このページのまとめ
- インターンシップの開催時期によっては他社と日程がかぶることもある
- 他社とインターンシップがかぶった場合は志望度合いを優先して日程調整をする
- インターンシップがかぶった際の日程調整や辞退の申し出は電話で行う
「インターンシップがかぶったらどうしたら良いか」と悩む就活生もいるかもしれません。
他社とインターンシップがかぶった場合には、志望度の高い企業を優先して日程調整する必要があります。日程調整や辞退の連絡を行う際には、電話で行いましょう。
この記事では、インターンシップがかぶった際の対処法や注意点を解説しています。ぜひ参考にしてください。
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- インターンシップの日程がかぶった際の対処法
- 日程調整をする
- 日程調整が難しい場合は辞退を申し出る
- インターンシップがかぶって日程を変えても選考への影響は少ない
- 【状況別】日程がかぶった際の対処法
- 1.大学の予定とかぶった場合
- 2.他社のインターンシップとかぶった場合
- 3.一部日程がかぶった場合
- 4.全日程がかぶった場合
- インターンシップの日程かぶりが多くなりがちな時期
- インターンシップがかぶった際の連絡方法
- 基本は電話で連絡する
- 担当者が忙しい場合はメールにする
- インターンシップがかぶって連絡する際のポイント
- かぶった時点ですぐに連絡する
- 営業時間内や忙しくない時間帯に連絡する
- 理由は簡潔に伝える
- 日程調整のお礼メールも送る
- インターンシップへの熱意を伝える
- インターンシップがかぶって日程調整する際の例文
- 電話で連絡する場合の例文
- メールで連絡する場合の例文
- インターンシップがかぶって辞退する際の注意点と例文
- 電話で連絡する場合の例文
- メールで連絡する場合の例文
- インターンシップがかぶって悩んでいる人へ
インターンシップの日程がかぶった際の対処法
インターンシップの日程がかぶったときは、日程調整をするか辞退をするか選ぶことになります。ゼミや講義などとインターンシップがかぶった場合、どのようにすればよいか解説するので参考にしてください。
日程調整をする
インターンシップの日程がかぶってしまったら、まずは日程変更が出来るかどうか相談しましょう。企業によってはインターンシップを複数の日程で行っている場合があるからです。
本来であれば、申し込み時に日程がかぶっていないか確認し、申し込むのが基本でしょう。しかし、申し込み時点では先の日程が分からず、かぶってしまう場合も出てきます。
ゼミやほかのインターンシップなどとに日程かぶりは出てきてしまう場合があるため、企業に連絡して日程変更ができないか依頼してみてください。
日程調整が難しい場合は辞退を申し出る
日程変更がどうしても難しい場合は、辞退を申し出ましょう。辞退する際には、企業側にしっかりと謝罪するようにしてください。
インターンシップは自分から申し込んだものであり、辞退は失礼にあたることを意識しましょう。無断欠席などはせず、マナーを理解して辞退を伝えることが大切です。
日程調整を検討し、どうしてもインターンシップに参加できない場合には辞退を申し出ましょう。
インターンシップの辞退が就活に影響するかどうかについては、「インターンを辞退しても不利にならない?メールでの連絡方法や注意点を解説」の記事で詳しく解説しています。
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インターンシップがかぶって日程を変えても選考への影響は少ない
インターンシップがかぶって日程を変えても、選考への影響は少ないといえます。余裕をもって連絡をし、誠実に対応すれば評価は下がらないでしょう。
企業側も、インターンシップに参加するほど意欲のある学生には好意的です。優秀な人材を見つけるチャンスでもあり、多くの学生に参加して欲しいと考えています。何度も変更すると迷惑になってしまいますが、一度の変更であれば選考への影響を過度に気にする必要はありません。
インターンシップ先に連絡する場合のマナーは「インターン先への電話マナーと注意点|シーン別の会話例文付き」の記事を参考にしてください。
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【状況別】日程がかぶった際の対処法
インターンシップと予定がかぶってしまうのは、他社のインターンシップに限りません。先述のように大学の講義やゼミとかぶることもあるでしょう。なお、日程が重なったのが一部日程か全日程かで、対応方法は違います。状況別の対処法を理解しましょう。
1.大学の予定とかぶった場合
夏・冬の長期休暇に合わせて開催されるインターンシップであれば、大学の予定とかぶることも少なく、比較的スムーズにスケジュールを組めるでしょう。
しかし、通常授業の期間であっても、長期インターンシップが実施されることはあります。授業やゼミ活動とかぶってしまったときには、大学側の予定を欠席するというのも選択肢の一つです。
場合によりますが、大学経由のインターンシップであれば公欠といった扱いになることもあります。ただし、大学側の対応は個々で異なるため、事前に問い合わせてください。
どうしても参加したいインターンシップで、大学の予定を欠席しても進級や卒業への影響が少ないと判断出来る場合には、インターンシップへの参加を検討してみるとよいでしょう。
2.他社のインターンシップとかぶった場合
インターンシップには、複数応募する就活生は多いでしょう。スケジュールの調整はとても重要ですが、他社のインターンシップの日程とかぶってしまう場合もあります。
どちらの会社のインターンシップに参加するのか迷った場合には、参加したいインターンシップの開催時期の数をチェックしてみましょう。企業によっては年度内にいくつか開催期間を設けていることがあります。ほかの期間に変更できそうな場合は、早めに日程を調整してスケジュールを組みましょう。
調整が難しい場合は、「入社意欲の強い企業はどこか」を考えてみましょう。自分自身の気持ちを明確にして参加の可否を判断するのが大切です。
参加を見送る際には、辞退の連絡をすることを忘れないようにしてください。
3.一部日程がかぶった場合
一部日程がかぶった場合は、日程の変更を受け入れてもらえる場合があります。別の日に変更が出来るかどうか、インターンシップの担当者に相談してみましょう。
4.全日程がかぶった場合
全日程がかぶってしまった場合、どのインターンシップに参加するか優先順位を決めましょう。長期インターンシップの場合は、数日でも欠席すると評価が下がる可能性があります。
日程がかぶった際の対処法については「例文あり!インターンをドタキャンする時のマナー」も参考にしてください。
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インターンシップの日程かぶりが多くなりがちな時期
インターンシップの開催時期は夏季と冬季に集中することが多く、日程がかぶりやすい傾向にあります。特にインターンシップが盛んに行われているのは、7〜9月の夏期インターンシップと12〜2月の冬期インターンシップの時期です。
興味のある企業のインターンシップへの応募を検討する中で、どうしても日程がかぶってしまうことは就活生にはよくあることです。また、合同説明会や大学の授業、ゼミなどの日程と重なってしまうこともあるでしょう。インターンシップがよく開催される時期の予定を立てる際は、普段より念入りにスケジュールを確認しつつ調整するようにしてください。
サマーインターンについては「夏に行われるインターンシップ「サマーインターン」とは」も参考にしてください。
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インターンシップがかぶった際の連絡方法
インターンシップが被った際の連絡方法を確認しておきましょう。マナーを守って連絡すれば、評価を下げずに済みます。
基本は電話で連絡する
インターンシップがかぶり会社に連絡をする際には、まずは電話で連絡を行いましょう。
誠意をもって電話でインターンシップを辞退する旨や日程変更のお願いを行うことで、誠実な印象を与えられます。インターンシップに参加できない事実が分かった時点で早めに連絡を行いましょう。
電話をかける際には、伝えたい内容をメモした紙を手元に用意して、ハキハキと話す心掛けが大切です。また、電話で連絡をしたあとには、改めて電話で伝えた内容をメールで送ると、より丁寧な印象を与えることができます。
担当者が忙しい場合はメールにする
電話をかけても担当者が不在、忙しいなどの場合はメールを送るようにしましょう。メールは文面が残るので、「言った言わない」のトラブル防止にもつながります。
注意点は、メールだけで連絡してしまうと、「大事な用件をメールで済ませてしまう人」とマイナス評価をする担当者もいることです。重要な要件は電話で話すのがマナーだと考えている人もいるので、まずは電話で連絡するようにしましょう。
メールを送ったあとに、再度電話で連絡するのも丁寧でおすすめです。インターン先に電話で連絡する際のポイントは、「これで完璧!インターンを欠席する際の電話とメールのマナー」の記事で解説しているので参考にしてください。
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インターンシップがかぶって連絡する際のポイント
インターンシップがかぶった場合には、すぐに連絡をするなど連絡のポイントがあります。5つのポイントを紹介するので確認しておきましょう。
かぶった時点ですぐに連絡する
日程がかぶったと分かった時点で、すぐ担当者に連絡をしましょう。連絡するタイミングが遅くなるほど、対応する時間が短くなり迷惑をかけてしまいます。
また、余裕をもって連絡しておくと、日程変更をスムーズに対応してもらえる場合もあるでしょう。インターンシップに参加出来る可能性も増えるので、早めの連絡をおすすめします。
営業時間内や忙しくない時間帯に連絡する
企業に連絡をする際は、営業時間内の連絡がマナーです。また、出来るだけ忙しい時間帯は避けたほうがよいでしょう。
たとえば、始業直後や就業間際は忙しくなりやすい時間帯です。始業から落ちついた11時ごろや、昼の14時以降などに連絡してみましょう。
連絡するタイミングについては、「就活で企業への電話時間は何時にすべき?連絡マナーを守って印象アップ!」の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
理由は簡潔に伝える
日程変更を依頼する際の理由は、簡潔に伝えましょう。長々と理由を説明すると、言い訳と捉えられるためです。
たとえば、授業と重なったのであれば、「大学の授業と重なってしまい、日程変更をお願いしたいです」とシンプルに伝えれば問題ありません。変な言い回しはせずに、正直に伝えるとよいでしょう。
日程調整のお礼メールも送る
電話で日程調整ができた場合は、お礼のメールも送っておきましょう。好印象を与えられる可能性があります。
また、変更後の日時をメールに残しておくことで、お互いに変更したことを記録に残せるのもメリットです。電話での内容が正しく伝わっていることも確認出来るでしょう。
インターンシップへの熱意を伝える
日程変更の際には、参加したい熱意を伝えるのが大切です。日程が変わってでも参加したいという思いは、プラスに捉えてもらえるでしょう。
たとえば、「△月△日のインターンシップは難しいのですが、ほかの日程での開催予定はございませんか」のように聞いてみるのがおすすめです。用意されている日程以外でも、枠があるなら参加したいという熱意を伝えてください。
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インターンシップがかぶって日程調整する際の例文
インターンシップがかぶってしまい日程調整をお願いしたい場合には、早めに連絡することが大切です。以下で例文を合わせて詳しく解説します。
電話で連絡する場合の例文
就活生:お世話になっております。△△大学3年の△△と申します。
△月△日開催予定のインターンシップの件でお電話いたしました。
担当者の△△様はいらっしゃいますでしょうか。
担当者:私が担当の△△です。
就活生:恐れ入ります。大変申し訳ございませんが、△月△日のインターンシップが学業の都合により参加が難しくなりました。
日程の変更をしていただくことは可能でしょうか。
担当者:大丈夫ですよ。△月△日か、△月△日だといかがでしょうか。
就活生:ありがとうございます。それでは、△月△日にお伺いいたします。
私の都合でご迷惑をおかけいたしました。お忙しいなかご調整いただきましてありがとうございます。それでは失礼いたします。
電話を切る際は数秒待ってからゆっくり切るようにしましょう。すぐに切ってしまうと、相手に急に切られたという印象を相手に与えてしまいます。
また、聞き間違いのないよう日時と開催場所は復唱し、しっかりとメモをとることが大切です。インターンシップの日程調整に関しては「日程調整メールの返信マナーとは?シチュエーション別の例文つきでご紹介」も参考にしてください。
メールで連絡する場合の例文
件名:インターンシップの日程のご相談 △△大学3年△△△△
株式会社△△
人事部 △△様
お世話になっております。
△△大学3年の△△△△と申します。
先日はインターンシップのご連絡をいただきまして、ありがとうございました。
このたび、インターンシップの日程に関する相談がございます。
ご連絡いただいた△月△日がゼミ発表の予定と重なってしまったため、日程を変更していただくことは可能でしょうか。
お忙しいところお手数をおかけしますが、何卒ご検討いただきますようお願い申し上げます。
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△△大学3年△△学部△△学科
△△△△(ふりがな)
メールアドレス:0000.000@gmail.com
電話番号:000-0000-0000
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メールで日程変更を依頼する際は、インターンシップの担当者宛に送りましょう。名前が分かっている場合は△△様、わからない場合はインターンシップ担当者様で問題ありません。
メールの最後は送り主が分かるように、署名を記載します。就活メールでの署名については、「就活メールに署名は必要?すぐに使えるテンプレや署名の入れ方をご紹介」の記事を参考にしてください。
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インターンシップがかぶって辞退する際の注意点と例文
インターンシップを辞退する場合には、日程調整の場合と同様に早めに連絡することが大切です。以下で辞退する際の注意点を例文を合わせて解説します。
電話で連絡する場合の例文
就活生:お世話になっております。△△大学3年の△△と申します。
△月△日開催予定のインターンシップの件でお電話いたしました。
担当者の△△様はいらっしゃいますでしょうか。
担当者:私が担当の△△です。
就活生:恐れ入ります。大変申し訳ございませんが、△月△日のインターンシップを辞退させていただきたく思います。
同日にゼミ発表の予定が入ってしまい、伺うことが難しくなってしまったためです。
お時間をいただいたにもかかわらず、大変申し訳ございません。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。失礼いたします。
他社と比較し辞退すると決めた場合でも、無断欠席は絶対にしてはいけません。インターンシップを受け入れてくれた企業に感謝とお詫びの気持ちを込めて、最後まで誠意を伝えましょう。
インターンシップを辞退する際の注意点については「会社説明会のキャンセルメールの送り方は?送信時のマナーや例文を解説」も参考にしてください。
メールで連絡する場合の例文
件名:インターンシップ辞退のご連絡 △△大学3年△△△△
株式会社△△
人事部 △△様
お世話になっております。
△△大学3年の△△△△と申します。
先日はインターンシップのご連絡をいただきまして、ありがとうございました。
大変申し訳ございませんが、インターンシップを辞退させていただきたく存じます。
貴重な機会をいただいたにもかかわらず、大変申し訳ございません。
何卒よろしくお願い申し上げます。
—--------------------------------------
△△大学3年△△学部△△学科
△△△△(ふりがな)
メールアドレス:0000.000@gmail.com
電話番号:000-0000-0000
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インターンシップ辞退をメールで伝える際は、辞退する旨と謝罪を伝えましょう。辞退は失礼にあたる行為になるので、しっかりと謝罪の意を伝えることが大切です。
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インターンシップがかぶって悩んでいる人へ
ここまで、インターンシップがかぶった場合の対処法や注意点について解説してきました。
しかし、「インターンシップがかぶったけど、何を優先するべきか判断できない」「インターンシップを辞退する理由の伝え方が分からない」という人もいるでしょう。
インターンシップがかぶり、何を優先するかの判断に迷ったり、連絡の仕方で悩んだりした場合にはOB・OGや就活エージェントなどの信頼出来る第三者に相談するのがおすすめです。
なかでも、就活エージェントであるキャリアチケットでは、インターンシップに関する悩みの相談にのるのはもちろん、企業へ電話をかける練習や自己分析の深掘りなど就活全般のサポートを行っています。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。