通年採用をしているのはどんな企業?特徴や内定獲得のコツを解説

このページのまとめ

  • 通年採用は時期を問わず1年を通して行われる採用活動のこと
  • 通年採用を行っている企業は、多様な価値観を大切にする傾向にある
  • 通年採用の就活では、積極的な情報収集やスケジュール管理が大切

通年採用をしているのはどんな企業?特徴や内定獲得のコツを解説のイメージ

通年採用での就活を検討している方の中には、「どんな企業が募集しているのか知りたい」「メリットやデメリットを知っておきたい」と感じている方もいるのではないでしょうか。

通年採用を行っている企業は、多様な価値観を大事にしていたり、柔軟な働き方を導入していたりといった特徴があります。

この記事を参考に、通年採用を実施している企業の傾向や必要な準備などを知り、就活に備えましょう。

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目 次

通年採用とは?新卒一括採用との違い

通年採用とは、時期を問わず1年を通して行われる採用活動のことです

通年採用と新卒一括採用では、採用スケジュールや応募の進め方が大きく異なります。以下の表に、両者の主な違いをまとめました。

比較項目 新卒一括採用 通年採用
採用時期 3月~6月頃に集中 1年を通して実施
エントリー期間 数ヶ月に限定 通年で受付
採用人数 一度に多く採用 必要に応じて少しずつ採用
選考の進め方 一斉に実施することが多い 個別に実施することが多い

通年採用は、新卒一括採用のようにエントリーの時期が限られていないため、就活の準備が整ったタイミングで無理なくスタートできます。

「部活動や留学などで就活を始めるのが遅れてしまった」「内定がなかなか取れないまま時間が過ぎてしまった」といった事情がある方は、通年採用を行っている企業への応募も検討してみましょう。

就活に臨む前にスケジュールの全体像を整理しておきたい方は、「就活開始時期はいつ?26卒のスケジュールや具体的な流れを解説」の記事もご一読ください。時期ごとの動き方を知ることで、計画が立てやすくなるでしょう。

通年採用を導入する企業は増えている

通年採用を導入する企業は、年々増加傾向にあります。

採用の競争が激しくなっている中で、就活シーズンを待つよりも、通年で出会った学生を柔軟に採用したいと考え、体制を整える企業が増えているのが理由の一つです。

また、副業やフレックス、リモートなど、働き方が多様化しているなかで、採用方法にも柔軟性が求められている傾向にあります。

さらに海外大学の卒業生や既卒者など、多様な経歴を持つ人材に門戸を広げるため、通年採用が有効な選択肢になっているようです。採用のオンライン化が進んだことで、場所や時期にとらわれずに採用活動を行えるようになったことも影響しているでしょう。

上記の背景から、今後も通年採用を実施する企業はさらに増えていくと考えられます。就活生にとっても、自分に合ったタイミングで企業と出会えるチャンスが拡大してているといえるでしょう。

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通年採用では就活開始のタイミングを自分で決められる

前述したように、通年採用は企業が人材を募集する時期に決まりがないため、就活生は自分のタイミングで就職活動を始めることが可能です。

たとえば、大学3年生の秋から動き出す人もいれば、卒業直前までじっくりと準備を重ねて活動する人もいるでしょう。就活に「早すぎる」「遅すぎる」といったことはなく、自分に合った時期を選んで動けるのが、通年採用の大きなメリットです

また、試験やレポートが忙しい時期を避けてエントリーのスケジュールを組むなど、自分の生活リズムや学業との両立もしやすくなります。焦らず、自分のペースで就活に取り組める状態は、精神的な安定にもつながるでしょう。

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通年採用を実施している企業に多い3つの特徴

「通年採用を行っているのはどんな企業?」と気になる就活生もいるのではないでしょうか。通年採用を実施している企業には、共通する考え方や価値観があります。

以下で通年採用を行っている企業の特徴を紹介するので、企業探しの参考にしてみてください。

1.多様な価値観や意見を大切にしている

通年採用を行っている企業は、多様な価値観を大切にしていることが多い傾向にあります。固定観念にとらわれず、新しいアイデアや考え方を柔軟に取り入れる姿勢があり、多様な背景を持つ人材が活躍しやすい企業が多いようです。

また、そのような企業は性別や年齢、国籍などの垣根がなく、それぞれの個性を活かせるような組織づくりにも力を入れています。

社内の風通しが良く、部署や階級を超えた連携や社内コミュニケーションが活発なのも特徴です。このような環境は柔軟な採用体制も整えやすく、通年採用との相性が良いといえるでしょう

2.実力やスキルを重視する傾向が強い

通年採用を行っている企業では、学歴や年齢よりも、その人がもっているスキルや仕事で出した成果など、実力を重視する傾向があります。

採用の際も、所属大学の偏差値や知名度よりも「どんなことに取り組んできたか」「どんな工夫をして成果を出したか」などを判断材料にしているようです。

年功序列ではなく、成果に応じて評価される制度を取り入れていることも多く、若手も早いうちから昇進や昇給などのチャンスがあります。専門的な知識や技術を持つ人は、その分野で能力を発揮しやすく、活躍の場を広げやすいといえるでしょう。

3.柔軟な働き方を取り入れている

通年採用を実施している企業に多い特徴としては、柔軟な働き方を取り入れているのもその一つです。たとえば、定められた総労働時間の範囲内で勤務時間を自由に調整できる「フレックスタイム制度」や、自宅やコワーキングスペースで仕事ができる「リモートワーク制度」などを導入している企業が多い傾向にあります。

また、「短時間勤務制度」や「長期休暇制度(サバティカル)」などを取り入れ、ワークライフバランスを整えている企業も。

さらに副業や兼業を認める制度などを導入している場合もあり、社員個人のキャリア形成を支える姿勢がうかがえます。

このように多様なワークスタイルに柔軟に対応している企業では、社員の働きやすさが向上し、人材の定着率や生産性にも良い影響が出ていることが多いといえるでしょう。

通年採用のなかでも、特に夏に行われる選考について詳しく知りたい方には、「夏採用とは?企業の探し方や内定を獲得するためのポイントを解説」の記事がおすすめです。夏からの就活でもチャンスをつかむための具体的な方法が紹介されています。

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企業が通年採用を実施する理由

通年採用を導入する企業が増えている理由としては、丁寧な選考による優秀な人材の確保や内定辞退が発生した場合の備えなどさまざまです。ここでは、それぞれの理由について詳しく解説します。

一人ひとりに向き合った丁寧な選考を行うため

一人ひとりの就活生にじっくり向き合い、丁寧な選考を行うことで、優秀な人材を確保することが通年採用を実施する目的の一つです。

新卒一括採用では、限られた短期間で多くの応募者を見極める必要があるため、十分に評価できないまま選考が進んでしまうことも。一方、通年採用では時期にとらわれず採用活動が行えるため、候補者一人ひとりをじっくりと見極め、納得のいく採用につなげやすくなります

期間を限定せず選考を行うことで、応募者の過去の経験や考え方をじっくり聞き、企業の価値観や仕事内容との相性を確認することが可能です。就活生にとっても「ちゃんと見てもらえている」という実感が得やすく、納得感のある選考になるでしょう。

内定辞退があっても柔軟に対応するため

時期を定めない通年採用では、内定辞退があった場合もすぐに採用活動を再開できます。

一括採用で内定辞退が発生した場合、次の就活シーズンまで待たなければならないことが多いですが、通年採用ならすぐに人材補充のために動けるので、企業側にとって大きなメリットといえるでしょう。

また、通年でインターンシップや会社説明会もあわせて開催することで、早い段階から学生との相互理解を深めやすくなり、辞退リスクの軽減にもつながります。

多様な経歴の就活生の採用を進めるため

海外の大学に通う学生や、既卒、第二新卒などのタイミングが異なる多様な人材とも接点を持ちやすくなるのが、企業にとっての通年採用のメリットです。特にグローバルに事業展開している企業にとっては、学期制度や卒業時期が異なる学生に対応できる柔軟な採用体制が必要になります。

また、通年採用では「今の能力」だけでなく、「今後の成長の可能性」も評価しやすいため、多様な視点での人材発掘がしやすくなるでしょう。

通年採用を受けるにあたって企業への理解を深めたい方は、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事もご覧ください。企業選びに迷っている方は、基本の流れを確認しておくと安心です。

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通年採用を行っている企業が多い業界6選

通年採用はメーカーや商社、金融業界など、さまざまな業界で実施されています。ここでは、通年採用を行っている業界を紹介するので、企業選びに悩んでいる方は参考にしてください。

メーカー

メーカー業界では、必要なタイミングで即戦力となる人材を確保するために、通年採用を実施している企業が増加傾向にあります。開発や品質管理など、専門的な知識やスキルが求められる職種も多く、大学やインターンでの経験が評価されやすいでしょう。

大手企業も通年採用を行っている場合があるため、入社したいメーカー企業がある場合は検討してみるのがおすすめです。

商社

グローバルな事業展開を行っており、海外への出張や転勤もある商社では、語学力や異文化理解に強みを持つ人材が欠かせません。海外大学に通う学生や留学生など、時期的に一括採用と合わない人材も対象にした採用を行う必要があるため、通年採用を実施している企業が多いようです。

グローバルな業界に就職したい方や、海外での活動の経験を活かしたい方は、商社も選択肢の一つとして検討するのも良いでしょう。

金融業界

デジタルサービスの開発やデータ分析など、IT系の技術が浸透している金融業界でも、ITスキルを持った人材の需要が高まっています。そのため、通年採用を実施し、

サービス・インフラ業界

人々の生活に直結するサービスを提供しているインフラ系企業では、多様化するニーズに対応するため、優秀な人材の確保がより重要になっています。

事業の安定性と成長性を両立するなかで、通年で学生との接点を持ち、より丁寧な採用活動を行う企業が増えているようです

ソフトウェア・通信業界

ソフトウェア・通信業界は技術の進化が非常に早い業界のため、通年で優秀な人材を採用する体制を整えている企業が多く見られます。職種ごとにスキル要件が明確になっているため、自分の強みをアピールしやすく、ポートフォリオや成果物で評価されることも。

趣味でアプリやソフトウェアなどを作成したことがある、プログラミングの勉強をしているなど、IT関連に強い興味がある方におすすめの業界といえます。

広告・出版・マスコミ業界

広告・出版・マスコミ業界では、デジタル化やメディア環境の変化に伴い多様なスキルを持った人材が必要であることや、人手不足により、通年採用を行っている企業が大手企業も含め多い傾向にあるようです。

マスコミやメディア関連の仕事に興味がある方は、選択肢の一つとして考えてみるのも良いでしょう。

業界ごとの特徴をもっと詳しく知りたい方には、「業界・企業・職種の研究はなぜ重要?就活を効率的に進めるための基礎知識」の記事もおすすめです。自分に合った進路を見つけるための参考にしてみてください。

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通年採用の企業を目指すメリット・デメリット

通年採用は、自分に無理がないペースで活動できる、選択肢が広がるなどのメリットがある反面、競争が激しくなる、モチベーション維持が大変などのデメリットもあります。

ここでは、就活生が知っておきたい通年採用のメリットとデメリットを紹介するので、検討している方はご一読ください。

通年採用で就活するメリット

通年採用の企業を目指して就活するメリットは、以下の通りです。

自分のペースで動ける

通年採用は期間が限られていないため、自分に無理のないペースやスケジュールで就活できます。たとえば、ゼミや卒論、資格取得などと並行しながらでも、無理なく進められる点が大きなメリットです。

また、留学していて日本の一括採用のスケジュールに合わせにくい方も、安心して就活を進められるでしょう。

精神的な余裕を持って臨める

通年採用は、一括採用のような就活ラッシュがないため、周りの就活生と自分の状況を比べて焦る、選考に落ちた場合に「もう次がないのでは?」と不安を感じるといった精神的な負担を軽減できるのもメリットの一つです。

時期が限られていない通年採用では、一つの選考で不合格になってもすぐに別の企業へ望めるため、気持ちの切り替えがしやすいでしょう。

選べる企業の幅が広がる

通年採用では、一括採用では出会えない企業にも出会えるため、選べる企業の幅を広げられる可能性があります。

さらに限られたスケジュールで選考まで進まなければいけないということもないため、自分に合った企業をじっくり探せるでしょう。

通年採用で就活するデメリット

通年採用の企業を目指して就活するデメリットは、以下の通りです。

競争が激しくなりやすい

通年採用には留学経験がある学生や就活のノウハウを理解している学生などが集まりやすく、選考も丁寧に行われるため、競争が激しくなる可能性もあります。そのため、自分の経験や考えをしっかり伝えられる準備が必要です。

企業によっては一括採用よりも深掘りされる場面もあるため、早めに対策を始めておきましょう。

モチベーションの維持が難しいこともある

通年採用は期間が決められていない分、活動期間が長くなりやすいため、途中で気持ちが切れてしまいやすく、モチベーションの維持が難しいと感じる可能性があります。

「いつまでに何を終わらせるか」を自分で決めて、目標をこまめに立てる習慣をつけておけば、モチベーションを保ちやすくなるでしょう。

情報がまとまっていない

一括採用と異なり、期間が定められている通年採用は企業情報や選考スケジュールが分散している場合が多いため、自ら積極的に情報を収集する必要があります。

複数企業の選考が重なる場合は、スケジュール管理を徹底したり、返信の対応を丁寧に行ったりすることが求められます。

就活の進め方に不安や迷いがある方には、「就活がつらいときの解決策とは?視野を広げるのが成功のコツ」の記事もあわせてご覧ください。気持ちを落ち着けながら前向きに進むヒントが得られるでしょう。

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通年採用を実施している企業を探す方法

通年採用を行っている企業は、年々増えています。ただし、情報が一か所にまとまっているわけではないため、自分から積極的に探していくことが大切です。

ここでは、通年採用を行っている企業の4つの探し方を紹介します。

逆求人サイトを活用する

通年採用を実施している企業を探す方法の一つとして、逆求人サイトがおすすめです。

逆求人サイトとは、自分のプロフィールを登録しておくと、企業側からスカウトが届く仕組みのサイトのこと。志望企業を見つけられていない人にとっても、思わぬ企業から声がかかるチャンスがあります。

自己PRやガクチカをしっかり深掘りして入力しておけば、より多くの企業の目に留まりやすくなるでしょう。情報はこまめに更新し、スカウトメッセージにはできるだけ早く返信するのがポイントです。

動画系サイトで企業情報を集める

近年は、動画サイトの公式チャンネルや動画系の就活サービスを通して、社内の雰囲気を視覚的に確認しやすくなっています。パンフレットや説明文だけでは伝わりにくい「会社の空気感」が分かるため、企業選びの判断材料として活用できるでしょう。

気になる企業は複数の動画を比較したり、説明会動画のコメント欄を参考にしたりすると、企業への理解がより深まります。

就活エージェントに相談する

通年採用を実施している企業を探している方は、就活エージェントの利用も検討しましょう。

就活エージェントは、学生一人ひとりに合わせて企業紹介や面接対策などのサポートを行ってくれるサービスのことです。通年採用で募集している企業の情報を取り扱っている場合もあり、自分では見つけられなかった企業と出会える可能性もあります

複数のエージェントを活用することで、幅広い企業の情報に触れられるでしょう。希望条件をしっかり伝えて定期的に連絡を取ることで、より自分に合った求人の提案を受けられるようになる可能性が高まります。

就活イベントに参加する

通年採用を行っている企業を探している方は、合同説明会や学内イベント、業界別セミナーなどの就活イベントに参加するのもおすすめです。企業の担当者と直接話せる機会があるため、その場で自分をアピールできたり、疑問をその場で解消できたりするメリットがあります。

イベント後は、企業にメールなどでお礼を伝えると好印象です。気になる企業があれば、その後のエントリーにもつなげやすくなります。

就活イベントの活用に迷っている方には、「就活セミナーに行くべきか?自分に合ったセミナーの選び方」の記事を参考にしてみてください。自分に合ったイベント選びのヒントが見つかるかもしれません。

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通年採用の就活で内定を目指すための5つのポイント

通年採用の企業から内定を得るためには、タイミングの柔軟さを活かすだけでなく、自分の強みをしっかり伝える準備も欠かせません。

ここでは、実際に就活を進めるうえで意識したい5つの行動を紹介します。

必要なスキルを身につける

志望する業界や職種で必要とされているスキルを把握し、身につける努力をしましょう。

たとえば、「論理的な思考力」「課題解決力」「チームで動ける協調性」など、企業ごとに求める要素は異なります。オンライン講座や学内の専門科目を活用して学んだり、資格取得や自主的な学習に取り組んだりすることで、自分の強みやスキルを育てていきましょう。

また、アルバイトやボランティアなどの実践経験を積み、仕事に必要なスキルを自然に身につけることも可能です。

身につけた力を自分の言葉で説明できるようにしておくと、面接でも自信を持って話せるようになるでしょう

インターンシップで経験を積み重ねる

通年採用の就活で内定獲得を目指している方は、インターンシップに積極的に参加しましょう。企業の現場を体験できるほか、自分の強みを企業にアピールするチャンスにもつながります。

参加するのは、短期と長期のどちらでも問題ありません。自分の就活の状況や目的に合ったインターンに参加しましょう。

また、参加した際は「自分がどんな役割を担ったか」「どんな工夫をしたか」「何を学んだか」を整理しておくことが大切です。

成果を伝える際は数字で示すと、面接でより説得力が増します。たとえば「売上を○%伸ばす提案を行った」「3人チームのリーダーとして○○を進行した」など、具体的に伝えましょう。

計画的にエントリーを進める

通年採用の場合、企業ごとに募集時期や選考フローが異なるため、自分でスケジュールを管理する必要があります。「今月は何社にエントリーする」「来月までにESを○件提出する」など、行動目標を明確にしておきましょう。

基本の自己PRや志望動機は、汎用的な形で一度作成しておくと便利です。そこから企業ごとの特徴や仕事内容に合わせて調整を加えることで、無理なく対応できます。

また、ExcelやWeb上のドキュメント作成ツールなどを活用し、エントリー状況や面接予定を一覧にしておけば、漏れや重複も防げるでしょう。

主体的に情報を集める

通年採用は一括採用のように情報が集中する時期がないため、自分から積極的に探す姿勢が大切です。企業の公式サイトやSNS、就活サイトなどを定期的にチェックするのはもちろん、気になる企業があれば早めに説明会やイベント情報を確認しておきましょう。

また、就職している先輩の体験談を聞いたり、就活仲間と情報を共有したりすることも、新しい視点やヒントを得るきっかけになります。

OB・OG訪問も、自分の志望企業の雰囲気や業務内容を具体的に知る手段として有効です。

企業選びに悩んでいる方には、「企業研究のやり方と就活に活かすコツを解説!効率的な進め方とは?」の記事がおすすめ。企業への理解を深める方法がまとまっているので、参考にしてみてください。

志望動機を明確にしておく

通年採用では面接で深掘りされる可能性が高いため、志望動機を明確にし、きちんと説明できるようにしておく必要があります。

自己分析をもとに「自分の強み・価値観」「大切にしたい働き方」などを整理したうえで、「この企業とどう合っているのか」「この会社で何を実現したいのか」を言語化していきましょう。

志望動機を伝える際は、最初に結論から話すようにすると、相手に内容が伝わりやすくなります。また、自分が経験したエピソードを交え、企業が求めている人物像と合うように工夫してみてください。

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通年採用の就活に不安を感じているあなたへ

通年採用の企業を目指している方の中には、「自己分析も志望動機の準備も進めているのに、不安が残っている」という方もいるかもしれません。通年採用は自由度が高い分、自分の進め方に迷いが出ることもあるでしょう。

「この準備で合っているのか不安」「何をアピールすれば良いのか分からない」と迷ったときは、キャリアチケットを活用するのがおすすめです。就活エージェントのキャリアチケットでは、あなたに合った求人の紹介や、自己PR、応募書類の添削など、幅広いサポートを行っています

納得のいく就職を目指したい方は、キャリアチケットに相談してみてください。

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