履歴書の「免許・資格欄」に記載するのは正式名称が正解

履歴書に記載する免許や資格は、正式名称で記載するのが基本です。
しかし、正しい名称を知らずに簡略化された馴染みのある言葉で書いてしまう人もいることでしょう。

このコラムでは、正式名称の例と正しい記載方法について詳しくご紹介します。
基本の書き方をマスターして、完成度の高い履歴書を作成しませんか？

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免許・資格欄には正式名称を書こう

免許の中でも多くの人が記載する「自動車免許」。
正式名称は、「普通自動車第一種運転免許」といいます。
また、オートマ限定車の人は名称のあとに「（AT限定）」という記載が必要です。

「英検」もよく見かける資格ですが、正式には「実用英語技能検定○級」と記載するのが正解◎
その他にもさまざまな免許や資格がありますが、一部を例に挙げてみていきましょう。

免許

・原付免許→「原動機付自転車免許」
・小型二輪→「普通自動二輪車（小型）免許」
・普通二輪免許→「普通自動二輪車免許」
・大型二輪免許→「大型自動二輪車免許」
など

資格

・宅建→「宅地建物取引主任者」
・日商簿記→「日商簿記検定試験○級」「日本商工会議所簿記検定試験○級」
・漢検→「日本漢字能力検定」
・FP→「○級ファイナンシャル・プランニング技能士」
・TOEIC→「TOEIC公開テスト スコア○○○点取得」
・MOS→「マイクロソフト オフィス スペシャリスト Word 2016 Expert 取得」※別に英語、MOS表記あり
・幼稚園教諭→「幼稚園教諭一種免許状」
・中学校英語教諭→「中学校教諭一種免許状（英語）」
・高等学校数学教諭→「高等学校教諭一種免許状（数学）」
など

多くの免許や資格がありますが、自分で認識していた名称と異なる場合もあるため、この機会に正しい名称を確認してみてください。

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免許・資格を記載するときのポイント

「正式名称で書く」という基本と共に覚えておきたいポイントをご紹介していきましょう。

取得日順に書く

日付は、取得した順に古いものから記載。
年号は西暦か元号のどちらか、履歴書内で統一して書きましょう。
免許の記載で注意する点は、「交付日」ではなく「取得日」をチェックすることです。

同種類の資格は難易度の高いものを記載する

同じ資格で級や段をいくつか持っている場合は、上位の資格のみを記載するといった手段をとることもできます。しかし、上位、下位どちらの資格も高評価に繋がる可能性があるときには、すべてを記載するとよいでしょう。
記載方法は、下位の取得年月日と資格名を書き、その横もしくは下の行に上位の取得日と資格名を連ねます。

免許・資格の数が多い人は、応募先企業に関連するものを優先的に書く

免許や資格をたくさん持っている人もいることでしょう。
しかし、記載できるスペースは限られています。そのため、応募先企業での仕事内容や、希望している職種に関連する免許・資格を優先して書くのがポイント。
記載欄の行数は限られているため、アピール材料になりそうなスキルを事前にチェックしておきましょう。

認知度の低いものは記載を避けるべき？

一般的に知られている、割りと容易に取得できるといった資格は、記載を控えたほうがよい場合もあります。階級の低い資格を記載した場合、担当者によっては「これだけしかできない」と認識してしまい、スキルの幅を狭めてしまうことも。
しかし、「仕事に関係のあるものは構わず明記すべきだ」という声もあり、さまざまなことを考慮して対応するようにしましょう。

現在取得中の記載もOK

日付は取得予定日を記載します。
取得中のもので、就活時にプラスになりそうな免許や資格がある人は、「現在取得中」といった言葉を添えて記載するのがポイント。
高い目標に向けて取り組んでいる場合、向上心がある、努力家と評価されることもあるため記載したほうがいいでしょう。


中には免許や資格を一切持っていない人もいるはず…。そのような場合、空欄での提出は避けたほうが無難です。
空欄のままでは書き忘れと判断されることもあるため、「特になし」と記載しましょう。
また、「ペーパードライバーだけど運転免許は持っている」いう人は、一言その旨を添えておきます。

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免許・資格の欄の記載方法や履歴書の書き方を知りたい人へ

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