年間休日120日はホワイト?隠れた罠と優良企業の選び方を解説

このページのまとめ

  • 年間休日120日以上がホワイト企業の目安だが、休日数だけで判断するのは危険
  • 有給休暇の取得のしやすさや休日出勤の状況など、実態をしっかり確認しよう
  • ホワイト企業を見つけるには、OB・OG訪問や就職エージェントの利用が効果的

「ホワイト企業の年間休日は何日?」と気になる就活生もいるでしょう。年間休日120日以上がホワイト企業の一つの目安とされていますが、実際の働きやすさは有給休暇の取得率や残業時間、職場の雰囲気など、さまざまな要素によって決まります。

この記事では、年間休日日数ごとの内訳や見落としがちな注意点、休みが多く働きやすい業界などをまとめました。自分にぴったりの環境を見極め、後悔のない企業選びを実現しましょう。

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目 次
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年間休日120日以上がホワイト企業の基準

年間休日120日以上がホワイト企業の基準のイメージ

年間休日とは、1年間で企業が公式に定めている休日の総数のことを指します。企業によって日数は異なり、就業規則で明確に定められているのが特徴です。

以下に、年間休日数ごとの一般的な休みの内訳をまとめました。

年間休日数 休みの内訳
125日 完全週休2日+祝日+夏季・年末年始休暇
120日 完全週休2日+祝日+季節の休暇(数日)
112日 週休2日+一部の祝日や季節休暇
105日 週休2日(隔週)+最小限の季節休暇

たとえば、完全週休2日制を採用している企業であれば、土日だけで年間104日程度の休みがあります。一般的に「年間休日数の面でホワイト企業」と判断されるのは、完全週休2日制に加えて祝日や季節の休暇を加えた120日前後の休日を確保している場合でしょう。

125日:超ホワイト企業の目安

年間休日125日は、ワークライフバランスが極めて充実している「超ホワイト企業」の指標といえます。カレンダーどおりの土日祝休みはもちろん、お盆や年末年始、独自の特別休暇がしっかり確保されている状態です。

1年の約3分の1が年間休日になるため、プライベートを重視したい人にとっては理想的な環境でしょう。心身ともに十分なリフレッシュが可能なので、仕事においても高いパフォーマンスを維持しやすいのが魅力です。

120日:一般的にホワイトといわれる水準

一般的に、年間休日120日以上を確保している企業がホワイトの一つのボーダーライン。この数字は、完全週休2日制に祝日や季節休暇を加えた水準となっています。

カレンダーどおりの生活が送れるため、友人や家族と予定を合わせやすく、安定したリズムで働けるのが魅力です。求人票を確認する際は、まず「120日」という数字を休日数を評価するラインにすると失敗が少ないでしょう。

112日:日本企業の平均的な休日数

年間休日112日前後は、日本の企業全体における標準的な水準です。厚生労働省の「令和7(2025)年就労条件総合調査の概況」によると、企業規模別の平均年間休日数は以下のとおりでした。

企業規模 1企業平均年間休日数
全企業 112.4日
1,000人以上 117.7日
300~999人 116.2日
100~299人 114.5日
30~99人 111.2日

参照:厚生労働省「令和7(2025)年就労条件総合調査の概況(p.7)」

この水準では、完全週休2日制(土日休み)は確保されているものの、一部の祝日が出勤日になっていたり、夏季や年末年始の休暇が短く設定されていたりするケースが一般的です。年間休日数が120日以上の企業と比較した場合は、大型連休を作りにくいと感じる場面もあるでしょう。

参照元
厚生労働省
令和7(2025)年就労条件総合調査 結果の概況

105日:法律上の最低ライン

年間休日105日は、労働基準法を守るうえで、目安となる最低限の日数です。1日8時間・週40時間の法定労働時間を守るためには、年間で少なくとも105日の休みを設けなければいけません。

ただし、105日はあくまで法律上の義務を果たしている状態である点には注意が必要です。隔週で土曜出勤が発生したり、祝日が休みでなかったりするケースもあるため、肉体的な疲労を感じやすい傾向にあります。

就活では105日を最低ラインとし、各社の休日制度が自身の希望するライフスタイルに合致するか、慎重に比較検討するのがおすすめです。

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年間休日に関する基礎知識

年間休日を正しく理解することは、自分にとって働きやすいと思える企業を見極めるうえで欠かせません。年間休日として計上される休みと、計上されない休みには明確な違いがあるため、混同しないよう注意しましょう。

この基礎知識を押さえておくと、求人票の記載内容を正確に読み解けるようになります。ここでは、年間休日に関する基礎知識について詳しく解説するので、確認してみてください。

年間休日には土日祝日や夏季・冬期休暇が含まれる

年間休日には、土曜日・日曜日・祝日に加えて、夏季休暇や年末年始休暇などの長期休暇が含まれます。これらは企業がカレンダー上であらかじめ定めている休日であり、就業規則に明記されているのが一般的です。

たとえば年間休日125日の企業であれば、「週休完全2日制で約104日」「祝日で約16日」「夏季・冬期休暇で5日」といった内訳が考えられます。また、土日のどちらかを出勤にする代わりに、夏季・冬期休暇を充実させる企業もあるでしょう。

求人票を確認する際は、単に「年間休日120日」という数字だけでなく、その内訳も確認しておきましょう。

有給休暇や特別休暇は含まれない

有給休暇や特別休暇は、年間休日には含まれません。これらはあくまで労働者が個別に取得する休暇であり、企業側が事前に定めている休日とは異なります。

そのため、「年間休日120日+有給休暇20日」という表記がある場合、実際に取得できる休みはさらに増える可能性があります。求人票では年間休日の数字に注目しがちですが、有給休暇の消化率も合わせて確認することで、より実態に近い休みの多さを把握できるでしょう。

年間休日に含まれる休日や休暇については、「年間休日とは?平均や最低ラインと休みが多い企業を見つける方法を紹介」をご覧ください。

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年間休日が多くてもホワイトとは限らない5つの罠

年間休日が平均よりも多くても、それだけでホワイト企業と決めつけるのは禁物です。数字に隠れた落とし穴を把握し、納得できる企業選びにつなげましょう。

年間休日の数値を見るときに確認したい注意点

  • 休日出勤が常態化している
  • お盆や年末年始に有給休暇が削られる
  • 連休をとれない
  • 変形労働時間制により1日の労働時間が長い
  • 休みが多いぶん基本給が少ない

1.休日出勤が常態化している

求人票に「年間休日120日以上」と記載されていても、実際には休日出勤が当たり前になっている職場が存在します。特に、納期が厳しいプロジェクトや人員不足の部署では、制度上の休みが守られていない恐れがあるでしょう。

振替休日が適切に取得できれば問題ありませんが、多忙で消化できず、休みが削られるケースもあります。表面的な数字だけでなく、残業時間や実際の稼働状況を含めて総合的に判断することが大切です。

2.お盆や年末年始に有給休暇が削られる

お盆や年末年始の期間を、あらかじめ「有給休暇の計画的付与」として設定している企業には注意しましょう。この場合、年間休日数は多く見えますが、本来自由に使えるはずの有給休暇が強制的に消費されています。

法律で認められた手法ではあるものの、自分の意思で休める日数が実質的に減っている事実に変わりはありません。季節の休暇が年間休日に含まれているのか、それとも有給休暇が使われるのか、募集要項や福利厚生を詳しく確認しておきましょう。

3.連休をとれない

年間休日の総数が多くても、それが1日単位でバラバラに配置されている場合、ワークライフバランスを整えやすい労働環境とは判断できない側面があります。たとえば、完全週休2日制でも曜日が固定されていなかったり、祝日に出勤する代わりに平日に休みが分散されていたりするパターンです。

このような環境では、旅行や帰省に必要な大型連休を作ることが難しく、精神的なゆとりを感じにくくなってしまうケースも。休日数だけでなく、休日の取り方にも注目すべきでしょう。

4.変形労働時間制により1日の労働時間が長い

「変形労働時間制」を採用している企業では、年間休日を増やす代わりに、1日の所定労働時間を長くしていることがあります。たとえば、年間の総労働時間を調整するために、休日は多いものの勤務日は毎日10時間が基本といった働き方です。

この場合、せっかくの休みも日々の長時間労働の疲れを回復させるだけで終わりかねません。年間休日数だけを見て安心するのではなく、1日あたりの拘束時間や年間の総労働時間を確認し、日々の生活に無理が生じないかを見極めましょう。

5.休みが多いぶん基本給が少ない

年間休日が非常に多い企業のなかには、労働時間の短さを理由に基本給を抑えている場合があります。休日数だけにこだわると、手取り額が少なくなり、生活に余裕がなくなってしまう本末転倒な事態になりかねません。

時給換算をした際、休日が少ない企業よりも給与水準が低いようでは、本当の意味で充実した生活とはいい難いでしょう。休日数と給与額のバランスを比較し、自分が求める生活水準を維持できるかどうかを冷静にシミュレーションすることが重要です。

「ブラック企業とは?長時間労働やハラスメントなどの特徴と見分け方を解説」の記事では、ブラック企業の見極め方を紹介しています。労働環境の整った職場で働きたい人は、あわせてご覧ください。

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ホワイト企業を見極めるための5つの確認事項

企業選びにおいて年間休日数は重要な指標の一つですが、これだけで働きやすさを判断するのは危険です。実際の労働環境を知るためには、以下のポイントもしっかりチェックする必要があるでしょう。

ホワイト企業を見極めるための5つの確認事項のイメージ

1.「完全週休2日制」か「週休2日制」か

一見似ている「完全週休2日制」と「週休2日制」の違いを理解することは、企業研究において重要なポイントです。完全週休2日制では、毎週必ず2日の休みが確保されます。一方、週休2日制の場合、月に1回以上2日休める週が確保されるという意味に過ぎません。

厚生労働省の「令和7(2025)年就労条件総合調査の概況」によると、何らかの週休2日制を採用している企業は92.6%にのぼります。一方、完全週休2日制を採用する企業は65.5%にとどまりました。

企業規模 何らかの週休2日制 完全週休2日制
全体 92.6% 65.5%
1,000人以上 95.7% 77.9%
300〜999人 94.8% 73.2%
100〜299人 94.2% 70.7%
30〜99人 91.7% 62.6%

引用:厚生労働省「令和7(2025)年就労条件総合調査の概況(p.6)」

「完全週休2日制」と「週休2日制」、これらの違いを理解していないと、入社後に想定していたよりも休日が少ないと気づいて後悔する可能性があります。求人票で「週休2日制」と記載されている場合は、企業研究で実際の働き方や休日数を確認してみてください。

参照元
厚生労働省
令和7(2025)年就労条件総合調査 結果の概況

2.有給休暇の消化率

有給休暇の消化率は、企業の働きやすさを確認する指標の一つになるでしょう。法律では年10日以上の有給休暇が付与される従業員に対して、年5日以上の取得を義務付けています。

しかし、制度として有給休暇があっても、実際に取得しづらい職場環境の場合もあるため、注意が必要です。企業研究の際は、有給休暇の平均取得日数や取得率をチェックしましょう。多くの企業が「働き方改革」の一環として、この情報を公開しています。

なお、厚生労働省の「10月は『年次有給休暇取得促進期間』です」によると、有給休暇の取得率に関する政府の目標は70%以上です。取得率が高い企業の面接を受ける場合は、有給休暇を取得しやすい環境の背景や、取得促進のための具体的な取り組みについて質問してみるのも良いでしょう。

加えて、急な体調不良や私用での有給休暇申請がしやすいかどうかも確認するのがおすすめです。取得の際に詳しい理由の説明が求められたり、上司の機嫌をとる必要があったりする企業は、実質的な取得のしやすさという点で課題があると考えられるでしょう。

参照元
厚生労働省
10月は「年次有給休暇取得促進期間」です

3.平均残業時間

休日数だけでなく、日々の残業時間もセットで確認すべきポイントです。年間休日が125日あっても、毎月の残業が40時間を超えるような環境では、休日は疲れを癒すだけで終わってしまうでしょう。

多くのホワイト企業では、業務効率化を進めて残業時間を月20時間程度に抑えています。「休みの多さ」と「日々の労働時間の短さ」が両立しているかどうかを厳しくチェックしてみてください。

4.離職率や平均勤続年数

離職率と平均勤続年数は、企業の労働環境を判断する材料になります。これらの数字は、従業員の満足度を間接的に表しているためです。入社3年以内の離職率が高い場合、若手社員の育成や職場環境に課題がある可能性があります。

一方、平均勤続年数が10年を超えている企業は、働きやすい環境が整っている可能性が高いでしょう。ただし、これらの数値は業界による差も大きいため、同業他社と比較することが大切です。

また、面接では長く働いている社員が多い理由や、社員の定着率を高めるための取り組みについて質問してみると良いでしょう。

5.独自の特別休暇の有無

法定休暇に加えて、独自の特別休暇を設けている企業は、社員の働きやすさに配慮している傾向があります。たとえば、以下のような制度が挙げられるでしょう。

・リフレッシュ休暇
・誕生日休暇
・ボランティア休暇
・アニバーサリー休暇
・慶弔休暇
・不妊治療や介護に特化した休暇

こうした特別休暇が充実している企業は、福利厚生への投資意欲が高いと考えられます。求人票や企業サイトで、特別休暇の種類や取得実績を確認してみましょう。

休みが多いうえに高収入を期待できるホワイト企業に就職したい人は、「休みが多くて給料がいい仕事とは?おすすめの職業や見つけるコツを紹介」の記事も参考にしてみてください。

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年間休日が多いホワイト業界

ここまでの確認事項を踏まえたうえで、年間休日が特に多い業界の傾向も見ておきましょう。年間休日は業界によって基準が異なります。厚生労働省の「令和7(2025)年就労条件総合調査 労働時間制度」によると、平均年間休日数が多い業界のトップ5は以下のとおりです。

業界 平均年間休日数
情報通信業 122.2日
金融業、保険業 121.6日
学術研究、専門・技術サービス業 121.4日
電気・ガス・熱供給・水道業 119.4日
卸売業 117.5日

参照:e-Stat 政府統計の総合窓口「令和7(2025)年就労条件総合調査 労働時間制度 企業規模・産業、年間休日総数階級別企業割合及び1企業平均年間休日総数」

ここでは、平均年間休日数が特に多い3つの業界について、考えられる理由をまとめました。

参照元
e-Stat
令和7(2025)年就労条件総合調査 労働時間制度 データセット一覧

情報通信業

ITやソフトウェア開発などの情報通信業は、平均年間休日が122.2日と非常に高い水準にあります。この業界がホワイトな休日数を実現している理由は、成果物ベースで評価される仕事が多く、時間や場所に縛られない働き方が浸透しているからです。

また、エンジニアなどの専門人材を確保するために、休日数を増やして労働環境を整える企業も少なくありません。土日祝休みはもとより、夏季休暇や年末年始休暇を長く設定する傾向も強いため、年間休日が多いホワイトな職場を探している人にとって有力な候補となるでしょう。

金融業/保険業

銀行や保険会社などの金融業界は、平均年間休日が121.6日と安定して多い傾向にあります。これは銀行法などによって土日祝の休みが明確に定められているケースが多く、業界全体としてカレンダーどおりの休日が定着しているためです。

また、コンプライアンス遵守の意識が高く、不正防止やメンタルヘルスケアの観点から、1週間程度の連続休暇の取得が義務付けられていることも珍しくありません。制度として確実に休みが保証されているため、計画的にプライベートを楽しみたい人に向いています。

学術研究/専門・技術サービス業

研究機関や広告代理店、コンサルティングなどの専門・技術サービス業は、平均年間休日が121.4日と、全業界のなかでも高い水準です。高度な専門知識を要する職種であるため、従業員のパフォーマンスを最大化させるために質の高い休息を重視する文化があります。

土日祝休みは基本としつつ、企業独自の特別休暇を設けている企業が多いのも特徴です。知的な生産性を求められるからこそ、オンとオフを明確に切り分け、ワークライフバランスを保ちやすい環境が整備されています。

ホワイトな就職先を見極めるためには、業界や企業、職種の研究が欠かせません。業界・企業・職種研究を効果的に行うポイントは、「業界・企業・職種の研究はなぜ重要?就活を効率的に進めるための基礎知識」の記事でご確認ください。

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ホワイト企業を見つけるための4つの方法

求人票に記載された年間休日数などの条件だけでは、実際の働きやすさや休みの取りやすさを完璧に見極めることは困難です。入社後のギャップを防ぐためには、公開されている情報だけでなく多角的な視点から企業の実態を探る必要があります。

ホワイト企業を見つけるポイント

  • 口コミサイトをチェックする
  • OB・OG訪問で休みやすさについて聞いてみる
  • 国の認定マークの有無をチェックする
  • 就職エージェントに相談する

これらの方法を組み合わせることで、企業の表面的な条件に縛られないリアルな情報を集めやすくなります。自身にとって本当に働きやすい環境を見つけるために、まずは試しやすいアプローチから実践してみてください。

1.口コミサイトをチェックする

就活生向けの口コミサイトには、その企業で働いている社員や働いた経験のある従業員による貴重な情報が集まっています。特に、年間休日や残業時間、有給休暇の取得状況など、実態に即した情報の収集におすすめです。

口コミサイトを見る際は、投稿の日付にも注目しましょう。直近の投稿と数年前の投稿を比較すれば、企業の働き方改革への取り組みや職場環境の変化が読み取れます。また、複数の口コミサイトを横断的にチェックすると、より正確な情報を得られるでしょう。

ただし、口コミには個人の主観が含まれることがあります。極端に良い評価や悪い評価については、複数の情報源と照らし合わせて判断しましょう。特に否定的な口コミについては、その原因が個人的な事情なのか、組織的な問題なのかを見極めることが大切です。

2.OB・OG訪問で休みやすさについて聞いてみる

OB・OG訪問は、企業の実態を知るための貴重な機会。特に、休暇の取得しやすさや残業の状況など、表面的な制度からは見えにくい部分について、率直な意見を聞けます。

訪問したときには、具体的な質問を用意しておくと良いでしょう。たとえば、「有給休暇は希望どおりに取得できますか」「急な私用での休暇申請は通りやすいですか」「残業が続く時期はいつごろですか」などの質問が効果的です。

一人の意見だけでなく、若手とベテランなど複数の方から話を聞くと、より正確な情報を得られるでしょう。

3.国の認定マークの有無をチェックする

国が定める「くるみん」「えるぼし」「ユースエール」などの認定マークは、働き方改革や職場環境の整備に積極的に取り組んでいる証明になります。

認定マーク 概要
ユースエール認定 若者の採用・育成に積極的な優良企業
くるみん認定 子育て支援に取り組む企業
えるぼし認定 女性の活躍推進に取り組む企業

これらの認定を受けるためには、厳しい審査基準をクリアしなければいけません。たとえば「くるみん」認定では、育児休業の取得率や所定外労働時間の削減などの具体的な数値目標を達成する必要があります。

認定を受けている企業は、ワークライフバランスの実現に向けて具体的な施策を実施していると考えられるでしょう。

ただし、認定マークがないからといって、必ずしも働きにくい企業というわけではありません。認定取得にはコストや手間が掛かるため、実態は良好でも申請していない企業もあります。認定の有無は、企業研究における一つの判断材料として捉えましょう。

4.就職エージェントに相談する

就職エージェントは、企業の実際の働き方や社風についての詳しい情報をもっています。特に業界特有の働き方や、企業の成長段階による違いなど、就活生だけでは把握しづらい情報を得られるでしょう。

就職エージェントとの面談では、自分の希望する働き方や重視する条件を具体的に伝えるのがおすすめです。それに応じて、条件に合う企業を紹介してもらえます。また、似たような条件の企業を比較検討する際のアドバイスももらえるでしょう。

ホワイト企業に就職したいと考えている人は、「隠れた優良企業に就職するには?探し方のポイント」の記事も一読し、探し方のポイントを押さえておくのがおすすめです。

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年間休日が多いホワイト企業で働きたいあなたへ

「自分なりに調べてはみたけれど、本当にこの企業は休めるの?」「一人でホワイト企業を見極めるのが難しい…」と不安を感じている人もいるでしょう。入社後に「思っていた働き方と違う」と後悔したり、仕事だけに追われて心身ともに疲弊したりするのは避けたいものです。

納得できる企業選びをしたいなら、ぜひキャリアチケット就職エージェントへご相談ください。キャリアチケット就職エージェントでは、独自調査によって蓄積された信頼性の高いデータをもとに、職場のリアルな情報を共有します。

就活のプロであるキャリアアドバイザーが、あなたの価値観や希望を丁寧にヒアリングし、数ある企業のなかから本当に相性の良いホワイト企業を厳選して紹介することも可能です。自分に合った環境で、無理なく働けるキャリアを一緒に見つけましょう。

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年間休日に関するよくある疑問

ここでは、年間休日にまつわる就活生の疑問にお答えします。自分にあった企業を見つけるため、ぜひ参考にしてみてください。

「年間休日105日の仕事はやめとけ」って本当?

プライベートやワークライフバランスを重視したい人は、年間休日105日の仕事は「つらい」「しんどい」と感じることがあります。年間休日105日は労働基準法上の最低ラインに近く、休日数が少ない水準だからです。

具体的には、隔週で土曜出勤が発生したり、ゴールデンウィークや夏季・年末年始以外の祝日がほぼ出勤日になったりするケースが一般的。そのため、プライベートの時間や心身のゆとりを確保したい場合は、慎重に検討することをおすすめします。

ブラック企業とホワイト企業の見極め方については、「ブラック企業の見分け方は?危険な会社とホワイト企業を見極めるコツを紹介」の記事を参考にしてみてください。

年間休日110日はしんどい?

法律には違反しておらず、日本企業全体でも標準的な水準にあたるため、必ずしも「しんどい」とはいえません。厚生労働省の「令和7(2025)年就労条件総合調査の概況」調査では、全企業の1企業あたりの平均年間休日数は112.4日となっており、110日前後は多くの企業に共通する一般的なラインといえます。

ただし、120日以上の企業と比べると大型連休を作りにくく、有給休暇を積極的に取得しないと休みが少なく感じられることも。

求人票を確認する際は、年間休日数だけでなく、有給休暇の取得率や消化率も併せてチェックすると安心です。

参照元
厚生労働省
令和7(2025)年就労条件総合調査の概況

年間休日115日の内訳は?

年間休日115日の内訳は、一般的に完全週休2日(104日)に11日分の季節休暇や祝日を加えた形になります。カレンダー上の祝日が16日前後あることを考えると、すべての祝日が休みになるわけではなく、一部が出勤日に設定されている計算です。

たとえば、GWや年末年始を連休にする代わりに、ハッピーマンデーなどの祝日を通常稼働とするケースがよく見られます。週休2日は維持されているため極端な過酷さはありませんが、120日以上の企業と比較すると連休が減るでしょう。

年間休日125日はホワイト企業?

年間休日125日は、超ホワイト企業と呼べる水準の一つです。完全週休2日制に加え、祝日や夏季・年末年始休暇を確保しているケースが多く、ワークライフバランスを重視する人には理想的な環境といえます。

ただし、休日数が多いことと、実際に働きやすい環境であることは必ずしも一致しません。有給休暇の取得しやすさや残業時間、休日出勤の有無なども合わせて確認し、数字だけで判断しないことが大切です。

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