就活で有利な英語レベルとは?語学力をアピールする方法をご紹介

このページのまとめ

  • 就活では、英語力を身に付けた過程が評価されることもある
  • 就活で評価される英語レベルは、TOEICのスコアは600点以上で英検は2級以上
  • 英語力のある人が就活を行う場合、語学力以外の強みを用意しておこう

就活で有利な英語レベルとは?語学力をアピールする方法をご紹介のイメージ

「就活に英語は必要?」とお悩みの方は多いでしょう。英語が話せることで、就活で有利になることもあります。英語力があることを入社の必須条件にしている企業もあるようです。このコラムでは、英語力を求める職種や求められるレベルをご紹介。今から取り組める英語の勉強方法にも触れています。就活に向けて語学力を高めたい方は、ぜひご一読ください。



 

目 次

就活に英語力は必要?

就活に英語力が必要かどうかは応募企業によって異なります。企業によっては、英語力のある方が有利に動くこともあるでしょう。国内企業では、英語力を入社の必須条件としている会社は多くありませんが、グローバルに展開する大企業では英語力が評価されるようです。英語力が評価されるのはどのような職種なのか、次項で解説していきます。

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英語力が評価される5つの職種

英語力が評価される職種はいくつかあります。以下で確認してきましょう。

1.商社

商社では、海外での勤務だけでなく、海外との取引や商談を行う可能性もあります。商談では、英語でのプレゼンや英文でのメールのやり取りは必須。そのため、高い英語力が求められるでしょう。

2.ホテルスタッフ

ホテルスタッフは、外国人のお客様への対応を円滑にすることが求められます。異文化で暮らしてきた観光客に心地良いサービスを提供するためには、共通言語である英語の取得は必須となるでしょう。また、グレードの高いホテルの場合は、TOEICのスコアを応募条件に設けていることもあるようです。ほかにも、外資系ホテルでは、出資元の国の言語を習得することを求められる場合があります。ホテルスタッフの求人に応募する際は、語学の条件項目を確認するようにしてください。

3.外資系金融企業

外資系金融企業では、コミュニケーションや支店間のやり取りを英語で行うのが一般的。企業によっては、社員の多くが帰国子女の場合もあるため、ネイティブレベルの高い英語力が求められます。また、英文でのメールのやり取りも多いため、読み解く能力も必要です。

4.ツアーコンダクター

ツアーコンダクターは、旅行会社のツアーに同行し、現地の案内役を行います。案内役の他にも、レストランの予約や移動手段の手配をすることも。観光施設や旅行会社の現地のスタッフと英語でやり取りする機会も多いため、日常会話ができる程度の英語力が求められるでしょう。日常生活レベルの英語だけではなく、ビジネス英語や地域名、観光施設も覚えなければなりません。

5.システムエンジニア

システムエンジニアには、技術情報を読み解くことが求められます。最先端の技術情報には英語が用いられていることも多く、英語力はある方が良いでしょう。

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英語力があることのメリット

この項目では、英語力があることのメリットをご紹介します。どのようなメリットがあるのか、以下で確認しましょう。

応募できる業界の幅が広がる

英語力があることで、応募できる業界の幅が広がります。企業によっては、英語力が応募の前提条件になっている場合や、入社までに一定の英語力をつけることが必要とされている場合も。そのような企業に応募する場合、例えば、英語の資格を取得している、海外留学や海外在住の経験があるといったことはアピール材料になるでしょう。

努力が評価される

英語力は身に付けた過程をアピールすることで、評価されることも。言語を習得することは難しく、長期間にわたる勉強が必要となり、地道な努力が必要です。語学力があることは、長期間努力ができる人材であることのアピールになり、高評価に繋がることもあります。



 

TOEICや英検の評価されるレベル

就活において、英語関係の資格はどのレベルから評価されるのか解説します。以下で確認してみましょう。

TOEIC

就活でアピールできるTOEICのスコアの目安は、国内系企業で600点以上。外資系企業の場合は、750点以上です。スコアが低い場合は、英語力がないと判断される可能性もあるので書く必要はありません。

レベル TOEICスコア 評価
A 860点~ Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる。
B 730点~855点 どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている。
C 470点~725点 日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる。
D 220点~465点 通常会話で最低限のコミュニケーションができる。
E ~215点 コミュニケーションができるまでに至っていない。

英検

履歴書に書ける英検(実用英語技能検定)の目安は、2級以上。外資系企業では準1級、1級が求められることが多いようです。英検3級は中学卒業レベルなので、履歴書には書かない方が良いでしょう。

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履歴書への書き方

この項目では、英語資格を履歴書に書く方法をご紹介します。以下で基本的な書き方を把握しておきましょう。

TOEIC

年月欄に受験日を記載し、そのあとに資格名とスコアを書きます。
TOEICにはいくつか種類がありますが、「TOEIC Listening & Reading」の場合、履歴書には「TOEIC 公開テスト」と書くのが一般的。通常はTOEICというと、「TOEIC Listening & Reading」を指しています。
「TOEIC Speaking & Writing」の場合は、「TOEIC S&W」と略して記載しても良いでしょう。TOEIC S&Wはビジネスに必要な話す力・書く力を評価するテストで、公開テストと合わせて記載してOKです。なお、学校などで団体受検するIPテストは、「TOEIC IPテスト」と記載します。
「TOEIC Bridge Test」は初級・中級者向けのテストなので履歴書には記載しない方が良いでしょう。
また、TOEICは公式認定証の発行期間は2年ですが、スコア自体に期限はありません。そのため、履歴書には2年以上前のスコアも書いても問題ないため、自身の最高記録のスコアを書くようにしましょう。
ただし、企業によっては「○年以上のスコアを記載する」と指定している場合もあるので注意してください。

英検

TOEICと同じく年月欄に受験日を記載し、そのあとに資格名と級を書きます。資格名は正式名称で記載してください。

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英語力を身に付ける3つの勉強法

この項目では、英語力を身に付ける勉強方法をご紹介します。ぜひ役立ててみてください。

1.基礎を身に付ける

まずは、問題集で文法や語彙力といった基礎を身に付けることが大切です。基礎が身に付いていれば幅広い問題に対応できるでしょう。長文を読解するのにも文法理解や語彙力は欠かせません。英語に自信がない人は、いきなりTOEICの参考書に取り組むのではなく、中学・高校レベルの教材を活用し学習するのがおすすめです。初歩から復習して、確実に基礎力を身に付けましょう。

2.英語の新聞や本を活用する

文法や語彙力の学習と平行して、英語の新聞や本を活用する方法もあります。自分にはレベルが高過ぎると思ったら、子ども版の新聞を読んだり、英文のうえに日本語のルビ訳のある小説を読んだりといった工夫をしてみましょう。

3.英語に触れる機会を増やす

英語に触れる機会を増やして、学ぶ方法もあります。
英語を使うアルバイトをしたり、すきま時間を使い勉強するのがおすすめ。1日に少しでも英語に触れる時間を作ることで、語学力を身に付けることができるはずです。



 

英語力をアピールする際の4つのポイント

この項目では、英語力をアピールするときに意識すべきポイントをご紹介します。ただ単に「英語ができる」と言っても、有効なアピールにはなりません。以下のポイントを押さえて、自分の英語力をアピールしましょう。

1.英語力を身につけた過程を述べる

業務に英語を使わない企業を受ける場合は、英語力そのものよりも、英語を取得するための努力や工夫した過程をアピールするのが有効です。海外留学はもちろん、独学で英語を学んだ人は過程を説明することによって、努力したことが相手に伝わり、高評価に繋がりやすくなります。
また、短期間でTOEICのスコアを上げた人は、具体的に「〇〇点から〇〇点に得点が上がった」など、数値で成長が見えるエピソードがあれば積極的に取り入れましょう。

2.英語学習で得られたことを伝える

語学力をアピールするうえで大切なのは、英語学習を通じて得られたものを説明することです。英語の習得を通して得られた経験や出会い、視野の広がりといった事柄を振り返ってみてください。学生時代に英語力を活かして活動した人は、そのエピソードを取り上げると良いでしょう。なぜ英語を勉強しようと思ったのかを述べると、あなたの人柄を伝えられます。

3.仕事にどう活かすかを明確にする

語学力を伝える際には、仕事に活かせるかを明確にする必要があります。ポテンシャルが重視される新卒採用では、面接官に自分が入社後に活躍するイメージを与えることが大事です。そのためにも、英語学習で得た経験、英語を企業でどう活かすのか、また英語を活かしてどうなりたいのかまでを言及しましょう。

4.英語面接では無理に難しい表現を使わない

一部の外資系企業では、英語で面接が行われることがありますが、難しい表現を使ったり、完璧な発音で話したりする必要はありません。英語面接では、一文が長過ぎないシンプルな英語で話すのがコツ。難しい単語や構文をあえて使おうとすると、聞いている面接官も疲れてしまいます。自己紹介や志望動機といった定番の質問は、あらかじめ回答を考えておくと本番でスムーズに答えらるでしょうす。

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英語力のある人が就活を行う際の3つの注意点

最後に、英語力のある人が就活を行うときの注意点をご紹介します。以下で確認しておきましょう。

1.英語力以外の強みを用意しておく

英語力以外の強みを用意しておきましょう。就活においては、自分の人柄や本質を認めてもらうことが重要です。語学力はあくまでスキルの一つ。ほかの学生も同様のスキルを身につけていることが考えられるので、英語力にプラスαの魅力が求められることも覚えておきましょう。

2.企業が求める人物像を把握しておく

企業が求める人物像とは、会社の「経営理念・ビジョン・社風」と一致した「就職活動の軸」をもった学生のことです。志望先の企業が英語力のある人材を求めていても、求める人物像に当てはまっていなければ、評価に繋がらない可能性も考えられます。企業研究と自己分析を重ね、英語力を活かしてどのように活躍したいかを明確に伝えられるようにしましょう。

3.就活が始まる前にTOEICを受ける

英語力をTOEICでアピールする場合は、就活が始まる前に受けておきましょう。TOEICは受けてから結果が分かるまで約1カ月かかります。そのため、エントリー開始が3月であれば、1月末までには受けるのがおすすめです。TOEICを受ける日程と申し込みの締め切りを早めに確認し、準備しておきましょう。



 

本記事の執筆者

飯田有香(いいだゆうか)

新卒でレバレジーズ株式会社に入社し、「キャリアチケット」でキャリアカウンセラーをしながら、今までに200人以上の学生の就職先を支援。最近は、YouTubeチャンネル「就活トーク」の企画・出演などをしている。

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