このページのまとめ
- 面接で苦労したことが聞かれるのは挫折から何を学んだか知りたいから
- 面接で苦労したことが聞かれた際は挫折から立ち直るまでの過程が重要
- 面接で苦労したことを伝える際は愚痴や文句にならないように気を付ける
面接で苦労したことを聞かれた場合に、どのように答えればいいか迷う就活生も多いでしょう。「苦労したことが見つからない」と慌てる就活生もいるかもしれません。
苦労したことを伝える際には、経験をただ伝えるだけではなく、何を学んだかが重要です。結果だけを答えず、過程も伝えるようにしましょう。
この記事では、面接で苦労したことを聞かれた場合の答え方を解説します。例文も紹介するので、参考にしてください。
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- 面接で「苦労したこと」を伝えるときは結末までの過程に重きをおこう
- 面接官が「苦労したこと」を質問する意図
- 苦労した経験から得たものを知りたいから
- 挫折から立ち直った経験を聞きたいから
- どのようなことを困難に感じるのかを知りたいから
- 面接で「苦労したこと」を聞かれた際におすすめの回答
- サークルや部活で苦労したこと
- アルバイトで苦労したこと
- 留学で苦労したこと
- 面接で「苦労したこと」を伝える際の構成
- 1.「苦労したこと」の結論を伝える
- 2.具体的なエピソードを伝える
- 3.解決するためにどのように動いたかを伝える
- 4.経験の結果、学んだことを伝える
- 5.学んだことを仕事にどのように活かすかを伝える
- 面接で「苦労したこと」を伝える際のポイント
- 苦労した経験から何を得たかを答える
- オリジナルのエピソードを伝える
- ネガティブな印象を与えないようにする
- 結果だけではなく過程もアピールする
- 面接で「苦労したこと」を伝える際の例文
- サークル活動での困難な経験を伝える際の例文
- 部活動での困難な経験を伝える際の例文
- 留学での困難な経験を伝える際の例文
- アルバイトでの困難な経験を伝える際の例文
- 面接で「苦労したこと」を伝える際のNG例文
- 身内の不幸話を伝えるNG例文
- 愚痴や文句ともとらえられるNG例文
- 困難がないことを伝えるNG例文
- 面接で答える「苦労したこと」が思いつかない場合にできること
- 自己分析を行う
- 自分史を作る
- 友達や家族に聞いてみる
- 面接で「苦労したこと」をどう伝えるか悩んでいるあなたへ
面接で「苦労したこと」を伝えるときは結末までの過程に重きをおこう
面接で「苦労したこと」「困難な経験」をアピールするためには、結末までの過程をどう伝えるかを重点的に考えましょう。面接官は、就活生の不幸話を聞きたいがために「苦労したことはなんですか?」と聞いているのではありません。
どのようなことを経験し、何を学んだのかを知ることで、入社後の活躍してくれる可能性を計っています。
面接官に自分の経験をアピールする際は、数字や具体的なエピソードを用いて話すことで情景が伝わりやすくなり、就活生の印象に残りやすくなります。
相手の知らないエピソードを伝えるために、話す練習や面接の受け答えの練習をしながら工夫していきましょう。
面接の受け答えについては、「面接対策と受け答え・成功への効果的な準備と戦略」でも詳しく解説しているので参考にしてください。
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面接官が「苦労したこと」を質問する意図
面接で苦労したことを聞かれるのは、苦労した経験から就活生が何を得ているか知りたいからです。面接官の意図を考え、回答できるように準備しておきましょう。
苦労した経験から得たものを知りたいから
「苦労したこと」が聞かれる意図は、苦労した経験からどのようなスキルや考えを得たかを知りたいからです。面接官は、挫折した経験や失敗経験を乗り越え、学べる人間が社会人としても成長できると考えています。
あなたがアピールするためには、苦労した経験から得たものと、得たものが仕事でどのように活かせるかを伝えるのが大切です。過去を振り返り、苦労したからこそ成長できた部分を探してみましょう。
挫折から立ち直った経験を聞きたいから
挫折した経験から、どのように立ち直ったかを聞くために質問する意図もあります。社会人でも困難や壁にぶつかる場合があり、あなた自身の力で立ち直れるかどうかは大切だからです。
学生時代に苦労して立ち直ったことがある場合は、社会人になってからも困難や挫折に立ち向かえると判断されます。苦労したことを伝える際は、「どのようにして立ち直ったか」も合わせて回答するようにしてください。
苦労や挫折経験の伝え方は、「挫折経験が見つからない人必見!探し方や面接でのアピール方法【例文8選】」の記事でも解説しています。
どのようなことを困難に感じるのかを知りたいから
面接官が就活生の困難な経験や苦労したことを質問する理由として、「どのようなことで挫折する傾向があるのか」を見る意図もあります。入社後には、さまざまなことが起こるでしょう。
入社するかもしれない就活生が苦労と感じることをあらかじめ把握することで、トラブル回避やリスク分散を検討するケースも。
そのため、苦労したことを伝えるときは、乗り越えた経験もアピールする必要があります。苦労したまま終わってしまうと、「入社してから耐えきれないのではないか」と採用判断に困るかもしれません。
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面接で「苦労したこと」を聞かれた際におすすめの回答
就職活動で苦労したことを質問された場合には、「サークル」「アルバイト」「留学」などの経験を答えるのがおすすめです。回答しやすいエピソードを紹介するので、参考にしてください。
サークルや部活で苦労したこと
サークルや部活の経験は、苦労や失敗をしやすいのでエピソードが見つけやすいでしょう。「人間関係のトラブル」「結果が出なくて落ち込む」などで苦労した人もいるはずです。
苦労した経験のなかでも、特に苦労したものや、自分の価値観や考え方を変えた経験を回答してみてください。解決までの課程を中心にしたわかりやすいエピソードであれば、面接官により響く「苦労したこと」になります。
アルバイトで苦労したこと
アルバイト経験も苦労する場面が多く、就職活動でのアピールにおすすめです。入社後の仕事に関連するような経験やスキルについて回答するのもいいでしょう。
仕事を通して得た経験であれば、面接官が社会人としての姿をイメージしやすくなります。仕事に対してどのように向き合ったのか、考えてみましょう。
留学で苦労したこと
留学した経験も、苦労した経験になりやすいので、就職活動でのアピールにおすすめです。言語や文化が違う場所で過ごした経験は、ほかの学生にはないアピールにもなるでしょう。
留学経験であれば、「コミュニケーションを取れるように努力した」「語学を勉強した」などのようにスキル面のアピールもしやすくなります。海外企業とのやりとりを行う企業もあるため、留学経験は評価されるでしょう。
留学をアピールする場合には、「自己PRで留学経験をアピールするには?評価される強みや構成を解説」の記事もおすすめです。
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面接で「苦労したこと」を伝える際の構成
ここでは就職活動で「苦労したこと」を質問された場合に、どのように回答すればいいかを解説します。面接でわかりやすく伝えるためには、文章の構成が大事なので学んでおきましょう。
1.「苦労したこと」の結論を伝える
まずは、「何に苦労したのか」から伝えます。「私が苦労したのは△△です」「部活動にて△△があり、克服に苦労しました」などのように伝えてください。
結論から伝えるのは、話の内容をわかりやすくするためです。エピソードから話してしまうと話が長くなり、面接官に「苦労したところはどこだろう?」と思われてしまいます。
苦労したことの質問に限らず、面接では結論から答えるように意識しましょう。
2.具体的なエピソードを伝える
次に、苦労したエピソードについて伝えましょう。あなたが「何に取り組んだのか」「どのような部分で苦労したのか」の2つを回答します。
たとえば、何に取り組んだのかを質問されたら、「部活動での部員同士のコミュニケーション改善に取り組みました」のように具体的に答えます。
また、どのような部分で苦労したのかについても、「部員同士で関係性ができていないことも多く、さまざまな考え方をしている部員たちの関係性を作るサポートに苦労した」のように詳しく答えましょう。
内容が具体的であるほど、面接官はイメージがわきやすくなります。採用担当者が内容を想像できるほど伝えられているか、意識してみましょう。
3.解決するためにどのように動いたかを伝える
困難や課題を解決するために、どのような行動をしたかを伝えます。「具体的な行動」「行動した意図」「行動した結果」の3つがあれば、わかりやすい文章になるでしょう。
たとえば、次のようにまとめます。
・1日1回のミーティングと、週に1回のレクリエーションを行った(具体的な行動)
・まずはコミュニケーションの回数を増やすことが大事だと考えた(行動した意図)
・部員同士で話す機会が増え、レクリエーションのおかげで部活外のコミュニケーションも増えた(行動した結果)
「苦労したことを」伝える場合、取り組みの過程と結果の両方が大事です。どちらかがでも欠けてしまうと、あなたの考え方や価値観、努力の結果が伝わらなくなるので気をつけてください。
4.経験の結果、学んだことを伝える
苦労したことを通し、自分が何を得たのか伝えるのも大切です。「考え方」「価値観」「スキル」などから選定し、あなたの学んだことを伝えてください。
たとえば、「コミュニケーションが増えれば関係性が好くなり、パフォーマンスが上がると学んだ」「粘り強く話し合いを重ねることで、関係性を構築でき、チームワークを強化できると学んだ」などのように伝えます。
苦労した経験があっても、学んだことを伝えなければ面接官へのアピールにはなりません。何を学んだか、忘れずに伝えるようにしましょう。
5.学んだことを仕事にどのように活かすかを伝える
最後に、苦労した経験を通して学んだことを、仕事でどのように活かせるかを伝えましょう。企業研究を行い、学んだことが業務内容に活かせるか考えてみてください。
たとえば、「コミュニケーション能力」を学んだのであれば、同僚やお客さまとのコミュニケーションに活かせます。また、「行動力」を得たのであれば、「営業で成果を出すために積極的に動く」などのようにアピールできるでしょう。
苦労したことの質問でアピールするためには、仕事に活かせるかどうかも重要です。アピールを忘れてしまう就活生も多いので、入社後の活躍をイメージしてもらえるように回答してください。
学んだことと仕事を関連付けるためには、企業研究が重要です。「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」を参考に、求める人物像をチェックしておきましょう。
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面接で「苦労したこと」を伝える際のポイント
ここでは、面接で苦労したことを伝える際のポイントを解説します。
苦労した経験から何を得たかを答える
就職活動における「苦労したこと」の質問では、何を得たのか忘れずに伝えましょう。面接で苦労した経験だけをアピールしても、評価してもらえません。
また、得た内容については、企業の採用ニーズとあっているか確認しましょう。採用ニーズと違う長所をアピールしても、採用したいとはならないからです。企業によってニーズは違っているので、Webサイトをチェックしたり、企業説明会で質問してみたりしてください。
オリジナルのエピソードを伝える
就職活動では、あなただけにしかない、オリジナルのエピソードを伝えましょう。よくあるエピソードを伝えても、面接でほかの就活生と比較されてしまったり、よくある内容で埋もれてしまったりします。
オリジナリティを出すには、数字やデータを使うなどして、具体的に示すのがポイントです。また、あなたの考えや価値観がわかる内容にすると、ほかとは被らないエピソードになるでしょう。
ネガティブな印象を与えないようにする
挫折した経験や苦労した経験は、伝え方次第で採用担当者にネガティブな印象を与えるので気を付けましょう。愚痴や文句にならないように、言い回しを工夫してください。
辛かったエピソードでも、「苦労したからこそ得たものがある」「苦労した結果、いい方向に迎えた」などのように、前向きで終わるように回答してください。
結果だけではなく過程もアピールする
苦労した課程に注目して、アピールするようにしましょう。面接では、あなたの考え方や価値観が見られているからです。
苦労した結果すごい成果を残したとしても、過程がわからなければ評価されません。どうやってその成果を残したのかが、採用担当者には伝わらないからです。
課程を具体的に伝えられれば、結果にも納得感が生まれます。結果を重視しがちですが、過程こそ大事なので覚えておくことが重要です。
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面接で「苦労したこと」を伝える際の例文
ここでは、面接で苦労したことを質問された際の、例文を紹介します。
サークル活動での困難な経験を伝える際の例文
私が一番苦労した経験は、所属していた音楽研究会で部長を務めたことです。私が部長になった代は、ちょうど文化祭で音楽研究会がステージを持てるようになった時期でした。
しかし、ステージに立てるバンドは3組のみ。大所帯だった部内は常に結成したバンド間で競争意識が芽生え、人間関係のトラブルも尽きませんでした。
当初は、「大変な時に部長になってしまった」と後悔してばかりでしたが、次第に、文化祭のステージを成功させ「音楽研究会」の名を有名にしたいという目標意識が芽生えました。
そのためには、部内で仲間割れをしている場合ではなかったので、部長として正直な気持ちを部員たちに伝えることにしました。その結果、部内で団結感が生まれ、文化祭のステージは見事成功。商店街でのコンサートや学外のライブイベントにも呼んでもらえるようになり、部内の多数のバンドが活躍できるようになりました。
私はこの経験から、組織が破綻しかけた時こそ、本来の目標に立ち返る冷静な判断力の大切さを知ることができました。
部活動での困難な経験を伝える際の例文
私が一番苦労した経験は、大学時代、所属していた陸上部で自己ベストを1年間更新できなかったことです。
私は長距離走で県大会に出場することを目標にしていましたが、大学2年次の1年間、一度も自己ベストを更新できず、このままでは県大会の出場が危ういと言われていました。
3年で大会に出場できなければもう望みはないと思い、がむしゃらに練習をしていましたが、思うように結果を出すことができず、精神的にも身体的にも落ち込んでしまいました。
そんななか、自己ベストを更新し続けている部員の様子を見て、自分の練習の甘さに気が付きました。
ただひたすら練習するだけではなく、傾向と対策を練り、より効果的なやり方を考えて練習メニューを模索する大切さを知り、そこからは練習方法を一新しました。
すると、あっという間に自己ベストを更新でき、最終的には県大会への出場が叶う結果に。私はこの経験から、自分の中の常識を疑う勇気と、新しいことに前向きに挑戦する向上心を得ることができました。
留学での困難な経験を伝える際の例文
留学先での最初の数週間は、言語の壁に直面しました。現地の授業では、教授やクラスメートとのコミュニケーションが難しく、専門用語やアカデミックな表現についていくのが大変でした。
ある日、グループプロジェクトの発表があり、私は自分の意見を述べるのに苦労しました。質問に答えることができず、緊張から言葉が詰まってしまったのです。その後、助け合いの精神でクラスメートがサポートしてくれ、少しずつ自信を取り戻していきました。
その後、積極的に授業への参加やクラブ活動に参加することで、コミュニケーション能力を向上させることができました。
この経験から、言葉の壁を乗り越えるためには積極的なコミュニケーションが重要だと学びました。また、チームワークの重要性も痛感しました。
アルバイトでの困難な経験を伝える際の例文
大学生時代、アパレル店でのアルバイトを経験しました。特に忙しい時期は、シフトと学業の両立が難しく、ストレスが募ることもありました。
その中で、ある日には大切なレポートの締め切りとアルバイトのシフトが重なり、夜中までレポートを書かざるを得ない状況に追い込まれました。睡眠不足や疲労が蓄積し、心身ともに限界に達しましたが、メンバーの支えが頼りでした。みんなで協力してシフトを調整して互いに助け合いながら働いた結果、レポートの提出期限を守って仕事も両立できました。
この経験から、困難な状況でも協力し合えるチームの重要性を痛感しました。仲間との連帯感が、私たちを支え、ストレスを軽減させ、困難を乗り越える力になりました。
また、具体的な数字やエピソードを通じて、自らの行動や決断がチーム全体の成果にどれほど影響を与えるかを理解しました。この経験は、柔軟性と協力の大切さを改めて認識させられました。
苦労したことを質問された場合の回答は、「「困難を乗り越えた経験」の書き方とは?回答のポイントを例文つきで解説」の記事でも紹介しています。
さまざまな例文を読み、どのような表現がいいか学んでみましょう。ただし、文章をそのまま使うのではなく、オリジナルのエピソードを使用してください。
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面接で「苦労したこと」を伝える際のNG例文
ここからは、面接で「苦労したこと」を伝えるときに避けたい内容の例文を紹介します。
身内の不幸話を伝えるNG例文
私が一番苦労した経験は、祖母を亡くしたことです。両親が共働きだったため、祖母が私の世話をしてくれていました。そのため、生活の一部を喪失した気持ちで、しばらくは立ち直れませんでした。
しかし、いつまでもくよくよしていては、天国の祖母が悲しむと思い、気持ちを切り替えられました。祖母の人生を敬い、私の人生も胸を張って生きていけるよう頑張っています。
上記の文章は、身内の不幸を話題にしています。確かに、身近な人の死は、苦労することも多いでしょう。しかし、自分の力ではどうにもならないことを就職活動で話題に出すことは好ましくありません。
就職活動では、困難で苦労した経験をどのように乗り越えたか、そこから何を学んで仕事に活かせるかをアピールする必要があります。アルバイトや留学、学業を通して苦労した経験を探してみましょう。
愚痴や文句ともとらえられるNG例文
私が一番苦労した経験は、アルバイト先の先輩によるパワハラです。先輩は、自分が率先して動かないにも関わらず、後輩にほとんどの業務を押し付けてきます。さらに、1つでも失敗すると、お客様がいる店内でも怒鳴りつけてきました。
私を含めて同期のアルバイトは耐えきれなくなり、先輩に話しに行きました。しっかりと話し合った結果、その先輩は過度な教育をしていた点を謝ってくれました。この経験から、コミュニケーションを取ることの大切さを学びました。
上記の文章は、先輩から受けた教育をパワハラとまとめており、愚痴のように聞こえてしまう可能性が高いです。怒鳴りつけることはよくありませんが、上記エピソードから学んだ経験のエピソードが弱い印象です。
「苦労したことを解決するために自分がどのように努力したか」をしっかりと伝えましょう。
困難がないことを伝えるNG例文
私は苦労したことや困難なことを経験したことがありません。
苦労したことが思いつかなかった場合でも、「ない」と言い切ってしまうことは避けましょう。困難な経験がないと考えている方の多くは、自己分析をしっかりとできていない可能性が高いです。日常生活の中でちょっとしたことでも、苦労していることを見つけられるでしょう。
自分史やモチベーショングラフを作成したり、日々のルーティンを書き出したりして、困難な経験から学んだことをさがしてみてください。
モチベーショングラフの書き方については、「自己分析に役立つモチベーショングラフとは?作成のコツや活用方法を解説」を参考にしてください。
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面接で答える「苦労したこと」が思いつかない場合にできること
苦労したことが思いつかない場合は、自己分析や自分史を行ってみましょう。ここでは、苦労したことを探すためにできる3つの選択肢を紹介するので、試してみてください。
自己分析を行う
自己分析を行い、自分について整理してみましょう。過去のエピソードを振り返れるのはもちろん、考え方や価値観なども整理できます。自分の強みを見つけることもできるでしょう。
自己分析を行うメリットは、苦労したことだけではなく、自己PRや志望動機作成などにも役立つ点です。就活では自己分析が必須なので、まだ行っていない方は今すぐ取り組みましょう。
自己分析の進め方については、「自己分析とは?おすすめのやり方と8つの注意点を解説」で解説しているので参考にしてください。
自分史を作る
自分史を作成し、過去を振り返るのもおすすめです。一覧にすれば、客観的に過去を振り返れるでしょう。
自分史は過去の出来事を時系列順に書くだけで完成します。自己分析よりも簡単にできるので、試してみてください。
自分史の作り方については、「自分史は就活の面接に役立つ!思い出せない時の書き出すやり方や見本も解説」の記事で解説しています。
友達や家族に聞いてみる
友達や家族に教えてもらえば、思いがけないエピソードが見つかる場合も。自分は忘れていたけど、周囲は覚えていたエピソードもあるでしょう。
また、自分では苦労したと思っていない経験が、周囲から見れば大変そうな経験だった場合もあります。他人からの客観的な評価をもらえる機会でもあるので、第三者に質問してみるのがおすすめです。
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面接で「苦労したこと」をどう伝えるか悩んでいるあなたへ
面接で「苦労したこと」を伝える際は、苦労した内容ではなく、それを乗り越えた過程に重点をおいてアピールすることが大切です。「何を学んだか」「どのように仕事に活かすか」を伝えられると、面接官は就活生の入社後のイメージが湧きやすくなるしょう。
一方で、「うまくアピールできているか不安」「苦労したことが何個もあるけどどれを話したらいい?」と悩む方も多いようです。
そのような方は、就活エージェント「キャリアチケット」にご相談ください。キャリアチケットでは、自分の苦労したことを面接官にアピールするためにアドバイスを行います。専任のアドバイザーが文章の組み立てから自己分析のお手伝いまでサポートするため、より伝わりやすい「苦労したこと」が完成するでしょう。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。