ESが書けない場合はどうすればいい?実施したい対策や相談先を解説

このページのまとめ

  • ESが書けない理由は、自分の強みや文章の書き方がわからないから
  • ESが書けないときは、自己分析や企業研究を行うのが大事
  • ESが書けないときは、家族やOBなどに相談して添削してもらうのもおすすめ

ESが書けない場合はどうすればいい?実施したい対策や相談先を解説のイメージ

「ESの文章がうまく書けない」「何を書いたらいいのかわからない」と悩む就活生も多いでしょう。ESが書けないときには、何に悩んでいるのか整理するところから始めます。また、友人や家族に相談し、悩みを聞いてもらうのも効果的です。

この記事では、ESが書けないときによくある理由や対策を解説しています。自己PRや志望動機など、内容別の対処法も紹介しているため、ESに苦戦している場合は参考にしてください。

ESの書き方について相談したい

   
目 次

就活でよくあるESが書けない理由

就活でよくあるエントリーシートが書けない理由には、「文章の書き方がわからない」「どのような内容を選べばいいかわからない」などがあげられます。

エントリーシートが書けない場合でも人それぞれ悩みが違うので、まずは自分が何に悩んでいるのか明確にしましょう。ここでは、よくあるエントリーシートが書けない理由について解説します。

文章の書き方がわからない

文章の書き方がわからないと、エントリーシートが完成しません。どのように書き進めていいかわからず、苦戦してしまうからです。

書き方がわからない場合、まずは伝えたい内容を書き出してみましょう。

・私の強みは、周りに気配りができることです。
・貴社を志望する理由は、貴社のビジョンに共感したからです。

内容さえ決まれば、エントリーシートのイメージができます。必要な要素がまとまってきたら、文章を整え、わかりやすくまとめてみてください。

自分の強みや長所がわからない

自分の強みや長所がわからず、アピールできない場合もあります。まずは自己分析を行い、自分の強みや長所を知るところから始めましょう。

就活でアピールする強みや長所は、特別な能力でなくても大丈夫です。「目標に向かってコツコツと努力できる」「初対面でも気負わずコミュニケーションがとれる」のように、自分の個性を探してみましょう。

自己分析の方法については、「【就活生向け】自己分析のやり方を解説!内定に近づく活用方法とは」で詳しく解説しています。強みを明確にできるように、試してみてください。

入社意欲が低く志望動機がない

入社意欲や働く意欲が低く、志望動機が思いつかない就活生もいるでしょう。業界研究や企業研究を行い、自分が志望する企業を見直してみるのが大切です。

就活生のなかには、就活の準備ができていないにも関わらず、周囲に流されて、とりあえずエントリーしてしまう場合も。周りに合わせてエントリーしても、自分の価値観や就活の軸に合わなければ志望動機は出てきません。

エントリーシートの志望動機を書くためには、「自分が何をしたいのか」「何ができるのか」「どうなりたいのか」を明確にして、自分に合う企業を探すのが大切です。本当にその企業に就職したいのか、一度考えてみましょう。

エントリーシートの完成系がわからない

エントリーシート自体のイメージがわからず、苦戦する就活生もいます。「どのような文章がいいのか」「周囲はどのように書いているのか」が気になってしまうからです。

就活に直面して、初めてエントリーシートを見る就活生がほとんど。見たことないものを完成させるのが大変なのは当然です。

まずはエントリーシートの記載項目や例文を確認して、全体のイメージを持つところから始めてください。エントリーシートについては、「エントリーシートとは?選考を突破する書き方のコツを例文付きで解説」の記事で紹介しているので、チェックしてみましょう。

どのような内容がいいかわからない

どのような内容が選考を通過できるか、わからずに書けない就活生もいます。この場合も例文を参考にして、受かるエントリーシートをイメージしましょう。

エントリーシートでは、受かるために意識したいポイントがあります。たとえば、「強みやスキルをアピールする」「企業が求める人物像に沿うようにする」「伝えたい内容は1つに絞る」などです。

エントリーシートを書く際のポイントを知っておくと、内容のイメージもつきやすいでしょう。選考を通過できるエントリーシートのポイントを「ESの通過率を上げるにはどうする?アピールのコツを解説!」の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

例文については、「評価されるエントリーシートの書き方は?項目別に分かりやすく解説します」の記事がおすすめです。

エントリーシートを作る時間がない

就活が忙しく、エントリーシートを書く時間がない就活生もいるでしょう。就活本番になると、説明会や選考への参加と並行して、エントリーシートや履歴書の準備が必要になるからです。

就活生によっては、1ヶ月で数十社のエントリーシートを提出する場合も。手書きだと時間も掛かるので、間に合わない場合もあるでしょう。

就活の時期は忙しくなることを予測して、ある程度書く内容は決めておくのが大切です。自己PRやガクチカなどであれば、アピールする強みを決めておくと企業ごとに大きく内容を変える必要はありません。あとは志望動機さえ企業ごとに考えれば、スムーズにエントリーシートを作成できます。

また、文字数ごとにガクチカと自己PRを作成しておくと、提出する際に便利なので事前に準備しておくとよいでしょう。

エントリーシートの意図を理解できていない

エントリーシートで聞かれている意図を理解できず、うまく書けない就活生もいるでしょう。企業の意図を考えて、回答するのが大切です。

たとえば、「ガクチカ(学生時代に頑張ったこと)」では、取り組んだ内容はもちろん、「どのように取り組んだのか」「経験から何を得たのか」「なぜその課題特定をしたのか」が聞かれています。

「試合に勝った」「コンクールで賞をもらった」のように、実績だけを伝えても評価にはつながりません。質問項目ごとに、何を聞かれているのかを理解できれば、書く内容も決まってくるでしょう。

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ESが書けない場合についてキャリアアドバイザーのアドバイス

ESが書けない理由として「上手な書き方や例を知らない」が考えられます。

もちろん例文のESをすべて模倣してしまうのはNGですが、通過しやすいES例を探して、理想形を知ることはとても大切。通過しやすいESと自分で作ったESを見比べてみると、改善点が見えてくるはずです。

ESが書けないときは、まずはテンプレートを見つけて、それを自分なりにカスタマイズするのも一つの方法。

大まかに記載内容のイメージがつかめれば、自分の経験や意見に変更してみましょう。それでもESが書けなければ、就活エージェントのキャリアチケットにご相談ください。

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ESが書けないときに取り組みたい4つの方法

エントリーシートが書けないときには、自己分析や業界研究を行ってみましょう。書き始める前に、書くための材料を集める準備時間も大切です。

ここでは、エントリーシートが書けないときに実施したい4つの方法を解説します。

自己分析を行い強みや長所を明確にする

自己分析を実施し、自分の強みや長所を明確にしておきましょう。自己理解ができていないと、選考で採用担当者にアピールできません。

自己分析では、「チャレンジしたこと」「挫折したこと」「努力したこと」など、自分の過去を振り返ってみましょう。複数のエピソードに共通する考え方や行動パターンがあれば、自分の強みの発見につながります。

エピソードはESだけではなく面接でも使用するので、書き出して確認できるようにしておいてください。自己分析の実施方法は、「自己分析とは?おすすめのやり方と8つの注意点を解説」の記事を参考にしてください。

職種研究や企業研究で志望企業への理解を深める

職種研究や企業研究を行い、志望企業の理解を深めておきましょう。まずは「どのような職種があるか」「どのような仕事をしているのか」など、職種について知るところから始めます。

エントリーする企業が決まったら、企業研究を行いましょう。競合他社と比較し、「なぜ志望企業を選んだのか」を明確にできるようにしてください。企業研究を行う方法には「企業サイトで調べる」「会社説明会に参加する」「OB・OG訪問に参加する」などがあります。

企業研究の進め方については、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」で詳しく解説しています。

PREP法を使って文章を書く

文章がうまく書けない場合は、PREP法を使うのがおすすめです。PREP法とは、次のような流れで文章を書く方法です。

・Point(結論)
・Reason(理由)
・Example(具体例)
・Point(まとめの結論)

PREP法を使えば、あてはめるだけでわかりやすい文章を書けるのがポイント。「自己PR」「志望動機」「ガクチカ」など、どの質問項目もPREP法を使えば問題ありません。

選考を通過するためには、わかりやすい文章でアピールするのが重要です。ほかの就活生と差別化するためにも、文章の書き方は知っておきましょう。

就活セミナーに参加する

就活セミナーに参加し、エントリーシートの書き方を学ぶのもおすすめです。エントリーシートの書き方はもちろん、自己分析や企業研究など、作成に必要な準備を教えてくれるセミナーもあります。

内閣府の「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)(p3)」によると、大学3年生の3月には約80%就活生が企業説明会やセミナーに参加済みです。大学3年生の1月には40%、2月には60%の就活生が参加済みなので、早めに準備しておくのもいいでしょう。

学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)の引用画像

就活セミナーについては、「就活セミナーとはどんなもの?基本的な内容や参加メリットを理解しよう」の記事で詳しく解説しています。セミナーごとに開催内容は違うので、自分の知りたい内容に応じてプログラムを選んでください。

参照元
内閣府
学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)(p3)

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ESが書けないときの対策:自己PR編

ESの自己PRが書けないときは、アピールポイントから伝え、エピソードを交えることを意識しましょう。ESの自己PRを書くための対策を解説します。

応募企業に適したアピールポイントを選ぶ

ESで自己PRを書く際は、応募企業に適したアピールポイントを選びましょう。企業や仕事内容に合わないアピールをしても、面接官にあなたが働くイメージをしてもらえないからです。

たとえば、営業職や販売職の場合、お客さまと接するためにコミュニケーション能力がアピールできます。研究職であれば、集中力や継続力のアピールが適しているでしょう。

ESを書き始める前に、企業が求める人物像にあったアピールができるか、確かめてください。

アピールポイントから伝える

自己PRを書く場合、アピールポイントから伝えましょう。「私の強みは積極性です」「私は忍耐力に自信があります」などのように伝えます。

アピールポイントから伝えるのは、このあとの話をわかりやすく伝えるためです。いきなりエピソードを伝えるのではなく、何をアピールしたいのかから始めてください。

アピールポイントを発揮したエピソードを伝える

強みを培われたエピソードも伝えましょう。エピソードがあると具体的にイメージでき、内容に説得力が増すからです。

たとえば、「コミュニケーション能力があります」とだけ伝えても、なぜコミュニケーション能力があるのかがわかりません。「学生時代は転校する機会が多くありましたが、どの学校でもすぐに友人を作り、同級生と仲良くできました」のようなエピソードがあれば、コミュニケーション能力の裏付けになるでしょう。

エピソードが思いつかない方に向けて、「自己PRが書けない!エピソードを見つけるコツとは?」で探し方を解説しています。自己PRに苦戦している場合は、参考にしてください。

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ESが書けないときの対策:志望動機編

ESの志望動機が書けないときは、入社後のビジョンを伝えることを意識しましょう。志望動機の書き方を解説するので、参考にしてください。

志望理由から伝える

志望動機の書き始めは、志望理由から伝えましょう。「私が貴社を志望する理由は、日本だけではなく、グローバルに活躍できると考えたからです」などのように、結論を示します。

志望理由を伝えたあとは、「なぜそのように考えたか」の詳しい経緯を説明しましょう。具体的なエピソードを使用して伝えるのが効果的です。

入社後のビジョンを伝える

志望動機では、入社後のビジョンも伝えるようにしましょう。入社後のビジョンを伝えれば、採用担当者があなたの働くイメージをしやすくなります。

入社後のイメージができていない場合は、キャリアプランを考えるところから始めましょう。「「入社後したいこと」はどう答えたら良い?キャリアプランを聞く理由と答え方を解説!」で詳しく解説しているので、参考にしてください。

他社ではなく志望企業を選んだ理由を伝える

他社ではなく、志望企業を選んだ理由も必要です。企業研究や他社比較を行い、志望企業でしか達成できない目標や仕事があるか考えてみましょう。

どの企業にも共通する内容の場合、「なぜ他社ではなく、弊社なのですか?」と質問されてしまいます。志望企業を選んだ理由は明確にし、志望動機に含めるようにしてください。

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ESが書けないときの対策:ガクチカ編

ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)が書けない理由として考えられるのが、「特別な体験を探している」「目立った実績が必要だと思っている」などです。ここでは、ガクチカを書くコツを紹介するので、参考にしてください。

特別な実績を探さない

ガクチカでは、特別な実績を書く必要はありません。華やかな実績ではなく、取り組む過程や姿勢が評価されるからです。難しく考えずに、自分が取り組んだ経験を振り返りましょう。

たとえば、「部活動で必死に練習した」「アルバイトを3年間続けた」のように、普通の経験で問題ありません。「部活動は続けたけど、大会にも出てないからアピールできない」などのように実績は考えず、力を入れたことを書きましょう。

結果だけではなく過程も説明する

ガクチカでは、力を入れて得た結果だけではなく、努力の過程も伝えてください。ほかの就活生と似た経験でも、努力の内容や考え方、行動は人によって違います。自分なりのアピールができるように、過程を詳しく説明しましょう。

また、経験をとおして得たスキルや知識を、業務に活かせるか考えることも必要です。学んだ内容をどのように業務に活かせるかを説明できれば、さらなる評価につながります。

冒頭に結論を伝える

ガクチカの場合も、冒頭に結論を伝えましょう。「私が学生時代に力を入れたことは、所属していたサッカー部で毎日2時間の自主練を行い、強豪校においてレギュラーを獲得したことです」のようにします。結論を伝えたあとは、次のような流れで伝えると、内容が伝わりやすくなるでしょう。

1.結論:私は学生時代、△△に力を入れました
2.動機:△△に力を入れた理由は、△△のためです
3.課題:△△の困難にぶつかりました
4.行動:課題解決のために△△を行いました
5.結果:努力の結果、△△を学びました
6.展望:経験を活かし、△△の分野で貴社に貢献したいです

エピソードを伝えるとき、具体的な結果や数値があれば積極的に入れるようにしてください。「大会で1位になりました」「売上が50%増加しました」などのように伝えられると、数値で表すことでそのエピソードの効果や差分が客観的にわかりやすくなるため、過程そのものが評価されやすくなります。

ガクチカの書き方については、「ガクチカの書き方って?面接官の印象に残る方法を就活アドバイザーが伝授」も参考にしてください。

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ESを書く際の注意点

ESを書く際には、読みやすさや誤字脱字を意識し、空白も少なくなるようにしましょう。注意点を解説するので、参考にしてください。

記入欄は8割以上を書く

ESの記入欄は、8割以上を目安に書くようにしましょう。空白が多いと、意欲が低いと思われてしまうからです。ただし、文字を無理矢理大きくして、空白を埋めるのはやめましょう。

また、文字数が多い場合に、小さい文字で埋めてしまうのも読みにくいため避けてください。文字と文字の間を意識し、読みやすいESを心がけましょう。

読みやすく丁寧に書く

採用担当者が読みやすいように、丁寧に書くのも大切です。読みにくい字は、読み手への配慮がないと思われてしまいます。

また、採用担当者は大量のESを読んでいます。読みにくいESが来ると、ほかのESに比べて印象は悪くなるでしょう。字のきれいさに自信がなくても、できるだけ丁寧に、少しでも読みやすいように意識して書いてください。

見直しをして誤字脱字をなくす

ES提出前に、見直しをして誤字脱字をなくしましょう。誤字脱字が多いと、仕事でもミスが多いと思われてしまうからです。

もし、間違いが見つかった場合には、一から書き直すのが基本。修正液や修正テープの使用はNGです。鉛筆で下書きを行い、あとからボールペンで清書すれば、ミスを防げるので試してみてください。

「ですます調」と「だである調」を混合させない

文章の語尾には注意が必要です。「ですます調」と「だである調」の混合してしまうと、読みにくい印象を与えてしまいます。

文章を何度も推敲して、語尾をそろえるようにしましょう。

ESの書き方については、「エントリーシートの正しい書き方は?ポイントを知ろう」でも詳しく解説しています。

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ESが書けなくて辛いときの相談先

エントリーシートが書けない場合、友人や家族など、第三者の意見を聞くのも効果的です。1人で抱え込まずに、相談してみましょう。ここでは、エントリーシートの相談ができる相手を紹介するので、参考にしてください。

友人や家族

友人や家族に相談し、アドバイスをもらってみましょう。自分についてよく知っている相手であれば、自分では気付いていない部分も教えてもらえるかもしれません。

また、友人や家族であれば相談しやすく、相談のハードルも下がります。自分だけで頑張ろうとせず、まずは相談してみましょう。

OBやOG

OB・OG訪問を依頼し、ESの添削を行ってもらうのもおすすめです。就活経験者からの意見は、選考通過に向けて参考になるでしょう。

また、志望企業のOBやOGが、どのようなESを提出したか教えてもらう方法もあります。実際に志望企業に勤めている方からの意見は、貴重なのでおすすめです。

OB・OG訪問の方法については、「OB・OG訪問のやり方とは?流れやマナー、注意点を知ろう」で詳しく解説しています。忙しいなか時間を割いてもらうので、訪問前にES添削が可能か確認するようにしてください。

キャリアセンター

大学の就職課やキャリアセンターでも、エントリーシートの添削を受けられる場合があります。大学に行った際に相談できるので、時間を効率的に使えるでしょう。

ただし、添削を依頼できるかどうかは、事前に確認しておくのがおすすめです。キャリアセンターによっては、予約が必要な場合があります。

また、就活の時期は利用者が多く、混雑しやすいのも特徴。当日いきなり添削を依頼しても、利用できないケースがあるので気を付けてください。

就活エージェント

就活のプロの意見がほしい場合、就活エージェントに添削を依頼するのがおすすめです。添削はもちろん、書き方から教えてもらうこともできます。

また、就活エージェントでは、自己分析の方法や履歴書の書き方など、選考通過に必要なあらゆるサポートが受けられる点もポイント。エントリーシートにかぎらず、就活全体の相談ができるので活用してください。

キャリアチケットでも、エントリーシートの添削をはじめとする就活生のサポートを実施しています。選考に通過するために、わからないことや不安なことはぜひ相談してください。

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ESが書けないときに参考にしたい例文

ESが書けないときに参考にできる、3つの例文を紹介します。「自己PR」「志望動機」「ガクチカ」の3つを紹介するので、それぞれ参考にしてください。

自己PRの例文

私の強みは「縁の下の力持ち」として行動し、チームのために貢献できる点です。大学で合気道部の副部長として部員を支え、指導した経験から、この強みを得ました。

合気道部では、部員が経験者と大学からの初心者の混合であり、練習についていけない初心者のモチベーションが下がる傾向がありました。一時は初心者の部員が練習に来なくなり、活動停止の状態にまで陥ったほどです。活動再開のためには部員の結束力が大事だと感じ、私は部員一人ひとりにヒアリングを行いました。

ヒアリング後は、個別にトレーニングメニューを作成し、小さな目標設定を行うことで、クリアするごとに自信と達成感を得られる環境作りを心掛けました。また、ローテーションで経験者が初心者を指導を行い、部員同士のコミュニケーションを増やしたことも工夫の一つです。取り組みの結果、初心者も含めて全国大会に出場し、団体で優秀賞を受賞できました。

この経験を活かし、貴社においても縁の下の力持ちとして力を発揮し、チームのために貢献したいです。

志望動機の例文

私はおもてなしをとおして、お客さまに幸せな時間を提供したいと思い、貴社を志望いたします。私が中学生のころ、家族で貴社のホテルを利用し、スタッフの方の笑顔と行き届いた接客サービスに感銘を受けた経験がありました。

その経験から、おもてなしによって人を幸せにできることに感激し、私も従業員の一人としてお客さまに素敵な時間を提供したいと考えるようになりました。貴社は「お客さまの人生に忘れられない時間を」の企業理念のもと、時代に合わせた革新的なプランやイベントを発表しています。常に進化を続ける貴社のホテルにおいて、お客さまの笑顔のために新しい取り組みに挑戦したいです。

私は現在、フレンチレストランのホールスタッフとしてアルバイトしており、丁寧な接客と笑顔を心がけています。貴社でもホスピタリティ精神を大切に笑顔で接客し、お客さまの素敵な時間を演出したいです。

ガクチカの例文

私が学生時代に力を入れたことはアルバイトで売上を伸ばすために、ビラ作成や新メニューの開発でお客さまを増やしたことです。

私が働いていた飲食店は昔ながらの洋食店で、お客さまは隣接するビルの企業の方が中心でした。しかし、隣接する企業が移転し、近隣に有名なチェーン店が相次いでオープンしたことで客足が激減してしまいました。

私はこの現状を打破したいと思い、近隣にオープンした店のメニューや雰囲気、客層を調査しました。結果、客足をのばすためには人気店との差別化を図ることが大事だと思い、新メニューの開発を店主に提案しました。

また、新メニューの開発にあわせてビラを作成し、駅前で地道にビラを配り続けました。取り組みの結果、新規のお客さんとリピーターの数が増え、売り上げが以前の1.5倍にまでアップしました。

アルバイトの経験から状況を整理する力と、問題解決に取り組む行動力が成長しました。この経験を活かし、貴社でも問題解決のために行動し、地道に努力を重ねて結果を出したいと考えています。

ガクチカの例文や書き方は、「ガクチカの例文18選!書き方の3ステップや企業の評価基準を解説」でも解説しています。内容を考える前に、まとめ方を確認してみましょう。

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