアピールしたとしても、「プライベートと仕事のメリハリをつけられるのか」「入社後の姿をイメージしづらい」と思われる恐れがあります。

2.第三者を批判しない

ガクチカで課題解決した場面を伝える際、「アルバイト先の上司が横柄な態度をとる人だったので」と批判的な内容を述べるのは避けましょう。第三者を責める内容を伝えると、「入社してから自社の悪口を言うのでは」と不安要素を与えてしまいます。

3.嘘をつかない

「ほかの就活生と差別化したいから」「ガクチカが思いつかないから」と嘘の内容を伝えるのはやめましょう。嘘をつくと、深堀りされた際に回答が矛盾したり答えに詰まったりして不信感を与えてしまいます。

4.ガクチカと自己PRを区別する

自己PRとガクチカの回答内容が同じだと、「質問の意図を理解していない」と捉えられてしまいます。ガクチカは物事への向き合い方を示し、自己PRは自分のアピールポイントを伝える質問であることを念頭に置きましょう。

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ガクチカの伝え方


ガクチカは、伝え方次第で印象や評価が変わります。自分の魅力を効果的にアピールするためにも、ガクチカを伝える際の流れを押さえておきましょう。

ガクチカの流れ

ガクチカは、以下の流れで具体的なエピソードや入社後の抱負を伝えるのがポイントです。

1.「◯◯を頑張りました」と結論から述べる
2.頑張った理由を、具体的なエピソードを添えて説明する
3.取り組む中でどのような課題や目標があったのかを述べる
4.課題や目標に対して、自分が考えたことやとった行動を伝える
5.成果や学んだこと、入社後にどう活かせるかを伝える

上記の流れでガクチカを伝えれば、「物事を整理して相手に伝えられる」「裏付けとなる根拠があり説得力がある」と高評価を得られるでしょう。

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ガクチカの例文


ここでは、塾講師のアルバイトをテーマにしたガクチカの例文をご紹介します。

ガクチカの例文

私は塾講師のアルバイトで、生徒の合格と「一人ひとりの気持ちに寄り添うこと」を目指して指導を行いました。一人ひとりに寄り添うことを意識するようになったのは、生徒の一人が「勉強がつらいから志望校のランクを下げる」と言ったのがきっかけです。
その生徒は第一志望の大学のレベルに届いていたので、なぜ勉強がつらいと思うのかを詳しく聞きました。すると、「どうしても数学の◯◯が理解できず、この分野の知識が必要な大学への進学が不安になった」と悩みを打ち明けてくれました。
彼はこの分野のテストで十分な点を取っていたのですが、「ただ公式に当てはめただけで理解はしていないから、テストで得点できてもうれしくないし不安が募る」とのことでした。それまで私はテストの点数ばかりを気にして、生徒が本当に理解してテストに臨んでいるのか、知識を得たり点数が上がったりすることに喜びを感じているのかを見てこなかったと気づいたのです。
それからは、生徒一人ひとりの状況を知るために、会話の頻度を増やしました。交流が増えたことで、生徒たちの悩みを把握でき、より的確な指導ができました。その結果、私が担当した生徒の志望大学の合格率は、前年と比べて◯%アップしました。志望大学を変えるか悩んでいた生徒も、苦手分野を克服し、無事第一志望の大学に合格できました。
この経験を活かし、入社後はチームメンバーとのコミュニケーションを大切にし、本質的な課題解決に臨みたいと思います。

上記のガクチカの例文は参考程度に留め、自分の言葉で伝えることを心がけましょう。
 

 

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