このページのまとめ
- 集団面接とは、複数の応募者が同時に受ける面接のこと
- 入室時に自分が先頭の場合、ドアを3回ノックして「どうぞ」と聞こえたら扉を開ける
- 自分が最後尾のときは、入室したら静かにドアを閉める
- 面接官からの質問には簡潔に回答する
- ほかの就活生の発言にしっかり耳を傾けよう
「個人面接のマナーを知っているから、きっと集団面接も大丈夫」と思っている就活生はいませんか?対策するにあたって個人面接とは大きな違いがないように思うかもしれませんが、実際には集団面接ならではのポイントがあります。
ここでは就活における集団面接について、流れとマナーをご紹介。当コラムを読み、集団面接の基本を押さえましょう!
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就活の集団面接とは
就活における集団面接とは、複数人の応募者が同時に受ける面接のことを指します。面接官の人数は企業によって異なり、一人の場合もあれば、複数人のケースもあるようです。
個人面接との違いとして挙げられるのは、ほかの就活生がいる中で質問の受け答えをするという点。また、自分の回答を聞かれるだけでなく、集団面接ではほかの就活生の発言を聞くことにもなります。
さらに入退室に際しても、個人面接とは相違点があるので注意が必要。詳しくは後述しますが、基本的には周りに配慮した行動が求められます。個人面接とは違った対策が必要だということを念頭に置きましょう。
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集団面接の流れとマナー
ここでは、受付・待機・入室・面接・退室のそれぞれについて、マナーと注意点をご紹介します。
受付
受付の時点で面接が始まっていると考え、明るい表情で名前と用件を伝えましょう。建物の中で社員とすれ違った際は、自分から挨拶するようにしてください。
待機
面接前に控え室で待機する際は、姿勢を正して静かに待ちます。スマートフォンをいじったり、ほかの就活生と大きな声で話したりするのは避けましょう。
入室
自分が先頭の場合、ドアを3回ノックして「どうぞ」と聞こえたら扉を開けます。面接官の方を見て「失礼します」と言い、お辞儀をしてから入室しましょう。2番目以降に部屋に入る場合も、「失礼します」と一礼してから椅子の方に向かってください。
なお、自分が最後に部屋に入るときは、「失礼します」と言ってお辞儀をしたら、ドアの方に体を向けて静かに扉を閉めます。面接を受ける就活生が椅子の近くに揃い、面接官が「どうぞ座ってください」と言ったタイミングで着席しましょう。
面接
カバンは足下に置き、姿勢を正して座ります。男性は手を軽く握り、女性は両手を重ねて膝の上に置きましょう。
質問に回答するときは、適度なアイコンタクトを心がけます。凝視すると圧迫感を与えてしまうので、適宜視線をそらすようにしてください。また、面接に緊張はつきものですが、なるべく口角を上げることを意識し、はきはきと話すことも大切です。
退室
面接が終わったら、まずは着席したまま「ありがとうございました」とお礼を言います。ドアの近くに着いたら、面接官の方に体を向けて「失礼します」と挨拶しましょう。
退室した後ですが、面接の緊張から解放されて感想などを言いたくなったとしても、ほかの就活生と話をするのは禁物。建物を出るまでは私語を慎み、スマートフォンをいじることも避けてください。
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集団面接でよくある質問
集団面接の際によく聞かれる質問として、下記の5つが挙げられます。
自己紹介をしてください
自己紹介では、大学名や氏名、面接への意気込みなどを伝えます。自己紹介はあくまで自分の基本情報を伝えることが目的であり、「自己PR」とは違うということを念頭に置きましょう。なお、自己紹介の時間を特に指定されなかった場合は、1分程度で話すようにしてください。
志望動機を教えてください
結論(志望動機)→具体的な理由→今後の抱負という流れで伝えます。その企業ならではの魅力を伝えた上で、自分が入社後どのように貢献したいのかを話しましょう。
自己PRをしてください
自己PRの大まかな流れは、結論(自分の強み)→根拠となるエピソード→決意。志望先企業・職種に活かせる強みを述べて、マッチ度や貢献度の高さをアピールしましょう。
学生時代に力を入れたことは何ですか
結論(学生時代に頑張ったこと)→具体的なエピソード→成果の順番で話します。面接官がエピソードの内容をイメージしやすくなるよう、なぜ頑張ろうと思ったのか、どんな課題が生じたか、問題をどのように解決したかを具体的に述べてください。また、経験を通して学んだことや、それを入社後どのように活かせるのかを最後に伝えましょう。
他社の選考状況を教えてください
「他社の選考状況を話すのは気が引ける…」と思う就活生は多いかもしれませんが、基本的には正直に話すのがポイントです。ただし選考状況について述べる際、「第一志望の企業は最終面接まで進んでいます」と志望度の高さに触れるのは避けるべき。そのほか、企業選びの軸に一貫性があることを示すためにも、面接を受けている企業と異なる業界の選考状況については話さないのが無難です。
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集団面接ではこんな点に気をつけよう
集団面接を受ける際は、下記の3つに注意しましょう。
話が長くなりすぎないようにする
一人で長々と話すと、その分ほかの就活生の回答時間が短くなってしまうと考えられます。周りに迷惑をかけるだけでなく、面接官には「話が長くて結局何を言いたいのかが分からない」と思われるかもしれません。受け答えの時間は限られていることを念頭に置き、質問には簡潔に回答することを心がけてください。
ほかの就活生の回答をよく聞く
面接官は、受け答えの内容や話し方だけではなく、ほかの就活生の回答を聞く姿勢もチェックしています。髪をいじったり上の空で話を聞いたりすると悪印象なので、自分が発言していないときの態度・表情にも注意しましょう。
周りの意見に流されない
場合によっては、質問に対する回答がほかの就活生と被ることもあるでしょう。「同じ内容だと印象が良くなさそう」と焦ってしまうかもしれませんが、無理に変える必要はありません。具体的な理由やエピソードを話すことで差別化できるため、自信を持って自分の考えを述べるようにしてください。
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集団面接にはどう対処する?突破するコツを紹介します!
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