このページのまとめ
- SPIを難しいと感じる原因は、実力不足や試験形式に慣れていないことが考えられる
- SPIを重視しない企業を受けるという方法もある
- SPIに慣れるためには、問題集やアプリを使って経験値を積むのがおすすめ
SPIを用いた選考を受けたものの、なかなか通過できないとお悩みの就活生は多いのではないでしょうか。SPIの選考を突破するには、問題パターンや解答形式に慣れる必要があります。実力があっても、初見で高得点をマークするのは厳しいでしょう。このコラムでは、SPIを難しいと感じる4つの原因から対策方法を紹介しています。SPIに苦手意識を感じている方は、参考にしてください。
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SPIを難しいと感じる4つの理由
まずは、spiを難しいと感じる原因をたどっていきましょう。SPIを難しいと感じる理由としては、以下の4つが考えられます。
1.試験方法に慣れていない
まず考えられる理由は、試験方法に慣れていないことです。
SPIは、「テストセンター」「WEBテスティング」「インハウスCBT」「ペーパーテスト」の4つのテスト形式が用意されています。ペーパーテスト以外は、パソコンで受験する方式です。初見では、出題画面やパソコン操作に気を取られて、実力が発揮できないこともあるでしょう。
2.苦手分野がある
次に考えられる理由は、出題問題の中に苦手な分野があることです。
SPIは、国語力を問う「言語問題」、計算や統計などの力をはかる「非言語問題」があります。企業によっては、追加で「英語」や「構造的把握力」を出題することも。問題のレベル自体は中学・高校レベルの国語や数学ができれば解けるものですが、SPI独自の問題形式に苦手意識を感じる人も多いでしょう。語彙力や計算力に不安がある人も要注意です。
3.時間配分がうまくできていない
SPIを難しいと感じる理由として、問題数に対する時間配分がうまくできていないことも挙げられます。
SPIは制限時間に対して、問題数が比較的多い試験です。一つひとつの問題に時間をかけて取り組んでいると、時間切れになって最後まで解けないこともあるでしょう。
4.結果が分からない
SPIに対して達成感や実績を感じられず、難しいと思うこともあるようです。
SPIは、受験者個人に試験結果を開示していません。よって、どれくらい正解できたのかの実感が湧きづらい特徴があります。自分の解答の正誤も不明で復習をしにくいという点でも、高いモチベーションを維持するのは難しいでしょう。
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spiの難しさを乗り越えるための対策
SPIを難しいと感じる理由ごとに、その対策法を紹介します。
試験方法に慣れる
試験方法に慣れていない人は、パソコンを使ったテスト・ペーパーテストのどちらでも対応できるようにしておきましょう。
ペーパーテストは、市販の問題集などを利用して反復練習をすることで適応できます。
また、SPIの模擬試験を受けられるWebサイトがいくつかあるので、パソコンを利用した試験の対策に活用しましょう。出題画面や解答方法、答えを考えるときに使うメモなど、実際の受験時を意識して取り組んでください。
とにかく問題集を解く
出題内容に苦手意識を感じている人は、練習問題をたくさん解いて苦手を潰していきましょう。
SPIの問題は、いくつかのパターンの中から出題されています。問題集を解くうちに、問題の傾向や解くコツが分かるようになるはずです。
特に、苦手な問題は何度も繰り返し解いて、解答だけでなく解法もマスターしましょう。
練習問題は、Webサイトやスマートフォンのアプリでも取り組めます。毎日まとまった時間が取れなくても、移動時間のスキマ時間に繰り返し問題に触れれば、苦手な問題はなくなっていきます。
素早く解く
時間配分に自信がない人は、解答のスピードを意識して問題を解く練習をしてみてください。
時間がなくなることで、解けたはずの問題で失点してしまうのはもったいないです。自分で問題に優先順位を付けて、時間を掛けて良い問題とそれ以外の問題に分類しましょう。
パソコン受験の場合は一問ごとに制限時間がありますが、ペーパーテストでは全体の制限時間しか設けられていません。SPIのペーパーテストは、問題数と制限時間から1問あたり1分以内に解く必要があります。問題ごとに、解答時間の目安を立てておくと良いでしょう。
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spiを受験するときに気をつけること
続いて、SPIを受験する当日に注意すべきポイントを紹介します。
難しい問題に時間をかけ過ぎない
先述のとおり、SPIでは制限時間内にすべての問題に着手することが重要なので、難しい問題に時間を掛け過ぎないようにしましょう。考えても分からないと思ったら、その問題を諦めることも必要です。
簡単な問題は確実に得点する
spiの問題の中には簡単なものもあるので、確実に得点を稼ぎましょう。ペーパーテストなら、自分にとって得点しやすい問題を先に解答するのも手です。ケアレスミスで失点しないよう気をつけましょう。
時間配分は練習どおりにする
練習で決めたとおりの時間配分にすることで、落ち着いて解答できます。ただし、時間ばかり気にして実力を発揮できないという事態にならないよう、気をつけてください。
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本記事の執筆者
梶川沙綺(かじかわさき)
新卒でレバレジーズ株式会社に入社。年間1000名以上の就活生の支援を行い、入社3年目で神戸支社の立ち上げに携わる。現在は本社でサービスの向上にも関わりながらキャリアコンサルタント国家資格取得に向けてスキルアップ奮闘中。
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