趣味を就活でうまくアピールするには?書き方や注意点、例文を紹介

このページのまとめ

  • 就活で趣味が聞かれるのは就活生の人柄を知るため
  • 趣味を就活で伝える際は数字を使って詳しく説明するのがポイント
  • 趣味は就活でのアピールにつながるので空欄はNG

趣味を就活でうまくアピールするには?書き方や注意点、例文を紹介のイメージ

「趣味を就活でうまくアピールする方法は?」「どんな趣味を伝えればいいの?」などと悩む就活生もいるでしょう。

就活で伝える趣味は、自分の好きなものをアピールしても大丈夫です。ただし、面接で聞かれても大丈夫なように、詳しく説明できる趣味をおすすめします。

この記事では、就活で趣味を伝える際の書き方や注意点を解説します。採用担当者と会話するきっかけにもなるので、伝え方を工夫してください。

就活で趣味を伝えるコツを相談したい

   
目 次

趣味や特技は就活で「あなたらしさ」をアピールできるチャンス

「ESの趣味や特技欄に書けるようなものがない」と悩んでいる就活生もいるかもしれません。しかし、採用担当者が知りたいのは、「あなたがどんな人なのか」ということです。特別な趣味や特技である必要はなく、自分がどんなことに興味があるのか、どんな人柄かが伝わる内容を意識しましょう。

一つのことを深く掘り下げ、熱中できる点は評価されることが多く、「あなたらしさ」のアピールに効果的だといえます。趣味の内容についての良し悪しを判断されるわけではないので、本当に自分のハマっていることや、好きなことを書いて問題ありません。

履歴書の趣味・特技欄の書き方のコツを知りたい人は「履歴書の趣味欄の書き方にはコツがある?例文10選とともにポイントを解説」を参考にしてください。

就活で趣味を伝えるコツを相談したい

   

就活で趣味や特技を聞かれる理由

就活で趣味や特技を聞かれるのは、就活生の人柄を知るきっかけになるからです。ここでは、企業が趣味や特技を聞く意図を詳しく解説します。

人柄を知るきっかけになるから

趣味や特技が就活で聞かれるのは、学生の人となりや考え方などを知る、ひとつのきっかけになるからです。

就活において採用担当者が面接までに就活生を知る手がかりは、履歴書やエントリーシートしかありません。その際、趣味や特技があると人柄や性格などをイメージしやすくなり、印象に残りやすくなります。

たとえば、趣味が「サッカー」であれば、「体力があり粘り強そう」「行動力がありそう」などとイメージできます。また、趣味が「写真」であれば、「創造力がある人なのかな」「どんな写真を撮っているのか聞いてみたいな」などと採用担当者が興味を持つこともあるかもしれません。

エントリーシートや履歴書から人柄を判断して面接に呼ぶ就活生を決めることもあるため、空欄で提出するのは避けましょう。

面接での話題になるから

就活で趣味や特技が聞かれるのは、面接での話題に活用できることも理由のひとつ。採用担当者は、就活生の緊張をほぐすために、あえて趣味の話題をする場合もあります。

なお、面接での受け答えからも、就活生の人柄や性格を見ているので覚えておきましょう。趣味について楽しそうに話す姿が評価される場合もあるので、採用担当者うけを考えず、素直に自分の趣味を書くのがおすすめです。

趣味や特技を聞かれる理由については、「趣味・特技なんで聞かれるの?採用担当者の印象に残るESの書き方を解説!」でも解説しているので、参考にしてください。

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就活で伝える趣味が見つからないときの対処法

就活で伝える趣味が見つからない場合、自分の興味やこれまでの経験から探してみましょう。ここでは、趣味を見つけるための3つの方法を紹介するので、ぜひ試してみてください。

興味があることを書き出す

就活で伝える趣味が見つからない場合は、興味があることを書き出してみましょう。大学で学んでいる授業から、興味を探す方法もあります。

たとえば、歴史関連の授業に出席しているなら、意識していなくとも歴史に興味があるはず。語学が多いなら外国語や海外の文化に興味を持っている可能性もあります。

とにかく興味があることを書き出して、趣味を探してみてください。また、そこからなぜそれに興味があるのか、どのように取り組んできたのかを掘り下げて考えてみましょう。

今までの経験を振り返る

今までの経験を振り返り、自分の行動から趣味を探すのもおすすめです。たとえば、年に何回か旅行する人は、旅行の計画を立てることや、知らない景色を眺めるのが趣味といえます。犬の散歩が楽しいという人はペット、喫茶店に行くならコーヒーやカフェ巡りを趣味にできるでしょう。

自分では当たり前の行動が、実は趣味につながる場合があります。日常の経験でもいいので、振り返って探してみてください。

ちょっとした趣味を見つける

就活で伝える趣味や特技は、ちょっとした内容で問題ありません。「人に自慢できる内容しかアピールできない」「熱心に取り組んでいないから趣味とはいえない」などと考えなくても大丈夫です。

たとえば、「掃除が得意」「早朝にランニングする」なども立派な趣味や特技になります。難しく考えず、アイスブレイクの材料と考えれば、書きやすくなるでしょう。

過去を振り返る場合は、自己分析や自分史がおすすめです。「自分史は就活の面接に役立つ!思い出せない時の書き出すやり方や見本も解説」を参考に、趣味を探してみてください。

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趣味を就活で伝える際の注意点

趣味を就活で伝える際には、「特になしや空欄はアピールにならない」のような注意点があります。ここでは、3つの注意点を解説するので、参考にしてください。

「特になし」や空欄にしない

エントリーシートに「特になし」と書いたり、空欄のまま提出するのは避けましょう。アピールできる内容を1つ無駄にしてしまいます。ほかの就活生との差を出すためにも、自分が好きなことや継続して行っていることなどを探して記載しましょう。

また、エントリーシートや履歴書に空欄がある場合、「意欲が低い」と思われる場合もあります。趣味を聞かれる企業は多いので、アピールできるように準備しておきましょう。

ギャンブル系の趣味は避ける

競馬やパチンコなどのギャンブル系の趣味は「浪費家」「自己管理ができていない」などの印象を与えやすく採用リスクが高いと判断されやすいため、避けた方が無難です。志望企業の業務内容に関係がない場合は、ギャンブル系の趣味を書くのは控えたほうがよいでしょう。

嘘の趣味は書かない

噓の趣味や特技は書かないようにしてください。面接でバレると、評価が下がるので気を付けましょう。

面接では、趣味の内容だけで評価が決まるわけではありません。趣味の話題では「どのように説明ができるか」「相手に伝わるように話ができているか」が見られています。

アニメやゲームは?

最近では年齢を問わずアニメやゲームを趣味とする人も増えている一方で、変わらずネガティブな印象を持っている人も少なからずいます。

アニメ制作会社など、業務内容が関連している企業を志望する場合は別ですが、一般的な企業を受ける場合は、避けたほうがよいかもしれません。

しかし、どんどん新しいことに取り組みたいという企業やベンチャー企業などは、今の若い世代の考え方や趣味などを率直に知りたいと考えているケースもあります。アニメやゲームなどから得られたことや仕事で活かせることをアピールできる場合は、問題ないでしょう。

重要なのは、趣味の種類ではなく答え方です。見栄を張ってアピールする必要はありません。趣味を伝える際のポイントは、「面接で趣味について質問されたら?好印象を与える回答を例文付きで紹介」でも解説しています。難しく考えず、自分らしさをアピールできるように準備しましょう。

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就活の履歴書やエントリーシートで趣味を伝える際のポイント

就活で趣味を伝える際は、業務に関係するものを選んだり、詳しく説明できるものを選んだりするのがおすすめです。複数の趣味があって迷う場合は、ぜひ参考にしてください。

仕事に関係するものを選ぶ

就活で趣味を伝える場合、仕事に関係するものがあればそれを選びましょう。たとえば、IT系の企業の場合は「プログラミング」、飲食店であれば「料理」「食べ歩き」などが関連する趣味になります。

また、間接的にアピールできる趣味もおすすめです。たとえば、外回りの多い営業職であれば、アウトドア系やスポーツ系のアクティブな趣味を記載すると、「体力がある」「フットワークが軽い」などの印象を与えられます。

詳しく説明できるものを選ぶ

就活で伝える趣味は、詳しく説明できるものを選びましょう。面接で話題になり、深掘りされる場合があるからです。

面接では、採用担当者への伝え方が見られています。見栄を張って嘘の趣味を書いてしまうと、詳しく答えられず、自分をうまくアピールできないので気を付けてください。

一言でいいので説明を添える

履歴書やエントリーシートに趣味を書く場合、一言でもいいので説明を書いておきましょう。たとえば、読書が趣味の場合「年間で30冊読みます」「ミステリー小説やSF小説が好きです」などのように書きます。

「読書」のように趣味だけを記載してしまうと、詳しい内容がわからず、人柄がなかなか伝わりません。一言でも説明があれば、自分をアピールしやすいのでおすすめです。

数字を使って具体的に伝える

趣味や特技を伝える際は、数字を使って具体的に伝えましょう。わかりやすく、客観的な判断ができるからです。

たとえば、「サッカーを10年間続けている」「TOEICスコアが900ある」などのように数字で表現すると、内容が伝わりやすくなります。話も広がりやすく、面接での印象をよくできるでしょう。

趣味や特技は自分をアピールするチャンスです。「趣味・特技欄は自己PRのチャンス!書き方のポイントを例文つきで解説」も参考に、アピールを意識してみてください。

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趣味を就活で伝える例文14選

ここでは、趣味を就活で伝える際の例文を紹介します。伝え方のポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてください。

英語

私の趣味は英語です。毎日英語の動画を見て、勉強を続けています。

元々海外が好きで、大学2年生の時にはオーストラリアに留学もしました。TOEICスコアは900あり、仕事でも英語を活かして活躍できます。

英語のように、仕事にも活かせる趣味もあります。いつ留学したのか、スコアがどれくらいなのか、具体的な数字で表しているのがポイントです。

盆栽

私の趣味は盆栽です。

自分の手で大自然の景色が再現できるところが楽しいと感じます。

この例文は、変わった趣味を答えるパターンです。「何でそれが好きなの?」と興味を持たれやすく、アイスブレイクにつながりやすいメリットがあります。

深掘りされる可能性が高いため嘘はつかず、本当に自分が好きなことや得意なことを書きましょう。

掃除

私の趣味は掃除です。

部屋をきれいに保つと気持ちがすがすがしくなるので、こまめな掃除を習慣化しています。

日常のちょっとした特技を答えるパターンです。熱中していることがない場合は、自分の習慣を趣味にしてアピールしてみましょう。

映画鑑賞

私の趣味は映画鑑賞です。毎月4本の映画を見て、ブログにまとめています。

大学では映画サークルを作り、部長として活動していました。

音楽鑑賞

私の趣味は音楽鑑賞です。「J-POP」「ロック」「クラシック」など、ジャンルを問わず幅広く聞いています。

コンサートも好きで、年に2回ほど参加しています。

スポーツ観戦

私の趣味はスポーツ観戦です。特に、野球が好きで球場にも訪れています。

中学から野球を続けており、引退後は観戦に行くようになりました。

料理

私の趣味は料理です。最初は自分が食べる物だけを作っていましたが、最近では家族の料理も作るようになっています。

また、最近では自分でアレンジ料理を作るのにはまっています。失敗してしまうこともありますが、なぜ失敗したかを考えて、成功につなげられるのも楽しい部分です。

筋トレ

私の趣味は筋トレです。元々は部活でのトレーニングだけでしたが、引退後も健康管理のために続けています。

トレーニングをしていると成長を実感でき、前向きになれるので、今後も続けたいと思います。

読書

私の趣味は読書です。ミステリー小説を中心に、年間で30冊ほど読んでいます。

休日は図書館に行き、知らない本を手に取るのも好きです。

ドライブ

私の趣味はドライブです。1人でも、友人とでもドライブに行きます。

大学の夏休みには、ドライブで四国一周しました。

プログラミング

私の趣味はプログラミングです。元々はゲームに興味があり、「もっと面白いものを作りたい!」と考えた結果、プログラミングで開発をするようになりました。

貴社の業務でもプログラミングの技術を活かして貢献したいと思います。

カラオケ

私の趣味はカラオケです。

高校と大学では合唱部に所属していたこともあり、歌うのが好きです。

旅行

私の趣味は旅行です。国内・海外問わず、旅行しています。

一番印象に残っているのは、カナダで見たオーロラです。旅行は新しい体験や環境に触れられるのが楽しくて続けています。

ゲーム

私の趣味はゲームです。大学時代にはゲームサークルに所属し、日本一を決める大会にも出場しました。

ゲームからはチームワークやコミュニケーションを学べる機会も多く、仕事にも生かせると考えています。

趣味や特技の書き方については、「エントリーシートの「趣味・特技」70選!アピールにつながる例文も解説」でも例文を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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趣味を就活でアピールしたいあなたへ

趣味を就活でアピールして、内定獲得を近づけたいと考える就活生もいるでしょう。履歴書やエントリーシートに書く趣味は、採用担当者の印象に残るためにも重要です。趣味の伝え方次第で、自分の評価が変わることもあるからです。

趣味のアピール方法に悩んでいる場合は、ぜひキャリアチケットに相談してください。キャリアチケットでは、趣味のアピール方法をはじめとする、履歴書やエントリーシートの書き方を学べます。また、キャリアアドバイザーが手厚くサポートするので安心です。

就活で差別化するためには、趣味や特技のような項目も欠かせません。キャリアチケットでアピールの方法を学び、内定を獲得しましょう。

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