このページのまとめ
- ダメなESにしないためには、読みやすい文章や質問に的確に回答することが大切
- 面接官はESをとおして、人柄と思考力から自社で活躍できる人物かを見ている
- ESの志望動機や自己PRなど、各項目の質問の意図を汲み取り論理的に整理して伝えよう

ダメなESにしないためのポイントを知りたい方もいるでしょう。ダメなESのポイントを抑えておくと、採用担当者の視点が理解でき、選考通過率を高めることができます。
この記事では、ダメなESの特徴と対処法について詳しく解説します。また、志望動機や自己PRなど、ESの各項目ごとのダメな例と改善ポイントも紹介するので、選考に通過するESを作成したい方はぜひ参考にしてください。
【無料】27卒におすすめな就活準備ツール
自分のタイプをかんたん6問で確認しましょう(所要時間:1分)
ChatGPTが志望企業目線でESを添削します(所要時間:1分)
- 面接官はESで人柄や思考力などを見ている
- ダメなESの特徴とは?対処法を解説即刻落ちる単語を使っている
- 一文が長い
- 内容がまとまっていない
- 良いESにするために意識すること
- 【項目別】ESのダメな例と改善ポイントを解説
- 志望動機のダメな例と改善ポイント
- 自己PRのダメな例と改善ポイント
- ガクチカのダメな例と改善ポイント
- 趣味・特技のダメな例と改善ポイント
- 長所・短所のダメな例と改善ポイント
- ESの精度を上げて選考に通過したいあなたへ
- ダメなESの特徴を知りたい方によくある質問
- Q.作成したエントリーシートがひどい時の改善方法は?
- Q.ESの「おすすめしたいもの」の質問の意図は何?
- Q.面接官が優秀と感じるESの特徴は?
面接官はESで人柄や思考力などを見ている
面接官がES(エントリーシート)を読む目的は、単なる経歴や実績の確認ではなく「自社で活躍できる人物か」を判断することにあります。具体的には、「人柄」と「思考力」を重点的に見ています。
人柄は、過去の経験から「何を大切にし、どう周囲と関わるか」という価値観を探り、自社の文化に馴染むかを見ています。
思考力は、課題に対し、どのような仮説を立てて行動し、結果に繋げたかというプロセスから、ビジネスにおける再現性を評価しています。ESは、あなたの内面を伝える最初のプレゼン資料であることを意識しましょう。
就活におけるエントリーの開始時期や応募数について知りたい方は、「就活におけるエントリーとは?開始時期や応募数などを解説」をご覧ください。
かんたん1分!無料登録内定につながるESを作りたい
ダメなESの特徴とは?対処法を解説
「なぜか書類選考で落ちてしまう」と悩む人の多くは、内容以前に読み手への配慮が欠けている傾向にあります。採用担当者は膨大な数のESを短時間でチェックするため、一読して意図が伝わらないものは、その時点で評価対象外となることも。
まずは自分のESが「読みづらさ」のチェックリストに当てはまっていないか確認しましょう。

即刻落ちる単語を使っている
ESではビジネスの場にふさわしくない言葉遣いは厳禁です。特によくある失敗が、話し言葉や略語の使用。「バイト」「サークル」は「アルバイト」「課外活動」と正しく記載し、書面では「御社」ではなく「貴社」と書きましょう。
また、「〜だと思います」といった曖昧な表現を多用すると自信のなさを感じさせてしまうため、根拠に基づき「〜です」と言い切ることが信頼感に繋がります。
適切な言葉選びには類語辞典や国語辞典の活用がおすすめです。辞典を駆使すれば、正しい表現だけでなく自分の意図に沿ったよりふさわしい言葉に出会えることもあります。語彙に気を配り、客観的な表現を心掛けることで選考の通過率は格段に上がるはずです。
一文が長い
一文が長過ぎる文章は、主語と述語の関係が不明確になりやすく、読み手に負担を与えるでしょう。一般的に、読みやすい一文の長さは40文字から60文字程度といわれています。
一つの文章に複数の要素を詰め込み過ぎると、結局何が言いたいのかが伝わりません。読点(、)でつなぎ過ぎるのではなく、句点(。)を使って文章を短く区切ることを意識しましょう。
一つの文章で伝えることは一つにする一文一義を徹底することで、論理構成が明確になります。書き終えた後に音読し、息苦しく感じる箇所があれば分割するなどの工夫が必要です。
内容がまとまっていない
内容がまとまらない原因として、結論が後回しになっていることが考えられます。ESの基本は「結論先行」です。最初に質問に対する答えを簡潔に述べ、その後に具体的なエピソードや理由を続ける「PREP法」を意識しましょう。
また、自分の強みをアピールしようとするあまり、エピソードを盛り込み過ぎるのも逆効果です。一つの設問に対して伝えるテーマは一つに絞り、その背景・行動・結果を論理的に整理してください。
全体をとおして一貫性があるか、企業が求める人物像に合致しているかを確認することで、説得力のあるESになります。
エントリーシートの基本について知りたい方は、「エントリーシートとは?履歴書との違いや基本を押さえて選考を突破しよう」をご参照ください。
かんたん1分!無料登録内定につながるESを作りたい
良いESにするために意識すること

良いESを作成するためには、「評価のピラミッド」を意識することが不可欠でしょう。まず土台となるのは先述した「読みやすい文章」です。
その上に、説得力を生む「根拠となる論理的エピソード」を積み上げます。自身の経験を客観的な数字や具体的な行動で示すことで、強みの再現性を裏付けられるでしょう。
そして頂点に位置するのが「質問に対する的確な回答」です。どんなに優れたエピソードでも、企業の問いに答えていなければ評価されません。この3つの要素を満たしたESにすることで、あなたの魅力を正確に採用担当者へと伝えられます。
自分本位なアピールに終始せず、常に「読み手が何を求めているか」という視点を持って、論理的で一貫性のある構成を目指しましょう。
就活の準備から内定までのポイントや相談先について知りたい方は、「就活のやり方と流れを解説!準備から内定までのポイントと相談先も紹介」をご一読ください。
かんたん1分!無料登録内定につながるESを作りたい
【項目別】ESのダメな例と改善ポイントを解説
ESの各項目には、企業が知りたい明確な「意図」があります。志望動機なら熱意とマッチ度、自己PRなら再現性のある強みなど、評価ポイントを外さないことが重要です。
ここでは、多くの就活生が陥りがちな「ダメな例」と、改善ポイントを良い例と合わせて、具体的に解説します。自分の文章と見比べながら、改善のヒントを探ってみましょう。
志望動機のダメな例と改善ポイント
志望動機では「なぜ他社ではなくこの会社なのか」という明確な根拠が求められます。自分のやりたいことだけを伝えるのではなく、企業のビジョンと自分の価値観がどうマッチしているかを言語化しましょう。
【ダメな例】
「貴社の経営理念に共感し、成長できる環境があると感じて志望しました。研修制度が充実している点に魅力を感じており、入社後は先輩から多くのことを学び、いち早く戦力になれるよう頑張りたいです。」
【良い例】
「『技術で日常を彩る』という貴社のビジョンに共感しました。接客のアルバイトでシステム効率化を提案し、顧客満足度を20%向上させた経験から、ITの力で課題解決をする面白さを実感しました。貴社の〇〇分野での高い技術力を活かし、顧客の潜在ニーズを形にしたいと考え志望します。」
このように、自身の具体的な経験と企業の強みを結びつけることが重要です。受動的な学習姿勢ではなく、自ら貢献する意欲を示すことで評価は高まります。
自己PRのダメな例と改善ポイント
自己PRは、自分の強みが「入社後にどう活かされるか」を伝える場です。抽象的な言葉を並べるのではなく、誰が聞いても状況が浮かぶような具体性を持たせましょう。
【ダメな例】
「私の強みはコミュニケーション能力です。どんな人とでもすぐに仲良くなれます。サークルでは持ち前の明るさでチームを盛り上げました。この力を貴社でも発揮し、営業職として頑張りたいと思います。」
【良い例】
「私の強みは『相手の立場に立った提案力』です。個別指導塾の講師として、勉強嫌いな生徒の成績を上げるため、趣味の話を交えた独自の教材を自作しました。結果、半年でテストの点数が30点上がり、信頼関係も深まりました。貴社の営業でも顧客に寄り添い、真の課題を解決します。」
ダメな例は「コミュニケーション能力」の定義が曖昧で、再現性が乏しいです。良い例のように、困難に対して取った具体的な「行動」を記すことで、能力の証明になります。
自己PRの例文や書き方について知りたい方は、「就活に役立つ自己PR例文25選!書き方や高評価につながるコツも解説」を参考にしてください。
ガクチカのダメな例と改善ポイント
ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)では、結果のすごさよりも、目標達成に向けた「思考プロセス」や「試行錯誤」が重視されます。直面した課題をどう分析し、どう動いたかを整理しましょう。
【ダメな例】
「居酒屋のアルバイトで売上向上に貢献しました。活気あるお店にするため、毎日大きな声で挨拶をしました。その結果、リピーターが増えて売上が上がりました。この経験から継続の大切さを学びました。」
【良い例】
「カフェのアルバイトで、廃棄ロスを3割削減することに注力しました。原因を『天候予測と発注量の乖離』と分析し、過去3年分のデータと週間天気を照らし合わせた発注表を作成・共有しました。結果、1ヶ月でロス率を15%改善しました。周囲を巻き込み仕組みを作る大切さを学びました。」
ただ頑張ったエピソードを羅列するのではなく、課題に対する自分なりの「工夫」を詳しく書くことがポイントです。学びが企業でどう活きるかまで繋げるとより完成度が増すでしょう。
趣味・特技のダメな例と改善ポイント
趣味・特技の欄は、人柄や価値観を伝えるサブツールとして機能します。単に単語を並べるだけではなく、それが自分のどのような一面を表しているのかを補足しましょう。
【ダメな例】
「趣味は旅行です。長期休みには友人といろいろなところへ行きます。特技は早起きです。毎朝6時には起きて活動するようにしています。健康管理には自信があります。」
【良い例】
「趣味は、旅行です。旅先でトラブルを楽しめる精神力があり、大学時代に10カ国を巡り、予期せぬ欠航時も現地の人と交渉し、自力で帰国ルートを確保しました。特技は、タスク管理です。複雑な予定もガントチャートで管理し、ゼミのリーダーとして遅延ゼロを実現しました。」
何も書かないのはもったいないですが、あまりに一般的な内容では印象に残りません。良い例のように、具体的なエピソードをひと言添えるだけで、会話のきっかけや強みの補強になります。
長所・短所のダメな例と改善ポイント
長所と短所は一貫性が大切です。特に短所については、単に欠点を伝えるだけで終わらせず、それをどのようにカバーしようとしているかという「前向きな姿勢」をセットで伝えましょう。
【ダメな例】
「長所は責任感が強いことです。短所は心配性なところです。いつも細かいことが気になってしまい、作業が遅くなってしまうことがあります。これからは気をつけていきたいです。」
【良い例】
「長所は『粘り強さ』で、目標達成まで諦めません。一方、短所は『慎重過ぎて決断に時間がかかること』です。これを改善するため、判断基準に優先順位をつけ、〇分以内に決めるという自分ルールを設けて行動しています。現在は慎重さを『正確性』に変換し、ミスを最小限に抑えています。」
短所は「改善の取り組み」までセットで書くことで、自己客観視能力があることをアピールできます。長所が短所の裏返しになっている構成にすると、性格の説得力がさらに増します。
かんたん1分!無料登録内定につながるESを作りたい
ESの精度を上げて選考に通過したいあなたへ
ダメなESを回避するには、「読みやすい文章」「根拠となる論理的なエピソード」「質問への的確な回答」の3点を徹底することが大切です。面接官がESからあなたの人柄や思考力を読み取れるよう、一貫性のある構成を意識しましょう。
もし「自分のESが正しく書けているか不安」「選考を通過する自信がない」と感じるなら、就活エージェントの活用がおすすめです。
キャリアチケット就職エージェントでは、専任のアドバイザーがあなたの強みを引き出す自己PRの添削や、企業別の面接対策など、一人ひとりの悩みに寄り添ったサポートを行っています。
納得のいくESを完成させたい方は、ぜひ一度キャリアチケット就職エージェントにご相談ください。
かんたん1分!無料登録内定につながるESを作りたい
ダメなESの特徴を知りたい方によくある質問
自分のESに自信が持てない、あるいは質問の意図がわからず悩んでいる方から寄せられる「よくある質問」をまとめました。
改善のヒントや評価されるポイントを解説しているので、ぜひ参考にしてください。
Q.作成したエントリーシートがひどい時の改善方法は?
A.まずは「一晩寝かせて音読」しましょう。自分本位な文章は、声に出すと違和感に気づきやすいためです。次に、「非常に」「とても」「いろいろな」「私なりに一生懸命」などの不要な修飾語を削り、一文を60文字以内に短縮してください。
内容については、エピソードの凄さではなく「なぜその行動をとったか」という思考プロセスの記述を増やします。自分一人で解決しようとせず、大学のキャリアセンターやエージェントなどの「他人の目」を借りて、客観的なフィードバックを受けることがおすすめです。
Q.ESの「おすすめしたいもの」の質問の意図は何?
A.「あなたが人におすすめしたもの」の質問で面接官は、「プレゼン能力」と「価値観」を見ています。魅力が伝わっていない相手に対して、いかに論理的かつ情熱を持って伝えられるかという、営業職に近いスキルを確認しています。
また、何を選ぶかによってあなたの感性や興味の対象を知り、社風とのマッチ度を測る意図もあります。対象そのものの解説ではなく、「なぜそれが良いのか」「相手にどうなってほしいか」という視点を盛り込むことが重要です。
Q.面接官が優秀と感じるESの特徴は?
A.面接官が優秀と感じるのは、「入社後の活躍が具体的にイメージできるES」です。具体的には、過去の経験において「課題→分析→行動→結果」というビジネスの基本構造が論理的に示されており、その行動に再現性があるものを指します。
また、言葉選びが適切で、一読して意図が伝わる「読み手への配慮」があることも重要です。自分の強みが企業の課題解決にどう貢献できるかという、企業視点まで踏み込んで書かれているESは、高く評価されます。
かんたん1分!無料登録内定につながるESを作りたい