このページのまとめ
- OB・OG訪問の質問は仕事内容や社風など目的別に準備すると整理しやすい
- OB・OG訪問での質問数は1時間で5〜10個を目安に優先順位をつけておこう
- 質問リストはOB・OG訪問の2〜3日前までにメールで送るのがマナー
OB・OG訪問の質問として何を聞けば良いのか分からず、質問リストを作れずに悩んでいる就活生も多いでしょう。OB・OG訪問は、企業の本音や社員のリアルな声を直接聞ける貴重な機会です。
この記事では、目的別の質問例40選をはじめ、質問の準備手順や深い回答を引き出すコツを紹介します。また、NG質問や質問リストをメールで送る方法もまとめたので、ぜひご覧ください。
無料で相談!失敗しない企業選びを知りたい
- OB・OG訪問とは
- OB・OG訪問で質問することの重要性
- OB・OG訪問の質問リスト40選
- 仕事内容に関する質問例
- 社風・職場の実情に関する質問例
- キャリアに関する質問例
- ワークライフバランスに関する質問例
- 業界に関する質問例
- 就活の進め方に関する質問例
- OB・OG訪問の質問を準備する4ステップ
- 1.訪問の目的を明確にする
- 2.企業について入念に調べておく
- 3.知りたいことをリストアップする
- 4.質問の優先順位をつける
- OB・OG訪問で深い回答を引き出す3つのコツ
- 1.はい・いいえ以外で答えられる質問をする
- 2.具体的な質問をする
- 3.自分なりの仮説を持って質問する
- OB・OG訪問で避けるべきNG質問
- 公式サイトで調べれば分かる質問
- 年収など個人的でデリケートな質問
- ネガティブな内容に偏った質問
- 意図や目的が分かりにくい質問
- OB・OG訪問の質問リストの送り方
- 質問リストは事前に送るのが基本
- 質問リストは訪問の2〜3日前までに送る
- 質問リストは件名と本文を簡潔にまとめて送る
- OB・OG訪問の当日と訪問後のマナー
- 態度や言葉遣いに配慮する
- 当日は10分前には着いておく
- 訪問後にはお礼のメールを送る
- OB・OG訪問の質問内容に悩んでいる就活生へ
- OB・OG訪問での質問に悩んでいる方によくある質問
- Q.OB・OG訪問で質問が尽きたらどうする?
- Q.オンラインのOB・OG訪問でもリストは送る?
- Q.OB・OG訪問中にメモを取っても良い?
- Q.退職した先輩にOB・OG訪問をしてもOK?
OB・OG訪問とは
OB・OG訪問とは、就職活動中の学生が志望する企業や業界で実際に働いている大学などの卒業生(OB・OG)を訪ねて、仕事内容や企業の雰囲気などについて話を聞く活動のことです。
一部の企業では、OB・OG訪問が選考の一環として扱われることがあり、学生の質問内容が評価対象になる場合もあります。
OB・OG訪問は、単なる情報収集の場と思われがちですが、企業側は質問内容や取り組む姿勢から学生の志望度やビジネス感覚を見ている側面もあるようです。特に総合商社・外資系・コンサルなどではその傾向が強いといえます。
たとえば、「その業界で働くうえで求められるスキルは何ですか?」など具体的な視点を持った質問ができる学生は、OB・OGから「志望度が高い」と評価されやすくなることもあるでしょう。一方で、「特に質問はありません」といった態度はマイナスに働く可能性もあります。
このように、質問は評価に影響することがあるため、OB・OG訪問は選考のつもりで挑む意識が必要です。
「OGとOBの違いは?OB・OG訪問をするメリットとマナーを解説!」の記事でも、OB・OG訪問について解説しているので、ぜひご覧ください。
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OB・OG訪問で質問することの重要性
OB・OG訪問において質問が重要な理由は、質問の質によって得られる情報の深さが変わるためです。
たとえば、何も準備せずに訪問すると、表面的な話しか聞けず、自分の就活にも企業選びにも活かしきれません。逆に、深い質問をすれば、志望動機につながるリアルな企業の中身が見えてきます。
実際に、マイナビキャリアリサーチLabの調査によると、OB・OG訪問をした理由は「働くイメージを具体的にしたいから(46.1%)」が最多でした。次いで「面接で話せる材料になるから(38.7%)」「志望動機の材料にしたいから(38.2%)」が続いています。
| OB・OG訪問をした理由 | 割合 |
|---|---|
| 働くイメージを具体的にしたいから | 46.1% |
| 面接で話せる材料になるから | 38.7% |
| 志望動機の材料にしたいから | 38.2% |
| 入社の判断材料としたいから | 34.5% |
| 事前に準備をしておきたいから | 27.8% |
参照:マイナビキャリアリサーチLab「マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査5月<就職活動・進路決定>【図8】OB・OG訪問をしようと思った理由」
OB・OG訪問で得た情報を、選考に活かそうとする学生も多いといえるでしょう。
また、せっかく時間を取ってもらってOB・OG訪問をしても、曖昧な質問や浅い質問では、表面的な答えしか返ってこないことも。相手が「この学生はよく考えているな」と感じる質問をすれば、自然と深い話を聞けるでしょう。
具体的には、「仕事のやりがいはなんですか?」という質問では抽象的な答えになりがちです。一歩踏み込んで、「入社1年目で最も成長を感じた瞬間はどんなときでしたか?」と聞けば、より具体的で実感のこもった話が引き出せる可能性が高まります。
質の高い質問は、企業理解を深めるだけでなく、選考で「この会社のことをしっかり理解している」というアピールにもつながるもの。だからこそ、質問準備は情報を引き出すための武器として、しっかり磨いておきましょう。
「就活で行うOB訪問とは?そのメリットと訪問時の注意点」の記事では、OB訪問について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
参照元
マイナビキャリアリサーチLab
2027年卒 大学生キャリア意向調査5月<学生のOB・OG訪問経験>
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OB・OG訪問の質問リスト40選
OB・OG訪問の質問は、知りたい情報ごとに分けて考えると整理しやすくなります。ここでは、仕事内容や社風、キャリアなど6つの目的別に、合計40個の質問例をまとめました。参考にしつつ、あなたが知りたいと思う質問を考えてみてください。
仕事内容に関する質問例
実務に携わる先輩の話を聞くことで、仕事内容の詳細を把握できます。入社した場合にどのような仕事をすることになるか、具体的なビジョンをイメージできるでしょう。また、業務に関する詳細な情報は、他社との比較材料にもなります。
入社後のギャップに悩まないためにも、仕事のやりがいだけでなく大変な点、辛い点も聞いておきましょう。ただ、感じ方には個人差があるので、具体的にどの部分をやりがいと感じるのか、重ねて質問するのがおすすめです。
【質問の例】
・1日の仕事の流れを教えてください
・サイトの「業務内容」に「△△」とありましたが、具体的にはどんな仕事内容ですか?
・入社後、どのように仕事を教えてもらいましたか?
・やりがいはどんなときに感じますか?
・仕事をしていて大変だと感じるときはどんなときですか?
・どんな人が御社に向いていると思いますか?
・どういったときに残業が発生しますか?
・残業時間はどれくらいですか?
・将来的に叶えたい目標や夢は何ですか?
社風・職場の実情に関する質問例
会社の雰囲気や働く社員の人柄などは、OB・OG訪問をしたからこそ把握できる情報です。
実際に働く社員のリアルな感想、会社の実態を知ることができます。社内の雰囲気や人間関係についてなど、説明会では聞きにくいことをリサーチすると良いでしょう。
【質問の例】
・御社の強みと弱みはそれぞれ何だと思いますか?
・社内はどんな雰囲気ですか?
・同期や先輩、上司とはどんなふうに関わっていますか?
・社内で尊敬している方はどんな人ですか?
・若手が活躍できる風土でしょうか?
・御社で社員の行動や判断の基準となっている価値観やモットーは何ですか?
・育休や産休に対する温度感を教えてください
・昇給や昇格の仕組みについて教えてください
・転属や転勤はどのように決められていますか?
・「入社して良かった」と感じる瞬間を教えてください
キャリアに関する質問例
OB・OG訪問では、実際に働いている先輩社会人から、キャリアプランについての具体的なアドバイスを得ることができます。その企業や業界でのキャリアパスを知ることは、自身の将来を考えるうえで貴重な機会となるでしょう。
会社を選ぶ際は、希望のキャリアを叶えられるかどうかもチェックする必要があります。OB・OG訪問を利用し、今後のキャリアについての質問もしてみましょう。
【質問の例】
・入社後、どのようなステップで経験を積んでいかれたのですか?
・将来、達成したいと思っている個人的な目標や、夢があれば教えてください
・これまでのキャリアの中で最も苦労した経験と、それをどのように乗り越えたかを教えてください
・御社で働くことで、特にどのような能力や考え方が身についたと感じますか?
ワークライフバランスに関する質問例
仕事以外の生活について聞くことで、ワークライフバランスが保てる職場なのか確認できます。
仕事を頑張るためにもプライベートの充実は大切です。社会人になったときの具体的なライフスタイルをイメージするためにも、OB・OG訪問で尋ねてみましょう。
ワークライフバランスは役職や子どもの有無によって変わるので、比較的年齢が近いOB・OGに質問すれば、入社後の自分に近い働き方を知ることが可能です。
【質問の例】
・終業後はどのように過ごしていますか?
・普段、休日はどのように過ごしていますか?
・長期休暇の過ごし方について教えてください
・有給休暇はどれくらい消化できていますか?
・有給休暇は取りやすい雰囲気ですか?
・仕事以外のプライベートで力を入れていることは何ですか?
業界に関する質問例
OB・OG訪問では、業界の実態や将来性について、生の声を聞くことができます。就職活動中の学生にとって、業界研究は必須ですが、Webサイトや書籍だけでは見えてこない現場の実情を知れるのはメリットです。
【質問の例】
・この業界特有の、働くうえで知っておくべき特別なルールや常識はありますか?
・業界の中で、御社が「ここが他社より強い」と感じる点はどこですか?
・御社のビジネスは、お客さまとどのような流れで進んでいくことが多いですか?
・この業界はこれから先、どのように変わっていくと思いますか?
・この業界で働くうえで新入社員が入社前に持っておくと良いことを教えてください
就活の進め方に関する質問例
OB・OGは就活を経験し、無事に内定を獲得して入社した人です。自己分析や企業選び、内定獲得までの道のりなど、就活に関する質問をして、成功者にノウハウを教えてもらいましょう。
先輩が働く企業の選考を受ける人は、先輩がその企業に入社した理由を聞くのがおすすめです。
【質問の例】
・就活でやっておくと良いことはありますか?
・入社を決めた理由は何ですか?
・どのように企業選びを進めていましたか?
・履歴書やエントリーシートを作成するときに気を付けていたことは何ですか?
・面接対策には何をしていましたか?
・今日の自分の振る舞いで、改善すべき点があれば教えてください
ほかにも質問例を知りたい方は、「OB・OG訪問とは?意味からメリット・流れ・質問例まで就活生向けに解説」の記事をチェックしてみてください。
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OB・OG訪問の質問を準備する4ステップ

ここでは、OB・OG訪問に向けて準備する際の手順を紹介します。ポイントを押さえて準備し、OB・OG訪問を有意義なものにしましょう。
1.訪問の目的を明確にする
質問を考える前に、OB・OG訪問で何を明らかにしたいのか、訪問の目的を決めておきましょう。業界について幅広く知りたい段階なのか、志望企業の選考を控えて働き方を確かめたい段階なのかによって、優先して聞くべき質問は変わります。
また、質問の背景を考えることで、その場の会話の流れに応じた柔軟な質問も可能になります。相手の回答から新たな疑問が生まれた場合も、自分の関心事や目的が明確であれば、その場で適切な質問を投げかけられるでしょう。
2.企業について入念に調べておく
OB・OG訪問をする際は、必ず事前に先輩が働く業界や企業についての情報収集をしておきましょう。しっかり調べておけば、既出情報を質問してしまうこともありません。また、すでに出ている情報をさらに深掘りするような、一歩踏み込んだ質問ができます。
企業研究については「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就活成功を目指そう」、業界や職種研究については「業界・企業・職種の研究はなぜ重要?就活を効率的に進めるための基礎知識」をご覧ください。
3.知りたいことをリストアップする
事前に調べた情報を踏まえて考えた質問を、リストアップしてまとめましょう。リストを用意しておけば、当日スムーズに質疑応答を進めることが可能です。
質問を進めるなかで、追加で確認すべき項目や聞く必要がなくなる事項が生じる場合もあります。そのため、質問は多めに用意しておきましょう。
4.質問の優先順位をつける
質問の優先順位をあらかじめ決めておいてください。
質問できる時間が少なかったり、先輩に急遽外せない用事ができたりする可能性もあります。必ず聞きたいと思っている情報は逃さず質問できるように、優先順位をつけて先に聞いておきましょう。
目安時間によって質問数を調整する
質問数は、訪問時間に合わせて調整するのがポイントです。目安は「1時間あたり5問程度」、さらに予備で10問ほど用意しておくと安心でしょう。
1つの質問を深掘りしてリアルな話を引き出すには、ある程度の時間がかかるもの。多くの質問を投げかけて表面的に終わってしまうと、本質的な情報が得られません。また、時間が足りずに「本当に聞きたかったことを聞けなかった」と後悔する場合もあります。
たとえば、1時間のOB・OG訪問で、1問につき10分と考えると、深く聞けるのは5問ほど。30分程度の短い訪問であれば、深く聞けるのは3問ほどと考えておきましょう。ただし、会話の流れによって時間配分が変わる可能性もあるため、最低でも10問はリスト化しておくのがおすすめです。
OB・OG訪問で深い話を聞き出すには、数より質が重要といえます。時間を意識したうえで、深掘りできる質問とその優先順位を整理しておくことで、内容の濃い訪問になるでしょう。
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OB・OG訪問で深い回答を引き出す3つのコツ
OB・OG訪問を価値のある時間にするためには、事前の質問準備と質問の仕方が重要です。ここでは、質問の質を高めて、深い話を引き出すためのコツを解説します。
1.はい・いいえ以外で答えられる質問をする
OB・OG訪問では、「はい」「いいえ」で答えられる質問は避け、相手の考えや経験を引き出せる質問をすることが重要です。
「はい」「いいえ」で答えられるクローズドクエスチョンは会話が広がりづらく、せっかくの訪問時間で得られる情報が限られてしまいます。深い話を引き出すためには、相手が自由に話せる質問であるオープンクエスチョンを意識しましょう。
- NG例「今の仕事に満足していますか?」
- OK例「今の仕事で、最もやりがいを感じるのはどんな瞬間ですか?」
質問を作るときは、「なぜ」「どんな」「どのように」といった疑問詞を盛り込むことを意識すると、オープンクエスチョンを考えやすくなります。
2.具体的な質問をする
OB・OG訪問で深い情報を引き出すには、質問の具体性が欠かせません。抽象的な質問では、相手も抽象的な答えしかできず、表面的な話で終わってしまいます。
多くの学生は「御社の社風は?」などの質問をしてしまいますが、これはあまりにも漠然としており、社員も採用ページに載っているような言葉でしか返答できません。その結果、せっかくの訪問の価値が薄れてしまいます。
質問は「採用ページの表現を深掘りする」「比較対象を入れる」など、具体的にするとリアルな情報を引き出せるでしょう。
3.自分なりの仮説を持って質問する
OB・OG訪問でより深い情報を得たいなら、質問に対して自分なりの回答を用意すると効果的です。自分の考えを持たずに質問をすると、回答を受け取って終わってしまいがち。しかし、事前に「こういう答えが返ってくるだろう」と予測しておけば、そのギャップをもとに自然な深掘りができ、会話が広がります。
あらかじめ自分の考えがある質問は、会話のなかで軸を持たせてくれるでしょう。逆に予想と違う答えが返ってきたときこそ、深掘りのチャンスです。OB・OG訪問では、答えを知るのではなく、答えの理由を探ることが大事。そのためにも、事前に「こういう答えが返ってくるかも」という仮説を立てておきましょう。
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OB・OG訪問で避けるべきNG質問
OB・OGの方は貴重な時間を割いて訪問に応じてくれています。OB・OG訪問では、相手が答えにくい質問や、準備不足と受け取られる質問は避けましょう。
公式サイトで調べれば分かる質問
企業の公式Webサイトやパンフレットにすでに載っているような内容を質問するのはやめましょう。既出の情報を質問してしまうと、「事前準備不足だ」「やる気がないのでは?」と思われてしまう恐れがあるためです。
すでに公開されている情報を踏まえたうえで、「自分はどう考えたか」という仮説や、現場のリアルな働き方について尋ねるのが良いでしょう。意欲や深い企業理解が伝わり、OB・OGへの好印象につながります。
年収など個人的でデリケートな質問
年収やボーナスの金額を直接尋ねるのは避けましょう。「仕事への熱意よりも条件目当てなのでは?」と受け取られ、不躾で利己的な印象を与えてしまう恐れがあります。
給与は成果や評価によって異なるため、金額そのものではなく「どのような成果が評価に直結するのか」「昇給の基準や仕組み」といった質問に言い換えましょう。評価体制への関心を示すことで、入社後の貢献意欲や成長意欲として前向きに伝わります。
ネガティブな内容に偏った質問
「退職者は多いですか?」「休職や異動は可能ですか?」など、OB・OG訪問でネガティブな質問をし過ぎると、「本当にこの会社に入りたいの?」とマイナスの印象を与える可能性があるため注意が必要です。
離職率や早期退職などネガティブな話題は、入社後のミスマッチを防ぐために重要な情報ですが、聞き過ぎると相手の心象が悪くなり、訪問の目的がズレてしまいます。どうしても聞きたい場合はポジティブな印象になるよう意識した質問にしましょう。
【NG例】
「退職する人はどんな理由で辞めていくんですか?」
「正直、残業は毎月何時間くらいありますか?」
単に「離職率はどれくらいですか?」と聞くのは避けるのがポイントです。ポジティブな要素を含む質問にすることで、相手も話しやすくなり、建設的な会話ができるでしょう。
意図や目的が分かりにくい質問
質問をする際は、「なぜその質問をするのか」という意図や目的を相手に伝えることが大切です。意図が分かりにくい質問は、回答者が困ってしまう原因にもなります。
訪問先の社員は限られた時間で答えてくれています。質問の目的が伝わらなければ、相手はどの角度から答えれば良いか迷い、話がかみ合わなくなることもあるでしょう。
質問の背景や目的をひと言添えることで、相手も答えやすくなり、より有意義な情報を引き出せます。OB・OG訪問は「ただ聞く」だけでなく、「実際に働く人のリアルを知ること」が目的だと意識しましょう。
OB・OG訪問前に身につけておきたい基本的な社会人マナーについては「【新卒】社会人としての心構えとは?具体例10選と面接での答え方を紹介」の記事で紹介しているため、事前に確認しておいてください。
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OB・OG訪問の質問リストの送り方
OB・OG訪問の質問リストは、訪問前にメールで送っておくと当日の対話がスムーズになります。ここでは、質問リストを送るべき理由と送るタイミング、メールの書き方を紹介するので、OB・OG訪問を控えている方はぜひ参考にしてみてください。
質問リストは事前に送るのが基本
リストアップした質問は、あらかじめOB・OGの方にメールで送っておきましょう。
質問リストを事前に送らないと、OB・OGが回答の準備をできなかったり、時間配分の見通しを立てにくかったりします。当日の時間を有効活用するためにも、質問リストは送っておくよう心掛けましょう。
ただし、部活やゼミの先輩など気心の知れた相手から「質問リストはなくて大丈夫」と言われた場合は、無理に送る必要はありません。その場合も、聞きたいことを手元にまとめておくと安心です。
質問リストは訪問の2〜3日前までに送る
質問リストは、訪問日の2〜3日前までに送るのが目安です。業務外のメールを確認するタイミングは人それぞれなので、遅くとも前日までには届くようにしましょう。1週間以上前に送った場合は、当日までに内容を忘れられてしまうこともあるため、前日にリマインドメールで改めて共有すると丁寧です。
前日に送るリマインドメールの書き方は、「リマインドメールの件名や内容は?就活でのメールマナー」の記事で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
質問リストは件名と本文を簡潔にまとめて送る
質問リストを送るメールは、件名だけで用件が分かるようにし、本文は挨拶、訪問日時の確認、質問リストの順に簡潔にまとめます。質問は箇条書きにして優先度の高いものから並べると、相手も事前に目を通しやすくなるでしょう。
また、メールの最後に「当日の会話の流れで質問させていただく場合もある」と添えておくと、リスト以外の質問もしやすくなります。
質問リストを送るメールの例文
質問リストを送る際の例文を紹介します。
質問リストのメール例文
件名:【質問リストのご送付】●月●日のOB訪問について(〇〇大学 就活太郎)
本文:
株式会社〇〇
〇〇部 〇〇様
お世話になっております。
〇〇大学の就活太郎です。
この度は、●月●日のOB訪問にてお時間をいただき、誠にありがとうございます。当日お会いできることを大変楽しみにしております。
つきましては、当日お伺いしたい内容をまとめましたので、事前に送付いたします。お時間のある際にご確認いただけますと幸いです。
【質問リスト】
・入社を決めた最大の理由
・現在の具体的な業務内容と1日のスケジュール
・業務の中で最もやりがいを感じたエピソード
・入社前後で感じたギャップや、社風について
・入社までに身につけておくべきスキルや心構え
※上記以外にも、お話の流れのなかで質問させていただく場合もございますが、ご了承いただけますと幸いです。
お忙しいところ恐縮ですが、当日は何卒よろしくお願いいたします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〇〇大学〇〇学部〇〇学科3年
就活太郎(しゅうかつたろう)
TEL:090-0000-0000
E-mail:tarou.syukatsu@××××.co.jp
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OB・OG訪問の当日と訪問後のマナー
OB・OG訪問の当日は、相手が貴重な時間を割いてくれていることを意識し、選考と同じ気持ちで臨みましょう。ここでは、当日の振る舞いと訪問後の対応で押さえておきたいマナーを紹介します。
態度や言葉遣いに配慮する
OB・OG訪問をする前に、失礼のない態度や丁寧な言葉遣いを身につけておきましょう。
たとえ訪問相手が部活やゼミの先輩、顔見知りであっても、相手は社会人です。OB・OG訪問を選考の一部と捉え、時間厳守や敬語、服装などに気を配り、マナーを守って接してください。
OB・OG訪問時の服装で悩んでいる方は「OB・OG訪問の服装は?スーツと私服で悩んだときの判断基準を紹介!」の記事もあわせてチェックしてみてください。
当日は10分前には着いておく
社会人としての基本的なマナーとして、約束の時間より前に到着することは必須です。会場に10分前には到着するよう心掛けましょう。
早く到着しておくことで、緊張する心を落ち着かせられたり、身だしなみの最終チェックができたりします。また、万が一の交通トラブルといった不測の事態にも対応できるでしょう。
特に初めて訪れる場所の場合は、道に迷う可能性も考慮して、さらに余裕をもって行動することをおすすめします。
訪問後にはお礼のメールを送る
OB・OG訪問が終わったら、できるだけ早くお礼のメールを送りましょう。
先輩社員は多忙な業務の合間で、あなたの就職活動のために貴重な時間を作ってくれています。お礼メールの有無が直接選考結果を左右することは稀ですが、時間を割いてくれた相手に感謝を伝えるのは社会人としての基本マナーです。
印象が薄れないうちに、訪問当日中、遅くとも翌日の午前中までには感謝の気持ちを送るようにしましょう。
OB・OG訪問後のお礼メールのマナーについて詳しく知りたい方は「OB訪問メールの書き方は?パターン別の例文と注意すべきポイントを解説」を参考にしてみてください。
お礼メールの例文
お礼メールは、以下の例文を参考にして作成してみましょう。
お礼メールの例文
件名:OB訪問のお礼(〇〇大学 就活太郎)
本文:
株式会社〇〇
〇〇部 〇〇様
本日OB訪問でお話を伺いました、〇〇大学の就活太郎です。
本日はお忙しいなか、私のために貴重なお時間を割いていただき誠にありがとうございました。
実際に働いていらっしゃる〇〇様のお話を伺い、●●業界の現状や貴社の魅力について、より具体的に理解を深めることができました。
特に、△△についてのお話は、今後の就職活動における重要な気づきとなりました。
本日お話しいただいた内容を、今後の就職活動にしっかりと活かしてまいります。
末筆ながら、貴社のますますのご発展と〇〇様のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〇〇大学〇〇学部〇〇学科3年
就活太郎(しゅうかつたろう)
TEL:090-0000-0000
E-mail:tarou.syukatsu@××××.co.jp
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OB・OG訪問の質問内容に悩んでいる就活生へ
OB・OG訪問は、就活生が企業のリアルを知る貴重なチャンスです。しかし、質問内容があいまいだったり、準備不足のまま臨んだりしてしまうと、有益な情報を引き出せず、時間だけが過ぎてしまうことも。具体的な質問によって、相手の本音や実体験を引き出せると、有意義な訪問につながるでしょう。
「そもそも何を聞けば良いか分からない」「どんな質問が自分に合っているか不安」という就活生も多いでしょう。質問が定まらない背景には、自分が企業に何を求めているのか、就活の軸がまだ整理できていないケースもあります。一人で考えても答えが出ないときは、就職エージェントに相談するのも一つの方法といえます。
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キャリアアドバイザーが、あなたの就活の軸や志望企業に合わせて、OB・OG訪問で確かめたいことを一緒に整理します。自己分析から企業紹介、面接対策まで一貫してサポートしているので、訪問で得た情報を選考準備にも活かせるのがメリットです。OB・OG訪問をただの雑談で終わらせないために、事前準備からサポートを受けて、納得のいく就活を進めましょう。
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OB・OG訪問での質問に悩んでいる方によくある質問
ここでは、OB・OG訪問での質問についてよくある質問と回答をまとめました。ぜひご覧ください。
OB・OG訪問で質問が尽きたらどうする?
相手が話した内容のなかから、気になった点を深掘りして質問しましょう。「先ほどの〇〇のお話について、もう少し詳しく伺えますか?」と聞けば、自然に会話を続けられます。
質問リストとは別に予備の質問を用意しておくと、時間が余ったときも慌てずに済むでしょう。
オンラインのOB・OG訪問でもリストは送る?
オンラインの場合も、対面と同じように質問リストを事前に送っておきましょう。画面越しでは対面以上に会話の間や空気感が掴みにくいため、事前に質問事項を共有しておくことでスムーズに進行できます。
また、先輩社員側も事前に回答やエピソードを整理できるため、30分〜1時間といった限られた接続時間を最大限に有効活用できるでしょう。
「準備が丁寧で熱意がある」という好印象を与えるきっかけにもなるため、訪問の2〜3日前を目安に、優先度の高い質問を3〜5個程度に絞ってメールで送付しておくのがおすすめです。
OB・OG訪問中にメモを取っても良い?
メモを取るのは問題ありません。最初に「メモを取らせていただいてもよろしいですか?」とひと言断ってから取ると丁寧です。
ただし、メモに集中し過ぎると相手の目を見て話を聞けなくなるため、要点だけを書き留めましょう。訪問後、記憶が新しいうちに内容を整理しておくと、志望動機や面接対策にも活かせます。
退職した先輩にOB・OG訪問をしてもOK?
退職した先輩に話を聞くのも一つの方法です。現職の社員とは違う客観的な視点から、会社の良い面も課題もバランス良く聞ける可能性があります。
ただし、聞いた内容を他言すると、名誉毀損など法的リスクが生じる場合もあるため、扱いには注意しましょう。また、退職から時間が経つと会社の状況が変わっていることもあるため、最新の実態は現職の社員にも確認するのがおすすめです。
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