英語力を自己PRで武器にするコツ!企業の評価基準や例文3選を紹介

このページのまとめ

  • 就活において、英語力は目標達成への努力や異文化理解を示す強力な武器になる
  • 自己PRでは志望企業の評価基準を把握し、具体的に英語力をアピールすることが大切
  • 成果だけでなく英語学習の過程を伝え、入社後の活躍イメージを提示しよう

英語力を自己PRで武器にするコツ!企業の評価基準や例文3選を紹介のイメージ

「自己PRで英語力はどう評価される?」「TOEICのスコアは有利になる?」と疑問をもつ就活生もいるでしょう。グローバル化が進む今、企業は単なる点数だけでなく、英語をどう実務に活かせるかを重視しています。

この記事では、企業が自己PRで注目するポイントや就活で評価される英語力の目安、強みを引き出すアピール術を解説。例文も紹介するので、英語力を活かして内定獲得を目指す人はぜひご覧ください。

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目 次

英語力を伝える自己PRの評価ポイント

英語力を伝える自己PRの評価ポイントのイメージ

グローバル化が進む現代において、英語力は企業が重視する資質の一つです。

文部科学省の「令和3年度『先導的大学改革推進委託事業』社会で求められる総合的な英語能力の調査研究 最終報告書」によると、「社員の英語力の強化が、企業価値を増大させる」と捉える企業は全体の8割を超えています。

社員の英語力が企業価値の増大につながる 80.6%
どちらともいえない/分からない 12.6%
そう思わない 6.8%

参照:文部科学省「令和3年度『先導的大学改革推進委託事業』社会で求められる総合的な英語能力の調査研究 最終報告書

自己PRの際、英語力を武器にどう貢献できるかを論理的に伝えられれば、採用担当者から高い評価を得られるでしょう。ここでは、英語力を伝える自己PRにおいて、企業が注目している評価ポイントをまとめました。

参照元
文部科学省
「社会で求められる総合的な英語能力の調査研究」

目標達成に向けて努力できるか

企業は、英語力の習得過程を通じて、困難な課題に粘り強く取り組める人材かを見極めます。語学の習得には、膨大な時間と継続的な努力が欠かせません。

TOEICで高いスコアを取得したり、流暢な会話力を身につけたりした経験は、ストイックに目標へ向かう姿勢を裏付ける証拠となります。

異文化理解力はあるか

就活の自己PRにおいて、英語力は単に「正しい英文が話せるか」というスキル面だけで評価されるわけではありません。企業が真に重視するのは、異なる文化的背景をもつ相手の意図を正確に捉え、強固な信頼関係を築ける異文化理解力です。

多様なバックグラウンドをもつ人々と円滑に仕事を進められる素養は、グローバル展開を加速させる企業にとって魅力的に映るでしょう。

英語力を実務に活かせるか

どれほど優れた英語力をもっていても、ビジネスでどう役立つかが伝わらなければ、採用の決め手にはなりません。企業は、高いスコアや資格よりも、英語を使って何ができるかを評価しています。

・英語の一次情報から市場トレンドをキャッチできるか
・海外拠点と円滑に意思疎通ができるか
・多国籍なチームでリーダーとして活躍できるか

上記のように、英語力をビジネスの武器として使いこなせるポテンシャルがあるかどうかが、評価を左右するでしょう。

自己PRの書き方は?就活で評価されるアピールのコツを例文つきで解説」の記事では、自己PRの書き方について詳しく解説しています。企業の評価ポイントや構成も紹介しているので、自己PRの完成度を高めるためのヒントにしてみてください。

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自己PRで評価される英語力の目安

志望する業界や職種によって、企業が求める英語力の水準は明確に異なります。就活では、自身の英語力がどのレベルに位置し、応募先企業でどう評価されるかを客観的に把握することが重要です。

ここでは、就活の自己PRで評価される英語力の基準を解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

外資系企業・商社:英語で交渉ができるレベル

外資系企業や総合商社では、議論や交渉ができるレベルの英語力が求められます。これらの企業では、英語を用いた会議や複雑な契約交渉などが日常的に行われるためです。

目安としてTOEIC800点以上の実力があれば、論理的なプレゼンテーションや契約書の細部を読み解くスキルがあると評価されるでしょう。

大手企業・海外事業部:日常的な実務ができるレベル

日系大手企業や海外展開を進める企業などでは、英語で的確な情報伝達と業務遂行ができるレベルが基準となります。具体的には、TOEIC700点以上の水準であれば、定型的なビジネスシーンにおいて英語で業務を進められると見なされるでしょう。

先述の文部科学省の調査では、海外市場を重視する企業では、求められる英語力の基準が高いことが示されています。

卒業までに期待する英語力 国内中心 海外中心
TOEIC500点以上 11.6% 16.1%
TOEIC600点以上 17.5% 28.4%
TOEIC700点以上 17.2% 42.0%
分からない 53.7% 13.5%

参照:文部科学省「令和3年度『先導的大学改革推進委託事業』社会で求められる総合的な英語能力の調査研究 最終報告書

海外市場を重視する企業は4割以上がTOEIC700点以上を求めており、国内中心の企業と比較するとその差は2倍以上です。大手企業や海外事業部を目指すなら、TOEIC700点がアピールのスタートラインといえるでしょう。

参照元
文部科学省
「社会で求められる総合的な英語能力の調査研究」

一般企業:英語への抵抗がないレベル

一般的な国内企業においては、英語の基礎を理解し、自己学習を継続できるレベルが評価の対象です。TOEIC600点以上は、日常生活や限定的なビジネス状況でのやり取りが可能な水準であり、地道に努力できる証になります。

実務ですぐに高度な英語を使わない職種であっても、海外の最新動向をリサーチする意欲や新しい知識を吸収するポテンシャルがあると捉えてもらえるでしょう。

就活におけるTOEICのスコアの目安は、「就活にTOEICは必要?企業別のスコア目標&いつまでに受験が必要か解説」の記事でご確認ください。

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自己PRで英語力をアピールする際のポイント

自己PRで英語力をアピールする際は、単に「TOEIC730点を獲得した」「英語が話せる」とアピールするだけでは不十分です。以下の3つのポイントを意識し、納得感のある自己PRを作りましょう。

結果よりも過程に焦点を当てる

自己PRは、TOEICのスコアや資格よりも勉強の過程に焦点を当てるのが重要です。企業は、以下のような過程から就活生の人間性や課題解決能力を見ています。

・なぜ英語を学ぼうと思ったのか
・どのような壁にぶつかったのか
・どんな行動や工夫で壁を乗り越えたのか

たとえば、「リスニングが苦手だったが、毎日1時間のシャドーイングを半年間継続して克服した」というエピソードは、入社後の困難に対する向き合い方を連想させるでしょう。目標達成に向けた地道な努力や試行錯誤の過程を具体的に語ると、粘り強く組織に貢献する姿勢を証明できます。

英語を活用した経験を述べる

自己PRには、次のように実際のコミュニケーションで英語を使ったエピソードを盛り込むのが効果的です。

・アルバイトの接客
・ボランティア活動
・留学
・海外インターンシップ
・SNSを通じた外国人との交流

ビジネスの現場では、相手の意図を汲み取り、目的を果たす力が重視されます。英語を使ってコミュニケーションをとったエピソードを自己PRに盛り込めば、語学を武器にアクションを起こせる主体的な人材であると印象づけられるでしょう。

入社後の貢献イメージを伝える

自己PRの締めくくりとして、自分の英語力を活かしてどのように企業へ貢献したいかを明確に示してください。企業の事業内容や志望職種と結びつけると、入社後の活躍イメージが具体的になります。たとえば、以下のようなアピールが効果的です。

・海外のスタッフと円滑な連携を図り、プロジェクトを加速させる
・英文で技術リサーチを行い、チームの知見を広げる

自分の強みを自社の利益にどうつなげるかを説明すると、入社意欲の高さと仕事への適性をアピールできます。

自己PRの書き方は、「自己PRとは?書き方や強み・職種別の例文と合わせて回答のポイントを解説」の記事で詳しく紹介しているので、ぜひご参照ください。

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【状況別】英語力を伝える自己PRの例文

ここでは、英語力をアピールする自己PRの例文を紹介します。自身の状況に近いものを参考に、経験を交えてオリジナルの自己PRを作ってみましょう。

留学経験がある場合

私の強みは、複雑な利害関係のなかでも英語で論理的に議論をまとめ上げる「交渉力」です。アメリカでの1年間の学部留学中、現地の学生4名と「多国籍企業の戦略立案」というグループ課題に取り組みました。
当初、私はネイティブスピーカーの議論のスピードと語彙力に圧倒され、発言の機会を逃していましたが、悔しさをバネに毎日3時間の予習と専門用語の徹底した暗記を自らに課しました。さらに、議論の質を高めるため、自分の主張を裏付ける英文の統計データを10件以上用意して会議に臨みました。
その結果、データに基づいた私の論理的な提案がチームの指針として採用され、最終プレゼンテーションでは質疑応答を含め英語で完遂し、クラスで最高評価の「A」を獲得することができました。
この経験から、英語は単なる伝達手段ではなく、成果を出すための武器であることを学びました。入社後は、海外拠点との円滑な連絡調整を担い、将来的には英語での交渉力を武器にグローバル事業の拡大を牽引したいです。

TOEICのスコアを独学で伸ばした場合

私は、高い目標を掲げ、逆算して地道に努力を継続できる人間です。大学入学時に受験したTOEICは550点でしたが、「グローバルに活躍する」という目標に向け、2年間で850点を取得することを決意しました。
独学を進めるなかで、特にリスニングの伸び悩みが課題となったため、毎朝1時間のシャドーイングと、通学中の2時間は必ず英語のラジオを聴くことをルーティン化し、2年以上一日も欠かさず継続しました。
その結果、語彙力と聴解力が飛躍的に向上し、最終的には目標を超える865点を取得することができました。この経験から、困難な課題に対しても自ら戦略を立て、継続して取り組む重要性を学びました。
入社後も、業務に必要な知識や技術を貪欲に吸収し、英語の一次情報を活用した迅速な市場分析を通じて、貴社の事業成長に貢献します。

アルバイトやインターンで英語を使った場合

私は、相手のニーズを汲み取り、言葉の壁を越えて課題を解決する「柔軟な対応力」をもっています。海外のお客さまが8割を占める飲食店でのアルバイトでは、単に注文をとるだけでなく、ベジタリアンや宗教上の食事制限をもつお客さまへの細やかな対応に注力しました。
メニュー表にはない原材料の説明を英語で行い、安心して食事を楽しめる環境を整えた結果、口コミサイトで接客に関する高い評価をいただくことが増えました。また、頻出する質問をまとめた独自の英語対応マニュアルを作成し、店舗全体の接客レベル向上にも寄与しました。
この経験から、言語は目的ではなく、信頼を築くための手段であることを学びました。貴社においても、英語をツールとして使いこなし、海外のお客さまの潜在的なニーズを引き出すことで、強固なパートナーシップの構築に貢献したいと考えています。

英語を使うインターンシップに参加しよう!6つのメリットや探し方を解説」の記事では、英語を使うインターンシップについて紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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自己PRで英語力を伝える際の注意点

英語力をアピールする際、伝え方を間違えると「勉強が得意な人」という印象で終わってしまいかねません。ビジネスの現場で求められているのは学術的な知識ではなく、組織の利益に貢献するための実力です。ここで自己PRの注意点を確認し、戦略的に強みを伝えてみてください。

TOEICのスコアだけをアピールしない

TOEICのスコアは英語力の客観的な指標として有効ですが、点数だけをアピールするのは避けましょう。企業が求めているのは、点数が高い人ではなく、英語を使って業務を円滑に進められる人です。スコアだけを強調すると、実務への応用力や柔軟性に欠ける印象を与えかねません。

自己PRでは、スコアを英語力の証明として位置づけ、それを活かしてどのように企業に貢献するかを重点的にアピールしてください。

「日常会話レベル」という曖昧な表現を多用しない

「日常会話レベル」という言葉は定義が人によって異なるため、採用担当者にスキルの度合いが正しく伝わりません。採用担当者に実力が伝わらなければ、適切な評価を受けられない可能性があります。

自己PRでは、曖昧な表現を避け、「英語での電話対応やメールのやり取りが可能」「海外のニュースサイトから一次情報を収集できる」などと具体的に英語のレベルを伝えましょう。

ビジネスに関係のないスキルを強調し過ぎない

英語力のアピールが、趣味や娯楽の範囲に留まってしまうと、自己PRとしての効果は薄れてしまいます。「洋画を字幕なしで見られる」「海外旅行で友人ができた」などの内容は、個人の経験としては素晴らしいですが、企業が求める組織への貢献とは結びつきにくいのが実情です。

自己PRは、あくまで自分を採用するメリットを伝える場であるため、必ず仕事に関連づけてください。「趣味の海外交流で培った傾聴力を、多国籍なチームの調整に活かす」といったアピールをすると、プロフェッショナルとしての評価につながるでしょう。

自己PRで自分の魅力を最大限にアピールするには、自己分析が欠かせません。「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方9選や目的・活用例を解説」の記事では、自己分析のやり方を紹介しているので、ぜひ選考対策の際にお役立てください。

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就活の面接が英語で行われる場合の対策

企業によっては、英語で面接を実施する場合があります。日本語の面接以上に入念な準備をして、万全の態勢で本番に臨みましょう。

1.履歴書やエントリーシートを英語で作成する

応募先の企業が英語で面接を実施すると分かった時点で、履歴書やエントリーシート自体を英語で作成しておくのがおすすめです。日本語を直訳するのではなく、英語特有の表現を使って自分の強みを強調しましょう。

応募書類を英語で作成することにより、自分の強みを表す英単語や業界特有の専門用語を整理できます。書類作成の際に表現を学べば、面接の受け答えの土台を強化できるでしょう。

英語での履歴書の書き方は、「英語の履歴書の正しい書き方とは?注意点から提出方法まで例文つきで解説」の記事を参考にしてみてください。

2.書いた内容は英語で説明できるようにする

面接では、質問の内容が履歴書やエントリーシートから出される傾向にあるため、英語で答える練習をしておきましょう。履歴書やエントリーシートの内容から質問をイメージして、自分の言葉でスラスラと答えられるように練習します。

丸暗記は避ける

面接対策の際、用意した英語の文章を一言一句暗記するのは避けましょう。丸暗記すると緊張した際に言葉が出てこなくなったり、棒読みになったりする恐れがあります。

重要なキーワードや話の骨組みだけを頭に入れ、会話の流れに合わせて英語で受け答えできるように練習するのがおすすめです。

3.頻出質問への回答を英語で用意する

英語の面接での定番質問に対する回答を事前に準備しておきましょう。たとえば、以下の内容について回答を考えておくのがおすすめです。

・自己紹介
・自己PR
・志望動機
・学生時代に頑張ったこと
・過去の挫折
・逆質問

日本語での面接と同様に、一貫性のあるストーリーを論理的に組み立てることを意識しましょう。基本の回答パターンを用意しておけば、想定外の質問が来た際にも柔軟に対応できる可能性があります。

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本記事の執筆者

梶川沙綺(かじかわさき)

新卒でレバレジーズ株式会社に入社。年間1000名以上の就活生の支援を行い、入社3年目で神戸支社の立ち上げに携わる。現在は本社でサービスの向上にも関わりながらキャリアコンサルタント国家資格取得に向けてスキルアップ奮闘中。

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