将来の夢が見つからない?なりたい職業の探し方

このページのまとめ

  • 将来の夢が見つからない場合は「好きなこと」を書き出してみる
  • 将来の夢を見つけるためには「自己分析」と「企業分析」が重要
  • 将来の夢を就活前に明確にしておくと、就職後のミスマッチを防げる
  • 趣味を充実させられる仕事を選ぶ選択肢もある

将来の夢が見つからない?なりたい職業の探し方のイメージ

「将来の夢はありますか?」と聞かれて、答えに悩んでしまう人も少なくないでしょう。子どものころは「〇〇になりたい!」と思っていたのに、大学生になって具体的な就職先を考えたときに、やりたいことが見つからない…そんな声も多く聞かれます。このコラムでは、夢を見つけるために必要な3つの具体的なステップや、「好き」から将来の夢を探すためのヒントをご紹介しています。



 

将来の夢が見つからない5つの理由

将来の夢が見つからないと悩んでいる人の中には、「夢は大きなものでなければいけない」「夢は叶わないもの」など、夢は手の届かないところにあるものと思い込んでしまっている人もいるようです。まずは、夢が見つけられない理由について詳しく見ていきましょう。

将来の夢=職業と考えている

子どものころ、「将来の夢は?」と聞かれたら、職業名を答えていた人は多いでしょう。しかし、将来の夢は必ずしも職業だけに当てはまるものではありません。具体的な職業名が挙げられなくても、「人の役に立つことがしたい」「こんな人生を送りたい」といった思いがあれば、それは立派な夢です。なりたい職業がないから就職先が決まらないと悩んでいる人は、まず1度自分のことを振り返り、これからどんなことがしたいかを職業の枠にとらわれず考えてみることをおすすめします。

規模の大きなものを将来の夢と捉えている

多くの人が憧れる「大きな夢」でなければ、将来の夢とは言えないのではないかと思ってしまう人もいるようです。スポーツ選手やアーティスト、お笑い芸人、社長など、将来の夢として人気の職業はどれも華やかに見えるものばかり。しかし、将来の夢は人それぞれ違います。まずは少し頑張れば手の届きそうな夢を持つことから始めてみましょう。1つ夢ができると、そこから派生してまた新たな夢が生まれることもあります。

挑戦することに自信が持てない

自分に自信がないと、興味のあることややりたいことがあっても「自分にはできない」と何かを始める前から躊躇して踏み出せないことがあります。特に、「努力したのに試験で結果が出なかった」「試合に勝てなかった」などの挫折経験があると、その経験がトラウマになってなかなか挑戦する勇気が出ないこともあるでしょう。しかし、自分自身の人生を豊かにするためにも、まずは諦める前に「どうやったら実現できるか」を具体的にシミュレーションしてみましょう。勇気を出して行動を起こすことで、自分のやりたいことを実現できる可能性が高まります。

魅力を感じる職業に出会えていない

「なりたい職業がない」と感じている人は、まだ自分が知らない職業の中に、本当の「なりたい職業」が隠れている可能性もあります。なぜなら、世の中には数え切れないほどの職業があり、さまざまな仕事があるからです。誰もが知っているような職業だけでなく、職業名も仕事内容も有名ではないけれどとてもやりがいのある仕事もあります。まずは広い視野で興味の持てる職業を調べ、詳しく知ることも大切です。

本当に「好きなこと」を見つけられていない

自分が本当にやりたいことは何か、まだ見つけられていない可能性もあります。そんなときは、どんなことでも良いので何か新しいことを始めてみましょう。旅行や習い事、アルバイトなど、なんでも構いません。1つ勇気を出して行動してみることで、視野や人脈が広がり、今まで自分が気づいていなかった新たな一面に気付くこともできるでしょう。

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将来の夢を見つけるメリット

ここでは、夢を見つけることで得られるメリットについてご紹介します。

自分の今やるべきことが明確になる

夢や目標が見つかると、人はその目標に近づこうと自発的に動き始めるため、毎日の生活に張りが生まれます。人はやらされているより、自らの意志で行動した方が活力が湧いてくるものです。
また、目標を叶えるためには、今何をすべきか逆算し行動するようになるので、ダラダラと時間を無駄にすることもなくなります。

就活において自分の重視したい点が分かる

将来の夢を見つけるためには、自分は「何が好きなのか」「どんなことをしたいのか」といった自己分析をしっかりと行うことが重要です。自分についてより詳しく知ることで、自分が人生において大切にしたいことが分かり、就職活動をする際にも自分の希望により近い企業を選ぶことができるでしょう。

就職後のミスマッチが防げる

先述のとおり、将来の夢を見つけるためには自己分析を行うことが重要です。そして、同時に「どんな仕事をするのか」「どんな人に適しているのか」といった企業分析をしっかり行うことも大切。将来の夢を考える段階で、気になる仕事のやりがいや大変な面、どんな人に適しているかということを詳しく理解しておけば、入社してから「こんなはずじゃなかった!」とミスマッチに後悔せずに済むでしょう。
また、採用面接では将来の夢について質問されることもあります。志望する企業で自分が叶えたい夢を明確にしておけば、面接官にも志望の意図や熱意が伝わり、高く評価してもらえるはずです。

1つの夢からまた新たな夢が見つかることも

将来の夢を見つけるのが難しい…と悩んでいる人は、まず小さな夢や小さな目標から見つけてみることをおすすめします。「週末に〇〇に出掛ける!」など、どんな些細なものでも構いません。1つの夢や目標が叶うと、また違った夢が生まれるはずです。まずは夢を持つことから始めて、小さな夢の実現を積み重ねていきましょう。

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将来の夢を見つけるための3ステップ

次に、将来の夢を見つけるための具体的な方法を紹介します。将来の夢を探すポイントは、自己分析と情報収集。まずは自分自身の好きなことや得意なことを深堀りしてから、やりたいことが実現できそうな職業を探していきましょう。

1.まずは自分のことを詳しく知る

将来の夢は、あなたが好きなことの中に隠れている可能性があります。趣味や興味があること、熱中していること、いつまでもやり続けていられる得意なことなど、何でも自由に書き出してみましょう。読書が好き、オシャレが好き、ゲームが好き…など、対象は何でも構いません。とにかく洗い出してみることで、本当にやりたいことが見えてくる可能性も。
また、子どもの頃に熱中していた遊びやクラブ活動、習い事など、これまでの人生で経験してきたことを振り返ることも、将来の夢を見つけるヒントになり得ます。

2.好きなことや趣味に関連する業種や職種を調べる

好きなことややりたいことを一通り書き出したら、次に関連する業種や職種を調べます。たとえば「運動が得意だからスポーツ関連の仕事に就きたい」という人の場合、スポーツ選手やスポーツインストラクターなどの直接的な職業を思い浮かべることが多いでしょう。しかし、スポーツ関連の仕事は、スポーツメーカーやスポーツ用品店、イベント運営会社、体育教師、理学療法士などさまざまです。気になっている職種の仕事内容を調べることは基本ですが、さらに視野を広げて業種や職種を調べれば、夢を叶えるための手段にできたり、夢と直結しなくてもやりがいを持って長く続けられる仕事に出会えたりします。それぞれの仕事にどのような特徴ややりがいがあるのかを知り、選択肢を多く持つことを心がけましょう。
同時に、必要な資格やスキルについても確認しておくと、夢を叶えるためにはいつごろまでに資格を取得したら良いかなど計画的に考えることができ、資格取得という目標もできるのでおすすめです。

3.興味のある仕事の中から重視することを決める

好きなことや趣味に関連した職業を調べることができたら、次は自身が働く上でどんなことを大切にしていきたいか考えます。勤務条件や仕事を通して得たいものなど、何でも構いません。下記の項目も参考にしながら、重視したい点を絞っていきましょう。

・やりがいや成長できる環境がある
・安定性がある
・お給料が高い
・職場の雰囲気が良い
・自宅から職場が近い
・時間の融通がきく
・育児と両立できる

「好きなこと」に関わりのある仕事で、なおかつ「働く上で大切にしたい条件」が希望と一致する職業があれば、あなたにピッタリの「将来の夢」が見つけられるでしょう。

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将来の夢を「好きなこと」から探す

興味のあることや好きなことから将来の夢を探したい人に、おすすめの職種をご紹介します。好きなことを仕事にしている人は、困難にぶつかっても乗り越えようとする意欲が高いようです。

読書が好き

本に関わる仕事は数多く存在します。本を作る過程に携わりたい人には、本の制作過程に幅広く携われる編集の仕事や、表紙をデザインする装丁家、挿絵を描くイラストレーターなどの職業がおすすめです。また、本に常に囲まれた環境で働ける書店員の仕事も、本が好きな人に人気があります。書店員の主な業務は、販売や陳列、在庫管理、発注、POP作成など。本の並べ方やPOPのデザインによって本の売り上げが大きく変わってくるため、本に関する知識やセンスが活かせます。英語が得意な人は、翻訳家として本に関わることもできるでしょう。

音楽が好き

音楽に関連する職業は、人々へ直接音楽を届けるミュージシャンや演奏家だけではありません。イベントプロデューサーや音響・照明オペレーターとしてコンサートの運営に携わったり、音楽雑誌の記者や編集者として、音楽の魅力を伝えたりすることもできます。音楽経験がある人は、音楽教室の講師を目指してみても良いでしょう。

ゲームが好き

「自分でも面白いゲームを作ってみたい」という人には、ゲームプランナーやゲームデザイナーなどの企画職や、アートディレクターや3Dデザイナーなどのデザイン職、プログラミング技術が活かせるゲームプログラマーなどの仕事がおすすめです。
制作以外のフィールドでゲームに携わりたいのであれば、自社のゲームタイトルを世に広める広報の仕事や、話題のゲームソフトを紹介するゲームライターの仕事もあります。

スポーツが好き

料理に関連する仕事として、調理師やパティシエなどが挙げられます。食全般に関わるビジネスに興味があるなら、料理研究家やフードコーディネーターなどの職業について深く調べてみるのもおすすめ。料理教室の運営や店舗のメニュー開発、テレビや雑誌に出る料理のスタイリングなど、幅広い仕事に携われるチャンスがあるようです。
「作るのは苦手だけど、食べるのは好き!」という方には、食に関する記事を執筆するフードライター、料理の写真を撮るフードカメラマンなど、料理の魅力を伝える仕事もあります。



 

将来の夢を「したいこと」から探す

やってみたいことや実現したいことから仕事を探したい人は、こちらも参考にしてみてください。思いがけない職業や職種が、将来の夢に繋がる可能性もあります。

人を笑顔にする仕事がしたい

人を笑顔にする仕事には、さまざまな分野がありますが、ここでは主に接客系の仕事についてご紹介します。接客業には、販売の仕事、ホテルや空港で働くスタッフ、ウェディングプランナーなどがあります。高度なホスピタリティが求められますが、お客様と第一線で関わることができるため「ありがとう」と感謝の気持ちを直接伝えてもらえることも多く、やりがいの大きい仕事です。

人の役に立つ仕事がしたい

人の役に立っていることを実感でき、現在需要が高まっているのは介護職です。ご高齢者や障がいがある方の日常生活をサポートするのが、主な業務内容。食事・排泄・歩行・乗車・入浴の介助、機能訓練、レクリエーションなどを通して、ご利用者から感謝の気持ちを直接伝えてもらえる機会が豊富な仕事です。入社時には専門資格を必要としない場合も多いですが、ご利用者一人ひとりに合ったケアを実施していくという面では、コミュニケーション力や思いやり、協調性などが重要視されるといえるでしょう。経験を重ねれば、介護福祉士やケアマネージャーなど、ステップアップを目指していける職種でもあります。

食を支える仕事がしたい

食に関わる仕事には、調理師やパティシエ、パン職人など直接調理に関わる職業のほか、食を通して人々の健康を支える栄養士や食品研究者といったものまで幅広い仕事があります。美味しい料理を提供するだけでなく、近年は食の安全に対する人々の意識の高まりもあり、食に関するより専門的な知識が求められます。

動物と触れ合う仕事がしたい

動物と触れ合う仕事がしたいという人には、獣医やトリマー、動物看護士などの仕事があります。獣医になるには国家資格の取得が必須ですが、トリマーのように民間の資格を取得すれば働くことができるものも。また、ペットショップの店員など資格がなくても就ける職業もあり、「動物が大好き」ということが何よりも重要な前提条件となります。

ファッションに関わる仕事がしたい

ファッションに関わる仕事と言えば、店舗での接客や販売を行う仕事を思い浮かべる人が多いでしょう。ファッション業界には、それ以外にも、商品を作るデザイナーやパタンナー、ファッションの提案やアドバイスをするスタイリストや着付け師、流行のファッションを発信するバイヤーやアパレルメーカーの社員など幅広い仕事があります。分野によって仕事の内容も大きく変わってくるため、自分がファッション業界でどんなことをしたいのか、明確にした上で職種を選ぶ必要があるでしょう。



 

将来の夢を「好き」と結び付けなくても良い

これまでの内容を踏まえても「やりたいことが分からない」「仕事選びの基準が分からない」と悩んでいる人は、下記のように視点を変えて仕事を探してみるのもおすすめです。

理想のライフスタイルを思い描く

近年では、ワークライフバランス、つまり仕事とプライベートのバランスを大切にしながら働きたいと考える人も増えています。「自分の時間を大切にしたい」「好きなことはプライベートで楽しみたい」と考えている人は、趣味や好きなことを仕事に結びつけるのではなく、プライベートを楽しむために、勤務時間や職場の場所などの条件が合う仕事を選んでみるのも良いでしょう。

趣味を充実させられる仕事を選ぶ

趣味を充実させるためには、そのための時間や金銭的余裕があることも大切です。
「趣味活動ならどんな会社にいてもできるのでは?」と思うかもしれませんが、実際には「通勤時間が長くて習い事の時間に間に合わない」「残業や休日出勤が多くて運動をする余力が残っていない」「給与が少なく活動頻度を減らさなくてはならない」などの理由から、満足するほどの趣味活動ができないこともあるようです。
「旅行が趣味で、年に数回行きたい」という人の場合、趣味を仕事にしたいのであれば「旅行関係の仕事ができる会社=旅行関連の会社」へ就職したいと考えることが一般的ですが、旅行をあくまで趣味として楽しみたいのであれば、「旅行に行きやすい会社=高収入で連休が取りやすい会社」という条件で求人を探す方法もあります。

30代、40代になったときに自分がどんな生活をしていたいのかを想像して、仕事とプライベートの両立が実現できる仕事を探してみましょう。



 

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