Web履歴書とは?就活での正しい作成方法や注意点を解説

このページのまとめ

  • Web履歴書のメリットは書き直しの必要がないこと
  • Web履歴書は用途に合ったフォーマットがあるかを確認する
  • Web履歴書作成の際には誤字脱字や空欄に注意する

Web履歴書とは?就活での正しい作成方法や注意点を解説のイメージ

「就活のWeb履歴書とはなんだろうか」と思っている就活生は多いでしょう。就活のWeb履歴書はWebで作成した履歴書で、書き直しの必要がないというメリットがあります。

Web履歴書はツールを使って作成しますが、適したフォーマットがあるツールを選んで作成するようにしましょう。

この記事では、就活のWeb履歴書の書き方のポイントや作成の注意点について解説するので、興味がある方はぜひ参考にしてください。

24卒の就活について相談したい

   
目 次

Web履歴書とはWeb上で作成する履歴書のこと

Web履歴書とは、その名のとおりWeb上で作成する履歴書です。

一般的には企業があらかじめ用意するフォーマット、もしくは履歴書の作成ツールやダウンロードしたテンプレートが使用されます。

手書きの場合は間違えたら書き直したり、履歴書を購入に行ったりなどしますが、Web履歴書はそのような手間はかかりません。

24卒の就活について相談したい

 

就活生必見!Web履歴書作成ツールの選び方

Web履歴書の作成ツールには、フォーマットを無料ダウンロードできるタイプや穴埋め形式のタイプなどさまざまで、どれを選べばいいか悩むこともあるでしょう。

ここからは、選び方のポイントを3つご紹介します。

用途にあうフォーマットがあるか

履歴書は用途ごとのフォーマットが異なるため、自分にあったものがあるかを確認しましょう。

新卒採用なら「JIS規格」や「一般用」、大学院卒や第二新卒は学歴・就活欄が広めのJIS規格がおすすめです。

履歴書の選び方については、「新卒用の履歴書の選び方や書き方を解説!渡す際のポイントも紹介」の記事でも詳しく説明しています。

スマホで作成できるか

スマホで作成できるかも確認しておくと役立ちます。

自宅にパソコンがなくても履歴書の作成ができ、出先で誤字を見つけてもすぐに修正・コンビニで印刷が可能です。

ただし、ツールによっては印刷できる店舗が限定されている場合もあるので、事前にどこでできるかを確認しておきましょう。

就活サイトとの連携ができるか

就活サイトと連携しておくと、次回作成時に名前や住所などを入力する手間が省けスムーズに作成ができます。

途中終了しても自動保存されることが多く、隙間時間にコツコツと作成できるのもポイントでしょう。

24卒の就活について相談したい

 

就活生が履歴書をWebで作成するメリット

就活でWeb履歴書を使うことで、履歴書が足りなくなった際に買い足す必要がなくなります。また、デジタルのため字の癖がなく、読みやすい履歴書に仕上がるのもメリットでしょう。

購入する必要がない

Webで履歴書を作成できれば、わざわざ店舗で履歴書を購入する必要がありません。

手書きの場合は応募先が増えたり書き直したりと、なにかと履歴書を買い足す機会も多く、買いに行く手間がかかります。 しかし、Webならどれだけ誤字をしても買い直す必要がなく、急ぎで履歴書を仕上げたいときにも便利です。

また、作成ツールのほとんどは無料のため、必要なのは印刷代だけなのもメリットといえるでしょう。

読みやすくなる

Webで作成すると、誰でも読みやすい履歴書の作成が可能です。

スマートフォンやパソコンの使用増加により文字を書く機会が減り、きれいに書ける自信がない方は多いでしょう。

Web上で作成すれば誰が見ても読みやすい履歴書へと仕上がり、採用担当者へ読みにくさを感じさせません。

書き直しの必要がない

手書きの場合は誤字をしたら初めから書き直しになりますが、Web上なら簡単に間違いだけを修正できます。

手書きで何度もミスをすると、せっかくのやる気もなくなり履歴書完成までに時間がかかってしまうことも。

Web上なら、スマートフォンやパソコンがあればどこでも作成でき、書き直しの手間がないのでスピーディに作成完了します。

入力した内容をすべて取り消す必要はなく、これまでの労力や時間が無駄になりません。

24卒の就活について相談したい

 

就活生がWeb履歴書を書く上での5つのポイント

Web履歴書を作成するときは、記載内容に注意しましょう。作成内容は紙の履歴書と変わらないため、変換ミスや略称を使用しないよう気をつけます。

1.本名を記入する

Web履歴書を書くときは、必ず本人確認欄に本名が記載されているかを確認しましょう。

就活サイトなどを利用する際にニックネームを登録していると、履歴書ツールが自動的にフォーマットへ入力してしまう場合があります。

企業へ正しく氏名が伝わらなければ選考に影響を及ぼすため、本名を記載すべき部分はきちんと書きましょう。

2.住所や会社名は省略せず書く

住所や応募先の会社名、資格名などは省略せず正式名称を記入しましょう。

住所は、都道府県から書き、建物名や階数、部屋番号まで詳細に書いてください。会社名は(株)と略称を使わず「株式会社」と書くのが正解。資格は、「運転免許」などと略さずに「普通自動車第一種運転免許」と正式名称を書きます。

これは、手書きの履歴書を作成するときと同様なので、覚えておきましょう。

3.保有資格欄は漏らさず記入する

Web履歴書の保有資格欄は、すべての資格を漏らさず記入してください。

就活サイトなど、会員登録するタイプのツールで作成した場合、情報を開示していれば、作成したWeb履歴書を不特定多数の企業が閲覧する可能性があります。

手書きなら、応募先企業に合わせて一枚一枚作成しますが、Web履歴書は複数の企業に対応できるようにしておくのがポイントです。

4.好印象を与える証明写真を添付する

履歴書は、候補者の第一印象を左右する書類です。Web履歴書でも写真添付が必要なことがほとんど。

身だしなみを整えるのはもちろん、ヘアスタイルや姿勢、表情などに気を配り、好印象を与える証明写真を用意しましょう。

撮影するときは、スーツやオフィスカジュアルが無難。写真館でプロに撮影してもらうのがおすすめです。

5.アピールポイントは分かりやすく書く

Web履歴書の志望動機や自己PRのアピールポイントは分かりやすく書きましょう。

構成は「結論→根拠→ビジョン」にするのがおすすめ。Webにある例文などを参考にするのはOKですが、そのまま使ってしまうのはNGです。

あらかじめ自分の強みを自分の言葉で伝えられるよう、準備しておくと良いでしょう。

Web履歴書のポイントについてより詳しく知りたい方は、「履歴書をパソコンで作成するポイント5選!手書きとの違いも解説」も参考にしてください。

24卒の就活について相談したい

 

Web履歴書作成の注意点3選

Web履歴書を使用するときは、保存方法に注意が必要です。うっかり消してしまい保存されていなかった…という事態は避けたいもの。また、見落としによる空欄にも気をつけましょう。

保存できているか

Web履歴書の作成時には保存できているかをこまめに確認しましょう。保存されているかを確認せずにページを閉じてしまい、入力内容が消えてしまうケースは少なくありません。

ツールによっては自動保存されますが、中にはステップ完了ごとにしか保存されないものもあるため事前に確認してください。

不安なときは、ステップ完了ごとに保存がおすすめです。どこを押せば保存になるのかをチェックし、こまめに保存してください。

誤字脱字はないか

入力した内容に誤字脱字はないかを見直しましょう。

パソコンやスマートフォンで文字入力するため、手書きでは起こり得ないような変換・入力ミスが発生する可能性があります。

誤字脱字チェックをせずに企業へ提出すると、注意力が足りない、志望度が低いなどの印象を持たれてしまうので要注意です。

印刷前に画面越しでチェックし、その後印刷してからの二重チェックをおすすめします。

空欄はないか

Web履歴書に限った話ではないですが、空欄がないように気を付けてください。

もし空欄があると記入忘れなのか、書くことがないのかが分からず志望度が低いと思われてしまいます。基本的にはすべての欄を埋め、記載すべき内容がない場合には「特になし」と入力しましょう。

24卒の就活について相談したい

 

就活生がWeb履歴書の写真を添付する方法

証明写真をアップロードする作業は、慣れていないと難しさを感じることがあります。ここで写真の添付方法を確認しておきましょう。

パソコンに写真データを取り組む

まずは写真のデータをパソコンに取り込みます。

写真館などのお店で証明写真を撮影した際のデータがあれば、ぜひ利用しましょう。データがない場合は、近くの証明写真ボックスなどで撮影し、プリンターなどのスキャナ機能で取り込むのも手です。

サイズを調整する

就活の証明写真は横3cm×縦4cmが基本。調整が必要であれば、パソコンの「ペイント」機能からサイズ変更が可能。

Web上で探せる無料写真編集ツールなどを使用し、規定のサイズに整えても良いでしょう。

保存するときは、「ファイル→名前をつけて保存(学校名・氏名)→JPEG画像」と進めてください。

Web履歴書へ添付する

作成するWeb履歴書を開き、写真データを添付します。

Web履歴書作成ツールには、「画像を添付する」といった項目が設けられている場合がほとんどのため、比較的簡単に添付できるでしょう。

Web履歴書の写真についてより詳しく知りたい方は、「履歴書に貼る写真のサイズとは?撮る際の注意点や間違えた際の対処法も解説」も参考にしてください。

24卒の就活について相談したい

 

就活生がWeb履歴書をメールで送る際の4つのポイント

Web履歴書を応募先企業へメールで送る場合は、以下の点に注意しましょう。

1.ミスがないか指差し確認する

まずは、送信するWeb履歴書に間違いがないかを見直しましょう。

パソコンで見直しをする際は、流し読みしてしまう可能性があるため、指差し確認するのがおすすめ。ゆっくり丁寧にチェックしましょう。

2.データの形式が合っているか確認する

Web履歴書をメールで送る場合、あらかじめデータの形式を指定されることが多いです。指定がない場合は、Wordで作成した場合の拡張子は「.doc」、Excelの場合は「.xls」で保存しましょう。

また、PDFに変換したデータは後から編集できません。修正する場合に必要になるため、元のデータは消さずに取っておいてください。

3.ファイル名に氏名を記入する

データを保存する際は、ファイル名に「履歴書+日付+氏名」を明記しましょう。受け取った採用担当者がデータを扱う際に、「誰の履歴書なのか」を管理しやすくなるためです。

また、日付を書いておくのもポイント。修正するときなどに、いつ作成のファイルなのかをひと目で把握できます。

4.データにパスワードをかける

忘れてはいけないのが、添付するファイルに「パスワード」をかけること。

履歴書には、個人情報が記載されているため、そのまま送っては危険です。採用担当者にも「リスク管理があまい」とマイナス印象を与えるため、必ずパスワードを設定するようにしてください。

送信する際は、Web履歴書とパスワードは別々にします。

Web履歴書を添付したメールには、「後ほどパスワードを記載したメールをお送りします」と一言添えておきましょう。

履歴書の送付方法についてより詳しく知りたい方は、「履歴書をデータで提出する方法は?作り方や証明写真の挿入についても解説」も参考にしてください。

24卒の就活について相談したい

 

正しい履歴書の書き方を知って就活を有利にしたい方へ

就活では履歴書の提出は必須です。これまでは手書きが主流でしたが、デジタル化の進む現在ではWebで履歴書を作成する学生も増加しています。

履歴書が手書きか、Webかにかかわらず、重要なのは内容です。同じアピールであっても、履歴書の書き方次第で採用担当者へ与えるイメージは大きく変わります。

履歴書の作成方法が分からない、自信のある履歴書を作成したい方はキャリアチケットにご相談ください。履歴書作成から面接のアドバイスまで、就活をトータルサポートしています。

あなたの魅力を最大限にアピールできる履歴書の作成方法もアドバイスしているので、ぜひお問い合わせください。

24卒の就活について相談したい

 

就活のWeb履歴書に関するよくある質問

最後に、就活のWeb履歴書についてよくある質問と回答をまとめています。

Q.Web履歴書の注意点は?

A.Web履歴書は手書きにはない変換ミス、誤字脱字が発生する可能性があるため、入念なチェックが必要です。

また、作成中に中断すると今まで入力した内容が消えてしまうことがあるため、こまめな保存は欠かせません。心配な方は自動保存機能が搭載されたツールを選びましょう。

Q.履歴書をWebで作成するメリットは?

A.Web履歴書を用いるメリットとして、購入・書き直しの必要がないことがあります。

インターネット環境やスマートフォンがあれば作成でき、書き間違えてもデリートボタンで消すだけです。手書きのような労力や手間がかからず、隙間時間にも作成できます。

Q.Web履歴書ツールの選び方は?

A.Web履歴書ツールによって提供されているフォーマットは異なるため、新卒採用を目指すなら「JIS規格」があるタイプを選びましょう。

また、スマホでの作成や就活サイトとの連携ができるツールだとより簡単に作成できるので、機能面も考慮しながらツールを厳選してください。

24卒の就活について相談したい

 

キャリアチケットについて

キャリアチケットは、就活生の最高のキャリアスタートを支援するサービスです。