ほとんどの履歴書やエントリーシートにある、趣味・特技欄。 なにを書くか悩む方も多いと思いますが、採用担当者は趣味・特技欄から一体なにを見ているのでしょうか。 当コラムでは、趣味・特技欄の注意点を紹介。 どの趣味や特技を書けばいいかわからない方や、趣味・特技が思い浮かばない方に向けた内容となっています。
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「趣味・特技」の欄から何をみているのか
履歴書やエントリーシートの趣味・特技欄を重視したり、対策をしていない方も多いのではないでしょうか。
しかし、採用担当者は趣味・特技欄を単なるプロフィールとしては捉えていないようです。
趣味・特技は、その人の好きなことに対する姿勢や実績が分かるため、内容によってその人に会うか会わないか(書類選考の合否)を判断するようです。
また、普段の生活習慣や人柄が顕著に現れる項目のため、企業の社風や職場環境に適応できるか見ているケースも。
書かれている趣味・特技から、仕事に活かせるものがあるかチェックしている場合もあるようです。
以上のことから、履歴書やエントリーシートの趣味・特技欄は工夫を凝らしながら、しっかりと書き込むことが大切といえるでしょう。
音楽鑑賞や読書などの当たり障りのない内容では、その人を掴むことができないため、何も書いていないのと同じ。
採用担当者の視点を意識し、自分をうまくアピールできる内容にすることが大切です。
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「趣味・特技」の選び方
趣味・特技では、自分がどういったことを企業にアピールしたいかを明確にすることが大切です。
料理が趣味で、計画性をアピールしたい場合は、数品を同時進行で作る工程を考えながら料理する、といった内容。
分析力をアピールしたい場合は、飲食店で食べたメニューを分析し、家で再現している、といった内容でアピールすることが可能です。
同じ趣味や特技であっても、自分がアピールしたい内容に焦点を合わせることで、より説得力のあるアピールになるでしょう。
また、応募企業や職種によって趣味・特技を書き分けることもポイント。
同じ企業でも職種によって求める人物像は違うため、その企業や職種に適した内容に変える柔軟性も必要です。
営業職であれば行動力やコミュニケーション力をアピールできる内容、IT企業であればパソコンスキルや発案力など、より自分を効果的にアピールできる趣味・特技を選びましょう。
企業や職種によって内容を変えるためには、自己分析をしっかりと行う必要があります。
そのため、趣味や特技のほかに日常的に行っている習慣などを書き出しておき、応募先に合わせてアレンジする方法がおすすめです。
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こんな「趣味・特技」は控えよう
ハッキングなどの犯罪を連想させる内容は採用担当者によっては悪印象を与えるだけでなく、コンプライアンスの観点から、採用することを「リスク」と考える企業もあるようです。
パチンコや競馬などのギャンブルも、就活の履歴書に記載するには不向きな内容。
計画性・堅実性がないと判断されたり、金銭感覚を疑われるなど、マイナスイメージが強いため避けましょう。
政治や宗教に関する趣味は、人によって思想や考え方が分かれるため、記載しないほうが無難です。
偏った思考や、特定の事柄に関して偏見を持っていると判断される可能性もあるでしょう。
アニメやゲーム、アイドルに関する趣味にも注意が必要。
社会的にはアニメやゲーム、アイドルなどのサブカルチャーに関して寛大な傾向であっても、保守的な企業や年齢が上の採用担当者は、これらに対してネガティブなイメージを持っていることも多いようです。
やむおえず記載する場合は、アニメなどから得たものやメリットなどを明確にすることを意識しましょう。
また、業界によってはアニメやゲーム、アイドルなどが趣味・特技であっても歓迎されるため、積極的にアピールしてもいいでしょう。
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