このページのまとめ
- SPIが難しいと感じるのは、範囲が広くて対策しないと解けない問題が多いから
- SPIは中学高校レベルの内容が出題されるのが一般的
- SPI対策では、一つの問題集を繰り返し解くのがおすすめ
「SPIは難しいと聞いた」「SPI対策はどうすればいい?」と悩む就活生もいるでしょう。SPIは公式や解き方を覚えていないと解けない問題が多く、難しいと感じる就活生は多くいます。
この記事では、SPIが難しいと感じてしまう理由や、苦手意識を克服するためにできる対策を解説します。最後まで読めばSPI対策の進め方が分かり、難しいと感じる気持ちを軽減できるはずです。
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- SPIが難しいって本当?難易度を解説
- 対策をすれば点数は獲得できる
- SPIを難しいと感じる4つの理由
- 問題の内容や傾向を知らないから
- 苦手分野の対策ができていないから
- 問題に慣れておらず時間が足りないから
- 試験形式の違いに慣れていないから
- SPIが難しい場合にやるべき5つの対策
- 1.1つの問題集をやり込む
- 2.苦手分野を見つけて重点的に学び直す
- 3.SPIの出題傾向や受検形式を理解する
- 4.SPIの模試を受ける
- 5.ペーパーテストは解きやすい問題から解く
- SPIが難しいときに対策したい出題範囲
- 言語分野
- 非言語分野
- 性格検査
- SPIを難しいと感じる人が知っておきたい受検形式
- テストセンター
- ペーパーテスト
- Webテスト(Webテスティング)
- インハウスCBT
- SPIの対策が難しいと悩んでいるあなたへ
SPIが難しいって本当?難易度を解説
SPIに出題される問題は中学から高校レベルの内容が一般的で、難しいと感じるかは人によって異なるでしょう。SPIでは、高い学力ではなく基本的な能力がチェックされています。
しかし、一問一答形式で問題数が多く、回答スピードが追いつかないと難しく感じてしまうでしょう。企業によって回答数や正答率で足切りのラインを決めているので、正確に早く回答できるよう対策が必要です。
対策をすれば点数は獲得できる
SPIはきちんと対策をすれば点数を取ることができます。出題される範囲がある程度決まっており、公式や解き方を覚えれば十分に解けるレベルだからです。SPIで点数が取れない場合に多いのが、解き方を知らない、または忘れてしまっているケースでしょう。
SPIが難しいといってあきらめるのではなく、事前の対策を行って選考突破を目指しましょう。SPIで出題される問題については、「就活で実施されるSPIとは?詳しい検査内容や対策ポイントを解説」や「SPIとは?今さら聞けない出題内容や対策のコツを就活のプロが解説!」の記事を参考にしてください。
就活で行われる適性検査について知りたい方は、「就活の適性検査とは?検査の種類や特徴、受ける際のポイントをご紹介!」も併せてチェックしておきましょう。
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SPIを難しいと感じる4つの理由
SPIを難しく感じるのは、問題の内容を知らなかったり、対策ができていなかったりするからです。SPIを難しく感じてしまう理由を4つまとめました。
問題の内容や傾向を知らないから
SPIを難しく感じてしまうのは、問題の内容や傾向を知らないからです。内容や傾向を知らないと難しいというイメージばかりが先行し、苦手意識が強くなってしまいます。
SPIは出題範囲や傾向がある程度決まっているため、問題さえ知っていれば解けるものがほとんどです。SPIについて詳しく知らない場合は、どのような問題が出るのか知るところから始めましょう。
苦手分野の対策ができていないから
苦手分野の対策ができておらず、SPIを難しく感じるケースがあります。SPIに対する苦手意識を克服するためには、苦手な分野を繰り返し解くのが有効です。自信をもって解ける分野が増えていくほど、SPIへの苦手意識は減っていくでしょう。
問題に慣れておらず時間が足りないから
SPIの問題に慣れておらず、回答時間が足りないことも難しいと感じる理由です。SPIは時間制限があり、決められた時間で問題を解かなければなりません。
たとえ問題の解き方が分かっていても、計算速度が間に合わないなどの理由から最後まで解ききれない場合もあります。時間制限に苦しめられているせいで、難しいと感じるケースも多いでしょう。
試験形式の違いに慣れていないから
SPIは試験形式が複数あり、形式に沿って取り組むことも求められます。回答方法や時間制限などが変わってしまい、混乱してしまうケースも多いでしょう。
たとえば、テストセンターの場合は1問ごとに時間制限があり、時間が経つと強制的に次の問題に移ってしまいます。一方で、ペーパーテストは問題ごとの時間制限はなく、問題を解く順番も自由です。
ペーパーテストの解き方に慣れていると、テストセンターで受検した際に混乱してうまく解けないことも出てきます。試験形式が複数ある点も、SPIが難しいと感じる理由でしょう。
SPIのペーパーテストがどのような形式かについては、「SPIのマークシート形式『ペーパーテスト』の特徴や対策方法を解説」の記事で解説しているので参考にしてください。
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SPIが難しい場合にやるべき5つの対策
SPIを難しいと感じたら、まずはできる対策から始めていきましょう。今日からできる5つの対策を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
1.1つの問題集をやり込む
SPIの対策を行う際は、1つの問題集を繰り返しやりこみましょう。同じ問題を何度も解くことにより、問題の公式や解き方、パターンなどを覚えられるためです。
SPIの問題は解き方がある程度決まっており、解き方さえ覚えれば数字や内容が変わっても解けるようになります。同じ問題を繰り返し解くほど知識や解き方を習得できるので、同じ問題集をひたすら解いていくのがおすすめです。
2.苦手分野を見つけて重点的に学び直す
苦手分野を見つけたら、重点的に対策を行いましょう。SPIは幅広い範囲が出題されるため、得意分野を伸ばすよりも苦手分野をなくすほうが得点アップにつながります。
苦手分野を見つけるために、まずは問題集を1冊解いてみましょう。間違えた問題は、解けるようになるまで何度も解き直します。
問題集は広い出題範囲を網羅したものもあれば、特定の分野に特化したものもあるため、自分に合うものを選んでみましょう。
3.SPIの出題傾向や受検形式を理解する
SPI全体の出題傾向や受験形式についても把握しましょう。出題傾向を理解していないと、どのような範囲を勉強すれば良いか、どの苦手分野を克服すれば良いか分からないからです。
また、受験形式によっても、出題傾向や出題方法、時間制限が変わることがあります。受験形式に対応できず、本来解けるはずの問題が解けなくなるケースもあるでしょう。出題傾向や受験形式は事前に把握し、対策を進めるようにしてください。
4.SPIの模試を受ける
SPIの模試を受検し、本番の雰囲気を知っておくことも大切です。緊張に慣れておけば、本番でも落ち着いて問題を解きやすくなります。また、時間制限が明確な状態を経験することで、1問あたりにどの程度の時間を使えるかも把握できるでしょう。
さらに、結果を見ることで得意分野と苦手分野が分かり、効果的に対策を行えるようにもなります。
SPIで時間切れを避けるための対策方法については、「【SPI試験】テストの特徴と時間切れを防ぐための解答のコツ」の記事を参考にしてください。
5.ペーパーテストは解きやすい問題から解く
SPIのペーパーテストを受検する場合は、解きやすい問題から解きましょう。無理に順番どおりに進めようとすると、難しい問題を解いている間に時間が経ってしまうかもしれません。
分からない問題や難しい問題は素直に飛ばし、解けそうな問題から取り掛かると高得点を目指せるでしょう。
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SPIが難しいときに対策したい出題範囲
SPIは「言語分野」「非言語分野」「性格検査」の3つの分野からなる試験です。それぞれの出題範囲を理解しておきましょう。
言語分野
言語分野では、言葉に関する能力を測定する問題が出題されます。文の並び替えや語句の用法などの基礎的な問題のほか、長文読解のような応用問題も出題されるようです。
文章に関するスキルは短い時間で身につくものではありません。対策本で学習を進める以外に、日常的に新聞や本などに触れるようにしましょう。
非言語分野
非言語分野は、数字や図形などの言語以外の能力を測定する問題が出題されます。主な出題内容は以下のとおりです。
・推論
・場合の数
・確率
・表の読み取り
・長文問題
学校の授業で習う「数学」と同じく、解法パターンを身につけられれば比較的解答しやすい分野です。苦手分野を明確にし、弱点をなくすように対策を積み重ねていきましょう。
性格検査
性格検査は、受験者の性格や価値観を把握することを目的とした質問が出題されます。主に、次のような項目に関する質問が出される可能性が高いです。
・自己評価
・適応力
・コミュニケーション能力
・ストレス耐性
回答の傾向や回答速度なども含めて総合的に性格を判断されます。無理に自分を良く見せようとせず、正直に回答することが大切です。
テストセンターでの出題については「テストセンターではどんな問題が出る?SPI対策を紹介」を参考にしてください。
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SPIを難しいと感じる人が知っておきたい受検形式
SPIの受験形式には、「テストセンター」「ペーパーテスト」「Webテスティング」「インハウスCBT」の4つがあります、受験形式ごとに特徴が違うため、受検に向けて違いを知っておきましょう。
テストセンター
テストセンター形式とは、指定された会場におもむいてSPIを受検する形式です。会場にはパソコンが用意されており、指定されたパソコンを使って回答します。
テストセンター形式の特徴は、受験者が好きな日時に試験を受けることができる点です。しっかりと対策を行ってから受検をしましょう。
また、テストセンター形式は各企業が指定する期間内であれば、何度でも受検ができます。点数が低かった場合は再受検するのも一つの方法です。
ペーパーテスト
ペーパーテスト形式は、紙の回答用紙に記入する形式です。面接などの選考や企業説明会などと同時に実施される場合が多く、実施日は指定されています。
ペーパーテストは最初からすべての問題が確認でき、回答する順番は自由です。得意な問題を探し、着実に点数を積み重ねることがポイントといえます。
Webテスト(Webテスティング)
Webテストとは、パソコンやタブレットなどを使ってオンラインで試験を受ける形式です。インターネット環境があれば、自宅や学校などでも受験できます。
注意点は、カフェなどの人が多かったり、音が気になったりする場所では、集中するのが難しい点です。また、試験官がいないため、カンニングはしないなど自己管理のもとで受験することも求められます。
SPIのWebテスティングについては、「SPIのWebテストとは?受かるための対策や練習方法を解説」の記事も参考にしてください。
インハウスCBT
インハウスCBT形式は、企業におもむいて企業のパソコンを使って回答する形式です。面接などの選考と同時に行われるケースが一般的といえます。
インハウスCBTの試験内容は、基本的にWebテストと変わりません。Webテストの対策ができていれば、問題なく回答できるでしょう。
就活の流れをおさらいしたい方もいるかもしれません。そのような方には、「就活のやり方を徹底解説!基本的な進め方やスケジュールをご紹介」の記事がおすすめです。進め方に迷った際の相談先も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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SPIの対策が難しいと悩んでいるあなたへ
SPIの対策が不安だと感じる場合は、就職エージェントのサポートを受けるのがおすすめです。就職エージェントに相談することで、具体的な対策方法はもちろん、SPIに対する悩みも相談できます。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。