就活できないのは甘えじゃない!やる気が出ないときの対処法を解説

このページのまとめ

  • 就活できないのは甘えではない
  • 就活できないのが甘えだと感じたら休むのが大事
  • 就活できないと自分を責めずに周りに相談するのも重要

就活できないのは甘えじゃない!やる気が出ないときの対処法を解説のイメージ

「就活ができないのは甘え?」「就活できないときにはどうしたらいい?」と不安を抱えている就活生もいるでしょう。就活はストレスを受けやすく、就活できないと悩んでしまう人も多くいます。自分を責めずに、まずはゆっくりと休みましょう。

この記事では、「就活できないのは甘え」と感じてしまったときの対処法を紹介します。しんどいときには無理せず、周囲に頼るのも重要です。

就活には悩みがつきものです。就活の悩みの種類別の解消法について知りたい方は「就活がうまくいかないときはどうすればいい?就活中の悩みを乗り越える秘訣まとめ!」も参考にしてください。

25卒の就活について相談したい

   
目 次

就活できないのは甘えではない

就活ができていない自分に対し、「甘えているのかもしれない」と落ち込んでしまうときもあるでしょう。しかし、就活できないのは、甘えではありません。

就活は自分の将来を決める出来事であり、不安があるのは当然です。努力したからこそ、精神的に疲れて動けなくなる場合もあるでしょう。

「就活できない」と思ってしまった場合には、なぜ就活ができないか考え、悩みの原因を解消することが大切です。ゆっくりと休みながらも、自分の気持ちと向き合ってください。

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就活できないのは甘え?と思ってしまう方へのキャリアアドバイザーのアドバイス

まずは、就活が辛いと感じている自分を責めずに受け入れてあげましょう。就活に疲れたら、休んでも大丈夫です。ただし、休む際は必ず期間を決めてください。期間を決めないとずるずると伸びてしまい、かえって焦る結果になりかねないからです。

就活を再開するときには、何が辛かったのか心の整理から始めてみてください。

【例】
・選考に落ち続けてしまった→落ちてしまう原因を考える
・タスクが多過ぎる→本当にやるべきことだけを残す
・緊張で精神的につらい→緊張と付き合う方法ややわらげる方法を考える
 

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就活できないと思ってしまう理由

「就活ができない」と感じてしまう理由には、「不採用が続いて自信がなくなる」「精神的に疲れている」などが挙げられます。

ここでは、就活ができないと思うときによくある理由を紹介するので、気持ちを整理するためにも、自分にあてはまるか考えてみてください。

不採用が続いて自信がない

就活で不採用が続くと、自信がなくなり「就活できない」と考えてしまいます。選考に落ちると、自分が否定された気持ちになり、メンタルにも影響が出やすいからです。

就活は試験とは違い、明確な正解がありません。努力しても内定がもらえない場合、「どうしていいかわからない」と身動きが取れなくなってしまうこともあります。自分の方向性を見失った結果、就活できないと悩んでしまうのはよくあるケースです。

精神的に疲れている

精神的に疲れてくると、ネガティブに考えてしまいます。気力がなくなり、「もう就活できない」と思うケースも多いでしょう。

また、就活は忙しく、ストレスもたまりがちです。眠れない、食欲がないなどの不調が起きる場合もあります。肉体的にも精神的にも疲労し、就活できない場合もあるため、ゆっくりと休むように心がけましょう。

周りと比較してしまう

周りと必要以上に比較してしまうと、就活できないと落ち込んでしまいがちです。たとえば、「自分だけが内定を獲得できていない」と悩むケースもあるでしょう。

就活を行う際は、自分のペースで進めるのが重要です。しかし、友人とどうしても比べてしまうのは避けられません。結果がうまくいっていない場合には、周りと比較してネガティブになり、自分には就活が無理だと考えてしまうようになります。

就職したい企業が見つからない

就職したい企業が見つからず、就活できないと考える場合もあるでしょう。志望企業が見つからなければ、エントリーできないため選考にも参加できません。

就職したい企業が見つからない場合には、自己分析や企業研究を行ってみましょう。まずは情報を集めるところからスタートします。就活できないのは甘えではなく、情報不足で動けないだけなので安心してください。

企業研究の方法は、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」で解説しています。

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就活できないときの対処法

就活できないと感じる場合は、休んだり、相談したりしてリフレッシュしましょう。就活に疲れてしまった時の2つの対処法を紹介するので、参考にしてください。

思い切って就活を休む

どうしても就活できないと感じたら、思い切って就活を休みましょう。ネガティブな状態で就活を続けても、うまくいきません。「自信をもってアピールできない」「笑顔で明るく話せない」など、選考に影響が出るからです。

就活せずに休むのは不安かもしれませんが、回復するまで休むようにしてください。長期間休むのに抵抗がある場合には、「毎週日曜日は休みにする」「週に2日は休む」などのように、休日を設けるのも効果的です。

リフレッシュする方法については、「就活に疲れたときの対処法とは?リフレッシュの方法をご紹介!」も参考にしてください。

友達や家族に相談する

悩みや不安を抱えたら、友達や家族に相談しましょう。話を聞いてもらうだけでも、気分が軽くなります。1人で抱え込まずに、相談してください。

家族や友人に話しにくい場合には、大学のキャリアセンターや就活エージェントに相談する方法もあります。悩みの相談はもちろん、就活のアドバイスももらえるためおすすめです。

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就活のやる気が出たら取り組むべきこと

休んだり相談したりしてやる気が出たら、自己分析や面接対策など、就活を再開しましょう。

ここでは、就活のやる気が出たら取り組みたいことを紹介します。人それぞれ就活の進捗は違うため、不十分だと思うものに取り組んでください。

自己分析

就活をはじめるためには、自己分析が必須です。「就職したい企業がなくて就活できない」と悩んでいる場合には、自己分析から始めましょう。

また、不採用が続く場合にも、自己分析が不十分かもしれません。自分の強みが明確にできているか、就活の軸が決まっているかなど見直してみましょう。

自己分析の方法については、「【就活生向け】自己分析のやり方を解説!内定に近づく活用方法とは」を参考にしてください。

業界研究

業界研究を行い、どのような業界を中心にエントリーするか考えるのも大切です。自分にあった企業選びを行うためにも、必ず実施してください。

志望業界がわからない場合には、業界研究セミナーに参加してみましょう。興味のある業界はもちろん、あまり知らない業界も調べるのをおすすめします。さまざまな業界の情報を知り、比較を行えば、自分の進みたい道が見えるようになるでしょう。

企業説明会への参加

業界がある程度決まれば、企業説明会に参加します。社員の方の話を聞き、自分にあう企業かどうか確かめてみましょう。

企業説明会では、社員の方に質問できる機会もあります。「なぜこの企業にしたのか」「どうやって企業を選んだのか」など、質問するのもおすすめです。多くの人の話を聞いてみると、不安や悩みの解消につながります。

エントリーシートや履歴書の準備

内定獲得に向けて、エントリーシートや履歴書の準備も欠かせません。特に、自己PRや志望動機に力を入れましょう。

内定獲得につながらない理由に、自己PRや志望動機が上手く伝わっていない場合も考えられます。不採用が続いて悩んでいる場合には、特に見直してみましょう。

面接対策

書類の準備ができたら、面接対策も重要です。面接時の態度を見直したり、自己PRなどを伝えられるように準備しましょう。

また、面接でよくある質問に対して、回答を用意するのも大切です。次のような質問をよく聞かれるため、準備してください。

・志望動機
・自己PR
・長所と短所
・学生時代に力を入れたこと

また、逆質問と呼ばれる、「最後に何か質問はありますか?」もよくある質問です。質問内容から意欲を見られている場合もあるため、「特にありません」は避けましょう。企業のWebサイトを見たり、企業説明会で感じたりした疑問を用意しておくのがポイントです。

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就活しなかった場合でも実現できる選択肢

どうしても就職できないと思う場合、就職浪人や就職留年など、別の選択肢もあります。厚生労働省の「令和4年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)を公表します(p2)」によると、令和4年3月に大学を卒業した人のうち、就職者の割合は72.9%でした。

この調査から、約3割の学生が、就職以外の選択をしているとわかります。ここでは、就職しない場合に、どのような選択肢があるのかを解説するので参考にしてください。

引用元:厚生労働省「令和4年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)を公表します(p2)

就職浪人

就職浪人とは、大学を卒業したあとも、就活を続ける人を指します。時間が多くあるため、じっくりと考えて就活できる点がメリットです。就活を経験していれば、初めての経験ではないため、精神的にも余裕を持ちやすいでしょう。

就職浪人の注意点は、新卒枠で就活がしにくい点です。企業によっては、既卒扱いになります。また、就職浪人をした理由を聞かれる場合も多く、マイナスに思われないようにアピールしなければなりません。なぜ就職浪人をしたか理由を明確にし、前向きに答えられるようにしましょう。

就職留年

就職留年とは、大学を卒業せずに、留年して就活を行う方法です。就活できないのであれば、留年してゆっくりと休み、再度チャレンジしてもいいでしょう。

就職留年の場合、新卒扱いで就職できるメリットがあります。「就活に向けて準備したい」「将来を決める時間がほしい」などと考える場合には、就職留年の選択肢もあると覚えておきましょう。

就職留年のメリット・デメリットについては、「就職留年は正直不利?メリット・デメリットや失敗しないやり方も解説」で詳しく解説しているので参考にしてください。

フリーター

フリーターとは、アルバイトのように、正社員以外の雇用形態で働く人を指します。将来の夢を叶えるために、一旦フリーターでお金を稼ぐケースです。

フリーターは時間を自由に使いやすく、仕事と夢を両立するのに向いている点が特徴です。また、具体的になりたい職業や就きたい仕事がなく、フリーターで働きながらじっくりと考える人にも向いています。

進学

大学院などに進学し、より深く勉強する方法も選択肢の1つです。大学院の場合、学部卒よりも選べる選択肢が増えるケースもあるため覚えておきましょう。

また、大学卒業と同様に、新卒で働ける点もメリットです。

フリーランス

「就活はできない。でも働きたい」と考える場合には、フリーランスも選択肢に挙がります。フリーランスとは、企業に属さずに、直接契約をして仕事を行う人です。就活をしなくても、仕事さえもらえれば収入を得られるメリットがあります。

ただし、必要なスキルがなければ仕事を得られない点には注意しましょう。フリーランスで働ける実力があるのかは、しっかりと考えなければなりません。

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今は就活ができてなくても頑張りたいあなたへ

「今は就活ができない。でもまた頑張りたい」と考える就活生もいるでしょう。そんなあなたにはキャリアチケットがおすすめ。

キャリアチケットは、内定獲得を目指す就活生をサポートする就活エージェントです。就活できないなどの悩みもぜひ相談してください。無料で相談でき、あなたの悩みに対してマンツーマンでサポートしています。今すぐの就活が難しくても大丈夫です。不安を解消するためにも、まずは相談してください。

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就活できないときによくある質問

就活ができないときに、よくある質問に回答します。

Q.就活ができなくなってしまうのはなぜ?

A.就活ができなくなってしまう理由には、「自信がなくなった」「疲れてしまった」「何をすればいいかわからない」などが挙げられます。自分の考えを見失ったり、元気がなくなったりしてしまうと、就活ができなくなるため注意してください。

Q.就活できないときにはどうしたらいい?

A.就活ができない場合には、まずはゆっくりと休みましょう。精神的に元気になるのが大切です。一旦就活から離れて、ゆっくり寝たり、趣味を楽しんだりしてください。誰かに相談して、不安を解消するのもおすすめです。

メンタルをうまく切り替える方法を「就活の選考で落ちたときのメンタル切替方法は?具体的な対策法もご紹介」で解説しているため、活用してください。

Q.就活できないときの相談先は?

A.就活ができないときには、家族や友人に相談してみましょう。悩みを正直に話せる人に相談してください。

もし、家族や友人に相談しにくい場合には、就活エージェントもおすすめです。就活のプロが、さまざまな悩みに寄り添います。就活ができないと困ったときには、キャリアチケットも活用してください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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