このページのまとめ
- 27卒の就活がやばいといわれる理由は、就活の早期化やインターンの重要性に関係する
- 2026年6月時点時点で、27卒の内定率は77.2%まで上昇している
- 「就活やばい」と焦る27卒は、まず自己分析や企業研究・業界研究を深めよう
「27卒の就活はやばい?」と不安に感じる学生の方もいるでしょう。現在の日本では売り手市場の傾向が続いており、就職率も毎年高水準を維持しているため、過度に心配し過ぎる必要はないのが現状です。
この記事では、27卒の就職事情や就活がやばいといわれている理由、27卒が就活で挽回するための対策についてご紹介します。27卒の就活で有利な点や、いつまでに就活を終わらせるべきかも解説するので、ぜひご一読ください。
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- 27卒の就活はやばいわけではない!現在の就職事情
- 27卒の内定率は6月時点で77.2%
- 就活早期化の背景|政府要請より早く動く企業が多い
- 27卒の就活が「就職氷河期」ではない理由
- 「27卒の就活がやばい」といわれる4つの理由
- 1.インターン経由の早期選考や内定が定着したから
- 2.AIの普及により「話す力」の重要性が増したから
- 3.対面だけでなくオンライン用の対策も必要だから
- 4.経済の不透明性が高まっているから
- 「やばい」と思っても大丈夫!27卒の就活で有利な点
- 売り手市場で企業の採用意欲が高い
- 大学生の就職率は毎年高水準を維持している
- 選考のオンライン化でエントリーしやすくなった
- 27卒の就活はいつまでに終わらないとやばいのか
- 夏採用が終わる8月末までに内定をもらうのが理想
- 就活終了時期の目安|外資・大手・中小とBtoB
- 就活をいつまで続けるべきか迷ったら
- 27卒で内定が出ない人に多い4つの特徴
- 1.行動開始が遅れている
- 2.自己分析ができていない
- 3.業界研究が不十分
- 4.インターン参加経験がない
- 「就活やばい」と焦る27卒が挽回するための対策8選
- 1.基本的な就活スケジュールを振り返る
- 2.自己分析を通じて就活の軸を見直す
- 3.企業研究・業界研究を深める
- 4.インターンシップを活用し企業との接点を増やす
- 5.ガクチカのエピソードや書き方を見直す
- 6.模擬面接で場数を踏み本番で堂々と話す準備をする
- 7.OB・OG訪問で現場の情報を集める
- 8.就活エージェントを利用する
- 「就活やばいかも」と焦りを感じている27卒の方へ
- 27卒の就活に関するよくある質問
- 27卒で就活を何もしていないのはやばい?
- 27卒の就活は秋・冬から始めても間に合う?
- 27卒で内定がないので不安です…
- 27卒が今から効率的に就活を進める方法は?
- 27卒は何月までに内定がないとやばい?
27卒の就活はやばいわけではない!現在の就職事情
「27卒の就活はやばい」「早く動かないと手遅れになる」といった噂を聞いて、漠然とした焦りや不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。結論からいうと、27卒の就活は「就職先がなくてやばい」わけではありません。
ここでは、27卒の就活を取り巻く現状について、最新の内定率データや就職氷河期との違いを交えて解説します。現状を正しく把握し、漠然とした不安を解消していきましょう。
27卒の内定率は6月時点で77.2%に上昇
27卒の内定率は大学4年の6月時点で77.2%まで上昇しており、大学3年の2月時点から早いペースで伸びています。就職みらい研究所の「2027年卒学生就職内定率調査(2026年6月1日時点)」によると、内々定を含む27卒の就職内定率の変化は以下のとおりでした。

引用:就職みらい研究所の「2027年卒学生就職内定率調査(2026年6月1日時点)」
上記のデータを見ると、現状就活生の4人に3人以上が内定を獲得している状態です。とはいえ、現時点で内定をもっていなくても、過度に不安を感じる必要はありません。夏以降も採用枠を残しているBtoB企業や中小企業をはじめ、秋採用から本格的に動き出す企業はまだ数多く存在するからです。
ただし、早期の採用活動ですでに優秀な学生を採用した企業は、4~5月にはエントリーを締め切ってしまうこともあります。秋採用や通年採用を実施している企業もあるとはいえ、絶対に就職したい目当ての企業がある場合、「応募したかったのに新卒採用がもう終わっていた」というケースが出ていることがあるため注意が必要です。
27卒の内定率についてより詳しく知りたい方は、「27卒の内定率を解説!2データから読み解く現状と挽回するポイント」の記事もあわせてご参照ください。
参照元
就職みらい研究所
2027年卒学生 就職内定率調査(2026年6月1日時点)
就活早期化の背景|政府要請より早く動く企業が多い
現状、27卒を含めた近年の就活は早期化の傾向にあるのが事実です。内閣官房の「2027年(令和9)年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請」によると、選考活動の開始は卒業・修了年度に入る直前の6月1日以降とされています。
しかし、前項で触れたとおり、実際には6月1日以前に内定を獲得している学生のほうが多いのが現状です。上記の選考活動開始の日程には法的拘束力はないため、実際には選考の日程を前倒ししている企業も多く、特に外資系企業やベンチャー企業などでは、大学3年生の夏や秋の段階で内々定を出すことが珍しくありません。
参照元
内閣官房
2027年(令和9)年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請
「就職氷河期」ではない理由
27卒の方のなかには、「27卒は就活氷河期なのでは?」と不安になっている方もいるでしょう。しかし、27卒が該当する2026年度の有効求人倍率を見る限り、現在は就職氷河期ではないためご安心ください。
厚生労働省の「一般職業紹介状況(令和8年6月分)について」によると、就職氷河期に該当する1999年の有効求人倍率は0.48倍でした。一方、2026年6月時点の有効求人倍率は1.18倍で、求職者一人当たりの求人数は当時の2倍以上まで回復しています。
また、近年では少子高齢化による労働力不足が慢性的な課題となっており、各業界で新卒採用に対する意欲が依然として高いため、就職氷河期と同様の状況になるとは考えづらいでしょう。
参照元
厚生労働省
一般職業紹介状況(令和8年6月分)について
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「27卒の就活がやばい」といわれる4つの理由
「27卒の就活はやばい」という声が一部の学生から上がっている背景には、採用市場を取り巻く環境の急激な変化があります。ルールが変わることで、これまで通りの対策では通用しない場面が増え、不安を感じる人が多くなっているためです。
ここでは、「27卒の就活がやばい」といわれる主な4つの理由を解説します。漠然とした不安を解消し、具体的な対策を立てるためにお役立てください。
1.インターン経由の早期選考や内定が定着したから
「27卒の就活がやばい」といわれる理由の一つは、近年インターンシップ経由の早期選考が定着したことにあります。就職みらい研究所の「就職白書2026」によると、インターンシップを「採用に直結したものとして実施した」と回答した企業の割合は、年々増加傾向にあることが分かりました。
| 年度 | インターンシップを「採用に直結したものとして実施」と回答した企業の割合 |
|---|---|
| 2013年 | 6.3% |
| 2014年 | 5.6% |
| 2015年 | 9.3% |
| 2016年 | 8.7% |
| 2017年 | 11.7% |
| 2018年 | 15.2% |
| 2021年 | 29.6% |
| 2023年 | 30.3% |
| 2024年 | 28.5% |
| 2025年 | 33.7% |
| 2026年 | 36.1% |
引用:就職みらい研究所「就職白書2026【企業】インターンシップ等の実施目的」
また、同調査によるインターンシップ等と採用選考の関係において、「プログラム募集時に、内定の可能性が明示されていた(採用直結)」と回答した学生の割合も、年々増加しています。

引用:就職みらい研究所「就職白書2026【学生】インターンシップ等と採用選考の関係」
この流れは、25卒以降の学生を対象にインターンシップのルールが変更されたことで、一定基準を満たしたインターンでの評価を、企業が本選考に利用できる仕組みが一般化したためと推測されます。
そのため、インターンシップからの選考ルートに乗れなかっただけで、周囲と差がついてしまう事態に陥りやすく、27卒の就活がやばいと感じてしまう学生が増えているようです。
先述した就活の早期化には、このインターン経由の早期選考も大きく関係していると予測できます。
インターンシップについて詳しく知りたい方は、「インターンシップとは?行う意味や期間別の特徴をご紹介」の記事をご参照ください。
参照元
就職みらい研究所
就職白書2026
文部科学省
大学等におけるインターンシップの推進
2.AIの普及により「話す力」の重要性が増したから
27卒の就活が「やばい」といわれる理由として、AIの普及により「話す力」の重要性が増したことも考えられます。
近年では生成AIによって、整った文章を簡単に作成できるようになったため、書類だけでは学生の本来の能力や人柄を判断するのが難しくなっているのが現状です。その結果、面接の場で自分の言葉を使って論理的に話せるか、想定外の質問にどう対応するかといった「リアルなコミュニケーション能力」がより重視されるようになりました。コミュニケーションに関する対策の難易度が上がっていることで、「就活やばい」と感じる学生もいるようです。
なお、就職みらい研究所の「就職白書2026」によると、就活に生成AIを活用した学生の割合は、年々増加していることが分かっています。26卒においては、6割以上の学生が就活に生成AIを使用していました。

引用:就職みらい研究所「就職白書2026就職活動における生成AIの使用状況」
また、直近3年の就活において生成AIを利用した場面は、「自己分析」が最も多い結果となっています。ほかにも「自己PRの作成」や「エントリーシートなどの添削」など、就活の多くのプロセスで生成AIが使われていることが分かるでしょう。

引用:就職みらい研究所「就職白書2026就職活動における生成AIの使用状況」
参照元
就職みらい研究所
就職白書2026
3.対面だけでなくオンライン用の対策も必要だから
対面での面接だけでなくオンライン面接の対策も必要になったことも、27卒の就活がやばいといわれる理由といえます。コロナ禍以降、企業の採用方法や評価基準、働き方などに変化が生まれていますが、採用活動における大きな変化は、オンライン面接の一般化です。
多くの企業でオンライン面接が導入されるようになり、就活生には従来とは異なる自己表現力やコミュニケーション能力が求められています。また、企業での働き方そのものも、以下のように変化している傾向にあるでしょう。
・リモートワークを前提とした勤務体制の導入
・オフィスワークとの併用(ハイブリッド型勤務)
・新入社員研修のオンライン化
この変化に伴い、採用活動では学生の自己管理能力やデジタルツールの活用力などを重視する企業も増加しました。このことから、「27卒の就活はやばい」と考える方もいるようです。
4.経済の不透明性が高まっているから
27卒の就活が「やばい」と言われる理由として、経済の不透明性が高まっていることも考えられるでしょう。世界経済の不安定さは、企業の採用動向にも影響を与えます。現代の就活市場においては、以下のような変化がみられる場合もあるようです。
・採用人数を絞る企業の増加
・業績の不透明感による採用計画の見直し
・即戦力となる人材への需要シフト
このような状況下では企業側の採用基準が高くなる傾向にあり、就活生にとってはより厳しい競争となる可能性があります。
一般的な就活の流れや基本的なスケジュールについて知りたい方は、「就活とは?いつから何をやる?基本の流れと今からできる準備を解説!」の記事をご参照ください。
こんなお悩みはありませんか?
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「やばい」と思っても大丈夫!27卒の就活で有利な点
27卒の就活においてネガティブな情報が目につきがちですが、過度に悲観する必要はありません。客観的なデータや市場全体の動向を見渡すと、現在の就活生にとって有利に働く要素も存在しているからです。
以下では、「就活がやばい」といわれるなかでも、どのような点が27卒の学生にとってプラスに働いているかを解説します。
売り手市場で企業の採用意欲が高い
現在の日本の採用市場は、学生よりも企業が求めている人材の数が多い、いわゆる「売り手市場」の傾向が続いているのが現状です。先述したとおり、厚生労働省の「一般職業紹介状況(令和8年6月分)について」による2026年6月時点での有効求人倍率は1.18倍で、求人数が求職者数を上回っていることが明らかになっています。有効求人倍率が1以上になっているときは、全体として企業の採用意欲が高いことを意味していると覚えておきましょう。
また、同調査の業種別の有効求人倍率を見てみると、特に以下の業界で積極的な採用が続いていると考えられるでしょう。
・IT/通信業界
・サービス業界
・小売業界
・建設業界
・介護/福祉業界
※有効求人倍率はハローワークの求人数と登録者から割り出されるため、厳密には新卒の状況とは異なります
多くの企業が人材不足に悩んでおり、優秀な人材を確保するために積極的な採用活動を展開しています。特に上記の業界は有効求人倍率が高い傾向にあるため内定を得やすく、条件面での交渉も有利に進められる可能性があるでしょう。
27卒の詳しい就活事情については、「27卒の就活を網羅的に解説!内定獲得のコツと全体のスケジュール」の記事でも解説しています。こちらもあわせてご参照ください。
参照元
厚生労働省
一般職業紹介状況(令和8年3月分及び令和7年度分)
大学生の就職率は毎年高水準を維持している
就職みらい研究所の「就職プロセス調査(2026年卒)『2026年3月度(卒業時点)内定状況』」によると、直近3年にあたる24卒~26卒の3月卒業時点の就職内定率は、いずれも95%を越える高水準を維持しています。

引用:就職みらい研究所「就職プロセス調査(2026年卒)『2026年3月度(卒業時点)内定状況』」」
「27卒の就活はやばいかも」と焦りを感じるかもしれませんが、最終的には例年多くの学生が納得のいく企業を見つけて就職しているのが現実です。
この高い就職率の背景には、企業の採用意欲の高さに加えて、大学のキャリア支援体制が充実していることや、学生の就活に対する意識の向上があります。また、従来の大手企業志向だけでなく、中小企業やベンチャー企業への就職が選択肢として検討されていることも、高い就職率の要因として考えられるでしょう。
参照元
就職みらい研究所
就職プロセス調査(2026年卒)『2026年3月度(卒業時点)内定状況』
選考のオンライン化でエントリーしやすくなった
コロナ禍以降、選考プロセスをオンライン化する企業が増えたことで、学生が気軽にエントリーしやすくなったことも、27卒が従来の就活生より有利な点の一つです。選考のオンライン化によるメリットには、以下のようなものがあります。
・地方の学生も首都圏の企業にエントリーできる
・交通費や宿泊費などの経済的負担が軽減される
・移動時間が不要になったことでスケジュール管理がしやすくなる
移動時間や交通費といった物理的・金銭的なコストが大幅に削減されたことで、1日のうちに複数の企業の選考を受けることも容易になるでしょう。特に、地方に住む学生は、都心の企業へも気軽に応募できるようになったことで、就職先の選択肢が飛躍的に広がります。
オンライン化の恩恵を活かし、気になる企業に効率良くアプローチできるのは、今の就活生ならではの強みです。
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27卒の就活はいつまでに終わらないとやばいのか
就活を続けるなかで、「いつまでに内定を獲得しないといけないのか」「いつまで就活を続けるべきか」と不安になることもあるでしょう。期限が見えないと、精神的な疲労が蓄積しやすくなります。就活に明確な締め切りが決まっているわけではありませんが、一般的な期限や就活を終わらせる基準を知っておくことで、自分なりのゴールを設定できるでしょう。
ここでは、27卒の就活において一つの目安となる時期と、就活をいつまで続けるべきか迷ったときの基準について解説します。
夏採用が終わる8月末までに内定をもらうのが理想
27卒の就活において、夏採用が終わる8月末までに内定を獲得するのが理想的ではありますが、これが絶対の期限ではありません。
8月末を過ぎても、多くの企業で採用活動は継続されています。そのため、もし夏の終わりまでに内定を獲得できなかったとしても、諦めずに就活を続けることが大切。秋採用や冬採用を実施する企業を狙い、夏までの反省を活かして秋以降の戦略を練り直す一つの区切りとして考えましょう。
「就職先はいつまでに決めないといけないんだろう?」とお悩みの方は、「就活はいつまでに決まらないとやばい?内定獲得の時期と必要な対策を解説」の記事も併せて参考にしてみてください。
就活終了時期の目安|外資・大手・中小とBtoB
就活の終了時期は、志望する業界によって大きく異なります。先述した8月末までという目安はあくまで一般的な基準であり、企業や業界ごとの実態を踏まえて自分のスケジュールを調整することが大切。企業・業界別に見る就活終了時期の目安は以下のとおりです。
| 外資・IT・ベンチャー企業 | 大学4年生の3月~4月ごろに終了する傾向。経団連の採用ルールに縛られないため選考開始が早く、この時期にはすでに内定が出そろっているケースが多くなります。 |
|---|---|
| 日系大手(メーカー・金融など) | 大学4年生の6月~7月がピーク。採用選考活動の開始日を6月1日とする政府の要請に沿って動く企業が多く、6月に面接が集中します。 |
| 中小企業・BtoB企業 | 大学4年生の秋以降も継続。大手企業の選考が一区切りついたあとから採用を本格化させる企業が多く、卒業間近まで採用のチャンスが残っています。 |
志望業界が複数にわたる場合は、動きの早い業界のスケジュールを基準に準備を進めておくと、後から慌てずに済みます。まずは自分が受けたい企業が、どの分類に近いのかを確認しておきましょう。
就活をいつまで続けるべきか迷ったら
もし内定をもらっていても、「本当にこの会社で良いのか」「もう少し就活を継続すべきか」と迷う場合は、自分が納得できるまで就活を続けるのがおすすめです。「とりあえず1つは内定をもらったから」と無理に妥協してしまうと、入社後のミスマッチに苦しむ可能性が高いでしょう。
就活の目的は早く内定を獲得することではなく、自分に合った働きやすい環境を見つけることです。そのため、就活の期限は、卒業後のキャリアに対する納得感を優先して設定することが大切。最終的な判断は自分で下す必要がありますが、困ったときは周囲の意見も参考にしながら、後悔のない選択ができるよう心掛けましょう。
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27卒で内定が出ない人に多い4つの特徴
27卒の就活において、注意が必要な状況をいくつか確認していきましょう。具体的には、行動開始が遅れていることや、業界研究が不十分なことなどが挙げられます。自分に当てはまる特徴がないか、チェックしてみてください。
1.行動開始が遅れている
周囲が動き出しているのに「まだ時間があるから」と後回しにしてしまい、全体の採用スケジュールから出遅れているケースです。行動開始が遅れていると、周囲の人よりも内定獲得のチャンスを逃す可能性があるため、「やばい」と感じる場合があるでしょう。
就活の行動開始が遅れてしまっている理由には、以下のようなものが挙げられます。
・留学や資格試験などに時間を取られていた
・就職活動の早期化を知らなかった
・進路について迷っていた
・学業やサークル活動に専念していた
どのような事情で遅れていた場合も、まずは現状の遅れについて率直に認め、今からできる情報収集やES作成などに着手することが大切です。就活の遅れを感じている就活生の方は、「27卒が今から就活を始めるときの注意点は?効率よく進めるコツを解説」の記事を参考にしてみてください。
エントリー数を見直そう
就活のスタートが遅れた結果エントリー数が少なくなっている場合、まずエントリー数そのものを見直してみましょう。内定を得ている学生の多くは、特定の数社だけに絞らず、興味の範囲を広げて複数の企業にエントリーしています。
企業に応募する数が少ないと、1社あたりの選考結果に就活状況が左右されやすくなり、もし不採用になったときにESや面接の対策を改善する機会も限られてしまいます。まずは志望業界の周辺にある企業まで視野を広げ、無理のない範囲でエントリー数を増やしてみましょう。
2.自己分析ができていない
十分な自己分析を行っていないと、就活がうまく進まず「やばい」と感じる可能性があるでしょう。自己分析ができていない場合には、以下のような状態に陥ってしまいがちです。
・志望動機が表面的になる
・企業選びの軸が定まらない
・自己PRで具体的なエピソードを語れない
・自分の強みや弱みが明確になっていない
自分の強みや価値観を理解するための自己分析が浅いままだと、面接で説得力のあるアピールができず苦戦を強いられます。また、企業選びの軸も定まらないため、「やみくもに応募しては落ちる」という悪循環に陥る恐れもあるでしょう。
自己分析が不十分だと企業選びのミスマッチにもつながる
自身の適性を把握しないまま知名度やイメージだけで応募先を絞ると、入社後のビジョンが描けず、ミスマッチにつながります。自分に合わない社風の会社へ無理に入社できたとしても、早期離職につながる恐れがあるため注意が必要です。
ただ内定を獲得するだけでなく、就職先で長く働き続けるためにも、自分がどのような環境で十分なパフォーマンスを発揮できるのかを自己分析で見つけてみてください。
自己分析の進め方は「自己分析の質問100選!自己理解を深めるポイントや就活への活用法を解説」の記事を参考にしてみてください。
3.業界研究が不十分
業界研究が不十分な場合にも、選考を通過しにくくなり、「就活やばい」と感じるかもしれません。特に以下のような状態では、不採用につながりやすいでしょう。
・志望業界の市場動向を把握していない
・主要企業の特徴や違いが分からない
・業界特有の課題や専門用語を理解していない
知識や調査の不足は、企業選びのミスマッチや面接での致命的な失敗を招く可能性があります。たとえば、応募先企業のビジネスモデルや競合他社との違いについて研究が足りていないと、面接で「なぜうちの会社なのか」という質問に的確に答えられません。業界全体の動向やその企業ならではの強みを理解していないと、入社後のミスマッチを懸念されてしまい、不採用に陥りやすくなるでしょう。
4.インターン参加経験がない
先述したように、近年の就活ではインターンシップを経由した早期選考や内定が定着している傾向があります。そのため、インターンシップへの参加経験がないことで不利になってしまい、「やばい」と感じる場合もあるでしょう。
また、インターンシップの経験がないと企業で働くイメージが湧きにくく、志望動機が抽象的になりがちです。現場の社員の声を直接聞く機会も逃しているため、インターンの参加者に比べて企業への理解度が一段落ちてしまうリスクもあるでしょう。
内定が出ない原因は「内定が出ない8つの原因と対策を解説!焦らず適切に行動しよう」の記事でも解説しています。こちらも併せてご一読ください。
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「就活やばい」と焦る27卒が挽回するための対策8選

ここでは「就活がやばい」と感じている27卒の方に向けて、今から挽回するための対策をご紹介します。就活に行き詰まりを感じている27卒の方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.基本的な就活スケジュールを振り返る
まずは基本的な就活スケジュールを振り返り、現在の進捗状況を客観的に把握しましょう。スケジュールを理解することで、今後の行動計画を立てやすくなります。
27卒における一般的な就活スケジュールは、以下のとおりです。
| 大学2年生 | 自己分析、企業・業界研究など |
|---|---|
| 大学3年生4~6月 | インターンシップ申し込み開始 |
| 大学3年生7月~翌2月 | サマー/オータム/ウィンターインターンシップ参加 |
| 大学3年生3月 | 企業説明会・エントリー開始 |
| 大学4年生6月 | 選考開始 |
| 大学4年生10月 | 内定式 |
現在の時期と照らし合わせ、もし遅れている就活のプロセスがあれば、重点的に取り組む必要があります。直近で募集が始まる企業のスケジュールをリストアップし、それに合わせてESの提出期限や面接対策の予定を組み直しましょう。
27卒だけでなく28卒の方向けの就活スケジュールは、「28卒大学生の就活スケジュールとは?早期化の実態と今やるべき準備10選」の記事で解説しているので、こちらも参考にしてみてください。
2.自己分析を通じて就活の軸を見直す
就活の軸とは、企業選択や職種選択の基準となる価値観や優先事項のことです。「就活やばい」と焦るときこそ改めて自己分析を行い、就活の軸を見直してみましょう。
効果的な自己分析の方法には以下があります。
効果的な自己分析の方法
- 過去の経験を振り返り、やりがいを感じた瞬間を分析する
- 自分の強みと弱みを具体的なエピソードとともに整理する
- 将来のキャリアビジョンを描き、そのために必要な経験を考える
- 適性検査や性格診断ツールを活用して客観的な視点を得る
たとえば、マスコミ業界を志望する場合でも、「メディア関連の仕事」という広い視点で考えることで、Web媒体やソーシャルメディア運営企業、コンテンツ制作会社などを選択肢に入れられるかもしれません。
業界にこだわり過ぎると、自分のやりたいことや適性のある仕事を見逃してしまう可能性があります。本当に譲れない軸は何か、優先順位を考えながらより多くの選択肢を検討することで、自分に合った新たな選択肢を見つけやすくなるでしょう。
就活でよくある悩みを、「就活でよくある悩み20選!不安を溜め込まないための心構えや解消法を紹介」の記事にまとめています。こちらも参考にしてください。
3.企業研究・業界研究を深める
選考での不採用が多く「就活やばい」と焦っている場合は、企業研究や業界研究をより深める必要があるでしょう。企業のホームページを見る際は企業理念や事業内容だけでなく、企業のIR情報や中期経営計画、社長のインタビュー記事まで読み込み、会社の現状や課題、今後の展望を把握してみてください。
また、業界地図や就職四季報などを使って、応募先企業の同業他社をいくつかピックアップし、応募先との違いを見つけることも重要です。たとえば「A社は国内シェアに強いが、B社は海外展開に力を入れている」「A社は保守的だが、B社は若手の裁量が大きい」など、比較することで初めてその企業独自の強みが見えてくることも。
このように情報収集や研究を深めたうえで、「自分のこの強みは、この事業課題の解決に役立つ」という論理的なアプローチを組み立ててみましょう。他社にはない独自性や魅力を自分の言葉で語れるようになれば、面接官から評価される可能性が高まります。
企業研究・業界研究のやり方は「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就活成功を目指そう」「業界研究のやり方3ステップ!コツや志望動機への活かし方も解説」の記事をご参照ください。
4.インターンシップを活用し企業との接点を増やす
今からでもエントリーできる秋・冬のインターンシップがあれば、積極的に申し込んで企業との接点を増やしましょう。インターンシップは企業理解に役立つだけでなく、選考を有利にするための重要な機会です。
特に、秋や冬に大学4年生を受け入れている企業のインターンシップは、単なる就業体験にとどまらず、直接的な採用活動を兼ねているケースが多いでしょう。企業側も年度内の採用枠を確実に埋めたいという意図をもっているため、参加直後に早期選考ルートへ案内されたり、一部の面接プロセスが免除されたりする特別措置が用意されていることも少なくありません。
実務に近いグループワークや社員との交流を通じて就活の遅れを取り戻し、27卒の方がスピーディーに内定を掴み取る絶好のチャンスといえます。
5.ガクチカのエピソードや書き方を見直す
就活において、ガクチカは多くの企業が重視する要素の一つです。書類選考で落とされることが多い場合は、ガクチカのエピソードや文章構成を見直してみてください。エピソードがただの状況説明になっていないか、直面した課題に対する自分の考えや行動の結果が具体的に書かれているかなどを確認しましょう。
効果的なガクチカの構成は以下のとおりです。
効果的なガクチカの構成
- 結論…何に力を入れたかを簡潔に述べる
- 動機…なぜその活動に取り組んだかを説明する
- 課題…直面した困難や課題を具体的に示す
- 行動…課題解決のために取った具体的な行動を説明する
- 結果…得られた成果や学びを数値や具体例で示す
- 活用…その経験を仕事でどう活かすかを述べる
エピソードの内容が華やかである必要はありません。日常的な活動でも、そこから得た学びや成長を具体的に表現することで、説得力のあるガクチカになるでしょう。
ガクチカの書き方や例文は「ガクチカとは?評価される書き方や経験別の例文15選を紹介!」の記事でご紹介しています。こちらも併せてご一読ください。
6.模擬面接で場数を踏み本番で堂々と話す準備をする
面接本番で緊張して頭が真っ白になってしまい「やばい」と感じている場合は、模擬面接を何度も繰り返し、本番で堂々と話すための場慣れをしましょう。頭のなかだけで回答を準備するのと、実際に声に出して対話するのとでは、勝手が異なります。
模擬面接の面接官役は大学のキャリアセンターや家族、友人などにお願いし、想定外の質問を投げかけてもらう練習を積むことで、会話のキャッチボールのコツが掴めてくるでしょう。
また、模擬面接では話す内容だけでなく、姿勢や表情、声のトーンなども意識することが大切です。緊張した状況でも自分の考えを整理して話せるよう、繰り返し練習を行いましょう。
企業によってはAI選考が導入されている場合がある
近年、企業によってはAIを活用した選考が導入されている場合があります。AI選考では、ESの文章解析や動画面接での表情・声の分析などが行われるため、明確で論理的な文章構成や聞き取りやすいハキハキした話し方を意識して臨むのがコツです。
7.OB・OG訪問で現場の情報を集める
OB・OG訪問は、企業の実情を知る効果的な方法の一つです。実際に働いている先輩から生の情報を聞くことで、独力での企業研究では得られない貴重な情報を収集できます。OB・OG訪問をした際に聞くべき質問例は、以下のとおりです。
・実際の業務内容と1日のスケジュール
・職場の雰囲気や人間関係
・入社前後のギャップ
・キャリアアップの道筋
OB・OG訪問を通じて得た情報は、志望動機の具体化や面接での逆質問にも活用できます。また、訪問した先輩との関係を大切にしながら継続的に情報交換を行うことで、選考に役立つだけでなく入社後の人間関係構築にもプラスに働くでしょう。
8.就活エージェントを利用する
就活エージェントを利用するのも、「就活がやばい」状態を脱する効果的な対処法です。就活エージェントを利用するメリットには、以下のようなものがあります。
・自分の適性に合う企業を紹介してもらえる
・業界や企業の最新情報を入手できる
・非公開求人の紹介を受けられる
・自己分析をサポートしてもらえる
・選考対策のアドバイスがもらえる
就活エージェントのサービスは基本的に無料で利用できるため、就活に行き詰まりを感じている学生にとって、心強い味方となるでしょう。どのエージェントを利用するか迷ったときは、複数のエージェントを併用することで、より多くの企業と出会う機会を得られます。ただし、多くのエージェントを併用するほどスケジュール管理も複雑になるため、2~3社までに絞るのがおすすめです。
就活エージェントについては、「就活エージェントとは?無料で使える仕組みや選び方を解説」で詳しく解説しているので、こちらもご参照ください。
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「就活やばいかも」と焦りを感じている27卒の方へ
就活は、多くの学生にとって初めての経験です。周囲から「楽勝」「苦労する」「やばい」など、さまざまな意見や話を聞くこともあると思いますが、就活は競争ではありません。
就活は、時間をかけて自分に合う企業を見つけること。自分のキャリアスタートとなる企業を見つけ、入社するためのプロセスであり、「内定が多い人が優位」「早く内定を取ることが正解」ではありません。
しかし、初めての経験のため不安を感じることも多いでしょう。明確な正解もないため、「なんとなく始めたけどこれで良いのか分からない」と悩むケースもあるはずです。そのようなときは、プロによる就活支援サービスを利用してみませんか?
キャリアチケット就職エージェントは、就活において自己分析から内定後のフォローまで一貫してサポートする、就職支援サービスです。キャリアアドバイザーがあなたの現状を客観的に分析し、就活がうまくいかない原因を一緒に解消していきます。
あなたにマッチした企業を厳選してご紹介するので、「自分に合っている企業が分からない」とお悩みの方もご安心してください。もちろん、サービスはすべて無料。就活についてお悩みの大学生の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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27卒の就活に関するよくある質問
ここでは、27卒の就活に関するよくある疑問や不安に、Q&A形式でお答えします。就活に不安を抱えている27卒の方は、ぜひチェックしてみてください。
27卒で就活を何もしていないのはやばい?
夏採用の時点で大手企業の選考は落ち着きつつありますが、中小企業では秋採用や通年採用で内定をもらえる可能性が残っているので、今すぐ行動を起こせば挽回は十分に可能です。
まずは落ち着いて、ナビサイトや就職エージェントなど、就活を効率的に進められるサービスへの登録から始めてみましょう。同時に、興味のある企業の説明会への参加予約や自己分析、業界研究を並行して進めていくことをおすすめします。
焦って準備不足のまま選考に臨むよりも、しっかりと準備をして臨むほうが良い結果につながりやすいでしょう。就活をなにから始めるかわからないときは、「就活は何から始める?スケジュールや今からやるべきことを紹介」の記事を参考にしてください。
27卒の就活は秋・冬から始めても間に合う?
秋や冬から本格的に動き出しても、内定を獲得することは十分に可能でしょう。この時期になると、内定辞退者の穴埋めを行いたい企業や、通年で採用活動を続けているBtoB企業などが募集を行っているからです。
ただし、春や夏に比べて募集枠は少なくなる傾向にあるため、やみくもに応募するのではなく、自分の適性をしっかり見極めた上でピンポイントに企業を狙っていく戦略的な動き方が求められます。
27卒で内定がないので不安です…
内定がないことへの不安は当然の気持ちですが、まだ多くのチャンスが残されています。まずは、これまでの選考結果を振り返り、面接での受け答えや志望動機の伝え方など、改善できる点がないか確認しましょう。
また、キャリアセンターや就職エージェントなどの第三者に相談することで、新たな視点やアドバイスを得ることができます。志望業界や企業にこだわり過ぎている場合は、視野を広げることも検討してみましょう。
27卒が今から効率的に就活を進める方法は?
限られた時間を有効活用するため、優先順位をつけて行動することが重要です。就活サイトで気になる企業の説明会情報をチェックし、カレンダーに予定を入れていきましょう。
また、就活エージェントの活用もおすすめです。エージェントを通じて企業の詳細な情報や選考対策のアドバイスを得られるほか、効率的な就活のコツも教えてもらえる場合があるでしょう。「就活エージェントおすすめ12選!27卒・28卒向けの選び方も解説」の記事も参考にしてください。
27卒は何月までに内定がないとやばい?
「何月までに」という絶対的な期限はありませんが、一般的に大学4年生の8月末を過ぎても内定がない場合は、少し危機感をもったほうが良い時期といえます。大半の企業が採用活動を終え、秋採用に向けて募集枠を絞る傾向にあるため、希望通りの条件で入社できる企業の数が減ってしまうためです。
しかし、秋以降も通年採用を行っている企業や、採用予定人数に達していない優良企業は存在するため、そこで就職先がゼロになるわけではありません。夏を過ぎて「やばい」と感じた場合は、これまで見てこなかった業界や中小企業にも視野を広げ、柔軟な姿勢で選考に臨むことで道が開ける可能性が高まるでしょう。
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