このページのまとめ
- エントリーシートの出し方は郵送やメールに添付がある
- エントリーシートを郵送する際には、封筒や送付状・クリアファイル・切手が必要
- エントリーシートを出す前に、提出期限や誤字脱字がないか確認する
エントリーしたい会社が決まったけど、エントリーシートの出し方が分からない…。
エントリーシートを郵送したいけど、何が必要か分からない…。
こんな風に、エントリーシートの出し方に関して悩んだことはありませんか。
エントリーシートの出し方は、郵送やメールに添付、直接手渡しがあります。
ただし、企業によって出し方や期限が違うので注意が必要です。
この記事では、エントリーシートの出し方や注意点を解説しています。
ぜひ参考にしてください。
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エントリーシートの出し方
エントリーシートの出し方には、種類があります。自分の志望企業で指定された出し方を確認し、マナーを守って提出しましょう。以下で詳しく解説します。
郵送する
郵送が最もよくあるエントリーシートの出し方です。エントリーシートを作成し、その他必要な応募書類、送付状を添えて、A4の封筒に入れて郵送します。郵送の場合には、重さに合わせて切手を用意しましょう。
書類はポストに投函でもよいですが、切手の料金不足で封筒が自分の元に返ってきてしまいエントリー期限に間に合わないというケースもあります。郵送の場合には、郵便局の窓口に出向いて重さを測ってもらい、確実に届く料金の切手を購入するのが安心です。
また、郵送の場合は封筒の書き方にもルールがあります。宛名の書き方が正しいかどうか、再度確認しておきましょう。エントリーシートの郵送での提出について、「エントリーシートを郵送する方法は?封筒の書き方や提出マナーも解説」も参考にしてください。
メールに添付する
エントリーシート作成後、メールに添付して提出する出し方も近年増えています。エントリーシートや履歴書、送り先の住所などを手書きで記入する必要がなく、切手代もかからない点がメリットです。また、わざわざ郵便局に出向いて郵送する手間も省けるので、時間も短縮できます。メールに添付してエントリーシートを出す際には、以下の文章を参考にしてください。
【件名】
エントリーシート送付(〜〜大学・氏名)
【本文】
株式会社〜〜
人事部採用担当 〜〜様
お世話になっております。
〜〜大学〜〜学部〜〜学科の〜〜と申します。
エントリーシートを添付させていただきました。
お忙しい中恐縮ですが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。
氏名
〜〜大学〜〜学部〜〜学科
電話番号
メールアドレス
メールを送信した後は、送信済みボックスにメールが入っているか、添付ファイルは開封できるかを確認して送り漏れがないようにしてください。メールは基本的に何時に送っても問題ありませんが、基本的なビジネスマナーとして深夜や締切日ギリギリに送るのは避けましょう。
企業で直接手渡しする
エントリーシートは、企業で直接手渡しでの提出を指定される場合もあります。手渡しで提出する場合には、郵送の場合と同様にクリアファイルに挟み、A4の封筒にいれて提出します。手渡しの場合は、送付状や切手は不要です。
また、渡し方もどこで提出するかによって変わります。エントリーシート回収窓口や面接の受付で提出する場合には、封筒に入れたまま渡してください。面接時に担当者に渡す場合には、封筒から取り出して、クリアファイルに入れた中身のみ渡しましょう。
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エントリーシートの入手方法
エントリーシートの入手方法も提出方法と同様に企業によってさまざまです。志望企業のエントリーシートを確実に入手するために、どのような入手方法があるか理解しておきましょう。以下で詳しく解説します。
エントリー後に送られてくる
企業にエントリーした際に登録した住所宛に、エントリーシートを郵送してくれる企業があります。住所の登録間違いがないように注意しましょう。
また、エントリーシートが届く目安は、エントリーから1週間程度です。発送の連絡があったのに手元に届かない場合や、エントリーしたのに発送されない場合などは、早めに確認を行って提出期限に遅れないよう注意してください。
HPからダウンロードする
企業のHPからエントリーシートをダウンロードするのもよくある入手方法です。企業のHPからダウンロードする場合には、ダウンロードできる期間や期限が決まっているので注意してください。
また、印刷して使用する場合には、サイズやカラーを指定通りにするように注意しましょう。指定通りに印刷できないと「注意力がない」「指示を守れない」といったマイナスな印象を与えてしまいます。また、書き損じる場合もあるため、何枚かコピーを準備しておきましょう。
説明会で受け取る
説明会の際に、そこに参加している学生にだけエントリーシートを配布する企業もあります。この配布の仕方をする理由は、説明会に参加しないような志望度の低い学生からのエントリーを無くし、本当に志望度の高い学生だけにエントリーしてもらうためです。
つまり、この配布形式を取っている企業を志望する場合、説明会に参加していないとエントリーできません。中には、説明会でエントリーシートを配布することを公言していない企業もあるので、選考を受ける可能性のある企業の説明会には必ず参加するようにしましょう。
エントリーシート入手方法は、企業によって異なります。志望企業の情報は随時チェックしておきましょう。エントリーシートの入手方法については、「エントリーシートはどこでダウンロードできる?入手方法や提出方法を解説!」も参考にしてください。
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エントリーシートの郵送に必要なもの
ここでは、エントリーシートを郵送する際に必要なものを解説します。エントリーシートをスムーズに郵送できるようにあらかじめ準備しておいてください。
エントリーシート、履歴書
エントリーシートや履歴書などの提出書類は、郵送前に記入漏れや誤字脱字がないかを確認してください。
エントリーする企業が多い場合には、エントリーシートを入れ間違えて、違う企業に送ってしまうケースもよくあります。必ず、送り先企業と履歴書、エントリーシートが合っているかも注意してください。
封筒
封筒は、A4書類を折らずに入れられる角形2号のサイズのものを用意しましょう。また、封筒の色は白色にしてください。
封筒の表面には縦書きで「住所」と「宛名」を記入します。「宛名」を一番大きな文字にし、封筒の中央に書くこと。住所や部署名などは文字を小さめにし、封筒の右半分で収まるように配置のバランスを意識しましょう。
封筒の裏面には自分の「住所」「差出人名」「発送日」を記載します。すべて左側に収めるか、もしくは中央を挟む形で「住所」を右側に、それ以外を左側に記入しましょう。
このとき、表面と同じように縦書きで、自分の住所も略さずに正式名称で書いてください。また、中央線の上には書かないように注意しましょう。「発送日」は左上端に記入します。
左下には「応募書類在中」と赤色で書き、定規で丁寧に囲みましょう。これを書くことによって、採用担当者の手に確実に届くようにします。必ず赤色で書き、目立たせるようにしてください。
すべての情報を書き終えたら、のりか両面テープで封を閉じ、封字の「〆」マークを中央に入れて完成です。厚生労働省が提示している封筒の書き方の詳細は以下の通りです。
引用元:厚生労働省「応募書類の書き方(11p)」
送付状
エントリーシートを郵送で送る際には、送付状を添付する必要があります。送付状は、封筒に何が同封されているのかを説明する書類です。パソコンで作成して印刷したものを添付しましょう。送付状は、封筒の中にどのような書類が入っているのかを記す書類です。
送付状を必ず同封しなければならないという決まりはありませんが、ビジネスマナーとして一般的に入れておくと、採用担当者も書類の確認をスムーズに行えるでしょう。
送付状の例文は以下の通りです。
202△年 △月 △日
△△株式会社
人事部 △△ △△様
△△大学△△学部△△学科
キャリア 太郎
〒123-0000
△△県△△市△△町△△ 1丁目2番地3号
電話番号
メールアドレス
書類送付につきまして
拝啓
早春の候、貴社におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
この度は、貴社の新卒採用に応募させていただきたく、下記の書類を送付させていただきます。ご査収いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
敬具
記
・エントリーシート1枚
・履歴書1枚
以上
宛名は、人の名前の場合は「様」、部署宛の場合は「御中」と書きます。書き出しには、時候の挨拶を入れておくと良いでしょう。もし入れない場合は、「時下、貴社におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます」と書いても問題ありません。
送付状の詳しい作成方法については、「新卒の就活で添え状は必要?書き方や送付時の注意点について解説」も参考にしてください。
クリアファイル
送付書類はA4のクリアファイルに挟んだ状態で、封筒に入れて送ります。取り出したときにバラバラになってしまったり、雨に濡れて破れてしまったりするのを防ぐためです。就活が始まったら、100円ショップなどでA4のクリアファイルを10〜20枚ほど購入しておくとよいでしょう。
クリアファイルに応募書類を入れる順番は、一番上に送付状がくるようにして、履歴書、エントリーシートや職務経歴書、成績証明書、推薦書と続きます。
引用元:厚生労働省「応募書類の書き方(11p)」
140円切手
A4サイズの郵便は定型郵便なので、100gまでは140円の切手で送ることができます。クリアファイルに作成した履歴書やエントリーシート、送付状を入れて送る場合には、100g以内になるので140円の切手で問題ありません。
ただし、送付書類が多い場合や確実に届くか不安な場合には、郵便局で重さを量ってもらうのがおすすめです。切手の値段不足で、エントリーシートが手元に戻ってきてしまい、提出期限に遅れることがないように注意しましょう。
参照元
厚生労働省
応募書類の書き方
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エントリーシートの郵送方法
エントリーシートを郵送する際に、「郵送方法に指定はあるのだろうか」と悩む人もいるでしょう。以下で詳しく解説します。
基本的に普通郵便で送る
エントリーシートは基本的に普通郵便で送ります。その際、住所や宛名、切手の値段に間違いがないように注意してください。
また、普通郵便は発送から到着まで近隣であれば2日、遠方であれば3日ほどの日数がかかります。そのため、提出期限ギリギリに送って、期限に間に合わないことがないよう注意してください。
速達や書留は基本的に使わない
エントリーシートを郵送する際、速達や書留は基本的には使用しません。速達は、最短で翌日に届くのがメリットですが、速達でエントリーシートを郵送すると「ギリギリになってから行動を始める人」「自己管理能力が低い人」というマイナスな印象を与えてしまう可能性もあります。
また、書留は郵便物を追跡できるので、エントリーシートが確実に届いたことを確認できるのはメリットですが、受け取り時に受領印や署名が必要です。企業側に手間をかけることになるので、書留での送付が指定されていない限り利用しないほうがよいでしょう。
エントリーシートの郵送方法については、「履歴書を速達で送ると印象が悪いって本当?急いで郵送したいときのポイント」も参考にしてください。
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エントリーシートの出し方についての注意点
エントリーシートを出す際には、企業ごとの出し方や誤字脱字がないように注意が必要です。以下で詳しく解説します。
企業ごとに出し方や期限が違うので確認する
エントリーシートの出し方は郵送か手渡しか、期限はいつなのかを企業ごとに確認しておきましょう。
エントリーシートの締切日は、締切指定日が「必着」か「消印有効」でも変わってきます。「必着」は、締切指定日までに企業に応募書類が到着していなくてはいけません。締切よりも数日前に郵送する必要があります。
「消印有効」は、締切指定日に応募書類が届いていなくても、締切日の消印が押されていれば大丈夫です。「必着」の場合は、郵送から到着までの時間も鑑み、必要であれば速達を使うなど、必ず間に合うようにエントリーシートを作成しましょう。
出し方を間違えたり、期限に遅れたりしてしまうと、そもそも選考のファーストステップにも立てません。志望企業の選考を確実に受けられるように、提出の仕方や期限には注意してください。
コピーを取っておく
エントリーシート作成後は提出する前に必ずコピーを取り、面接前に見直せるようにしておきましょう。面接時には、エントリーシートの内容を深掘りされる場合が多く、記入したことに沿った回答をする必要があります。提出前にコピーを取っておかないと、企業ごとに何の内容を書いたのか忘れてしまい面接対策ができず、うまく受け答えできなくなってしまう恐れがあります。
また、エントリーシートに記入した内容と面接時の回答に差異があると不信感や不誠実な印象を与えてしまいます。そのような事態を防ぐためには、エントリーシートを作成したらコピーして就活が終わるまで保管してください。
誤字脱字や汚れがないようにする
エントリーシートの内容や送付状に誤字脱字がないか、特に宛名や差出人情報については丁寧に確認しておきましょう。発音が同じでも表記が数パターンある名字の場合は特に注意が必要です。
また、誤字脱字や汚れがあると仕事が雑な印象や注意力がないというマイナスな印象を与えてしまいます。無駄なところで減点されることがないように、提出前には細部まで気を配ってください。
誤字脱字の修正は、注意深く確認すれば誰にでも行える作業です。ケアレスミスによって、採用担当者の印象を落とさないように、隅々まで確認しておきましょう。心配な方は、第三者に確認してもらってもかまいません。基本ルールを守って選考突破を目指しましょう。
エントリーシートの出し方についての注意点は、「エントリーシートの空欄は斜線で良い?スペースを埋めたいときの対処法」も参考にしてください。
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エントリーシートの出し方が不安なあなたへ
エントリーシートの出し方が本当に正しいか不安な人もいるのではないでしょうか。エントリーシートを出す際には、提出書類の入手から記入、封筒の準備までやることが非常に多いので、正しくできているか不安になる気持ちも分かります。
エントリーシートの出し方が不安なあなたは、就職支援のサービスを行っている就職エージェントを利用するのがおすすめです。
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