休みが多くて給料がいい仕事15選|年収と年間休日の目安・見極め方

このページのまとめ

  • 休みが多くて給料がいい仕事の目安は、年間休日120日以上で年収400万円以上
  • 求人票では、完全週休2日制や固定残業代の内訳を数字で確認するのが大切
  • 条件だけでなく、自分の適性や長期的なキャリアも考えて選ぶのがおすすめ

休みが多くて給料がいい仕事に就きたいと考える就活生は多いでしょう。一般的に、休みが多くて給料がいい仕事とは、年間休日が120日以上、年収が400万円以上の仕事です。

本記事では、休みが多くて給料がいいおすすめの職種15選に加え、求人票で失敗しないための見極め方や、男女ともに両立しやすい仕事の選び方を解説します。条件を入り口に、自分に合った働き方を見つけるヒントとして参考にしてください。

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目 次

休みが多くて給料がいい仕事の定義|休日・年収の目安

休みが多くて給料がいい仕事は、さまざまな業種や職種に存在します。まずは全体的な定義や明確な基準を把握しておきましょう。基準を知ることで、自分が求める条件に合う仕事を効率的に見極められます。

ここでは、休みが多くて給料がいい仕事の定義について、詳しく解説するので、一緒に確認してみましょう。

休みが多い=年間休日120日以上が目安

「休みが多い」の一つの目安は、年間休日120日以上です。厚生労働省の「令和7年就労条件総合調査」によると、労働者1人あたりの年間休日は平均116.6日、1企業あたりの平均は112.4日でした。年間休日120日以上あれば、平均を上回る休日数を確保できる計算になります。

年間休日とは?平均や最低ラインと休みが多い企業を見つける方法を紹介」でも、年間休日について解説しているので、こちらの記事もご一読ください。

参照元
厚生労働省
令和7(2025)年就労条件総合調査 結果の概況

給料がいい=平均年収を上回るかが目安

「給料がいい」の目安は、年収400万円以上です。国税庁の「令和6年分民間給与実態統計調査」によると、給与所得者1人あたりの平均給与は478万円でした。

新卒の初任給からすぐ届く水準ではありませんが、昇給や賞与で平均を上回っていけるかどうかが、給料の良さを見極める基準になります

20代の平均年収について知りたい方は、「20代の平均年収や中央値を解説!新卒の手取りや高収入を狙える業界も紹介」をご覧ください。

参照元
国税庁
令和6年分 民間給与実態統計調査

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休みが多くて給料がいい仕事の3つの共通点

「休みが多くて給料がいい」といわれている仕事には、いくつかの共通する特徴があります。これらの特徴を理解することで、就活における企業選びの基準が明確になるでしょう。

休みが多くて給料がいい仕事の3つのポイント

  • 少ない人数で効率的に利益を出している
  • 社員を守るための制度が整っている
  • 勤務時間よりも成果を評価する環境がある

ここでは、休みが多くて給料がいい仕事の3つの共通点について解説します。

1.少ない人数で効率的に利益を出している

休みが多くて給料がいい仕事の特徴として、従業員1人あたりの売上高や利益率が高いことが挙げられます。このような企業では、デジタル化やシステム化を積極的に進め、業務の効率化に成功している傾向にあるようです。

たとえば、ITエンジニアやWebマーケターなどの職種では、自動化ツールやプロジェクト管理システムの活用により、少人数でも高い生産性を実現しています。結果的に従業員への還元として、充実した休暇制度や高い給与水準の維持につながっているといえるでしょう。

2.社員を守るための制度が整っている

福利厚生や社内制度が充実している点も、休みが多くて給料がいいといわれる仕事の特徴です。一般的に有給休暇の取得推進はもちろん、育児・介護休暇制度やフレックスタイム制度、在宅勤務制度など、働きやすい環境づくりに注力しています

また、メンタルヘルスケアやキャリアカウンセリングなど、社員のキャリア形成やワークライフバランスをサポートする制度も整備されている企業が多いでしょう。社員の長期的な成長と定着を重視する企業文化が、結果として高い生産性と待遇の良さにつながっているといえるのです。

3.勤務時間よりも成果を評価する環境がある

休みが多くて給料がいい仕事に共通する特徴として、成果主義的な評価制度も挙げられます。近年は勤務時間や在籍年数を重視する評価から、実績や成果を重視する評価へと移行している傾向にあるようです。

具体的には、MRや法人営業職での売上達成度、Webマーケターでのコンバージョン率、研究職での研究成果など、数値化できる指標を用いた評価が行われます。このような評価システムにより、効率的な働き方が推奨され、長時間労働を前提としない企業文化が形成されているといえるでしょう。

若手社員でも、優れた成果を上げれば早期の昇進・昇給も可能な環境があり、モチベーション向上にもつながっています。ただし、成果を求められる分責任も伴うため、目標達成に向けた主体的な行動力が求められるでしょう。

「休みが多い」「給料がいい」という条件が揃っている企業は、一般的にホワイト企業とされます。「ホワイト企業とは?特徴や就職で見極めるポイントも紹介」の記事で、ホワイト企業を見極めるためのポイントも知っておきましょう。

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休みが多くて給料がいい仕事15選

ここでは、「休みが多くて給料がいい」といわれている具体的な仕事を紹介します。ただし、専門性の高さや資格の有無、業界の特性によって、待遇が異なる場合も。給与や休暇制度は同じ職種でも企業によって異なるため、募集要項をしっかりと確認することが大切です。

なお、ここで紹介する年収は働く企業や具体的な職種によって大きく変動するので、あくまで参考としてご覧ください。

1.大学職員

大学職員は、安定した雇用と充実した福利厚生が特徴的な職種です。年間休日は130日前後で、夏季休暇や年末年始休暇も充実している傾向にあります。職業情報提供サイトjob tagの「学校事務(私立大学)」によると、平均年収は528.7万円なので、昇給や賞与なども期待できるでしょう。

業務内容は教務や学生サポート、研究支援など多岐にわたります。近年では大学の国際化に伴い、留学生支援や国際交流業務なども増えているため、語学力を活かせる機会も増えているのが特徴です。

参照元
職業情報提供サイトjob tag
学校事務(私立大学)

2.公務員

公務員は、国や地方自治体で働く職業で、安定した収入と充実した休暇制度が魅力です。年間休日は125日程度で、夏季休暇や年末年始休暇に加え、有給休暇も取得しやすい環境があります。

職業情報提供サイト job tagの「国家公務員(行政事務)」と「地方公務員(行政事務)」によると、平均年収は528.7万円です。

仕事内容は行政事務が中心ですが、職種や配属先によって専門性の高い業務も担当します。また、定期的な人事異動により、さまざまな部署で経験を積めるのも魅力です。福利厚生も充実しており、育児休業制度なども整備されているため、長期的なキャリアを形成できるでしょう。

参照元
職業情報提供サイトjob tag
国家公務員(行政事務)
地方公務員(行政事務)

3.ITエンジニア

ITエンジニアは、デジタル化が進む現代社会で需要の高い職種です。職業情報提供サイトjob tagの「プログラマー」によると、平均年収は578.5万円です。

なお、ITエンジニアはプログラマーやシステムエンジニア、プロジェクトマネージャーなど多岐にわたる職業の総称です。実際の年収水準も個人のスキルや役職、働き方によって幅広く変化する点にご注意ください。

システム開発やプログラミング、インフラ整備などを担当し、年間休日は120日以上確保できる企業も。成果主義の企業が多い傾向があり、頑張り次第で給与アップも十分に期待できるでしょう

また、リモートワークを導入している企業も多く、柔軟な働き方がしやすい環境が整っています。技術の進歩が速い業界のため、継続的な学習は必要ですが、資格取得支援制度を設けている企業も少なくありません。

参照元
職業情報提供サイトjob tag
プログラマー

4.Webマーケター

Webマーケターは、企業のオンラインマーケティング戦略を立案・実行する職種です。近年はデジタルマーケティングの重要性が高まっているため、年間休日125日以上、初任給22万円程度からスタートする求人が増加傾向にあります。

職業情報提供サイトjob tagの「Webマーケティング(ネット広告・販売促進)」によると、平均年収は約736.8万円です。

業務内容は、Web広告の運用やSEO対策、SNSマーケティングなど幅広く、成果が数値で見えやすいのが特徴的です。専門的な知識は入社後の研修で身につけられる企業が多く、新卒の方も比較的参入がしやすいでしょう。

参照元
職業情報提供サイトjob tag
Webマーケティング(ネット広告・販売促進)

5.MR

MRは、医師や薬剤師に医薬品の情報を提供する専門職です。年間休日は125日程度。職業情報提供サイトjob tagの「医薬情報担当者(MR)」によると、平均年収は660.7万円とされています。

医療に関する専門知識と営業力を活かせる仕事で、インセンティブ制度により高収入が期待できるでしょう。

仕事内容は医薬品の情報提供が中心ですが、市場調査や学会活動の支援なども行います。医学や薬学の知識は入社後の研修で習得できますが、医療現場との信頼関係を築くためのコミュニケーション能力が必要です。

参照元
職業情報提供サイトjob tag
医薬情報担当者(MR)

6.BtoBメーカーの営業

BtoBメーカーの営業職は、企業間取引を専門とする職種です。年間休日120日以上、新卒初任給は21万円程度からスタートする企業が多く、取引規模が大きいため、成果を上げれば早期の年収アップも期待できるでしょう。

職業情報提供サイトjob tagの「OA機器営業」によると、平均年収は約585.7万円とされています。

主な業務は法人顧客への製品提案や受注獲得ですが、顧客企業の課題解決や新規事業の提案なども行います。一般消費者向け(BtoC)の営業と比べて商談サイクルは長くなりますが、専門性の高い提案が求められるため、やりがいを感じやすいでしょう。

取引先が法人のため、急な呼び出しや不規則な勤務は少なく、計画的に勤務できます。

参照元
職業情報提供サイトjob tag
OA機器営業

7.人事

人事は、従業員の採用から育成、評価まで、組織の人材に関わる業務を担当する仕事です。年間休日は125日程度、職業情報提供サイトjob tagの「人事事務」によると、平均年収は525.2万円とされています。

働き方改革の推進により、人事部門の重要性が高まっているため、将来性のある職種といえるでしょう。

業務内容には、採用活動の企画・運営や社員の育成計画立案、給与計算、社会保険の手続きなどが含まれます。法改正への対応も必要なため、継続的な学習が求められますが、資格取得支援制度を設けている企業も多いのが特徴です。

参照元
職業情報提供サイトjob tag
人事事務

8.広報

広報は、企業の魅力や情報を社内外へ発信し、ブランド価値を高める部門です。年間休日は120日以上、職業情報提供サイトjob tagの「広報・PR担当」によると、平均年収は525.2万円となっています。

経営層と直接関わる機会も多く、若手のうちから重要な仕事を任されることもあるでしょう。

主な業務は、プレスリリースの作成・配信、メディアからの取材対応、SNS運用、インナーブランディング(社内広報)などです。数字に強く、論理的思考力があり、かつ優れた文章力が必要です。将来的に経営幹部を目指せるキャリアパスとしても注目されています。

参照元
職業情報提供サイトjob tag
広報・PR担当

9.インフラエンジニア(電力・ガス・通信)

インフラエンジニアは、電力・ガス・通信・鉄道など社会基盤を支える設備やネットワークを管理する職種。年間休日120日以上の企業が多く、職業情報提供サイトjob tagの「システムエンジニア(基盤システム)」によると、平均年収は889万円となっていました。

生活に不可欠なインフラを扱うため景気に左右されにくく、大手企業を中心に給与水準も安定している傾向があります。交代勤務がある職場もありますが、業務が標準化されている企業が多く、計画的に休みを取りやすい環境です。

専門知識は入社後の研修で身につけられる企業もあり、新卒からも挑戦しやすい職種といえるでしょう。

参照元
職業情報提供サイトjob tag
システムエンジニア(基盤システム)

10.銀行の法人営業

銀行の法人営業は、企業への融資や金融商品の提案を行う職種です。年間休日120日以上の企業が多く、職業情報提供サイトjob tagの「銀行・信用金庫渉外担当」によると、平均年収は674.4万円となっています。

業績連動型の賞与制度があり、成果を上げれば収入アップが期待できるでしょう。主な仕事内容は、取引先企業への訪問や資金需要の把握、融資の提案、経営課題へのソリューション提供などです。

金融の専門知識は入社後の研修で学べますが、企業の経営状況を分析する力とコミュニケーション能力が求められます。近年はデジタル化による業務効率化も進み、以前と比べて残業時間も減少傾向にあるようです。

参照元
職業情報提供サイトjob tag
銀行・信用金庫渉外担当

11.デベロッパー

職業情報提供サイトjob tagにおいてデベロッパー単体の独立した職種ページはありませんが、関連する「住宅・不動産営業」のデータを見ると、業界の平均年収は660.7万円となっています。

ただし、これは個人向け営業なども含んだ不動産業界全体の平均値です。大手の総合デベロッパー(不動産開発)においては、30代で年収1,000万円を超える企業も多く、業界内でも特に高い給与水準を誇っているでしょう。

休日は土日祝休みを中心とした年間休日120日以上の企業が多く、ワークライフバランスを保ちやすい傾向にあります。一般的な不動産営業職は水曜休みやシフト制が多い点に注意が必要です。

主な業務内容には、開発用地の調査・取得(仕入れ)、建築計画の立案、テナントリーシング(商業施設やオフィスの入居者募集)などが含まれます。建築や不動産の専門知識は入社後に習得できますが、莫大な資金を動かすための「数字への強さ」や、地権者やゼネコンと渡り合う「高い交渉力」が求められる仕事です。

デベロッパーについて詳しく知りたい方は、「【就活生向け】デベロッパーとは?仕事内容や大手5社の特徴を簡単に紹介!」をご覧ください。

参照元
職業情報提供サイトjob tag
住宅・不動産営業

12.社内SE

社内SEは、企業内のシステム管理や運用を担当する職種です。年間休日は125日程度で、職業情報提供サイトjob tagの「ヘルプデスク(IT)」によると、平均年収は609.8万円となっています。

job tag内には、社内SE単体のカテゴリがないため、本記事では関連する「ヘルプデスク(IT)」のデータを参照しています。ただし、実際の社内SEはシステム企画や社内インフラ構築など業務範囲が広く、提示データと給与帯や業務領域が異なる場合がある点にご留意ください。

システム開発会社に勤務するSEと比べて、残業が少なく働きやすい環境が特徴です。社内システムの保守・管理やユーザーサポート、システム改善の提案などが主な業務になります。

技術面での専門知識は必要ですが、特定の業界や企業に特化した知識を身につければ、長期的なキャリア形成が実現できるでしょう。

参照元
職業情報提供サイトjob tag
ヘルプデスク(IT)

13.大手メーカーの製造・技術職

大手メーカーの製造・技術職は、自動車・半導体・素材などの製品を工場で生産・管理する職種です。工場は土日に稼働を止める企業が多く、年間休日120日以上と休みが多い傾向があります。

職業情報提供サイトjob tagの「生産・品質管理技術者」によると、平均年収は703.9万円となっています。交代勤務手当や夜勤手当が付く場合もあり、大手ほど給与や福利厚生が安定しているのが魅力です

主な業務は生産ラインの管理や品質管理、設備の保全など。未経験から応募できる求人もあり、資格取得支援を設けている企業も少なくありません。ものづくりに関心がある方に向いている職種といえるでしょう。

参照元
職業情報提供サイトjob tag
生産・品質管理技術者

14.研究職

研究職は、企業や研究機関で新製品の開発や技術革新に携わる職種です。年間休日は125日前後で、職業情報提供サイトjob tagの「バイオテクノロジー研究者」によると、平均年収は802万円とされています。

研究職は、専門性が高く、研究成果に応じて給与が上昇する仕組みがある企業も多いようです。研究テーマに関する実験や検証、データ分析、論文作成などが主な業務です。

理系の専門知識が必要となりますが、自分の興味のある分野で深い専門性を築けることはやりがいにつながるでしょう。近年は研究開発部門でも働き方改革が進み、ワークライフバランスを重視した環境が整備されつつあります。

参照元
職業情報提供サイトjob tag
バイオテクノロジー研究者

15.士業

士業は、弁護士や公認会計士、税理士などの国家資格を持つ専門職の総称です。年間休日は120日以上で、職業情報提供サイトjob tagの「弁理士」によると、平均年収は981.1万円、「行政書士」の平均年収は583.3万円とされています。

高度な専門性を活かせる仕事で、経験を積めば大幅な収入アップが期待できるでしょう。業務内容は資格によって異なりますが、専門的な相談業務やコンサルティング、書類作成などが中心になります。

資格取得には相応の努力が必要ですが、一度取得すれば一生もののスキルとなり、独立開業も一つの道です。近年は、ワークライフバランスを重視する事務所も増えており、働き方の選択肢が広がっています。

上記で紹介する以外にも、世の中には多様な職種があるので、把握して仕事探しの参考にしましょう。「就活における職種の一覧とは?自分に合う仕事の見つけ方も紹介」の記事も一読しておくと、選択肢の幅を広げられます。

参照元
職業情報提供サイトjob tag
弁理士
行政書士

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求人票で失敗しない3つのチェックポイント

求人票を正しく読み取れないと、「休みが多くて給料がいい」と思って入社したのに実際は違った、というミスマッチが起こりかねません。ここでは、就活の求人票で必ず確認したい3つのポイントを紹介します。

求人票で失敗しない3つのポイント

  • 「完全週休2日制」と「週休2日制」の違いを知る
  • 基本給と固定残業代の内訳を確認する
  • 年間休日数と有給取得率の数字を見る

「完全週休2日制」と「週休2日制」の違いを知る

求人票の休日欄で重要なのが、言葉の違いを理解する点です。似た表現であっても、年間休日数に大きな差が生まれます。それぞれの特徴を表にまとめましたので、参考にしてみてください。

制度 休日数の定義 年間休日の目安 注意点
完全週休2日制 毎週必ず2日の休みがある 約120日前後 祝日が休みとは限らない
週休2日制 月に1回以上2日休みの週がある 約100日~110日前後 基本的に週1日休みの週が多い

完全週休2日制は、毎週2日以上の休日が保障される仕組みになります。一方で週休2日制の場合、月に1回だけ2日休みがあれば適用可能です。同じ「週休2日」でも、実際の休日数は大きく異なる場合があります

求人票を確かめる際は表記に騙されず、年間休日の数字も確認しましょう。

基本給と固定残業代の内訳を確認する

給料は金額だけでなく内訳まで見ることが大切です。求人票の給与額に固定残業代(みなし残業代)が含まれている場合、基本給は実際には低いことがあります。固定残業代は一定時間分の残業代をあらかじめ支給する仕組みで、その時間を超えた分は追加で支払われる仕組みです。

基本給がいくらで、何時間分の固定残業代が含まれるのかを確認すると、見かけの高さに惑わされずに済むでしょう。

年間休日数と有給取得率の数字を見る

制度の名称だけでなく、年間休日数と有給休暇の取得状況も数字で確認してみてください。厚生労働省の「令和7年就労条件総合調査」によると、年次有給休暇の取得率は66.9%でした。

採用サイトなどに有給取得率が公開されている場合は、この平均と比べると休みの取りやすさの目安になります。数字が見当たらないときは、説明会やOB・OG訪問で質問するのも一つの方法です。

求人票から優良企業を見極める観点は、「年間休日120日はホワイト?隠れた罠と優良企業の選び方を解説」の記事でも詳しく解説しています。

参照元
厚生労働省
令和7(2025)年就労条件総合調査 結果の概況

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休みが多くて給料がいい仕事を探す際の注意点

休暇制度が充実し、給与水準の高い仕事は魅力的ですが、いくつかの注意点があります。就活を始める前に注意点を理解しておき、ミスマッチを防ぎましょう。

休みが多くて給料がいい仕事を探す際の注意点

  • 人気が高くライバルとの差別化が必要になる
  • 入社後も学び続ける姿勢を保つ必要がある
  • 責任の重い仕事が多くプレッシャーを感じやすい

1.人気が高くライバルとの差別化が必要になる

休みが多くて給料がいい仕事は、条件の良さから応募が集中しやすく、競争率が高くなる傾向があります。特に公務員や大手メーカーなどは、毎年多くの応募者が集まる人気職種です。

このような環境で内定を得るためには、他の応募者との差別化を図る必要があります。自己分析を通じて自分の強みを明確にし、志望動機や経験と結び付けてアピールすることが求められるでしょう

競争率の高さを理解したうえで、早めの準備を進めることが成功への近道です。

2.入社後も学び続ける姿勢を保つ必要がある

休みが多くて給料がいい仕事の多くは、専門性の高いスキルや知識を求められる職種です。ITエンジニアやWebマーケター、弁護士や税理士といった士業などは、業界の変化が速いため、入社後も継続的な学習が欠かせません。

学び続ける姿勢を怠ると、周囲との差が広がり、評価や給料にも影響が出る可能性があります。入社後の安定を維持するためには、資格取得や勉強会への参加など、自己成長を続ける意識を持つことが重要です。

3.責任の重い仕事が多くプレッシャーを感じやすい

休みが多くて給料がいい仕事は、その待遇に見合った責任を求められる場合が少なくありません。デベロッパーやインフラエンジニア、銀行の法人営業などは、社会的な影響が大きいプロジェクトや業務を担当することもあるでしょう。

責任の重さからプレッシャーを感じやすい環境であることは、事前に理解しておくべきです。自分がどの程度のストレス耐性を持っているか、また責任ある業務にやりがいを感じられるかを、応募前に自己分析しておくことをおすすめします。

自分が理想とするすべての条件を満たした仕事や企業を見つけるのは難しいことです。条件にある程度の優先順位をつけながら、納得できる企業や仕事を見つけましょう。

就活で妥協をして後悔したくない方は、「就活で妥協は必要?確認すべきポイント5選や後悔しないための注意点を解説」を参考にしてください。

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休みが多くて給料がいい仕事を見つけるためのコツ

理想的な待遇の仕事を見つけるには、効果的な対策が欠かせません。ここでは、休暇制度が充実し、給与水準の高い仕事を見つけるためのコツを紹介していきます。

休みが多くて給料がいい仕事を見つけるためのコツのイメージ

1.自分の理想とする生活をもとに軸を決める

就活を始める前に、将来の理想的なライフスタイルを具体的にイメージしましょう。たとえば、休日の過ごし方や希望する年収、残業時間の許容範囲など、できるだけ具体的な数値を含めて設定してみてください

洗い出した理想像をもとに、企業選びの軸を設定します。年間休日数や有給休暇の取得率、残業時間、給与水準などの基準を明確にすると、企業研究を効率的に進められるでしょう。ただし、希望条件を詰め込み過ぎると選択肢が限られてしまうため、優先順位をつけることも大切です。

2.データサイトを活用して数字で比較する

企業の実態を知るために、就職情報サイトや企業の公式データを活用しましょう。具体的には、有価証券報告書やCSR報告書、働き方改革の取り組み状況などを確認します。これらの情報から、休暇制度や給与体系、労働時間などを客観的に比較できるでしょう。

ただし、公開データは平均値であることが多いため、職種や部署による違いも考慮する必要があります。また、近年の動向を把握するため、複数年分のデータを確認しましょう。

3.OB・OG訪問で休みやすさを直接確かめる

OB・OG訪問は、数字で見えない職場の実態を知る有効な手段です。有給休暇の取得状況や残業の実態、職場の雰囲気を直接確かめられます。

面談では、以下のような点を具体的に確認すると良いでしょう。

・休暇を取得する際の申請プロセス
・繁忙期の業務量や残業の状況
・育児や介護との両立支援制度の利用実態
・社内の雰囲気や上司の管理スタイル

ただし、個人の経験や所属部署によって状況は異なるため、可能であれば複数の方から話を聞くことをおすすめします。また、比較的新しく入社した若手社員の話を聞けば、より現実的な情報が得られるでしょう。

これらの情報収集を通じて、表面的な制度や数字だけでなく、実際の働きやすさを総合的に判断するのがより理想に近い職場を見つけるポイントです。

4.インターンに参加して実際の業務を体験する

インターンシップへの参加は、職場の雰囲気や実際の業務内容を把握する絶好の機会といえます。特に、インターンシップでは、日常的な業務フローや職場の雰囲気をより深く理解できるでしょう。

実際の業務を体験すれば、休暇取得の実態や残業の状況なども把握できます。また、社員の方々との交流を通じて、職場の人間関係や社風についても理解を深められるでしょう。

5.企業が求める自分の強みをアピールする

待遇の良い企業では、選考過程で自身の強みを明確に示すことが求められます。そのため、自己分析を通じて、企業が求める人材像と自分の強みとの接点を見つけることが重要です。

たとえば、学生時代のリーダー経験や課外活動での成果、アルバイトでの実績など、具体的なエピソードを交えましょう。また、その企業で活躍するために必要な資格取得や、業界研究の成果なども、強みとしてアピールできるポイントになります。

自分の希望に沿った職場を見つけたい方は、「業界・企業・職種の研究はなぜ重要?就活を効率的に進めるための基礎知識」の記事もあわせてご覧ください。

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女性も男性もライフイベントと両立できる仕事の選び方

結婚や出産、育児、介護といったライフイベントと仕事を両立しやすいかどうかは、休みの多さや給料と同じくらい大切な視点です。ここでは、性別に関係なく長く働き続けるために確認したいポイントを紹介します。

本記事では一般的に企業目線で好ましいとされがちな働き方や職場の傾向を紹介していますが、一律にこうあるべきという価値観を押しつけるものではありません。仕事選びは性別に関係なく、自身が納得できる基準で取り組むことが大切です。

産休・育休や時短勤務の制度を確認する

ライフイベントとの両立を考えるうえで、産休・育休や時短勤務などの制度が整っているかは重要な判断材料となります。近年は、育児休業を取得する男性も増えています

以下では、厚生労働省の「令和6年度雇用均等基本調査」の令和5年と令和6年の男女別の育児休業取得率をまとめました。

区分 令和6年度の取得率 前回(令和5年度)の取得率
女性の育休取得率 86.60% 84.1%
男性の育休取得率 40.50% 30.1%

参照:厚生労働省「『令和6年度雇用均等基本調査』結果を公表します

女性は8割以上、男性も4割以上が育休を取得している状況です。特に男性の取得率は前回の調査結果に比べて、10ポイント以上伸びており、育休取得率の向上が伺えます。これらのデータから、社会全体でライフイベントと仕事を両立する流れが強まっていると考えられるでしょう。

制度や実績が整う企業を選べば、将来の生活の変化にも柔軟に対応できます。無理なく働き続けられるため、キャリアの分断を防げる点が魅力です。

だからこそ制度の有無だけでなく、実際の取得実績まで確認すると安心でしょう。

参照元
厚生労働省
令和6年度雇用均等基本調査

性別に関係なく働き方の柔軟性で選ぶ

仕事を選ぶときは、「女性向け」「男性向け」といった枠ではなく、働き方の柔軟性で見ることが大切です。リモートワークやフレックスタイム、時間単位の有給といった制度は、性別を問わず働きやすさにつながります。

特定の職種を性別で決めつけず、自分の希望する暮らし方に合う制度や環境が整っているかを基準に選びましょう。働きやすい企業の具体的な見つけ方は、「ベンチャーはワークライフバランスがいい?働きやすい企業の見つけ方」の記事もあわせてご覧ください。

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条件を入り口に自分らしいキャリアを見つけよう

休暇制度や給与水準は、職業選択における重要な要素です。しかし、これらの条件だけでなく、仕事のやりがいや成長機会、職場の雰囲気なども、長期的なキャリア形成には欠かせないポイントとなります。

就活では、待遇面での条件を入り口にしながら、その先にある自分らしいキャリアの可能性を探ることが大切です。たとえば、充実した休暇を活かして資格取得や自己啓発に取り組めば、さらなるキャリアアップも期待できるでしょう。

条件面での希望を大切にしながら、長期的なキャリアビジョンをもって就活に取り組むことをおすすめします。

「休みが多い」「給料がいい」など、自分の希望に沿った仕事を見つけたい方は、キャリアチケット就職エージェントにご相談ください。キャリアチケット就職エージェントでは、ヒアリング結果に沿った企業を紹介します。

就活サポートもマンツーマンで実施しているので、その後の選考も安心です。

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休みが多くて給料がいい仕事のよくある質問

ここでは、休みが多くて給料がいい仕事を目指す就活生から、よくある質問をまとめました。

新卒で休みが多くて給料がいい仕事に就くのは難しい?

新卒だからといって、休みが多くて給料がいい仕事に就けないわけではありません。むしろ新卒採用は未経験者を前提に育成する枠が多く、条件のよい大手企業やインフラ業界にも挑戦しやすいタイミングです。

ただし人気が高く倍率も上がりやすいため、早めの自己分析と企業研究で自分に合う企業を絞り込むことが大切です

男性・女性関係なく働きやすくて休みが多い仕事は?

働きやすさや休みの多さは、性別ではなく企業の制度や業界の特性で決まります。年間休日が多い傾向にあるインフラ業界や製造業、成果で評価されやすいIT関連の職種などは、性別に関係なく働きやすい環境が整いつつあります。

求人票で年間休日数や育児支援制度を確認し、自分の希望に合う企業を選びましょう。

未経験・資格なしでも目指せる?

未経験や資格なしでも、休みが多くて給料がいい仕事を目指すことは可能です。ITエンジニアや法人営業、メーカーの職種などは、入社後の研修で必要な知識を身につけられる企業も多くあります。

資格が選考で有利に働く場面もありますが、必須ではありません。資格の有無が気になる場合の考え方は、「就活で資格なしは不利?選考を有利に進める方法やおすすめの職種を紹介」の記事も参考にしてみてください。

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