「自覚している性格」の書き方は?アピール要素別の例文15選を交えて解説

このページのまとめ

  • 企業は「自覚している性格」を質問して、自己分析ができているかを確認している
  • 「自覚している性格」を書く際は、長所と短所だけでなく改善方法を述べることが大切
  • 効果的なアピールのために、自覚している性格と企業の求める人材像を一致させよう

「自覚している性格」の書き方は?アピール要素別の例文15選を交えて解説のイメージ

「自覚している性格」を履歴書や面接で質問されて困った経験のある就活生は多いのではないでしょうか。企業からの評価を得るには、自己分析と企業の求める人材の把握が重要です。自分の経験を含めて、オリジナルの回答を目指しましょう。

この記事では「自覚している性格」を聞かれる理由やアピール要素の見つけ方、書き方のポイント、注意点などを解説します。性格別に15の例文もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

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目 次

「自覚している性格」とは?自己PRとの違いも解説

「自覚している性格」とは、自分自身で分析したありのままの気質や人柄を指します。企業はこの問いを通じて、学生が客観的に自分を理解しているか、自社の社風に馴染む人物かを確認しています。

自己PRとの違いは、目的の置き方です。自己PRでは企業に貢献できる強みをアピールしますが、自覚している性格は「どのような人間か」に焦点を当てます。また、長所が長所に限定されるのに対し、自覚している性格は短所も含めた自分の本質を伝えるニュアンスが含まれるものです。

能力の証明だけでなく、あなたという人間を等身大で表現しましょう。仕事への向き合い方が伝わる言葉を選ぶことが、評価を得るコツです。

自分の性格のアピールについては、「自己PRで使える性格一覧と例文14選!好印象を与えるポイントも解説」の記事で解説しています。

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就活で「自覚している性格」を聞かれる3つの理由

企業が就活生に自覚している性格を聞くのは、自己分析ができているかどうかや自社に合う人材かどうかを確認するためです。評価につながる「自覚している性格」を作成するためにも、企業側の意図を正しく理解しておきましょう。

ここでは、就活で「自覚している性格」について聞かれる理由を解説します。

1.自己分析ができているか確認したい

就活で企業が自覚している性格を聞くのは、就活生が自己分析できているかどうかを確かめるためです。自分の内面をしっかりと理解したうえで、納得感のある根拠をもって企業を選べているかどうかがチェックされています。

企業が就活で避けたいのは、入社後のミスマッチによる早期離職です。自分の性格を深く理解できている就活生は、強みや価値観に合う企業を選べる傾向にあり、ミスマッチのリスクも少ないと判断されます。

「そもそも自己分析って何?」と気になる方は、「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方9選や目的・活用例を解説」の記事をご一読ください。

2.自社に合う人材かどうかの判断材料にしたい

企業が「自覚している性格」を確認するのは、組織の文化や業務内容との相性を測るためです。どれほど優れた資質をもっていても、企業の目指す方向性や職場の雰囲気に馴染めなければ、入社後に本来の力を発揮できません。

例えば、チームワークを重視する環境において「単独行動が得意な性格」と答えると、能力が高くてもミスマッチと判断される可能性があるでしょう。採用担当者は回答から入社後の働く姿を想像し、既存の社員と協力して成果を出せる人物かを見極めています。社風に合うことを示せれば、定着への安心感にも繋がるでしょう。

3.客観的な視点をもっているかチェックしたい

自分の性格を語る際、独りよがりな思い込みになっていないかも重要な評価基準です。社会人には、自分の振る舞いが周囲にどのような影響を与えているかを冷静に分析する客観性が求められます。

面接官は、あなたが提示する性格の根拠に、他者からの評価や具体的なエピソードが含まれているかを見ています。自分では「リーダーシップがある」と考えていても、周囲から「強引だ」と思われていれば、それは客観的な理解が不足しているといえるでしょう。周囲の声に耳を傾け、多角的な視点で自分を捉えられている学生は、入社後も周囲と円滑な関係を築けると期待されます。

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「自覚している性格」の5つの見つけ方

自覚している性格を聞かれても、「何を答えれば良いか分からない…」と悩む方もいます。そんなときには、自己分析や企業研究に取り組んでみましょう。

ここでは、「自覚している性格」の見つけ方を5つ解説します。自分の性格が分からずにお悩みの就活生は、ぜひ参考にしてみてください。

1.自己分析で長所と短所を見極める

まずは、自己分析によって自分の性格を知る必要があります。自分を客観視できれば、今まで気づかなかった長所や短所、特徴などに気づけるでしょう。

自己分析では、過去の成功や失敗など、印象的な体験を洗い出すことから始めてみてください。それぞれの体験に対し、「何を考え、どう行動したか」「結果的に何を感じたか」と掘り下げるのがポイントです。実体験を深掘りすることで、「自分が何を好み、何が苦手なのか」「どのような力があり、何が足りないのか」が明確になるでしょう。

また、特別な体験だけでなく、よくある経験についても深掘りするのがおすすめです。複数のエピソードで共通する行動パターンや考え方を洗い出せば、自分の性格を端的に表す表現を見つけやすくなります。

自己分析の具体的な方法については、「自己分析のやり方は?おすすめの方法12選と就活における注意点を紹介」の記事をご確認ください。

就活で使える長所・短所一覧

自己分析で自分の性格を探る際は、長所と短所をセットにすると考えやすいでしょう。長所は短所の裏返しになっていることも多いものです。以下の一覧も参考にしつつ、自分の性格を分析してみましょう。

長所 短所
真面目 堅苦しい
思いやりがある・優しい お人好し
仕事が早い・効率を意識できる せっかち
意志が強い・人に流されない 頑固
責任感がある・義理堅い 柔軟性がない
素直・裏表がない 単純
柔軟性がある・適応力が高い 人に流されやすい
周りの意見を尊重できる 優柔不断
明るい・コミュニケーション能力が高い 落ち着きがない
前向き・ポジティブ 危機感が薄い
慎重・計画性がある 臆病
好奇心旺盛・チャレンジ精神がある 飽きっぽい
努力家・向上心がある 負けず嫌い
粘り強い 諦めが悪い
臨機応変に対応できる 計画性がない
チームワークが得意・協調性が高い 主体性がない
寛大 大雑把
几帳面 細かい
細かな配慮ができる・感受性豊か 傷つきやすい
面倒見が良い おせっかい

短所もポジティブに言い換えれば長所です。短所から先に考えておくと、「自覚している性格」としてアピールできる要素が見つかる可能性があります。

2.企業研究で企業が求める人材を把握する

企業で評価されやすい「自覚している性格」を完成させるには、企業研究を通してその企業がどのような人物を求めているか正確に把握しておく必要があります。企業のWebサイトや就職情報サイト、OB・OG訪問、企業説明会などを活用して、企業の価値観や社風などを調査しましょう。

たとえば、リーダーシップのある人材を求めている企業に対して「私は協調性があります」とだけ伝えても、高い評価にはつながりにくいでしょう。そのため、企業の求める人材像を見極めたうえで、自分のなかにマッチする長所や短所がないかを確認し、アピールの軸を定めていく必要があります。

3.第三者の意見を取り入れる

「自覚している性格」を上手く見つけられない場合は、第三者の意見を取り入れてみましょう。友人や家族に「私ってどんな人?」と直接聞くのは照れくさいかもしれませんが、そこから得られる情報は貴重です。

客観的に見た自分を知ることで、自分の性格を掴みやすくなるでしょう。また、「自分では当たり前だと思っていたことが、実はアピールできる要素だった」といった意外な発見につながる可能性もあります。

4.適性検査の結果を参考にする

自分の性格を数値や客観的なデータとして把握したいなら、適性検査の診断結果も加味してみましょう。適性検査には「性格検査」が含まれており、多くの質問に直感で答えると、自分の思考の癖や行動の傾向がグラフや言葉で可視化されるためです。

企業も選考で適性検査を利用するため、あらかじめ自分で受けておけば「企業の目から見た自分」のシミュレーションにもなります。診断結果に書かれているキーワードを参考にしながら、「確かに自分にはこういう一面があるな」と過去の経験を結びつけていけば、論理的でブレのない自己理解につながるでしょう。

5.就職エージェントを活用する

自分一人での性格分析に限界を感じたら、就活のプロである就職エージェントを活用するのもおすすめです。

多くの就職エージェントでは、企業紹介を受けられるだけでなく、キャリアアドバイザーから選考対策に関するアドバイスを受けられます。どうすれば自分の性格を知れるかについても、具体的な方法やポイントを教えてもらえるでしょう。

また、エージェントは各企業の社風や現場の雰囲気にも精通しているため、自分の性格がその企業で具体的にどう活きるのかを言語化してもらえることも。プロに客観的なフィードバックをもらえるので、より自信をもって選考に臨めるようになります。

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「自覚している性格」の書き方4ステップ

「自覚している性格」について回答する際、ただ自分の特徴を思いつくままに述べるだけでは、魅力的なアピールにはなりません。分かりやすい文章構成や説得力の高い内容を意識することが大切です。

ここでは、履歴書やESに「自覚している性格」を書く際の4つのステップをご紹介します。書類作成に取り組んでいる就活生の方は、ぜひご一読ください。

「自覚している性格」の書き方4ステップのイメージ

1.自覚している性格を簡潔に伝える

まずは、「自覚している性格」をひと言で簡潔に述べましょう。できるだけ仕事につながりやすいポジティブな表現を選ぶのがポイントです。

結論を冒頭にもってくれば、採用担当者は「これから何の話を聞くのか」という心の準備ができ、そのあとに続くエピソードの要点も理解しやすくなります。長々と説明から入るのではなく、まずは自分の本質をキャッチコピーのように端的に言い切るのがおすすめです。

2.根拠となるエピソードを述べる

結論を伝えたあとは、その性格を裏付ける具体的なエピソードを添えて、主張に説得力をもたせましょう。「私は責任感が強いです」と言うだけでなく、過去の経験を加えるとオリジナリティと説得力のある回答になります。

エピソードを語る際は、直面した課題に対して「自分なりにどう考え、どのようなアクションを起こしたか」という過程にフォーカスしましょう。状況を簡潔に説明しながら、自分の性格が行動にどう現れたかを具体的に示すことが大切です。

3.性格が裏目に出た際の対策を伝える

自分の性格を伝える際は、その性質がマイナスに働いた場面への向き合い方もセットで示しましょう。どれほど素晴らしい長所であっても、状況によっては短所として現れる可能性があるからです。

企業側は、あなたが「自分の弱点を正しく把握し、適切にコントロールできているか」というセルフマネジメント能力をチェックしています。たとえば行動力がある性格の場合、「後先考えずに動いてしまう場合があるため、現在は必ずチェックリストを作成している」といったフォローを加えます。自分の課題を冷静に分析し、対策を講じている姿勢を伝えれば、仕事での信頼感につながるでしょう。

4.仕事への活かし方を伝える

最後に、自覚している性格を活かして、入社後にどのように企業へ貢献できるかを伝えて締めくくります。性格の説明だけで終わってしまうと、単なる自己分析の報告になってしまいますが、仕事へのつなげ方に言及することで、一気に効果的なアピールが可能です。

志望企業の業務内容や社風と絡めて、具体的な活用方法を伝えましょう。仕事への活かし方を明確に提示できれば、採用への期待値を高めることができます。

自分の性格や長所を分かりやすく伝えるコツは、「長所の例文25選!面接で効果的に伝えるポイントや注意点も解説」の記事もご参照ください。

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特徴別!「自覚している性格」の例文15選

アピールしたい性格は決まっていても、いざ文章にしようとすると難しく感じる方は多いものです。ここでは、「自覚している性格」でアピールできる特徴別に、15パターンの例文をご紹介します。自分の性格に近いものを選び、選考対策のヒントにしてみてください。

例文①:真面目

「私は、まじめな性格だと自覚しています。学生時代には、卒業論文に約6ヶ月間取り組み、毎週欠かさず、定期的な進捗報告を行っていました。また、課題やテストも遅滞なく提出し、常に誠実に取り組むことを心掛けていました。真面目がゆえに、自分自身に高いハードルを設けてしまうこともありますが、同時にクオリティの高い成果物を提出できる自信があります。
反面、真面目過ぎるあまり、柔軟性が欠如している面があることも自覚しています。こうした短所を改善するために、留学経験を活かして柔軟性を身に付けるための勉強をしています。
私の、真面目さゆえにクオリティの高い成果物を提出できるという長所は、入社後の業務においても必ず活かせると自負しています。責任感をもって仕事に取り組んでチームメンバーを支え、一緒に働く皆さまから信頼される存在として活躍したいと考えております」

進捗報告や期限遵守などの具体的な行動が示されており、仕事における誠実さが伝わります。短所を柔軟性の欠如としつつ、それを補うための具体的な対策に触れている点も、自己改善意欲が高いと評価されるポイントです。

例文②:協調性

「私は協調性に優れた性格であると自覚しています。常日ごろから、誰とでも円滑にコミュニケーションを取れるよう心掛け、チームで物事を進める際には、常に全メンバーの意見を尊重・反映できるよう最大限考慮しています。
大学生活では、サークル活動に積極的に参加しました。たとえば、私が所属していたサークルでは、年に一度の大会でメンバーと協力して参加し、団体戦で優勝することができました。その際、自分だけでなくほかのメンバーの強みを最大限に引き出せるように意識していました。
協調性が高い一方で、過度に他人任せになってしまうことがあり、自己主張が少なくなってしまうという短所があります。そのため、自己主張をするための訓練として、プレゼンテーションの機会を積極的に探し、参加することで短所を克服しようと努力しています。
入社後はチームの一員として、周りと協力しながら自分の役割を果たし、会社の目標に貢献したいと考えています」

「他者の強みを引き出す」という一歩踏み込んだ協調性が示されており、チームでの活躍が期待できるでしょう。自己主張の少なさを克服するために「プレゼンテーションの機会を探す」という能動的な対策を講じている点が、課題解決能力の高さとして好印象を与えます。

例文③:優しい

「私は、周囲の状況を察して穏やかに対応できる優しい性格であると自覚しています。
大学時代のボランティア活動では、初めて参加するメンバーが緊張して輪に入れない様子にいち早く気づき、積極的に声を掛けて共通の話題を提供して、チーム全体の雰囲気を和ませる役割を担いました。
しかし、優しさが裏目に出ると他人の顔色を伺い過ぎてしまい、自分の意見を後回しにしてしまうという側面もあります。そのため、最近では『本当の優しさは、チームのために必要な意見を誠実に伝えることだ』と考え、根拠をもって自分の主張を述べる練習を重ねています。
入社後も同僚やお客さまに対して誠実で優しい対応を心掛け、信頼関係を築きながら、円滑に業務を遂行できる人材として貢献したいと考えています」

周囲の緊張を察知して動ける気配りが具体的に伝わります。ただ優しいだけでなく、仕事においては「必要な意見を伝えることこそが本当の優しさである」というプロ意識に近い視点をもてているかどうかが、評価の分かれ道となるでしょう。

例文④:明るい

「私は明るく前向きな性格であると自覚しています。
学生時代には、クラスメイトや学外の友人との交流を大切にし、明るい笑顔で接してきました。また、グループワークにおいても積極的に話をまとめ、雰囲気を盛り上げることができました。
私の明るさが場を和ませる反面、ときには軽薄な印象を与えてしまうケースもあると自覚しています。そのため、自分が話すだけでなく相手の話にも耳を傾け、可能な限り共感の姿勢を示すように意識しています。また、自分の明るさを相手に伝える際には、適切なタイミングで行うように心掛けています。
入社後も、職場でのコミュニケーションを大切にし、自分の明るさでチーム全体の士気を上げ、業務に貢献できるよう、日々努力していきたいと考えています」

士気を上げるという組織へのプラスの影響が明文化されています。明るさが軽薄さに見えるリスクを自覚して、共感やタイミングに配慮している姿勢を示し、相手の立場に立ったコミュニケーションができる知的な明るさとして評価されるでしょう。

例文⑤:思いやり

「私は相手の気持ちを考え、行動できる思いやりのある人間であると自覚しています。
アルバイト先の飲食店では、業務についていけないスタッフに声をかけたり、自作のマニュアルノートを渡したりして、不安の軽減に努めてきました。その結果、新人スタッフの離職率が下がったと店長からお褒めの言葉をいただきました。
一方で、先回りしてサポートしてしまうため、相手の自立を妨げてしまうという問題点もあります。
現在では相手のペースを尊重し、見守る姿勢を意識しています。
入社後も思いやりの気持ちを大切にし、お客さまの心に沿ったサポートをしていきたいです」

自作マニュアルや離職率の低下などの具体的な成果が盛り込まれており、思いやりが組織の利益に直結した成功体験として際立ちます。相手を尊重し見守るという、一歩引いた大人の視点をもてている点も高く評価されるでしょう。

例文⑥:慎重

「私はあらゆるリスクを想定して行動する、慎重な性格であると自覚しています。
ゼミで発表する際は、どんな質問や反論にも対応できるように、あらかじめ回答と根拠となる資料を用意しています。そのため、発表で言葉が詰まったり、主張がぶれたりしたことは一度もありません。
しかし、人より準備に時間がかかることから、完成が締切ギリギリになるケースも少なくありませんでした。今では予定よりも早めに作業に取り掛かり、時間と心に余裕をもてるよう心掛けています。
入社後もリスクを見据えたうえで計画的に行動し、チームに貢献していきたいです」

「あらゆるリスクを想定する」という姿勢は、事務や管理部門などで重宝される能力です。慎重さゆえの遅さという短所に対し、スケジュール管理という具体的な行動でカバーしているため、実務上の安心感を与えられるでしょう。

例文⑦:責任感

「私は、責任感があると自覚しています。チームでのプロジェクトや個人的なタスクにおいて、最後まで責任をもって取り組めます。
大学のサークルでリーダーを務めた際は、メンバーそれぞれの作業量や進捗を把握し、最終目標に向けて適切に指示やフィードバックをしていました。また、アルバイト先では担当する業務一つひとつに責任をもち、ミスやトラブルがあればすぐに報告し、対処してきました。
ただ、責任感が強過ぎるあまり、人に任せることが苦手だったり、仕事を自己完結しようとしてしまったりする傾向があります。そのため、最近はチームでの共同作業に積極的に参加し、問題発生時にはチーム全員で考え、解決策を出し合うようにしています。
入社後も責任感をもって業務に取り組み、周りと協力しながら仕事を進めて、貴社の発展に貢献したいと考えています」

進捗の把握やミスへの即時報告など、社会人としての基本動作が性格に根ざしていることが分かります。自分一人で抱え込まずにチームで解決する方向へシフトしようとする姿勢は、組織運営の適性が高いと判断されるでしょう。

例文⑧:チャレンジ精神

「私は、新しいことに挑戦することが好きなチャレンジ精神旺盛な性格であると自覚しています。
大学生活でも留学やボランティア活動を通じて、多くの経験を積めました。また、サークルの先輩方や友人から勧められたプログラミング学習にも興味をもち、自己学習をして1からWebサイトを制作した経験もあります。
しかし、私のチャレンジ精神には短所も存在します。一度に複数のことを始めてしまうため、すべてを最後まで完遂することが難しいことです。そのため、計画性を身につけ、優先順位をつけて取り組むことを意識しています。具体的には毎朝その日のスケジュールを立て、予定どおりに進めるように心掛けています。
今後は企業の成長に貢献するために最新技術やビジネスモデルを学びながら、日々成長していくことが私の目標です。入社後も挑戦する姿勢を貫き、自己研鑽に励んで迅速かつ適切な業務の遂行に努めてまいります」

プログラミング学習など、未経験の分野へ自ら飛び込む姿勢が評価されます。移り気という短所を認めつつ、毎朝のスケジュール管理で完遂を目指す具体策を提示しているため、入社後の継続的な成長にも期待がもてると判断されるでしょう。

例文⑨:素直

「私は素直な性格であると自覚しています。新しい知識やアドバイスに対して先入観をもたずに耳を傾け、まずは教わったとおりに実践してみて、着実にスキルを習得してきました。
アルバイト先の接客業務では、マニュアルの改訂やお客さまからの急なご要望に対しても、柔軟に対応することを心掛けました。上司や先輩からのアドバイスを即座に日々の業務へ反映させ、状況に応じた最適なサービスを迅速に提供できるようになり、店舗の運営に貢献できました。
一方で、素直過ぎるあまり、周囲の意見を優先して自分自身の意見が埋もれてしまうという課題も自覚しています。現在は、いただいたアドバイスを単に受け入れるだけでなく、自分なりに『なぜそうするのか』という意図を考え、納得感をもって行動できるよう意識しています。
入社後も周囲からの教えを謙虚に吸収しながら、一日も早く業務を習得し、会社やチームに貢献できる存在へと成長していきたいと考えています」

「アドバイスを即座に反映させる」という記述から、入社後の飲み込みの早さが伝わります。ただ言いなりになるのではなく、その背景にある意図を考えようとする姿勢は、主体的な学習能力として高く評価されるポイントです。

例文⑩:粘り強い

「私は、粘り強い性格であると自覚しています。一度取り組んだことは最後までやり遂げ、その姿勢は周囲からも高く評価されています。
大学の研究において、長期間にわたって悩み続けた問題がありました。その問題を解決するためには新たな手法を考案する必要があり、何度も試行錯誤を繰り返しました。その過程で、研究室の先輩や教授からも『粘り強い』と評価されました。
しかし、目標や目的に単純にこだわり過ぎて、最適な選択ができなくなることもあります。そのため、自身の性格や感情に捉われることなく、冷静な思考を心掛けるようにしています。
入社後も問題発生時には、迅速かつ適切に対応していきたいと考えています。企業の目標達成に貢献するため、常に自己研鑽を続ける姿勢で、一人でも多くのお客さまのニーズに応えられるよう努力していきます」

研究における試行錯誤と他者からの評価の両面があるため、粘り強さに客観的な裏付けがあります。執着しすぎることへの対策として冷静な思考を挙げ、感情と事実を切り離そうとする姿勢が評価されるでしょう。

例文⑪:向上心

「私は、現状に満足せず自らを高め続けられる向上心がある性格だと自覚しています。自分自身がもつスキルや知識、経験を常に磨いて成長することが私の目標であり、モチベーションでもあります。
大学の軽音楽サークルでは、当初は自分の担当楽器の練習に注力していましたが、チーム全体の演奏レベルを底上げしたいと考え、未経験だった編曲や音響機材の操作についても独学で学びました。誰よりも早く練習場へ足を運び、専門的な知識を積極的に吸収してメンバーに共有し続けた結果、演奏のクオリティが向上し、学内イベントで過去最高の動員数を記録できました。
一方で、目標を高く設定し過ぎるあまり、達成してもすぐに次の課題ばかりに目が向き、自分を追い込んでしまう傾向があります。現在は大きな目標だけでなく、小さなステップごとの達成も記録し、自分の成長を冷静に振り返る時間を設け、着実な歩みを実感できるよう努めています。
入社後もこの向上心を原動力として、新しい業務や専門知識を吸収し、一刻も早く戦力として貴社に貢献したいと考えています」

自分の担当外の編曲や音響も学び、組織全体の動員数という結果に繋げた点が高評価のポイントです。高い目標への執着を小さなステップの記録で管理する手法は、セルフマネジメント能力が高い人材という印象を与えられるでしょう。

例文⑫:前向き

「私は前向きな性格であると自覚しています。
大学の部活動で試合に負け続けてチームの士気が下がってしまった際も、今の自分たちに足りない要素を冷静に分析し、新しい練習メニューを提案しました。常に次の一手を考え、ポジティブな言葉を掛け続けて停滞していた周囲の雰囲気を活性化させ、チーム全体に活気を取り戻す役割を果たしてきました。
しかし、前向き過ぎるあまり、リスクに対する見積もりが甘くなり、見通しが楽観的になってしまうという課題もあります。このため、現在は行動を起こす前に必ず最悪の事態を想定し、慎重な友人から意見をもらい、根拠のあるポジティブさを維持できるよう努めています。
入社後も、仕事で行き詰まったときにこそ前向きな姿勢を発揮し、粘り強く成果を追求してチームを牽引できる存在になりたいと考えています」

逆境において冷静な分析と新しい提案ができる前向きさは、リーダー候補として魅力的な要素です。楽観視しすぎる弱点を「慎重な友人への相談」で客観的に補強している点が、冷静な判断力を備えていると評価されるでしょう。

例文⑬:面倒見が良い

「私は、困っている人を放っておけない、面倒見が良い性格であると自覚しています。
塾講師のアルバイトでは、担当以外の生徒であっても理解が追いついていない様子があれば、自習時間に声を掛けて理解を助けるための補足資料を作成するなど、相手の成長を支えることに喜びを感じて取り組んできました。
一方で、周囲のサポートに注力し過ぎるあまり、自分自身のタスクが後回しになってしまうという短所も抱えています。そのため、現在は自分の仕事の優先順位とスケジュールを明確にし、自分の役割を全うしたうえで周囲を支援できるよう、時間管理を徹底しています。
入社後は早期に業務を習得し、ゆくゆくは後輩や周囲のメンバーを細やかにサポートを行い、組織全体のパフォーマンス向上に貢献していきたいです」

「担当以外の生徒もサポートする」という献身的な姿勢は、育成やチーム運営で評価されるでしょう。自身のタスク管理を徹底するという対策を述べることで、自己犠牲に終わらない「組織人としてのバランス感覚」が伝わります。

例文⑭:几帳面

「私は、細かい部分まで気を配り丁寧に物事を進める、几帳面な性格であると自覚しています。
大学の事務局でのアルバイトでは、膨大な書類の整理やデータ入力を担当していましたが、独自の管理ルールを徹底して1年間1度も入力ミスや書類の紛失を起こさず、職員の方からも高い信頼をいただきました。
反面、細部にこだわり過ぎるあまり、作業のスピードが落ちてしまうという短所も自覚しています。これを克服するために、現在は『何分以内にこの作業を終える』とあらかじめ制限時間を設け、正確性とスピードのバランスを意識して取り組むよう心掛けています。
入社後もミスが許されない業務においてこの几帳面さを最大限に活かし、質の高い仕事を確実に積み上げて貴社の信頼維持に貢献したいと考えています」

「1年間ミスなし」という定量的な実績が、几帳面さの裏付けになっています。正確性とスピードという相反する要素を制限時間の設定で両立させようとする工夫は、実務において高い信頼感を得られるでしょう。

例文⑮:義理堅い

「私は、一度受けた恩義や約束を大切にする、義理堅い性格であると自覚しています。
地元の商店街でのボランティア活動を始めた際、お世話になった店主の方々とのつながりを大切にし、活動期間が終わったあとも定期的に訪問して課題のヒアリングを続けるなど、長期的で誠実な関係性を築いてきました。
しかし、義理を重んじるあまり人からの頼まれごとを断りきれず、自分のキャパシティを超えて抱え込んでしまうという問題点もあります。現在は自分の状況を素直に伝え、必要に応じて代替案を提示するなど、誠実さを保ちながらも適切な判断を下せるよう意識して行動しています。
入社後も社内外のステークホルダーとの信頼関係を大切にし、一度任された仕事は誠意をもって最後までやり遂げ、貴社の長期的な発展を支えていきたいです」

「活動期間終了後のヒアリング」という行動から、一時的ではない誠実な人柄が伝わります。抱え込みすぎる弱点に対し、状況を伝えたうえで「代替案を出す」という論理的な解決策を提示できている点が、ビジネスパーソンとしての成熟度を感じさせるでしょう。

上記の例文はあくまで一例です。自分らしさの表れたエピソードを盛り込みつつ、魅力の伝わる内容を目指しましょう。自分の性格を伝えるほかの例文を知りたい方は、「自分の長所が分からないときに役立つ一覧72選!見つけ方や例文も解説」の記事を確認してみてください。

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「自覚している性格」を書く際の5つの注意点

「自覚している性格」は、伝え方によってマイナスイメージを与える恐れがあります。業務に差し支える内容や自信過剰に見える書き方に注意して、質問の意図に合った回答を作成しましょう。

ここでは、就活で伝える「自覚している性格」を作成する際の5つの注意点を解説するので、参考にしてみてください。

1.業務に差し支える短所は書かない

「自覚している性格」を伝える際、正直であることは大切ですが、業務に差し支える短所は避けましょう。たとえば、銀行に対して「責任感がない」、営業職に対して「初対面の人と話すのが苦手」など、志望する企業の業務に致命的な支障をきたすと判断される短所は書かないのが無難です。

「自覚している性格」では、基本的には等身大の自分を伝えることが求められます。しかし、デメリットが大きい要素を正直に伝え過ぎるのは、選考の場においては適切とはいえません。

最低限の印象やアピール要素を考慮し、企業の仕事内容や社風を事前によく確認したうえで、あくまで「改善の見込みがあり、業務に大きな支障がないと考えられる短所」を選んで伝えるようにしましょう。

2.自信過剰に見える書き方をしない

「自覚している性格」では、自分の長所をアピールしようとするあまり、客観性を欠いた自信過剰な書き方にならないよう注意が必要です。

自分の性格を伝える際は、あくまで「自覚している」というスタンスを忘れず、事実にもとづいたエピソードを淡々と述べることが大切です。「周囲からは○○と言われることが多い」「過去の経験から○○だと自負している」といった一歩引いた表現を用いると、謙虚さと客観的な視点をもち合わせている印象を与えられるでしょう。

3.本筋から外れる回答をしない

「自覚している性格」を作成する際は、本筋から外れる回答をしないように注意しましょう。企業への自己アピールを意識し過ぎるあまり、「自覚している性格」を尋ねられているのに、性格よりも「いかに貴社で活躍できるか」の説明にスペースを割いてしまうケースも少なくありません。

過剰なアピールはかえってコミュニケーション力に不安を抱かせる恐れがあるので、自分の性格を客観的に、短く説明するように努めましょう。

4.同じエピソードを使い回さない

履歴書やES、面接時の質問項目には、「自覚している性格」や「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」「志望動機」など複数の種類が存在します。どの項目においても説得力を高めるために具体的なエピソードが必要ですが、すべての項目で同じエピソードを使い回すのは避けましょう。

質問ごとに複数の異なるエピソードを提示できれば、自分の多面的な魅力や経験の豊富さを伝えられます。また、異なる切り口の話を用意しておけば、採用担当者の興味を惹きつけ、会話の幅を広げるきっかけにもなるでしょう。

5.ほかの回答との一貫性をもたせる

「自覚している性格」の内容は、自己PRや長所など、ほかの回答と矛盾がないように注意しましょう。書類全体や面接をとおしての主張に一貫性がないと、「自己分析が不十分である」「その場しのぎの嘘をついている」と疑われるリスクがあります。

例えば、自己PRで慎重さをアピールしているのに、性格の項目で「直感で即座に行動する」と伝えると、人物像がぼやけてしまいます。多面的な魅力を伝えることは大切ですが、根底にある価値観は一本の軸でつなげましょう。全体をとおして一貫した人物像が伝わることが、内定に近づく鍵となります。

「自覚している性格」を伝える際に注意すべき点を知りたい方は、「自己PRのダメな例は?悪い例文から考える就活で失敗しないアピール方法」の記事も参考にしてみてください。

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「自覚している性格」で魅力をアピールしたいあなたへ

就活を成功させるためにも、「自覚している性格」をとおしてあなたの魅力を自然にアピールする必要があります。まずは、自分自身の長所と短所を客観的に見つめてみましょう。具体的なエピソードや仕事への活かし方につなげれば、自分の性格を採用担当者に効果的に伝えられます。

しかし、就活生のなかには「自覚している性格をどうやって書くべきか分からない…」「自分の性格を自然にアピールする方法が分からない…」という人も多いのではないでしょうか。

就活に関してお悩みを抱えている方は、キャリアチケット就職エージェントへご相談ください。「量より質」を大切にしているキャリアチケット就職エージェントでは、プロのキャリアアドバイザーが丁寧にヒアリングを行います。

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「自覚している性格」に関するよくある質問

ここでは、就活で聞かれる「自覚している性格」に関するよくある質問に、Q&A形式でお答えします。

Q.履歴書で自覚している性格を聞かれるのはなぜ?

A.企業がこの質問をする理由の一つは、就活生が自分自身を客観的に把握できているかを確認するためです。また、その性格が自社の社風や業務内容にマッチしているかを判断し、入社後の活躍イメージや早期離職のリスクを測る意図もあります。

そのため、単なる性格診断ではなく、ビジネスシーンにおける適応力を見られていると考えましょう。

Q.自覚している性格は短く説明すべき?

A.基本的には、結論を簡潔に述べたうえで、根拠となるエピソードを添える構成が理想です。履歴書やESに書く際は、企業の指定文字数や枠内に収まるように文字数を調整しましょう。

短過ぎると「自己分析不足」と思われ、長過ぎると「要約力がない」と判断される恐れがあります。最初にひと言で自分の特徴を伝え、そのあとに具体的な事実を補足する形をとれば、短時間でも内容の濃い、説得力のある説明が可能です。

Q.自覚している性格の書き方が分からない…

A.自分の性格が掴めないときは、まず「短所」から考えてみましょう。「優柔不断」なら「周囲の意見を尊重できる」、「心配性」なら「慎重で計画的」というように、短所をポジティブに言い換えると、説得力のある長所が見つかります。

また、家族や友人に「私はどんな人に見える?」と尋ねる他己分析も有効です。自分では当たり前だと思っている行動が、他人から見れば長所であることも多いため、客観的な視点を取り入れてみてください。他己分析の具体的な方法は、「他己分析とは?効率的に行うポイントや相手別の質問例を紹介!」で解説しています。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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