インターンの面接選考、マナーを知れば合格が近づく!

このページのまとめ

  • 面接では身だしなみや受付、待機室での態度までが評価されると考えよう
  • 面接では自己紹介や自己PR、応募理由などの質問が頻出する
  • 明るくはきはきとした話し方、適度なアイコンタクトで印象アップを狙おう

人気のあるインターンでは書類・面接選考が行われるため、対策は必須です。
しかし、インターンの開催時期は「初めて面接を体験する」という人が多く、本番を前にナーバスになっていませんか?
面接で自信を持つ一番の方法は、当日前にできる限りの準備を済ませておくこと。
今回のコラムでは、面接時に気をつけるべきマナーと、インターン面接でよくある質問への回答のポイントをご紹介します!

 

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インターンの面接マナー


面接では回答の内容だけでなく、受付や待機室での態度、身だしなみまでが評価されています。
何に気をつければ良いかは、以下をご確認ください。

身だしなみの注意

就活における身だしなみは、何よりも「清潔感」が大切。おしゃれをする必要はないので、スーツの折れやシワ、靴の汚れに充分注意してください。
家を出る時はできれば全身鏡を確認し、肩にフケが落ちていないか、ネクタイが曲がっていないか、女性であれば襟元が開きすぎていないかをチェックしましょう。
前髪が目にかかると暗い雰囲気になるので、短く切るか、女性の場合は横に流してピンでとめます。面接中に髪に触れることがないように、髪はお辞儀をしても落ちてこないようにまとめるのが基本。女性はポニーテールやシニヨン、ハーフアップなどのスタイルが好印象です。ショートやボブの人は無理に結ばなくて良いので、髪を両耳にしっかりかけ、必要であればピンでとめてください。

受付、待機室での振る舞い

受付には面接開始の10~15分前に到着するようにします。それ以上早い到着は企業の迷惑になる可能性があるので気をつけましょう。
受付では、「本日○時から面接のお約束をしております○○大学の○○と申します」というように、訪問の用件と大学名、氏名を名乗ります。事前に担当者の所属や名前を聞いている場合は、「人事部の山田様にお約束いただきました」などと伝えましょう。
受付での対応は後々人事担当者に伝わる可能性があるので、くれぐれも適当な態度をとることはやめてください。受付から面接が始まっているという気持ちで、はきはきとした挨拶を心がけましょう。受付の方が面接室や待機室に案内してくれた際には、しっかりとお礼を言うことも忘れずに。
待機室ではほかの学生と居合わせるかもしれませんが、大声でのおしゃべりは厳禁。携帯も時間を確認する程度ならいいですが、マナーモードにして極力触らないのが良いでしょう。
待機室での態度が面接官に見られる可能性はゼロではないので、姿勢を正して面接開始を待ちます。緊張しやすい人は待機時間に深呼吸して調子を整えておきましょう。

入室・退室の流れ

入室の際はドアを3回ノックし、「失礼いたします」と言いながら部屋に入ります。扉は後ろ手にならないように静かに閉め、用意された椅子に向かって歩きましょう。
椅子の横に立ったら「○○大学の○○です。本日はよろしくお願いいたします」と挨拶し、一礼。面接官に指示されてから着席します。

面接が終わったら着席したまま「本日はありがとうございました」と感謝の言葉を述べ、立ち上がった後にもう一度、椅子の横で「ありがとうございました」と挨拶します。
ドアの前まで歩いたら面接官の方を向き直り、「失礼いたします」と言ってから退室するのがマナー。部屋を出る時も後ろ手にならないようにドアを閉めてください。
退室後も建物を離れるまでは、ネクタイを緩めたり携帯をいじったりしないように。オフィスを離れるまでは気を抜かないようにしましょう。

 

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インターンの面接でよくある質問


ここからは、インターンの面接でよくある質問と回答のポイントを解説していきます。

「自己紹介をしてください」

名前と大学名、学部名、学年などの基本情報を答えます。最後に学生時代に力を入れた経験や簡単な応募理由に触れても良いでしょう。
ただし、自己PRを求められているわけではないので、長くなり過ぎないように注意します。

「なぜ当社のインターンに応募したのですか?」

応募理由は面接で頻出の質問ですが、鍵となるのは事前の企業研究です。
企業のどこに魅力感じたのかを具体的に回答すると、説得力のある動機が説明できるでしょう。他社でも言える内容ではなく、なぜその企業のインターンでなければならないかを明確にするのがポイント。インターンプログラムの実施内容についても事前にリサーチしましょう。

「自己RPをしてください」

冒頭で「私の強みは○○です」というように結論を簡潔に述べ、その後結論を裏付ける具体的なエピソードを説明していきましょう。
自分の売りを知るには、中学・高校時代や大学時代の活動を振り返り、力を発揮した瞬間や周りに感謝された場面を思い出していきます。友人や家族に意見を聞くと、自分でも思いもよらなかった強みが見つかるかもしれません。

「学生時代に頑張ったことは何ですか?」

サークル活動や学業といったテーマは何でも構わないので、その活動に取り組んだ動機や活動の過程、成果を答えます。プロセスを通して感じたこと、学んだことを答える中で、あなたの人柄を伝えましょう。

「長所と短所を教えてください」

仕事でも強みになり得る長所を根拠となるエピソードを交えて伝えましょう。短所を述べる時は、改善のための努力や心がけに言及すると向上心を示せます。

「何か質問があればどうぞ」

多くの面接の最後には、面接官から学生に聞きたいことを尋ねる「逆質問」がされます。逆質問は意欲を伝えるチャンスなので、できれば何か聞いておくのがおすすめ。
求められる参加者像やインターンで活躍するために必要なことなどを質問すると良いでしょう。「仕事を通しての苦労や喜び」といった、その企業で働く社員だけが知ることを尋ねるのもおすすめです。

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これをやれば印象アップ!


暗い話し方をする人と明るくはきはき話す人では、同じことを言っていても後者の方が印象が良くなります。
面接中は緊張して俯き加減になったり声が小さくなったりする人が多いですが、以下の点に気をつけて印象アップを狙いましょう。

話し方

明るくはきはきと、相手が聞き取りやすい話し方を意識しましょう。敬語を使うのはもちろんのこと、アルバイトを「バイト」と言ってしまう学生言葉に気をつけて。
早口になったり声が高くなったりすると自信がないと思われるので、自分のペースで話すことを心がけます。
面接では質問に対して的確かつ簡潔に答えるのが良いですが、話が長くなりそうな時は「もう少し続けてよろしいでしょうか?」と一度相手の様子をうかがうと、「気遣いができる人」という印象になるかもしれません。

目線

人と目を合わせるのが苦手な人は多いですが、面接ではアイコンタクトがその人の印象を決める要素になってきます。面接中に一度も目を合わせないと、「何か嘘をついているのでは?」「自信がないのでは?」と思われるかもしれません。
入室時して一礼を終えたら、まずはそのタイミングで一度面接官と目を合わせましょう。面接官が複数いる場合は、全員を見渡すようにします。
面接中も会話の節々でアイコンタクトをとり、退室時も面接官と目を合わせるのを忘れないようにしてください。回答がうまくいかなくても最後にしっかり目線を合わせることで、「前向きで精神力のある人」という印象を残せるでしょう。

姿勢

椅子に座った時は背筋が伸びていても、時間が経つうちに猫背になるのはよくあるパターン。気付いたら猫背になっていたということがなように、常に姿勢を意識してください。
回答を考え込む時に無意識に腕を組んでしまうのも要注意。姿勢は日頃の習慣が現れるので、就活中は美しい姿勢を意識して生活してはいかがでしょうか。

面接当日に慌てることがないよう、前日に改めて面接の開始時間や会場の場所、アクセス方法を確認しておきましょう。
当日は余裕をもって家を出ると、駅のトイレや喫茶店で服装・回答内容の最終確認ができます。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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