履歴書に印鑑は必要?正しい押し方や就活に適した種類を紹介

このページのまとめ

  • 履歴書への押印は原則として必要ないが、企業から指示がある場合は必須
  • 履歴書に使用する印鑑はシャチハタや実印を避け、朱肉を使う認印を選ぶ
  • Web提出時は、電子印鑑の活用やスキャンでのPDF化で対応する

履歴書に印鑑は必要?正しい押し方や就活に適した種類を紹介のイメージ

書類選考の準備を進めるなかで、「履歴書に印鑑は必要?」と悩む就活生もいるでしょう。現在の就活では、原則として履歴書に印鑑は不要ですが、例外も存在します。

この記事では、履歴書に押印が必要なケースや適切な印鑑の選び方、きれいに押すコツなどを紹介。Web提出時のマナーや注意点も解説しているので、書類選考の突破を目指す人はぜひ参考にしてください。

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目 次

履歴書に印鑑は原則不要

履歴書に印鑑は原則不要のイメージ

現在の就活において、履歴書への押印は原則として不要です。標準的なフォーマットである「厚生労働省履歴書様式例」にも押印欄はなく、特別な指示がない限り印鑑は必要ありません。

この背景には、国全体で進む「脱ハンコ」の流れがあります。デジタル庁の「オンライン化を実施する行政手続の一覧等」によれば、行政手続きの99%以上で押印が廃止されました。

民間企業の採用活動においても「脱ハンコ」の流れはスタンダードになりつつあり、効率化とペーパーレス化の観点から、印鑑を求めない企業が中心です。

就活において、履歴書の提出はエントリーの代表的なプロセスの一つといえるでしょう。「就活におけるエントリーとは?開始時期や応募数などを解説」の記事では、エントリーの方法や時期を解説しているので、ぜひご一読ください。

参照元
厚生労働省 青森労働局
厚生労働省が新たに作成した「履歴書様式例」を掲載しました。
デジタル庁
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履歴書に印鑑が必要なケース

前述のように、基本的に履歴書に印鑑は不要ですが、例外的に必須となる場面もあります。就活で履歴書に印鑑が必要な場面を詳しく見ていきましょう。

履歴書に押印欄がある場合

履歴書に押印欄がある場合は、企業からの指示の有無にかかわらず印鑑を押してください。履歴書は漏れなく記入欄を埋めて提出するのが鉄則です。押印せずに提出した場合、履歴書に不備があるとみなされ書類選考でマイナスの評価を受ける可能性があります。

企業から指示がある場合

企業の募集要項や書類選考の案内メールに、「履歴書に押印すること」と記載がある場合は、必ず指示に従いましょう。伝統を重んじる企業や厳格な本人確認を必要とする法務・金融系の職種では、現在も印鑑を必須としていることがあります。

指示を見落として印鑑を忘れると、それだけで選考に影響するため注意が必要です。

書類選考を突破するには、マナーを守って履歴書を書く必要があります。「就活用履歴書の書き方は?迷わず作成するためのポイントを見本付きで紹介!」の記事では、履歴書の書き方やマナーを紹介しているので、ぜひご参照ください。

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履歴書に使う印鑑の種類と選び方

履歴書に使用する印鑑は、何でも良いわけではありません。ビジネス書類としての信頼性を保つために、適切な種類を選ぶことが大切です。

認印を使う

履歴書には、一般的に「認印」を使用します。認印とは、役所に登録していない日常的な確認用の印鑑のことです。文房具店や印章店で購入できる、朱肉をつけて押すタイプのものを用意しましょう。

名字がはっきりと確認できるように、直径10.5~12.0mm程度の丸型のものを選ぶのがおすすめです。

シャチハタは使用しない

「シャチハタ」と呼ばれるインク内蔵型のスタンプ印を履歴書に使用するのは避けましょう。印面が変形しやすいため、公的な書類やビジネス文書での使用には適さないとされています。

履歴書は自身の経歴を証明する重要な書類であるため、朱肉が必要な印鑑を使うのが社会人としてのマナーです。

実印や銀行印の使用は控える

役所に登録した「実印」や金融機関に届け出ている「銀行印」を履歴書に使用するのは控えてください。これらは契約や資産に関わる極めて重要な印鑑であり、多くの人の目に触れる履歴書に使うと防犯上のリスクが高まります。

セキュリティの観点からも、履歴書には実印や銀行印ではない認印を使用するのが鉄則です。

履歴書のマナーを徹底解説!社会人に向けての一歩を踏み出そう」の記事では、履歴書の書き方や封筒への入れ方に関するマナーを解説しています。社会人としてマナーを押さえた対応をして、採用担当者に好印象を与えましょう。

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履歴書での印鑑の押し方

印鑑は、履歴書の仕上がりを左右する重要な要素です。美しく、丁寧な印象を与えるための正しい押し方のコツを把握しておきましょう。

先に押印してから記載する

履歴書を作成する際は、以下のステップで押印するのが基本です。

先に押印してから記載するのイメージ

履歴書を手書きする場合、すべての項目を丁寧に記入したあとに押印で失敗してしまうと、最初から書き直さなければなりません。精神的な負担と時間のロスを避けるために、まずは未記入の履歴書に印鑑を押してから内容を書き進めるのが効率的です。

押印欄がない場合は氏名の右側に押す

企業から押印の指定があった場合は、基本的に押印欄のある履歴書を使用しましょう。もし、押印欄がない履歴書を使う場合は、氏名の右側の余白部分に印鑑を押します。氏名の末尾から一文字分ほど空け、文字に重ならないように押すと読みやすく仕上がるでしょう。

マットや厚手の紙を敷く

きれいに押印するためには、捺印マットの使用が確実です。手元になければ厚手のノートや数枚重ねたコピー用紙などで代用しましょう。捺印マットや厚手の紙を履歴書の下に敷くと、かすれずにきれいに押印できます。

朱肉をつけ過ぎず垂直に押す

きれいに押印するためには、朱肉を印面に軽く叩くようにして馴染ませるのがコツです。強く押し付け過ぎると溝に朱肉が詰まり、にじむ原因となります。

準備ができたら、紙に対して印面を垂直に当て、ゆっくりと力を加えましょう。このとき、手首を固定したまま「の」の字を書くようにわずかに重心を移動させると、上下左右までムラなくきれいに押印できます。

なお、印鑑は履歴書作成時だけでなく、面接当日に持参を求められるケースも珍しくありません。面接に持参する印鑑の種類やほかに必要な持ち物は、「印鑑は必要?面接の必需品やあると便利なアイテムとは」の記事でご確認ください。

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Web提出の履歴書に印鑑を押す方法

Web提出の履歴書で押印を求められた場合、紙の書類とは異なる対応が必要です。ここでは、Web提出の履歴書に印鑑を押す2つの方法を詳しく紹介します。

電子印鑑を作成する

Web提出の場合は、電子印鑑をデジタルデータとして作成して貼り付ける方法がスムーズです。専用の作成ソフトやWebサービスを使えば、自分の名字を入力するだけで簡単に印鑑の画像を作れます。作成した画像データは、履歴書の氏名の横に貼り付け、サイズや位置を微調整しましょう。

なお、簡易的な電子印鑑は、企業によっては正式な印鑑とみなされない場合があります。より確実かつ丁寧な印象を与えたいのであれば、後述する実物の印鑑をPDF化する方法を検討してみてください。

スキャンしてPDF化する

手持ちの印鑑をそのままWeb履歴書に反映させたい場合は、一度紙の履歴書に印鑑を押し、それをスキャンしてPDFデータにする方法がおすすめです。この方法であれば、実際の認印をWebで提出できます。

この際、印鑑が薄過ぎたり、スキャン時の解像度が低かったりすると、文字が不鮮明になってしまうため注意が必要です。PDF化したら必ずデータを開き、自分の名前がくっきりと表示されているか、上下が逆転していないかを確認してから提出しましょう。

Web履歴書の作成ルールや各項目の具体的な書き方について詳しく知りたい人は、「Web履歴書とは?項目ごとの書き方や内容を充実させるポイントを解説」の記事を参考にしてみてください。

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履歴書に押印する際の注意点

履歴書の作成時、押印に失敗したり、印鑑の押し忘れに気づいたりしたら適切な対応をとることが重要です。慌てずに対応するため、履歴書に押印する際の注意点を確認しておきましょう。

失敗したら書き直す

以下のように押印に失敗したら、新しい履歴書に書き直してください。

・大きく欠けた
・にじんで文字が読めない
・二重になった
・逆さまになった

修正液や修正テープを使って押し直したり、二重線で消して横に押印したりするとマナー違反とみなされる恐れがあります。履歴書は第一印象を左右する重要な書類のため、きれいに押印したものを提出するのが基本です。

押し忘れに気づいたらすぐに連絡する

履歴書を提出したあとに押印忘れに気づいた場合は、速やかに企業の採用担当者へ連絡を入れてください。その際、再提出が必要か、面接時に持参すれば良いか指示を仰ぎましょう。ミス自体は避けるべきですが、自ら申し出ると誠実な姿勢を示せます。

メールで企業に連絡する場合は、「就活における問い合わせメールの書き方とは?例文付きでご紹介!」の記事を参考にしてみてください。

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履歴書の作成方法に悩むあなたへ

履歴書の作成を進めるなかで、印鑑の有無だけでなく「自己PRの内容はこれで良い?」「志望動機は弱くない?」と不安を感じる人もいるでしょう。自分一人で完璧な書類を作り上げるのは、想像以上に難しい作業です。

もし書類作成に少しでも行き詰まりを感じているなら、キャリアチケット就職エージェントに相談してみませんか。数多くの就活生を内定へと導いてきたプロが、応募書類の作成を徹底的にサポートします。

プロの視点を取り入れて質の高い履歴書やESを作ると、自信をもって選考に臨めるでしょう。効率良く選考対策をしたい人は、ぜひお気軽にご活用ください。

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履歴書に印鑑を押す際のQ&A

ここでは、就活生の印鑑に関する疑問にQ&A形式で回答します。疑問を解決し、自信をもって履歴書を作成しましょう。

Q.押印欄なしの新卒用履歴書に印鑑はいる?

A.原則として、押印欄がない場合は印鑑を押す必要はありません。ただし、企業から指示があった場合はそれに従うのが鉄則です。押印欄がない場合は、氏名の右側に印鑑を押しましょう。

Q.印鑑が斜めになったらどう対処すべき?

A.わずかな傾きであればそのまま提出しても合否に直結する心配は少ないですが、大きく傾いてしまった場合は書き直すのがおすすめです。印鑑が極端に傾いていると、雑な印象を与えかねません。

特に、金融業界や公務員など正確性や規律を重視する職種を志望する場合は、細部まで整った書類を提出することが、自身の評価を守ることにつながります。

Q.印鑑がかすれていたら書類選考に落ちる?

A.かすれだけで即不採用になることは稀ですが、評価に影響する可能性は否定できません。特に、文字が判別できないほどかすれていると、「履歴書の完成度が低い」という評価につながる恐れがあります。

採用担当者にネガティブな印象をもたれないように、なるべくハッキリ鮮明に印鑑を押すのが理想です。

内定獲得のためには、書類選考だけでなくグループディスカッションや面接などの選考も突破する必要があります。内定獲得までの流れについて詳しく知りたい人は、「就活のやり方と流れを解説!準備から内定までのポイントと相談先も紹介」の記事を読んでみてください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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