このページのまとめ
- 自己PRで粘り強さをアピールすると、最後まで仕事をやり遂げる印象を与えられる
- 自己PRで粘り強さをアピールするときは、数字や具体的なエピソードを盛り込む
- 粘り強さのアピール方法を間違えると、自己PRにならないため気を付ける
「自己PRで粘り強さをアピールしたいけど、どうしたら良いのか分からない」と悩む就活生もいるでしょう。粘り強さをアピールするためには、具体的なエピソードに数字や成果を盛り込むことが大切です。
この記事では、自己PRで粘り強さを伝えるポイントと面接やESで使える例文を紹介します。粘り強さを伝える際の注意点についてもまとめているので、ぜひ参考にしてください。
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- 自己PRで粘り強さはアピールできる
- 粘り強さが評価される理由
- 自分の粘り強さを振り返り言語化する
- 粘り強さが評価される仕事3選
- 1.営業職
- 2.研究職
- 3.技術職
- 自己PRで粘り強さを伝えると企業が抱く6つの印象
- 1.与えられた仕事を諦めずにやり遂げる
- 2.集中して物事に取り組める
- 3.簡単にはへこたれない
- 4.継続して努力できる
- 5.失敗から学べる
- 6.前向きな気持ちで行動できる
- 自己PRで粘り強さをアピールするときの構成
- 自分の強みが粘り強さだと最初に伝える
- 粘り強さを活かしたエピソードを伝える
- 粘り強さを仕事でどう活かすか伝える
- 自己PRでアピールできる粘り強さの言い換え5選
- 1.負けず嫌い
- 2.強い信念
- 3.打たれ強い
- 4.明るく前向き
- 5.努力家
- 自己PRで粘り強さを効果的に伝えるポイント
- 数字や結果で裏付ける
- 諦めそうになったときどうするのか伝える
- ほかの強みと掛け合わせて説得力を高める
- 自己PRで粘り強さをアピールするときの例文13選
- 例文1.居酒屋のアルバイト
- 例文2.家庭教師のアルバイト
- 例文3.コンビニのアルバイト
- 例文4.バスケ部
- 例文5.吹奏楽部
- 例文6.ゼミ
- 例文7.留学
- 例文8.インターンシップ
- 例文9.学祭イベントのサークル
- 例文10.ダンスサークル
- 例文11.TOEIC学習
- 例文12.楽器の練習
- 例文13.学業
- 自己PRで粘り強さをアピールする際の3つの注意点
- 1.しつこさと勘違いされないようにする
- 2.職種次第では評価されないことを意識する
- 3.継続しているだけではアピールにつながらない
- 自己PRで粘り強さをアピールしたいあなたへ
自己PRで粘り強さはアピールできる
粘り強さとは、根気や忍耐力があり、簡単には諦めない性格です。困難があっても諦めずに、最後までやり遂げようとする意志の強さを指します。
粘り強さが評価される理由
粘り強さが評価される理由は、仕事を最後まで投げ出さない印象を持ってもらえるからです。難しい仕事や大変な業務があっても投げ出さず、真剣に取り組む姿勢は評価されます。
転職が一般的になった昨今、卒で入社した会社を「仕事内容が合わない」「雰囲気が合わない」といった理由ですぐ退職してしまう人は珍しくありません。企業からすれば、時間とお金を掛けて採用した新入社員がすぐに離職してしまうのは大きな損失です。
そのため、多少の困難があってもくじけず、長く働いてくれる人材を企業は採用したいと考えています。粘り強い人には、困難な仕事にも真摯に向き合い、諦めずに取り組む姿勢が期待されます。
「すぐには投げ出さない」「最後までやり遂げようとする」といった粘り強さが伝われば、自己PRとして高評価につながるでしょう。
自分の粘り強さを振り返り言語化する
就活で粘り強さをアピールするには、具体的なエピソードが欠かせません。今までの経験を振り返り、次のポイントを押さえて言語化してみてください。
課題:どのような問題や乗り越えるべき課題があり
行動:どのような行動をして
結果:どのような結果につながったか
また、あわせて、「どうして粘り強く取り組めたのか」にも触れておくと、自分らしさがより伝わるでしょう。目標に対する思いや責任感など、自分のなかにあった動機や感情を加えることで、周囲との差別化につながります。
よくある失敗は、「なぜその行動をとったのか」「どうして続けられたのか」が伝わらないエピソードになっていることです。
1人で考えても行き詰まってしまうこともあるでしょう。そのようなときは、第三者との会話を通して、自分の思いや考えを整理してみるのもおすすめです。何気ない会話のなかに、自分らしさのヒントが見つかる場合もあります。
粘り強さと忍耐力は似た意味になります。詳しくは「忍耐力を言い換えると?自己PRやガクチカのアピール方法を例文付きで紹介」の記事を参考にしてください。
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粘り強さが評価される仕事3選
自己PRで粘り強さを伝える際は、評価される職種でアピールしてください。粘り強さが求められる代表的な職種は、「営業職」「研究職」「技術職」の3つです。ここでは、それぞれの特徴を紹介します。
1.営業職
営業職は顧客に商談を断られてしまうケースが多いため、一度断られたくらいでは諦めない粘り強さが必要です。結果が出るまで、何度もチャレンジする精神が求められます。
たとえば、1人に断られても、切り替えて次のお客さまにアプローチできる強さが不可欠です。また、営業職では、目標達成に向けて試行錯誤しながら、何度でも挑戦できる粘り強さと固い意志を持つ人が評価されます。
2.研究職
研究職は結果が出るまでに時間が掛かるため、途中で諦めない粘り強さが必要です。
たとえば、新しい技術や薬品の開発では、何度も試行錯誤を重ねながら改良を続ける根気が求められます。失敗や思うようにいかない場面で粘り強く取り組める人は、研究職に適しているといえるでしょう。
研究職について詳しく知りたい方は、「研究職になるには?働くメリットや向いている人物像をご紹介」の記事をチェックしてください。
3.技術職
設計や開発を担う技術職は、一定以上の品質を提供するまで粘り強く取り組む姿勢が不可欠です。
たとえば、製品開発の現場では、何度も仕様を見直したり、不具合を検証したりして修正を繰り返す場面が多くあります。1度の挑戦で成功できなくても、粘り強く改良を重ねる姿勢が評価されるでしょう。
また、開発に必要なスキルはすぐには身に付きません。求められるレベルに到達するまでの地道に努力を続けられる粘り強さが、技術職には求められます。
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自己PRで粘り強さを伝えると企業が抱く6つの印象
自己PRで粘り強さをアピールすると、どのような仕事も諦めずにやり遂げる印象や、集中して物事に取り組めるイメージなどを与えられます。以下で、それぞれ解説するので参考にしてください。
1.与えられた仕事を諦めずにやり遂げる
粘り強さをアピールすると、困難な状況でも与えられた仕事を諦めずに、最後までやり遂げるといった印象を与えられます。粘り強い人は1度任されたら責任を持ち、途中で投げ出さずにやり抜こうとするためです。
部活やゼミ、アルバイトなどの経験で、与えられた仕事や課題が難しくても投げ出さずにやり遂げた経験があれば、そのエピソードを伝えると良いでしょう。
社会人になると、難しい業務や多くの仕事を任されるのは日常的によく起こります。途中で無責任に投げ出してしまうと、企業では評価されません。
粘り強さがある人は、「この人は最後までやり遂げる力がある」といった印象を相手に与えられ、信頼を得やすくなります。信頼してもらえると、新しい業務を任せてもらえる機会も増えるでしょう。
また、最後までやり遂げる強みを持つ人は、「責任感がある」ともいえます。責任感をアピールした就活生は、「自己PRで責任感の強さをアピールするときのポイントを例文とともにご紹介」の記事をご覧ください。
2.集中して物事に取り組める
集中して物事に取り組める点も、自己PRで粘り強さをアピールすると与えられる印象の一つです。粘り強い人は、途中で投げ出さずに、一つひとつの作業に丁寧に向き合う傾向があります。
特に、エンジニアや工場勤務など、緻密さと性格さが求められる職種においては、集中して物事に取り組める粘り強さが必要です。緻密な作業を伴う職種を志望する場合には、自己PRで粘り強さをアピールすると効果的でしょう。
3.簡単にはへこたれない
自己PRで粘り強さをアピールすると、困難やプレッシャーに直面しても気持ちを立て直せる人という印象を与えられます。
たとえば、粘り強く諦めない人は、仕事で上司やお客さまから指摘を受けても、すぐに気持ちを切り替えて前向きに仕事に取り組めるでしょう。
簡単にはへこたれない人は、幅広い企業で重宝されます。特に、接客業やコールセンターなど、ときにはお客さまから厳しい意見を言われる職種では簡単には粘り強さが必要不可欠です。
4.継続して努力できる
粘り強さをアピールすると、継続して努力できる印象を与えられます。会社として、成果や売上が出るまで諦めずに、試行錯誤を重ねながら行動を続けられる人材は貴重です。
継続して努力する粘り強さは、結果が出るまでに時間が掛かる研究職やクライアントを何度も訪問する営業職においては欠かせない性格でしょう。継続して努力することで大きな成果を得られたエピソードがあれば、自己PRに盛り込むと効果的です。
さらに、粘り強く努力する人材がいると組織全体の雰囲気が前向きになるメリットも。継続して努力できる人材は、長期的に信頼される存在になりやすいでしょう。
5.失敗から学べる
粘り強さをアピールすると、「失敗から学べる人」といった印象も与えられます。
一度に失敗で心が折れてしまい、モチベーションを下げてしまう人は珍しくありません。しかし、粘り強さのある人は、失敗は成功に必要な過程だと捉え、失敗から学べるでしょう。そして、失敗から得た学びを活かして行動することで成果につながります。
会社が新卒に期待しているのは、失敗を避ける姿勢ではなく、学んで成長することです。失敗から学び、前向きに挑戦を続ける粘り強さのある人材は、多くの企業から高く評価されています。
6.前向きな気持ちで行動できる
自己PRで粘り強さをアピールすると、前向きに行動できる人物として評価されるでしょう。
気持ちが後ろ向きでネガティブ傾向な人は、結果がすぐに出ないと早い段階で諦めてしまう場合があります。諦めずに前向きに行動できる人は、コツコツと物事に取り組む力があると捉えられるでしょう。
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自己PRで粘り強さをアピールするときの構成
粘り強さをアピールするためには、伝え方の構成が重要です。ここでは、自己PRで粘り強さを伝えるときの基本の流れを紹介するので、参考にしてください。
自分の強みが粘り強さだと最初に伝える
自己PRでアピールする際は、最初に「粘り強さが強みである」と結論を伝えるのが基本です。最初に結論を伝えると、面接官が内容を理解しやすくなります。
たとえば、「私は、粘り強い性格で、最後まで諦めずに物事をやり遂げます」「私の強みは、地道な努力を続けて成果につなげる粘り強さです」といった伝え方が効果的です。
結論を後回しにすると、伝えたいポイントがあいまいになり、印象に残りにくくなる可能性があります。自己PRは、企業に自分の強みを伝えて採用につなげるためのものです。冒頭で結論を簡潔に伝えることがポイントなので覚えておきましょう。
粘り強さを活かしたエピソードを伝える
次に、自分の「粘り強さ」という強みを裏付けるエピソードを伝えます。具体的なエピソードを盛り込み、面接官に納得感を持ってもらうことが大切です。
ゼミやサークル、ボランティア活動、アルバイトなど、あなたが「粘り強い性格のおかけで問題や課題が解決できた」エピソードを伝えましょう。
エピソードを伝える際には、「どのような問題に直面したか」「どうやって課題を乗り越えたのか」の2点を伝えることが重要です。最後に、「課題を乗り越えて何を学んだか」「どのような成果を得たか」も説明できるようにします。
取り組んだ期間を明確に示すこともポイントです。取り組んだ期間が長いのに結果が出ていないと、ダラダラと続けていただけと思われかねません。「1ヶ月間毎日継続して結果を出した」のように伝えれば、マイナスイメージにはつながりにくいでしょう。
困難な目標や難しい課題に長く取り組み続けて成果を上げた場合は、「困難な状況でもコツコツ努力して物事に取り組める人」と印象付けられます。具体的なエピソードと期間を示すと、聞き手がイメージしやすくなるでしょう。
粘り強さを仕事でどう活かすか伝える
最後に、粘り強さを仕事でどのように活かすかを伝えましょう。人事担当者は、自己PRで述べた強みが業務でどう活かされるのかを判断しています。
たとえば、技術職のように成果が出るまで粘り強く作業を行う仕事内容であれば、粘り強さのアピールは効果的です。一方で、デザインといったクリエイティブな業務内容で粘り強さをアピールしても評価にはつながりにくいでしょう。
粘り強さを自己PRに書く場合は、応募する企業の仕事内容に適した強みになっているかを考えることも大切です。粘り強い性格がどのような仕事で活かせるのかを考え、具体的に強みを伝えましょう。
効果的な自己PRの書き方については、「自己PRの書き方は?就活で評価されるアピール方法や強みを例文つきで解説」の記事をチェックしてください。
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自己PRでアピールできる粘り強さの言い換え5選
粘り強さをアピールする際には、表現を変えて強みを伝えるのも効果的です。自分が伝えたいエピソードに合わせて、別の言葉に言い換えてみましょう。
ここでは、5つの言い換え表現を紹介するので、参考にしてください。
1.負けず嫌い
勝ち負けや目標達成にまつわるエピソードを通じて粘り強さを伝える場合は、「負けず嫌い」と言い換えられます。負けたくない気持ちが、粘り強さの原動力になっているケースも多いためです。
たとえば、「負けたくないから努力する」「途中で辞めると自分に負けた気がするため、続ける」といった考え方をする傾向があります。
「負けたくないから」と粘り強く続けた経験がある場合には、「負けず嫌い」だと伝えましょう。仕事の場面でも、「トップの結果を出すために努力する」とアピールできます。
2.強い信念
強い信念を持っている人も、粘り強い性格といえます。一度決めたら、必ず成し遂げたい気持ちが、粘り強さに繋がるためです。
仕事でも、「どれだけ時間が掛かっても企画をかたちにする」「納得できる成果を出すまで何度も修正する」といったように、妥協せずにやり遂げる信念は高く評価されます。
自分のなかにある基準や目標を曲げない粘り強さは、就活だけでなく今後にも活かされるでしょう。
3.打たれ強い
粘り強い性格の人は、つらい状況や失敗を経験しても、簡単には気持ちが折れず打たれ強い一面も。打たれ強い人は、ストレス耐性があり、冷静に対応できる傾向があります。
仕事では、困難な場面や失敗してつらいときもあるでしょう。しかし、失敗を引きずらずに気持ちを切り替え、前向きに行動できる力は大きな強みです。
つらい場面でもメンタルを強く持ち、再チャレンジする姿勢があれば、困難も乗り越えられます。営業職のように、提案を断られる場合がある仕事では、打たれ強さも評価につながるでしょう。
4.明るく前向き
粘り強い性格は、明るく前向きな性格とも言い換えられます。失敗やトラブルがあっても落ち込まず、すぐ次の行動に移れる点は、大きな強みです。
また、明るく前向きな性格は、周囲にもプラスの影響を与えます。ポジティブな性格の人は、組織でも評価されやすい特性なためアピールしやすいでしょう。
明るい性格を自己PRで伝えたいときは、「自己PRで明るい性格をアピールするためには?例文や注意点も解説」の記事をご覧ください。
5.努力家
粘り強い人は、コツコツと努力できる側面もあります。目に見える成果やすぐに評価される結果ばかりを追わず、与えられた課題や日々の業務に地道に取り組めるからです。
スキルや成果は、すぐに得られるものではありません。継続して努力を重ねる姿勢があれば、少しずつでも着実に成長していけます。
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自己PRで粘り強さを効果的に伝えるポイント
エントリーシートや面接の自己PRで粘り強さを伝えるにはいくつかのポイントがあります。以下で、それぞれ見ていきましょう。
数字や結果で裏付ける
粘り強さを強みとして伝えるコツには、数字や結果で裏付ける方法があります。面接官や採用担当者はエピソードだけでは、どのくらい粘り強いのか判断しにくいためです。
たとえば、「1日10単語ずつ英単語を覚え、3ヶ月でTOEICのスコアを150点伸ばしました」「週3回自主練を続け、半年後にレギュラーに選ばれました」など、具体的な数値や結果を一緒に伝えると説得力が増します。
期間の長さそのものが評価されるわけではなく、どれだけ粘り強く取り組んだかを具体的に伝えられるかがポイントです。
諦めそうになったときどうするのか伝える
粘り強さを強みとして伝える際は、諦めかけたときどのように踏ん張ったのかを具体的に説明しましょう。なぜなら、面接官や採用担当者は「本当に粘り強いかどうか」を、困難に直面した場面での思考や行動で判断したいからです。
ただ、「頑張った」と述べるだけでなく、「諦めそうになったが工夫や気持ちの切り替えで乗り越えた」といったストーリーも加えましょう。粘り強さを強みとして伝える際の説得力が高まります。
ほかの強みと掛け合わせて説得力を高める
ほかの強みと掛け合わせることで、粘り強さを印象づける方法も有効です。たとえば、「責任感があるから最後まで諦めずにやり遂げた」「協調性を活かして周囲と連携しながら粘り強く取り組んだ」などのように伝えるとより印象に残りやすくなります。
粘り強さをほかの強みと掛け合わせると、より具体的で印象に残る自己PRになるでしょう。
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自己PRで粘り強さをアピールするときの例文13選
ここでは、自己PRで粘り強さを伝える際の例文を紹介します。ESを書くときや面接準備の参考にしてください。
例文1.居酒屋のアルバイト
私の強みは、忙しい環境でも諦めずにやり切る粘り強さです。また、状況に応じて柔軟に対応する力も備えています。
酒屋のアルバイトでは、混雑時のオーダーミスやクレーム対応など、想定外のトラブルが頻発しました。
最初は失敗が多くて悩みました。しかし、注文の聞き取り方を変えたり、声のかけ方を工夫したりと改善を重ねて乗り越えてきました。その結果、店長からも信頼され、忙しい時間帯のホールリーダーも任されるようになりました。
粘り強さに加えて臨機応変に動く姿勢や責任感も評価されたのだと感じています。今後も、どんな環境でも責任を持って業務に取り組みます。例文2.家庭教師のアルバイト
私の強みは、目標に向かって粘り強く取り組むことです。家庭教師のアルバイトでは、勉強への苦手意識が強い生徒を担当しました。
最初はなかなか成果が出ず悩みました。しかし、つまずいているポイントを一つずつ洗い出し、理解できるまで繰り返し説明を続けました。さらに、週ごとの小テストを導入するなど工夫を重ねた結果、学期末には苦手科目で30点台だった点数が65点まで伸び、平均点を上回る成績を取れるようになりました。
相手と向き合いながら粘り強く取り組む姿勢を、仕事でも活かしていきます。例文3.コンビニのアルバイト
私の強みは、困難に直面しても投げ出さず、粘り強く努力を続ける姿勢です。コンビニのアルバイトでは、接客・品出し・レジ・発注など幅広い業務を担当し、覚える仕事の多さに苦戦しました。特に、深夜帯の勤務ではワンオペになる場合もあり、最初はミスが重なりました。
負担の大きさに不安を感じて辞めようか迷いました。しかし、「今できることを少しずつ改善しよう」と気持ちを切り替え、業務ごとの手順をまとめたメモを作成し、優先順位を整理するなど工夫を重ねました。継続的な努力によって効率的に動けるようになり、頼られる存在となりました。
今後も粘り強さを武器に、どんな仕事にも最後まで責任を持って取り組みます。例文4.バスケ部
私の強みは、目標に向かって地道に努力を続ける粘り強さです。バスケットボール部では、控え選手からスタートし、試合に出られない悔しさをバネに練習に励みました。
思うように結果が出ず、気持ちが折れそうになりました。しかし、「続けていればきっとチャンスが来る」と自分に言い聞かせて努力を続けました。体力面や技術面の課題を一つずつ克服するため、朝練や自主練習を積み重ね、2年目にはスタメンに選ばれるようになりました。
結果が出るまでには時間がかかりました。しかし、継続して取り組むことの大切さを実感できた経験です。この粘り強さを活かして、目の前の課題にも誠実に向き合っていきます。例文5.吹奏楽部
私の強みは、時間をかけて努力を積み重ねる粘り強さです。吹奏楽部では、個人の演奏技術だけでなく、全体で音を合わせる難しさに直面しました。最初はテンポがずれたり音がかすれたりと、思うようにいかないことが多くありました。
しかし、1日2時間以上の基礎練習を毎日繰り返し、仲間と音を聞き合う姿勢を大切にしました。その結果、3年次には県大会で金賞を受賞し、部としては5年ぶりの快挙となりました。
成果が出るまで粘り強く努力を続けた経験を、仕事でも活かしていきたいと考えています。例文6.ゼミ
私の強みは、最後まで粘り強くやり遂げる姿勢です。所属ゼミでは、企業のマーケティング戦略をテーマに、チームで課題に取り組みました。情報収集や分析を進めるなかで意見がまとまらず、準備が思うように進まない時期もありました。
しかし、担当分野を明確にし、週ごとに進捗を管理することで徐々に軌道に乗せました。本番では、資料の構成や説得力ある発表が評価され、学内で表彰も受けました。
粘り強く周囲と協力しながら課題を進めた経験を、仕事にも活かしていきます。例文7.留学
私の強みは、慣れない環境でも粘り強く努力を重ねられることです。大学2年生のときに、アメリカへの約半年間の語学留学を経験しました。最初は思うように会話が通じず、自信を失くしました。
しかし、「クラスメイトに毎日1回は話し掛ける」と自分にルールを課し、日々挑戦を続けました。その結果、最終月には現地学生と一緒にディスカッションクラスに参加できるまで語学力が向上しました。
困難を前向きに乗り越えた経験を、今後の仕事にも活かしていきます。例文8.インターンシップ
私の強みは、成果が出るまで粘り強く行動を続けられることです。大学3年次に参加した長期インターンシップでは、法人営業のアシスタントを担当しました。最初は電話対応や資料作成に時間がかかり、上司に何度も指摘を受けました。
自分の不甲斐なさに落ち込んだ時期もありました。しかし、ここで諦めては成長できないと考え、毎日授業後に自分のミスをノートにまとめて見返すなど改善を重ねました。数カ月後には、簡単な顧客対応を担当するようになり、「安心して任せられる」と声をかけて頂きました。
地道な努力を続ける姿勢を、社会人になってからも大切にしていきます。例文9.学祭イベントのサークル
私の強みは、目標に向かって粘り強く取り組む力です。所属していた学園祭サークルでは、模擬店の出店企画を担当し、企画書作成から出店交渉、当日の運営までを仲間とともに進めました。
関係者との調整や準備の遅れなど困難もありましたが、全体スケジュールを見直し、優先順位を明確にすることで無事に開催までこぎつけました。粘り強さに加え、周囲と連携しながら進行を管理する調整力も活かせた経験です。
当日には完売し、大きな達成感を得られました。今後も粘り強く行動しながら、周囲と協力して成果を上げていきたいと考えています。例文10.ダンスサークル
私の強みは、目標に向けて粘り強く努力を積み重ねる力です。ダンスサークルでは、学園祭でのステージ発表に向けて約3ヶ月間、週に4回の練習を重ねました。
振付を覚えるのが人より遅く、何度もつまずきました。しかし、動画で自分の動きを確認し、空き時間にも自主練を続けたことで、本番では仲間と息の合ったパフォーマンスを披露できました。
一つの目標に向けて地道に努力し続ける姿勢を、仕事にも活かしていきます。例文11.TOEIC学習
私の強みは、目標に向かって粘り強く努力を続けられたことです。就職活動を見据えて英語力を高めたいと考え、TOEICのスコアアップに向けて半年間、毎日1時間の勉強を継続しました。
特に、苦手だったリスニングは海外ニュースを毎日聞き取ってノートに書くことで徐々に伸び、最終的に目標としていた700点を超えられました。
苦手な課題にもコツコツ取り組む姿勢を、仕事においても大切にしていきます。例文12.楽器の練習
私の強みは、できるようになるまで粘り強く努力を続けられることです。大学入学後に独学でギターを始めました。しかし、最初は指が思うように動かず、Fコードすら押さえられませんでした。
それでも、毎日15分だけでも触れるよう意識し、半年後には弾き語りで好きな曲を演奏できるまで上達しました。
成果がすぐに出ないときにも前向きに取り組む姿勢を、今後の仕事でも活かしていきたいです。例文13.学業
私の強みは、目標に向かって粘り強く取り組めることです。大学ではミクロ経済学の授業に苦戦し、1年次の中間試験では平均点を下回る結果でした
そこで、毎回講義後に復習ノートを作り、過去問を分析して1日1時間の演習を繰り返しました。その結果、期末試験では92点を獲得し、最終的にはミクロ経済学の受講者約200名のなかで上位10%に入る成績をおさめました。
つまずいた経験も前向きに捉え、着実に努力を続ける姿勢を今後の業務にも活かしていきます。自己PRの書き方を詳しく知りたい方は、「就活に役立つ自己PR例文25選!書き方や高評価につながるコツも解説」の記事を参考にしてください。
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自己PRで粘り強さをアピールする際の3つの注意点
粘り強さを強みとしてアピールする際は、マイナスなイメージを与えないように気を付けましょう。アピールの仕方を間違えると、印象が下がる場合もあります。
ここでは、気を付けたい3つの注意点を紹介するので、参考にしてください。
1.しつこさと勘違いされないようにする
粘り強さは、伝え方を間違えると「しつこさ」と捉えられるため注意しましょう。「融通が利かない性格」「自分の意見を曲げない」といった印象につながる可能性もあります。
提案を却下されたにも関わらず何度も押し通そうとしたり、注意された行動を改めなかったりするのは粘り強さとはいえません。相手への迷惑を考えていなければ、粘り強さではなく「しつこさ」と受け取られる恐れがあります。
粘り強さをアピールする際は、「アルバイト仲間と励まし合いながら売上をアップさせた」「サークルメンバーたちと役割分担して企画を成功させた」といった、協調性や主体性もあわせて伝えることが大切です。
2.職種次第では評価されないことを意識する
職種によっては、粘り強さだけをアピールしても評価につながらない場合もあるでしょう。たとえば、コンサルティングや総合商社では、粘り強く取り組む姿勢よりもスピード感や柔軟な対応力が重視される傾向があります。
そのため、粘り強さを伝える際は、「短期間で成果を出すために集中して努力した」「相手の要望に合わせて何度も工夫をした」といったスピードや柔軟性も兼ね備えているエピソードにすると効果的です。強みを組み合わせることで、評価につながる可能性が高まるでしょう。
3.継続しているだけではアピールにつながらない
粘り強さをアピールする際は、単に何かを継続しているだけでは強みとして伝わりづらいため、注意が必要です。目標を持ち達成に向けて努力していることが、強みとしてアピールにつながります。
たとえば、「売り上げを出すために商品知識を毎日勉強し、お客さまに合う提案を続けた」といったエピソードがあれば、アピールにつながるでしょう。アパレルのアルバイトを単に△年続けただけでは、粘り強さのアピールにはなりにくいです。
粘り強さをアピールするためには、目標達成や課題解決に向けて、自分なりに取り組んだ経験が重要になります。自己PRの際には、「どのような目標や課題があったのか」「自分は何をしたのか」を伝えましょう。
より良い自己PRにするためには、「自己PRのダメな例は?悪い例文から考える就活で失敗しないアピール方法」の記事を参考にしてください。
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自己PRで粘り強さをアピールしたいあなたへ
自己PRで粘り強さをアピールすると、諦めない姿勢や継続的に努力ができる人物として評価されやすくなります。粘り強さを効果的に伝えるためには、数字や成果を交えたり、諦めそうになったときどう行動したのかといった具体的なエピソードを盛り込んだりすることが重要です。
しかし、「粘り強さをどうアピールすればよいのか分からない」と悩む就活生もいるでしょう。自己PRに自信を持ちたい方には、就活エージェントに相談してみるのがおすすめです。
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