【新卒向け】在中とは?意味や同封との違い・就活での正しい書き方を紹介

このページのまとめ

  • 在中とは、封筒の中に書類や物が入っていることを示す言葉
  • 封筒に在中と書くと、採用担当者に優先して開封してもらえる
  • 履歴書やエントリーシートなどの書類を送る際は必ず在中と記載しよう

履歴書やエントリーシートを郵送する際、封筒に書く「在中」という言葉の意味や書き方に悩む人もいるでしょう。「在中」とは、封筒の中に重要書類が入っていることを示す言葉です。毎日多くの郵便物が届く企業において、採用担当者に優先的に開封してもらうために記載します。
この記事では、「在中」の意味や書き方のポイントを分かりやすくまとめました。適切な書き方をマスターし、自信をもって選考に臨みましょう。

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目 次

「在中」とは封筒の中身を示す意味の言葉

「在中」とは封筒の中身を示す意味の言葉のイメージ

「在中」とは、中に書類や物が入っていることを示す言葉です。就活で書類を郵送する際は、相手に中身の重要性を伝えるため、封筒の表面に「○○在中」と記載するマナーがあります。

まずは、封筒に在中と書く詳しい理由や混同されやすい「同封」・「同梱」との違いについて確認しましょう。

就活で封筒に「在中」と書く理由

就活で封筒に「在中」と書く主な理由は、採用担当者に重要書類だと伝え、スムーズに開封してもらうためです。

企業には、毎日多くの郵便物が届きます。もし「在中」の記載がないと、一般の請求書やダイレクトメールなどと区別がつかず、開封が遅れて選考に影響が出かねません。

あらかじめ「在中」と書いておけば、郵便物を仕分ける段階で採用担当者の手元へ優先的に届けてもらえます。提出期限までに確実かつスピーディーに書類を届けるためにも、必ず「在中」と記載する習慣をつけましょう。

「同封」や「同梱」との違い

「在中」と混同しやすい言葉に「同封」や「同梱」がありますが、これらは使用する文脈や対象が異なります。各言葉の意味や使うシーンを確認しておきましょう。

言葉 主な意味 就活での主な使用シーン
在中 封筒の中に特定の書類が入っている状態 封筒の外側に書き、企業側に中身を伝える
同封 手紙の中に別の書類を一緒に入れる 送付状の本文で「▲▲を同封いたしました」と伝える
同梱 段ボールなどの箱の中に品物や書類を一緒に入れる 就活の書類送付ではほとんど使わない

封筒の外側に書いて中身をアピールする役割を持つのは「在中」だけです。封筒の表側に「○○同封」「○○同梱」と書いてしまわないよう、正しい意味を理解して適切に使い分けましょう。

就活において、履歴書やエントリーシートの送付はエントリーの一環です。エントリーの数や時期について確認しておきたい人は、「就活におけるエントリーとは?開始時期や応募数などを解説」の記事をご参照ください。

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就活でよくある「在中」の使い方

就活では、封筒に入れる書類の種類によって「在中」の前に書き加える言葉が変わります。送る書類と中身の表記が一致していないと、採用担当者が開封した際に混乱する恐れがあるため注意が必要です。ここでは、就活でよく使われる4つの書き方を解説します。

履歴書在中

「履歴書在中」は、履歴書と送付状のみを送る場合に使う言葉です。新卒の就活だけでなく、アルバイトの応募や転職活動でも一般的に使われています。履歴書は選考に直結する重要な個人情報であるため、採用担当者に優先的に開封してもらうためにも、必ず封筒に記載しましょう。

エントリーシート在中

「エントリーシート在中」は、エントリーシートと送付状を送る際に使う表現です。履歴書とは別に、エントリーシート単体で封筒に入れる場合に適しています。

ビジネスシーンでは基本的に略語を使わないため、「ES在中」と略さず、「エントリーシート在中」と正式名称で記載してください。

応募書類在中

「応募書類在中」は、以下のような書類を一つの封筒にまとめて送る場合に適した表現です。

・履歴書
・エントリーシート
・成績証明書
・研究概要書

「履歴書在中」と「エントリーシート在中」と並べて書くよりも、「応募書類在中」とひと言にまとめたほうがスマートな印象になります。

なお、「応募書類」は応募に必要な書類の総称です。そのため、エントリー時にどの表現を使うべきか迷ったら、「応募書類在中」を選べば間違いありません。

内定承諾書在中

「内定承諾書在中」は、見事選考を通過し、「内定承諾書」や「入社承諾書」を返送する際に使用する表現です。

内定後の書類は、採用だけでなく入社後の人事や労務手続きにも関わる重要な個人情報であり、人事担当者宛てに確実に届ける必要があります。そのため、封筒の外側からでもひと目で中身が分かるよう、「内定承諾書在中」と明記することが必須です。

就活のやり方と流れを解説!準備から内定までのポイントと相談先も紹介」の記事では、就活準備から内定までの流れを紹介しています。就活の基本を改めて確認したい人は、ぜひご参照ください。

ビジネスシーンにおける「在中」の使い方

「在中」という表現は、就活だけでなく、入社後のビジネスシーンでも日常的な書類のやり取りで使われます。たとえば、以下のような表現が代表的です。

・見積書在中
・契約書在中
・請求書在中
・領収書在中

上記のような表現は、開封の優先度を上げてもらったり、誤って破棄されるのを防いだりする目的で使われます。就活中から「在中」の正しい使い方をマスターしておけば、入社後の業務に活かせるでしょう。

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「在中」の正しい書き方

封筒をきれいに仕上げるためには、まず宛名や住所をすべて黒のボールペンで書き終えてから、最後に「在中」を書き加えるのがポイントです。あらかじめ全体の配置を決めてから最後に書き加えると、バランスが崩れたり、インクが擦れて封筒が汚れたりするのを防げます。

「在中」の正しい書き方のイメージ

「在中」を記載する際は、以下の4つのポイントを守り、丁寧に仕上げましょう。

縦書きは左下・横書きは右下に書く

「在中」を記載する位置は、封筒が縦書きか横書きかによって異なります。就活で一般的な縦書きの封筒を使用する場合は、表面の左下に記載するのが正しいルールです。

一方で、横書きの封筒を使用する場合は、右下のスペースに記載します。どちらの場合も、宛名の文字に被らないよう、十分な余白を作ることが大切です。

赤の油性ペンを使う

「在中」の文字には、必ず赤のペンを使用します。黒や青のペンを使うと、宛名や住所と同化して採用担当者に見落とされてしまうリスクがあるからです。

また、水性ペンを使うと郵送中に雨でにじんで読めなくなる場合があります。そのため、封筒を書く際ははっきりと発色し、にじみにくい油性ペンを選ぶことも重要です。

宛名と同程度の大きさではっきりと書く

文字の大きさは、封筒の中央に書く宛名と同じくらいか、やや小さめを目安にしましょう。小さ過ぎると目立たず、逆に大き過ぎても全体のバランスが崩れて見栄えが悪くなってしまいます。封筒全体のバランスを見ながら、誰が見てもはっきりと読める丁寧な文字で書きましょう。

定規を使って赤い枠で囲む

「在中」と書き終えたら、その周りを赤い枠で四角く囲むのが正式なビジネスマナーです。線が曲がっていると雑な印象を与えてしまうので、定規を使って丁寧に仕上げてください。

市販のスタンプを使ってもOK

「在中」は必ずしも手書きする必要はありません。応募書類を郵送する機会が多い場合は、スタンプを活用すると効率的に準備を進められるでしょう。スタンプを使用する場合は、位置がズレたりインクがかすれたりしないよう、平らな場所で慎重に押してください。

エントリーシートを郵送する方法は?封筒の書き方や提出マナーも解説」の記事では、エントリーシートを郵送する際のマナーを詳しく紹介しています。マナーに則った対応をするため、ぜひご確認ください。

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「在中」を書き忘れた場合の対処法

「在中」を書き忘れたまま投函してしまっても、基本的には企業へ連絡せず、そのままにしておいて問題ありません。「在中」の表記がなくても郵便物自体は企業にきちんと届くため、それだけで選考が不利になったり、不採用になったりする心配はほとんどないでしょう。

焦って謝罪の電話やメールを入れると、かえって採用担当者の手を煩わせてしまう恐れがあります。そのため、余計な連絡はせずにそのまま選考結果を待つのがおすすめです。

ただし、ほかの郵便物に紛れて開封が遅れる可能性はあります。次回以降、別の企業に応募する際や重要書類を郵送する際は、書き忘れがないように投函前の最終チェックを徹底しましょう。

なお、在中の書き忘れだけでなく、書類自体の誤字脱字も選考段階で注意したいポイントです。履歴書にミスを見つけた場合の対処法や防ぐコツについては、「履歴書の誤字脱字は内定に影響する?ミスしたときの対処法や防ぐコツを解説」の記事をご参照ください。

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「在中」に関する就活生のよくある疑問

ここでは、「在中」に関して就活生のよくある疑問に回答します。正しい表現を使うためにも、ぜひご確認ください。

在中には「です」をつけるべき?

つける必要はありません。「履歴書在中」や「応募書類在中」という形で記載するのが、ビジネスにおける正しいマナーです。「履歴書在中です」といった表現を使うと、ビジネス文書として不自然で幼稚な印象を与えてしまうため注意してください。就活マナーの基本を解説!失敗しないための準備と対策」の記事では、就活で知っておきたい基本マナーを紹介しています。採用担当者に好印象を与えるため、ぜひ参考にしてみてください。

在中と駐在・在籍の違いは何?

在中が物や書類に対して使われるのに対し、駐在や在籍は人を対象に使うという違いがあります。それぞれの正しい意味は、以下のとおりです。 ・在中:封筒や箱の中に、書類や物品が入っていること ・駐在:軍人や出張者などが、特定の場所に一定期間とどまること ・在籍:人が、学校や企業などの組織に籍を置いていること 就活の書類郵送で「駐在」や「在籍」を使うことはありません。意味が異なるため、漢字の変換ミスや書き間違いには気をつけましょう。

在中を人に対して使うのは間違い?

間違いです。「在中」はあくまで封筒の中にある物や書類に対して使う言葉であるため、人に対して使用するとマナー違反になります。 たとえば、部長が社内にいることを伝えたい場合に「部長在中」と表現するのは適切ではありません。人がオフィスや特定の場所にいることを表したいときは、「在社」「在席」「在勤」といった言葉を使いましょう。

在中の言い換え表現はある?

就活の書類郵送においては、無理に「在中」を別の言葉に言い換える必要はありません。「履歴書在中」や「応募書類在中」という表現を使うのが確実です。 一般的なビジネスシーンでの類語としては、カタログやパンフレットが入っていることを示す「○○同封」や、重要書類であることを強調する「親展」などがあります。ただし、採用担当者に中身を伝える言葉としては「在中」が最適であるため、基本の表現をそのまま使用してください。

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本記事の執筆者

土井あづみ(どいあづみ)

新卒でレバレジーズ株式会社入社後、医療介護領域の人材をサポート。現在は新卒就活のキャリアアドバイザーと並行して新卒向けメディアライティング、人事部採用業務に従事。文系理系問わず年間約1000名の学生をサポート。

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