このページのまとめ
- 「粘り強い」とは根気や忍耐力があり、簡単には諦めない性格のこと
- 粘り強い性格をアピールする際は、言い換え表現や業務に活かせる内容を使おう
- 粘り強い性格を自己PRすると、責任感や忍耐力の高さをアピールできる
自己PRを書こうとしたけれど、「粘り強さ」は強みとしてアピールできるのか分からず手が止まってしまう。こんな風に悩んでいませんか。自己PRで粘り強さをアピールする際には、粘り強さを言い換えて伝えたり、仕事でどのように活かすかを伝えることが大切です。
この記事では、自己PRで粘り強さをアピールする際のポイントや例文を解説しています。採用担当者に響く自己PRを作成し、選考を突破しましょう。
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら
- 自己PRで「粘り強さ」はアピールできる
- 粘り強さが評価される理由
- 自分の粘り強さを振り返り、言語化する
- 自己PRで粘り強さをアピールすると与えられる6つの印象
- 1.与えられた仕事を諦めずにやり遂げる
- 2.集中して物事に取り組める
- 3.簡単にはへこたれない
- 4.継続して努力できる
- 5.失敗から学べる
- 6.前向きな気持ちで行動できる
- 自己PRで粘り強さをアピールするときの構成
- 自分の強みが「粘り強さ」であることを最初に伝える
- 粘り強さを活かしたエピソードを伝える
- 粘り強さを仕事でどう活かすか伝える
- 自己PRで粘り強さをアピールするときの言い換え表現
- 1.負けず嫌い
- 2.強い信念
- 3.打たれ強い
- 4.明るく前向き
- 5.努力家
- 「粘り強さ」が評価される仕事3選
- 1.営業職
- 2.研究職
- 3.技術職
- 自己PRで粘り強さをアピールする際の3つの注意点
- 1.「しつこさ」と勘違いされないようにする
- 2.職種次第では評価されないことを意識する
- 3.継続しているだけではアピールに繋がらない
- 自己PRで「粘り強さ」をアピールするときの例文
- 1.部活動経験から粘り強さをアピール
- 2.学業経験から粘り強さをアピール
- 3.アルバイト経験から粘り強さをアピール
- 自己PRで粘り強さをアピールしたいあなたへ
自己PRで「粘り強さ」はアピールできる
「粘り強さ」とは、根気や忍耐力があり、簡単には諦めないことです。困難があっても諦めずに、最後までやり遂げようとする姿勢を指します。
粘り強さが評価される理由
「粘り強さ」が評価される理由は、仕事を最後まで投げ出さない印象を持ってもらえるからです。難しい仕事や大変な仕事であっても投げ出さず、真剣に取り組む姿勢は評価されます。
また、新卒で入社した会社を「業務が合わない」「雰囲気が合わない」などの理由ですぐに退職してしまう人もいます。企業からすれば、時間とお金をかけて採用した新入社員がすぐに離職してしまうのは痛手です。
そのため、多少ものごとが上手くいかなくても、めげずに長く働いてくれる人材を採用したいのです。
粘り強い人であれば、難しい仕事でも諦めずに頑張ってくれるとイメージできます。「すぐには諦めない」「粘り強く取り組む」といった粘り強さをアピールできれば、就活で評価してもらえるでしょう。
自分の粘り強さを振り返り、言語化する
粘り強さをアピールするには、具体的なエピソードが欠かせません。これまでの経験を振り返り、次のポイントをおさえて言語化してみましょう。
状況:どのような状況で
課題:どのような課題やタスクがあり
行動:どのような行動を取り
結果:どのような成果につながったか
また、「なぜ粘り強く取り組めたのか」についても掘り下げて伝えましょう。自分の気持ちを保つことができた「裏にある気持ち」を添えることで、自分らしさが際立ち周りの自己PRと差別化できます。
就活生の自己PRでよくあるのが、「なぜ」その行動に至り、気持ちを保ち続けられたのかわからないエピソードになっているということです。
自分一人で掘り下げて考えても行き詰ってしまう場合は、相談できる第三者と話して自分の思いや考えを整理するのがおすすめです。何気ない会話の中からでも、見つかるヒントはたくさんあるもの。ぜひ実践してみましょう。
粘り強さを強みにした自己PRの書き方は「自己PRで『粘り強さ』を伝えるポイントとは?注意点と8つの例文を解説」で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら
自己PRで粘り強さをアピールすると与えられる6つの印象
自己PRで粘り強さをアピールすることで、与えられた仕事を諦めずにやり遂げる印象や集中して物事に取り組める印象などを与えられます。以下で詳しく解説します。
1.与えられた仕事を諦めずにやり遂げる
粘り強さをアピールすると、困難な状況でも与えられた仕事を途中で諦めずに最後までやり遂げるという印象を与えられます。部活やゼミ、アルバイトなどの経験で、与えられた仕事や目の前の課題が難しいものであったにも関わらず、投げ出さずに最後までやり遂げた経験があれば、そのエピソードを伝えるとよいでしょう。
社会人になると、難しい仕事や多くの仕事を任されることは日常茶飯事です。そのような中で与えられた仕事を諦めずにやり遂げる人は、途中で諦める人と比べて成果を出していくことが予想できます。
粘り強さがある人は「この人は最後までやり遂げる力がある」という印象を相手に与えることができ、信頼を得やすくなります。信頼してもらえるようになると、新しい業務を任せられる機会も増えるでしょう。
また、最後までやり遂げる強みを持つ人は「責任感がある人」ともいえます。責任感をアピールしたい就活生は、「自己PRで責任感の強さをアピールするときのポイントを例文とともにご紹介」の記事をぜひ参考にしてください。
2.集中して物事に取り組める
粘り強さをアピールすると、集中して物事に取り組めるという印象を与えられます。集中力のない人はすぐに気が散ってしまい、限られた時間の中で成果をあげるのが難しいでしょう。
しかし、粘り強い人は集中力を切らさず意欲的に取り組めるため、高いパフォーマンスを発揮できます。
特に、エンジニアや工場勤務など細かくて正確な仕事が求められる職種においては、集中して物事に取り組める粘り強さが重要です。このような職種を志望する場合には、自己PRで粘り強さをアピールするとよいでしょう。
3.簡単にはへこたれない
自己PRで粘り強さをアピールすると、簡単にはへこたれないというイメージを与えられます。粘り強い人は、自分の意志や目的を明確にして行動できるので、他人の意見に流されたりすぐにへこたれたりすることがありません。
簡単にへこたれないというのは、たとえば、仕事において上司やお客さまから指摘を受けた際にもめげずに続けられるということでしょう。中には、上司やお客さまから一度指摘を受けただけで深く落ち込んでしまい、仕事を休んだり辞めたりしてしまう人もいます。
簡単にへこたれない粘り強い人は、幅広い企業で重宝されるでしょう。
特に、接客業やコールセンターなどお客さまからの厳しい意見が直接耳に入る仕事の場合には、簡単にはへこたれない粘り強さが欠かせません。
4.継続して努力できる
粘り強さをアピールすると、継続して努力できる印象を与えられます。会社として、結果や売上が出るまで継続して試行錯誤や行動を続けてくれる人材は大切です。
この継続して努力できる粘り強さは、結果が出るまでに時間がかかる研究職や、日々お客さま先を訪問し接点を増やせるかが重要な営業職に欠かせないでしょう。継続して努力することで大きな成果を得られたエピソードがあれば、自己PRに記入するとよいでしょう。
また、社内に継続して努力できる人間がいればあきらめない姿勢が周りに影響し、社内の雰囲気も前向きになっていきます。継続して努力できる人は、長期にわたって重宝されるはずです。
5.失敗から学べる
自己PRで粘り強さをアピールすると、失敗から学べる人という印象も与えられます。
一度失敗しただけで、すぐに諦めてしまう人は少なくありません。
しかし、粘り強さのある人は、失敗は成功に必要な過程だと捉え、失敗から学ぶことができるでしょう。そして、その学びを活かして行動することで成果に繋がります。
新卒で入社する学生は、仕事でうまくいかないことや失敗する場面があって当然です。会社が新卒の学生に期待することは、失敗をしないことではなく、失敗から学んで成長することです。失敗から学ぶ力は何歳になっても欠かせません。
6.前向きな気持ちで行動できる
自己PRで粘り強さをアピールすると、前向きな気持ちで行動できることもアピールできます。
粘り強い人は前向きな気持ちで行動し、結果が出るまで動き続けるでしょう。後ろ向きでネガティブな人は、結果がすぐに出せないと早い段階で諦めてしまう場合があります。
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら
自己PRで粘り強さをアピールするときの構成
粘り強さをアピールするためには、伝え方が大切です。これから選考に臨む就活生は、より評価されやすいアピール方法を知っておきましょう。
ここでは、自己PRで粘り強さをアピールするときの構成を解説するので、参考にしてください。
自分の強みが「粘り強さ」であることを最初に伝える
自己PRでアピールする際は、初めに自分の強みが「粘り強さ」であるという結論を伝えましょう。初めに結論を伝えるのは、面接官や採用担当者に自己PRの内容を理解してもらいやすくするためです。
たとえば、「私は粘り強い性格で、最後まで諦めずに物事をやり遂げます」「私は集中してコツコツと努力し続ける粘り強さが強みです」のように伝えましょう。
初めに結論を伝えずに内容を話していくと、文章が長くなり「結論、あなたはどんな人なの」と思われる場合もあります。自己PRの役割は、企業にあなたの強みを伝えて採用したいと思ってもらうことなので、強みが伝わらなくては意味がありません。
自己PRは、冒頭で結論を簡潔に伝えるのがポイントだということを覚えておいてください。
粘り強さを活かしたエピソードを伝える
続いて、自分の「粘り強さ」という強みを裏付けるエピソードを伝えます。ここで具体的なエピソードを伝え、面接官に納得感をもってもらうことが大事です。
ゼミやサークル、ボランティア活動など、あなたが「粘り強さで問題や課題を解決できた」エピソードを伝えましょう。
エピソードを伝える際には、「どのような課題や問題に直面したか」「どのようにして課題を乗り越えたか」の2つを伝えることが大切です。最後に、「課題を乗り越えて何を学んだか」も説明できるようにしましょう。
ポイントは、取り組んだ期間を明確に示すことです。取り組んだ期間が長いのに結果が出ていないと、ダラダラ続けていただけだと勘違いされてしまいます。「1ヶ月間毎日継続して結果を出した」のように伝えれば、「要領が悪い」といったマイナスイメージを避けられるでしょう。
大変なことや難しいことに長く取り組み続けて成果をあげた場合は、「苦しい状況でもコツコツ努力して物事に取り組むことができる人」と印象づけられます。期間を示すことで聞き手がイメージしやすくなるため、できるだけ具体的に伝えましょう。
粘り強さを仕事でどう活かすか伝える
最後に、粘り強さを仕事でどう活かすか伝えましょう。採用担当者は、自己PRの強みが「仕事に役立つか」を評価しています。
たとえば、技術職のように結果が出るまで粘り強く作業を行う業務であれば、粘り強さのアピールが活きます。もしそこで、「デザイン」のように創造力が必要な業務で粘り強さをアピールしても、評価はされにくいでしょう。
粘り強さをアピールする場合は、業務内容に適した強みになっているかを考えることも大切です。粘り強い性格がどのような業務で活かせるかを考え、具体的に強みを伝えましょう。
効果的な自己PRの構成に関しては「自己PRの書き方は?就活で評価される構成と8つのコツを例文つきで解説」で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら
自己PRで粘り強さをアピールするときの言い換え表現
粘り強さをアピールする際には、表現を変えて強みを伝えるのも高評価に繋がるポイントです。自分が伝えたいエピソードに合わせて、別の言葉に言い換えてみましょう。
ここでは、5つの言い換え表現を紹介するので、参考にしてください。
1.負けず嫌い
勝ち負けや目標達成のエピソードで粘り強さをアピールする場合、「負けず嫌い」と言い換えられます。粘り強い人は、負けたくない気持ちを強く持っているからです。
たとえば、「負けたくないから粘り強く努力する」「諦めたら負けに感じるから辞めない」などのように考えます。
「負けたくないから」と粘り強く継続できた経験がある場合には、「負けず嫌い」でアピールするとよいでしょう。仕事の場面でも、「トップの結果を出すために努力する」とアピールができます。
負けず嫌いで自己PRをする場合には、「自己PRで負けず嫌いを効果的にアピールするには?ポイントと例文をご紹介」の記事を参考にしてみてください。
2.強い信念
強い信念を持っている人も、粘り強い性格を持っています。「目標は必ず成し遂げる」と考えているからです。そのため、粘り強さは「強い信念がある」と言い換えられます。
仕事でも、自分で立てた目標を成し遂げることは重要です。楽な方向へと逃げずに、強い信念で諦めない姿勢は評価されるでしょう。
3.打たれ強い
粘り強い人は、大変なことや辛いことがあっても負けない打たれ強さがあります。ストレス耐性への強さとも言い換えられるでしょう。
仕事では、大変な場面や失敗して辛い場面もあるでしょう。しかし、辛いときに心が折れてしまっては仕事になりません。
辛い場面でもメンタルを強く持ち、再びチャレンジする姿勢があれば、困難も乗り越えられます。たとえば、営業職のように提案を断られることもある仕事では、打たれ強さが評価されるでしょう。
4.明るく前向き
粘り強い性格は、明るく前向きな性格とも言い換えられます。失敗しても後ろ向きにならず、次の行動に移せる点が強みです。
明るく前向きな性格は、周囲にもプラスの影響を与えます。組織でも評価されやすい特性なため、アピールしやすいでしょう。
明るい性格を表現するときに気をつけたいポイントは「自己PRで明るい性格をアピールするためには?例文や注意点も解説」で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
5.努力家
粘り強い人は、コツコツと努力できる側面もあります。大きな結果に惑わされずに、目の前のことを一つひとつ行えるからです。
スキルアップをするためには、継続して一つのことを続けることが必要です。すぐに結果が出なくても、諦めずに継続できる姿勢は強みになります。
「努力できること」をアピールするコツは「自己PRで努力をアピールするコツは?評価される構成や例文を紹介」で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら
「粘り強さ」が評価される仕事3選
粘り強さを自己PRでアピールする際には、粘り強さが求められる仕事でアピールしてください。粘り強さが求められる主な仕事には、「営業職」「研究職」「技術職」の3つがあります。それぞれの特徴を紹介するので、参考にしてみてください。
1.営業職
営業職は顧客に商談を断られてしまうことも多いため、一度断られたくらいでは諦めない粘り強さが求められます。結果が出るまで何度も何度もチャレンジするメンタルが重要です。
たとえば、一人のお客さまに断られても、切り替えて次のお客さまにアプローチできる強さが求められます。また、目標達成のために試行錯誤を繰り返し、絶対に目標を達成する意志の強さを持つ人も営業職に向いています。
一度目がダメでも、二度三度と粘り強く取り組める人は、営業職で評価されるでしょう。
2.研究職
研究職は結果が出るまでに時間がかかることから、途中で投げ出さない粘り強さが求められます。また、結果を出すために試行錯誤を繰り返すことからも、失敗しても諦めない姿勢が評価されるでしょう。
目標達成のためにさまざまな方法を考え、時間をかけてでも目標達成を果たした経験がある人は、研究職でアピールしやすいです。
研究職の詳しい内容に関しては「研究職になるには?働くメリットや向いている人物像をご紹介」で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
3.技術職
設計や開発を行う技術職は、一定以上のクオリティを提供するまで粘り強く取り組むスキルが求められます。たとえば、商品開発ではより高い精度や品質が求められることから、継続してチャレンジできる粘り強さが評価されるでしょう。
また、開発に必要な技術はすぐには身につきません。求められるレベルを達成するために粘り強く勉強を続けられる特性も、技術職では重要です。
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら
自己PRで粘り強さをアピールする際の3つの注意点
粘り強い自分をアピールする際は、マイナスな印象を与えないように気をつけましょう。アピールの仕方を間違ってしまうと、印象が悪くなってしまいます。
また、職種によっては粘り強さがプラスにならない場合もあるため、注意してください。
1.「しつこさ」と勘違いされないようにする
粘り強さは、伝え方を間違えると「しつこさ」と捉えられるため注意しましょう。「融通が利かない性格」「自分の意見を曲げない」などと思われる場合もあります。
却下された提案や注意されたことを何度も続けることは、粘り強さではありません。相手への迷惑を考えていなければ、粘り強さではなくしつこさになります。
粘り強さをアピールする際は、「アルバイトの仲間と励ましあいながら売上をアップさせた」「サークルのメンバーたちと役割分担しながら企画を成功させた」など、協調性や臨機応変に対応できる能力があることもあわせて伝えるのがポイントです。
2.職種次第では評価されないことを意識する
コンサルティングや総合商社などは、粘り強さよりも効率が求められやすい点に注意が必要です。粘り強さをアピールしても、自社には合わないと思われてしまいます。
粘り強さが評価されにくい職種では、別の強みも合わせてアピールするのがポイントです。効率性や協調性などと組み合わせてみましょう。
職種によって必要な能力や求められる人材が変わるため、応募企業が求めている能力を調べておく必要があります。
3.継続しているだけではアピールに繋がらない
粘り強さをアピールする際に、単に何かを継続しているだけでは強みになりません。目標を持ち、達成に向けて粘り強く続けることがアピールになるのです。
たとえば、アパレルのアルバイトを2年間続けているとします。その際、「売上を出すために商品のことを毎日勉強し、お客さまに合う提案を続けた」といったエピソードがあれば、アピールにつながるでしょう。しかし、目標がなくただ働いているだけでは評価の対象になりません。
粘り強さをアピールするためには、目標達成や課題解決に向けて、自分なりに取り組んだ経験が重要です。自己PRの際には、「どのような目標や課題があったか」「自分は何を行ったのか」を伝えましょう。
よりよい自己PRにするために、注意点だけではなく良くない例を知ることも大切です。「自己PRのダメな例は?悪い例文から考える就活で失敗しないアピール方法」で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら
自己PRで「粘り強さ」をアピールするときの例文
ここでは、自己PRで「粘り強さ」をアピールするときの例文を紹介します。文章の構成や強みの伝え方をぜひ参考にしてください。
1.部活動経験から粘り強さをアピール
私の強みは、困難に立ち向かえる粘り強さと、客観的な視点で物事を捉えられる分析力です。高校時代にバスケットボール部に所属していましたが、最初のうちはなかなかレギュラーメンバーに選ばれませんでした。
そこで「1年以内にレギュラーになる」と決意し、練習風景を撮影した映像を見ながら自分のプレイを分析しました。分析したところ、ボールハンドリング力が重要だと考え、自主練習の時間を増やしてパスとドリブルを繰り返し練習しました。その結果、念願であるレギュラーの座を射止めることができたのです。
この経験から私は、客観的視点で課題を発見し、目標に向けて粘り強く努力する大切さを学びました。貴社でも目標達成に向けて粘り強く仕事に取り組み、貢献していきたいと思っております。
2.学業経験から粘り強さをアピール
私の長所は、目標達成のためにコツコツと努力を続けられる粘り強い性格です。高校時代は英語が苦手で、定期試験ではいつも英語の点数だけが平均点以下でした。
そこで弱点を克服するために、毎日2時間は集中して英語の勉強をする時間に充てました。当時はリスニングに対して苦手意識を持っていたため、予習と復習に加えてリスニングの勉強も毎日欠かさず行いました。
その結果、授業内容がスムーズに理解できるようになり、志望していた大学に合格。英語が最も得意な科目だと胸を張っていえるようになりました。
このときの経験から、努力を積み重ねることの大切さを学びました。今後は英語学習で身につけた粘り強さを活かし、目標達成のために日々努力を重ねてまいります。
3.アルバイト経験から粘り強さをアピール
私の強みは、少しのことではへこたれない粘り強さです。私は大学1年生から3年間、電化製品を販売している会社のコールセンターでアルバイトをしています。
商品に関するお問い合わせの電話は毎日数十件かかってきて、ときには強い口調で叱責されることもありました。そのため、アルバイトの平均勤続年数は3ヶ月なのですが、私は強く言われてもへこたれずに日々対応しているので3年という長い期間働くことができています。
また、電話のあとにお客さまにはアンケートに回答していただくのですが、どんなお客さまにも納得してもらえるよう途中で投げやりにならずに丁寧に対応していたことで、お客さま満足度月間1位を計9ヶ月獲得することができました。
御社に入社したら、この経験を活かし、少しのことでへこたれずに粘り強く挑戦することで、大きな成果を出せるよう努力いたします。
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら
自己PRで粘り強さをアピールしたいあなたへ
自己PRで粘り強さをアピールする際には、相手に伝わる表現をする必要があります。「自分1人では粘り強さを上手にアピールする方法が分からない」「どんな経験が粘り強さとしてアピールできるのか知りたい」とお悩みの就活生も多いでしょう。自己PRに自信を持ちたい就活生には、就職エージェントの「キャリアチケット」がおすすめです。
キャリアチケットは、就活生一人ひとりの強みを十分に伝えるための自己PRの作り方をご提案します。また、作成した自己PRの添削はもちろん、自己PR作成のための自己分析の深掘り、企業分析もしっかりとサポートしているので、就活の悩み全般を解消できるはずです。
自己PRの作り方や面接対策でお困りの就活生は、ぜひ一度ご相談ください。
自分の価値観とあった企業に出会える!26卒のスカウト登録はこちら