部活経験は自己PRになる?どうやってアピールする?

このページのまとめ

  • 自己PRには、部活の話題を入れてOK
  • 自己PRでは、部活を通して得た強みを伝える
  • 自己PRでは、部活の経験をどのように仕事に活かすかをアピールする

部活経験は自己PRになる?どうやってアピールする?のイメージ

自己PRに部活のエピソードを盛り込もうと考えても、何をアピールすれば良いか分からず、まとまらないという就活生は多いのではないでしょうか。部活を頑張ってきたのなら、その経験の中にアピールできるポイントがあるはずです。このコラムでは、自己PRで企業がチェックしているポイントや、部活のエピソードを交えた例文を紹介しています。自己PRのイメージが湧かない人は、コラムを読みながら考えてみてください。



 

部活経験は自己PRになるのか

大学で経験した部活動の経験は、自己PRに利用してOKです。ただし、部活動はあなたの良いところをPRするための具体例に過ぎません。部活動の話が中心になり、思い出話にならないようにしてください。

部活動を通して得た「強み」を伝える

自己PRでは、部活動の経験によって得た「あなたのPRポイント」を伝えます。
自己PRは、長所と違い「わたしの○○な面は、入社後○○で活躍するのに役立ちます」と自分を売り込まなければなりません。多くの人が在籍する部活動という組織の一員だったことや、活動の中で課題を乗り越えてきた経験は、入社後の仕事への姿勢を連想させます。

大会の実績だけがアピールポイントではない

部活動の経験を自己PRに利用するにあたり、実績は重要ではありません。
自己PRにおいては、あなた自身がどのような行動をとってきたかが重視されます。大会やコンクールで優秀な成績をおさめていなくても、アピールは可能です。
同様に、部長やキャプテンといった役職についていなくても、問題ありません。部の中で自分がどのような役割を果たしてきたかを、企業に売り込みましょう。



 

企業が自己PRから知りたい3つのこと

企業が自己PRを求める理由は、下記の事柄を知るためです。求められているポイントを理解すると、自己PRが作りやすくなります。また、企業が「求める人物像」を公表していれば、参考にしてみましょう。

1.人柄・人間性

企業は、自己PRによって応募者の人柄や人間性をチェックしています。
応募者のパーソナルな部分は、書類や筆記試験ではなかなか伝えることができません。
純粋に、自分はどのような人物なのかを紹介するつもりで自己PRを考えてみてください。

2.スキル

企業は自己PRを通して、応募者のスキルを知ろうとしています。
応募者が自社に入社したら、どのようなスキルを活かして活躍してくれるか、想定するためです。具体的には、トラブルや課題に対する対応力、人間関係の構築・維持などをチェックします。話し方や文章の構成も、コミュニケーションスキルを測る指標として確認されているでしょう。

3.会社との相性

自己PRを問う3つ目の目的は、企業との相性を確かめることです。
たとえば、「歴代のルールを打ち破る柔軟な発想によって、部の問題を解決した」という自己PRをしたとします。しかし、企業が求めるのは「規律を守って堅実に働く人」だとすれば、自社とはマッチしないと判断されるでしょう。自己PRは、求める人物像に沿って行うことが大切です。



 

部活経験からアピールできる3つのこと

部活の経験からアピールできるポイントは人それぞれですが、特に就活で好印象になるポイントを3つ紹介します。

1.忍耐力・継続力

仕事では、我慢が必要になることもあるでしょう。また、継続力のある人は長期的に活躍できることが期待されるため、歓迎されます。
部活を通して、忍耐力や継続力がついた実感がある場合は、それを自己PRに利用してみても良いでしょう。

2.チームワーク

仕事をするうえで、チームワークはとても大切です。部活でも、先輩・同期・後輩との人間関係を構築するなかで、チームワークが活かされた場面があったのではないでしょうか。チームワークは、「協調性」「他者への思いやり」「自分たちを客観的に見る力」などともいえます。特に、仕事をチームで行う会社であれば、歓迎されるスキルとなるでしょう。

3.リーダーシップ

上述の通り、仕事ではチームワークが大切な一方で、周囲を引っ張っていけるリーダーシップが求められることもあります。上司や先輩、クライアントや顧客など、目上の人とのコミュニケーションでも自身の意見を言うためには、リーダーシップが必要です。
部長やキャプテンなど、部活を通して集団をリードした経験のある人は、それをアピールしてみても良いでしょう。



 

部活経験を自己PRにするときの3つの注意点

自己PRに部活の経験を交える際は、以下の点に注意してください。

1.具体的に伝える

時間や日数、頻度、期間など、説明には具体的な数字を織り交ぜましょう。
「サッカー部で活躍するため、4年間毎日1時間の自主トレーニングを行いました」のように、自分が頑張ってきたことを分かりやすく伝えられます。
また、自分の結果だけでなく、全体の結果についても数値化することも、相手に理解してもらいやすくなるためのポイントです。「大会で5位入賞を果たしました」と「100人が出場する大会で5位入賞を果たしました」では、同じ「5位」でも、後者の方が上位に入っている印象を与えられるでしょう。

2.誰にでも分かるように説明する

部の活動内容を良く知らない面接官にも理解してもらえるよう、できるだけ分かりやすい説明をしましょう。
エピソードを話すときは、5W1Hを意識すると効果的です。5W1Hとは、When(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)、What(何を)、Why(なぜ)、How(どのように)の頭文字を取った言葉のこと。この6項目を中心に説明をして、余計な情報は極力省きましょう。
また、専門用語を使わないことも分かりやすくするポイントです。部活の話をする以上、ある程度は踏み込んだ内容になりますが、初心者に教えるように噛み砕いた言葉を用いてください。

3.個人の内容を話す

自己PRなので、部のアピールではなく自分のアピールをしましょう。
自己PRに部活のエピソードを入れると、「大会で優勝した」「歴代最高の評価を受けた」など、「所属していた部のアピール」になってしまいがちです。自己PRで伝えるメインは自分の努力であり、部の成績を主張しないように気をつけてください。



 

部活動の自己PR例文

自己PRは「結論」「エピソード」「仕事への活かし方」の順に構成にすると好印象になります。下記に例文を示してありますので、参考にしてください。

継続力をアピールする例文(運動部の場合)

「私は、目標に向けて努力を継続できます。
大学では、テニス部に所属しています。入部したてのころは、部に実績はなく、練習も月に一度しかありませんでした。私はそんな弱小校の部員でも実績を残したいと思い、関東大会への出場を目標にしました。1年生の秋ごろから、私と同じく大会に出たいと思っている部員3名と、自主練習をはじめました。授業の都合もあり、集まれるのは週に1回、2時間程度でしたが、目標を持った仲間と濃い練習ができました。私が3年生になるころには、大会出場を目指す後輩も増え、練習は以前よりも格段にレベルアップしたものになりました。その成果もあり、3年生の秋には部として初めて関東大会に出場し、準決勝まで進むことができました。
御社へ入社した後も、自分なりに目標を定めて目標達成に向けて努力を続けていきたいと思います。」

忍耐力をアピールする例文(文化部の場合)

「私は大学の演劇部の活動を通して、忍耐力が身につきました。
私は大学から演劇に挑戦した初心者ですが、受賞歴のある有名な部なので、同期は演劇経験者が多くいました。役者志望でしたが、作品で役をもらえず、劇本番では裏方の手伝いをすることが多かったです。いつか役をもらえたらと思い、誰よりも発声や筋トレなどの基礎練習を頑張りました。また、役者のサポートになればと思い、手が空いているときは台本の製本作業や衣装製作を積極的に手伝いました。
結局、4年間でセリフのある役をもらえることはありませんでした。しかし、最後の公演では、急病で出演できなくなった役者の代わりとして、出演させてもらえました。後から聞いた話ですが、部の仲間は、普段どんな作業も全力で取り組んでいる私を見て選んでくれたそうです。
御社に入社すれば、営業成績によって自分の無力さを痛感することもあると思いますが、諦めずに粘り強く取り組んでいきたいです。」



 

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