「自己PRというほど華々しい経験がない…。」と悩む就活生は多いようです。 インパクトのある実績や経験をアピールしなければ通用しないと考えてしまいがちですが、実は企業側は実績や経験だけを重視していません。自己PRがなかなか思い浮かばないという人はポイントをご紹介するのでぜひ読んでみてください。
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エピソードがない就活生は意外と多い
そもそも、自己PRのPRは、パブリック・リレーションズの略称。自己PRというと、どうしても立派なことを述べなければいけないと考えてしまいがちですが、本来は個人の考えや意見などについて支持や理解を求めるという意味があります。
実際、いざ自己PRを書こうとしても「人にいえるような華々しい経験がない」という就活生も多いのではないでしょうか。よく自己PRの例でリーダーや、留学、ボランティアといったエピソードが挙げらており、それにあてはまる経験がなく自信をなくしてしまう人も多いようです。
しかし、自己PRではエピソードの大きさよりも、その物事を通した就活生の人柄やポテンシャルを見られています。そのためインパクトがあるかどうかより、自分らしい人柄や考え方をアピールできる内容が好ましいといえます。
エピソードがなくて悩んでる人は、まずは日常的なことを振り返ってみてはいかがでしょうか。
自己PRで大切なことは、自分のことを相手に知ってもらい理解してもらうこと。そのため、あまり気負いすぎず、等身大の自分をアピールできるように考えていきましょう。
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エピソードを見つけるコツとは?
とはいえ、これといった経験がないとなかなかエピソードを思い浮かべるのは難しいかもしれません。
そこで、いくつかのポイントをご紹介するので、参考にしながら考えてみてください。
・過去を振り返る
・とにかく書き出す
・家族や友人に自分の魅力を聞いてみる
・共通点をみつける
・自分なりにまとめる
まずは、小さな頃からこれまでの日常を振り返ってみましょう。
たとえば、好きなことや嫌なこと、頑張ったことなど、小さなことでもいいので書いてみましょう。そしてできれば家族や友人に自分の長所を聞いて、書き出したことと関連づけられるものを見つけます。
そこから自分はどういった人間なのか、今後その長所を活かしてどう活躍していきたいのかまとめてみましょう。
これといった経験が全くないという人は、今から行動を起こすというのも1つの手段です。今から意識を高く持って行動し、その過程や結果を自己PRのエピソードとして取り入れてみる方法があります。
たとえば、日頃のニュースなどから感じ取ったことをもとに、どう思い、それからどのように行動し、どうなったかを組み立ててみるのもいいでしょう。
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企業の意図を理解することが大切
自己PRをまとめられない人は、もう1度自己PRを求められる意味を考えてみましょう。「自己PR」を理想の高いものと考えてしまっている可能性があります。
繰り返しになりますが、自己PRは、自分はどういう人なのかを知ってもらい、企業とマッチしているかを考えてもらうもの。
採用担当者は、活動内容そのものより、そこでの取り組み方や考え方を重視しています。その上で、企業に入ったらどうなりたいか、何をしたいのか、何を貢献できるのかなど、本人がしっかり考えているかを見極めています。
そのため、企業の欲しい人物像をしっかり把握しながら、どうアピールすればよいか自分なりに工夫することが大切です。
例文やマニュアルに沿っただけの内容だと一貫性がなく、採用担当者からは「企業研究ができていない」と思われてしまいます。
「なぜそう考えるのか」の動機まで深く掘り下げ、自分なりの価値観と長所を見つけ出しましょう。
そしてその価値観や長所が企業とうまくマッチしていることをしっかりアピールできるかがポイントといえます。
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