公務員になりたい理由の書き方を解説!志望動機の例文付き

このページのまとめ

  • 公務員になりたい理由を聞かれるのは、公務員の役割と仕事内容を理解しているかを確認するため
  • 志望理由を伝える際は、関わりたい仕事を明確にし、自治体と自分の関係を説明できるようにすることが大切
  • 待遇面や安定性などを志望理由に挙げると、マイナスイメージに繋がりやすいので避ける

公務員を目指しているが、なりたい理由をうまく答えられないという人は少なくないでしょう。

当コラムでは、「面接官が何のために志望理由を聞くのか」「志望理由を考える時のポイント」「マイナス評価に繋がりやすい志望理由」を解説します。また、志望動機の例文を2パターン紹介しているので、こちらも参考にしつつ、ご自身で作成するときのヒントにしてみてください。

「公務員になりたい理由」を聞かれるのはなぜ?

まずは、面接官が何のために志望理由を聞くのかを把握しておきましょう。

公務員の役割を理解しているか確認するため

公務員は、顧客に対してサービスを提供する民間企業とは異なり、国全体あるいはそれぞれの自治体で、住民を支える仕事を行います。人々が安心して暮らしていけるよう、社会の基盤を支えるのが公務員の役割だからです。
公務員として働くなら、自分の利益のためではなく、社会全体の利益を考えて業務にあたらなければなりません。つまり、公務員を選ぶ上で重視されているのは、自分本位の理由ではなく、世のため人のために奉仕したいという理由であるということです。

仕事内容を理解しているか確認するため

一口に公務員と言っても、国家公務員と地方公務員の2つに大別できますし、いずれも数多くの職種があります。たとえば、国家公務員であれば、裁判所職員や国税専門官、労働基準監督官といった職種があり、地方公務員であれば、警察官や市役所職員はもちろん、土木などの技術職もあるでしょう。
そのため、どのような仕事がしたいという内容が志望動機に盛り込まれているか、その仕事は公務員にならないとできないものなのかがチェックされます。もし、仕事について全く触れていない場合は、「条件だけを見て公務員を目指している」と受け取られてしまうので注意しましょう。

 

「公務員になりたい理由」を考えるときのポイント

上記を踏まえた上で、どのように志望理由を伝えれば良いのかを解説します。

関わりたい仕事を明確にする

「公務員として活躍したい」という具体性に欠ける志望動機では、相手に熱意は伝わりません。「○○の仕事をしたい」「○○な社会を実現したい」といった、明確な意思を伝える必要があります。 そのためには、自己分析でなぜ自分は公務員になりたいのか、自分が公務員を目指すきっかけになった出来事はなにかを深堀りすることが大切です。同時に、公務員の仕事内容について詳しく調べ、理解を深めておくことも忘れないようにしましょう。

ただし、公務員は部署の異動が多い傾向にあるため、自分の主張は強すぎない程度に抑えておいたほうが無難です。また、面接で「希望の職種に就けなかったらどうするか」といった質問があるかもしれないので、それに対する回答も準備しておきましょう。

自治体と自分の関係を説明できるようにする

地方公務員を目指す場合、自治体と自分の関係を説明できるようにしておきましょう。特に、地元でも今住んでいる場所でもない自治体で公務員になりたいという場合は、「なぜその地域なのか」という疑問を持たれるので、必ず対策をしておかなければなりません。
「その自治体が独自に取り組んでいる内容と、自分が携わりたい取り組みの方向性が同じ」「小さい頃からよく訪れていた地域で愛着がある」など、具体的な理由を伝えて、説得力を持たせるようにしましょう。

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「公務員になりたい理由」、これを選ぶのは避けよう

公務員を目指す理由は人それぞれでしょう。しかし、以下のような理由を伝えると、マイナスイメージになってしまう可能性が高いので、避けたほうが無難です。

待遇面や安定性

公務員というと、「給与面、雇用面が安定している」「福利厚生が手厚い」など、待遇面のメリットが大きいイメージがあるでしょう。実際、待遇面が公務員を目指すきっかけだったという人もいるかもしれません。しかし、面接や志望動機でこのことを伝えると、評価が下がってしまう可能性があります。なぜなら、「待遇のことばかりで、仕事そのものに対するやる気を感じられない」「安定しているならどこでも良いのでは」と受け取られてしまう恐れがあるためです。

民間企業と比較したメリット

「民間は利益至上主義だが、公務員は公益のために働ける」といった、民間企業を落とすような言い方は印象がよくありません。志望動機以外であっても、こういった他を下げて応募先を持ち上げるような言い方は避けましょう。
その一方で、「民間と公務員の違い」について聞かれることもあります。その場合は、「どちらも価値を提供して給与を貰うことには変わりはない」としたうえで、「民間は顧客に対して役立つ商品やサービスを提供し、公務員は民間の活動がスムーズに行われるための支援をする」といった、役割の違いなどを答えるようにすると良いかもしれません。

 

「公務員になりたい理由」をもとにした志望動機の例文

志望動機の書き方に悩む人向けに、例文を2つご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

関わりたい仕事にフォーカスした例文

私は、○○市の子育て環境の整備に関わりたいと思い、公務員を志望しました。
子育て支援に興味を持ったのは、学生時代に子ども支援のボランティアに参加したのがきっかけです。そこで、支援を必要とする人の多さや、働きながら子育てをすることの難しさを目の当たりにし、子育て支援を行うことへの重要性を学びました。
○○市を選んだ理由としては、○○市は子育て世帯が多く、保護者および子ども同士の交流の場の提供に力を入れていることに魅力を感じたからです。
このような環境で、私は持ち前の「チャレンジ精神」を活かし、誰もが安心して子育てをできる街を作っていきたいと考えています。

自治体との関わりにフォーカスした例文

私は、○○市役所で、地域の皆様のお役に立てる仕事をしたいと考えています。
なぜなら、私は生まれてからずっと○○市に住んでおり、○○市のにぎやかで人情味あふれるところに愛着を感じているからです。
小さい頃から、地域の方には親切にしてもらい、お世話になることが多かったため、学生時代は積極的に地域の清掃活動やボランティアに参加して、地域の方の役に立つことを行ってきました。今後は、行政として、自身の「人の話をよく聞き、ニーズを汲み取る」という長所を活かしつつ、○○市を今以上に住みよい街にしていくことで、恩返しをしたいと思っています。


当コラムを読んで、自分が公務員になりたい理由を深く考えることができましたか。

公務員を目指す際に考えがちなのが、「公務員と民間企業どちらにするか」ということですが、これはあまり意味がありません。
なぜなら、就職する企業によってまったく条件が違ってくるのと同様に、公務員でも職種や部署などによって勤務条件が異なるためです。

漠然としたイメージだけで公務員を目指しているのだとしたら、「自分が何をしたいか」という基準で考え直してみるのも良いでしょう。
もし、「自分が何がしたいか分からない」という方は、就職エージェントを活用してみるのもおすすめです。

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